スシローのラーメンでおすすめ・美味しいのは？人気商品の値段や口コミも

カウンターのある昔ながらの寿司屋には入ったことがないという人も、回転寿司ならば一度や二度は食べに行ったことがあるのではないでしょうか？立派な店構えの高級なお寿司屋さんは、お財布の心配もあってなかなか入りにくいものです。回転寿司は食べたお寿司のお皿の数で会計の予想ができ、お店自体とても入りやすい雰囲気です。「お寿司と言ったら回転寿司」というくらい日本人の食生活に身近な存在になったのも頷けます。

回転寿司文化の定着に大きく貢献したのは全国に展開する回転寿司チェーン店の存在でしょう。中でも「スシロー」は、すべての店舗で1皿100円の同一価格でお寿司を提供するスタイルが特徴的です。また、鮮度へのこだわりは商品管理システムでの独自の特許技術に結実しています。すし皿の裏に付けたICチップで皿がレーンをどれだけ回転したかを管理。ネタごとに決められた上限以上回転したら自動的に廃棄するという徹底ぶりです。

競合ひしめく回転寿司業界でトップの売り上げを誇る「スシロー」について、その歴史もひもときながら、もう少しくわしく見ていくことにしましょう。

大阪府豊中市にスシローの1号店がオープンしたのは1984年、その時はまだ「すし太郎」という店名でした。1996年には、ひと皿100円均一でお寿司を提供する店舗をオープンさせます。2001年には東京都葛飾区と福生市に出店して関東エリアに進出。その後も中部エリアを皮切りに、中国、四国、東北、九州、北海道と破竹の勢いで全国展開を続けていきます。2011年には韓国ソウル市にも店舗を展開し、海外進出も果たしています。

スシローは現在、全国に492店舗を展開し年間の売上高は1500億円を超える、言わずと知れた人気回転寿司チェーンです。「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」の企業理念のもと、新鮮で美味しいお寿司をリーズナブルな価格で私たちに提供してくれるスシローは、高級なイメージだった寿司を美味しさはそのままに身近なものにしてくれた功労者と言えるでしょう。

多彩なメニューの追求でいつも新鮮な驚きを美味しさとともに届けてくれるスシロー。最近でも、赤酢を使った「赤シャリ」でお寿司を提供するキャンペーンを行うなど、新しい試みに挑戦しつづけています。スシローの創意工夫はお寿司のネタのバリエーションにとどまらず、サイドメニューや食事の提供方法にまで広がり、まさに「心も一杯」にしてくれる回転寿司店として不動の地位を築いているのです。

最近ではどの回転寿司店でもサイドメニュー以前にお寿司のネタそのものにいろいろ工夫を凝らしています。寿司・魚料理がメインのスシローもその例外ではありません。たとえば、吟味ネタの「うなぎカマンベール」（180円）や、にぎりの「オムライすし」（100円）、軍艦・巻物の「じゃがじゃがコーン」（100円）など、いっぷう変わったネタが楽しいお寿司がスシローには沢山あります。値段はすべて税抜きです。

あくまで寿司・魚料理がメインとは言え、スシローはサイドメニューやデザートでも攻めの姿勢を崩しません！味噌汁や茶碗蒸しはお寿司の定番サイドメニューですが、これが「まるごと海老の柚子こしょう天ぷら」（280円、一部店舗では取り扱いなし）や「サクサク桜えびのシーザーサラダ」（180円）となれば、お寿司との組み合わせはかなり新鮮。スシローにはさらに豊富なデザートメニューまで揃っています。

味噌汁や茶碗蒸しに比べたら、天ぷらやサラダ、枝豆といったサイドメニューはたしかに目新しいかもしれません。しかし、スシローのサイドメニューにはもっと画期的な品目が存在します。そうです、それがラーメンなのです！スシローではうどんを含む「めん類」がサイドメニューの重要な一角を占めています。しかも、専門店に匹敵する本格的な味わいで人気を集めているのですから、絶対におすすめしないわけいにはいきません。

また、スシローでは2017年から「すし屋のまぜそば」と称し、期間限定商品としてまぜそばの販売をシリーズ化しています。今年の2月には新作「辛旨まぐろのラーズー風まぜそば」が登場。「ラーズー」とは四川料理によく使われる唐辛子のことで、刺激的な辛さと旨味がミックスされた味わい深い一品に仕上がっています。値段は330円。「辛い食べ物には目がない！」という人には、是非おすすめしたいメニューです。

それではいよいよ、本格的な味わいが評判のスシローのラーメンの紹介に入りましょう。それから期間限定販売のまぜそばにも新しい商品が出ていますから、そちらも含めて人気のメニューを探っていきます。スシローのラーメンの種類や値段、素材へのこだわりといった基本情報から、口コミで人気のおすすめイチオシメニューにいたるまで、くわしく見ていくことにしましょう。

最近はラーメンの種類も増え、味も多様化しています。豚骨味はもはや定番ですが、煮干しだしの魚介系ラーメンや全国各地のご当地ラーメンなど、さまざまな味わいのラーメンが気軽に楽しめる時代です。定番の味をアレンジした焦がししょう油味や、ラーメンの新しい形であるつけ麺のつけだれまで入れれば、味のバリエーションだけでも無限に広がっていきます。

その点、スシローのラーメンはちょっと違っています。寿司・魚料理がメインのスシローにとって、サイドメニューとは言え「ラーメン」はやはりイレギュラーな品目です。それもあってか、スシローのラーメンは王道の「みそ味・塩味・しょう油味」の3種類をラインナップにそろえています。まずはこの強力ラインナップから、スシローのおすすめラーメンの魅力を口コミなども参考にしながら紹介していきましょう。

まずはスシローの塩ラーメンから。寿司・魚料理のスシローならでは、と言うべきでしょうか。鯛の切り身が入った上品な味わいが特徴の塩ラーメンです。スシローのラーメンではおなじみの中太麺が、あっさり塩味の鶏ガラスープによくからんで、麺の食べ応えとスープのすっきりした味わいが見事に調和したラーメンとなっています。

具には、先ほど紹介した鯛の切り身に加え、たっぷりの青ネギと白髪ネギ、それとワカメが入っています。カロリーは271Kcalと、スシローのラーメンの中で最も低カロリーなヘルシーラーメンです。鼻をくすぐる白ゴマの香りが食欲をそそり、食べれば鯛の旨味が口いっぱいに広がります。しかも、すっきりした味わいのあっさり系ラーメンです。味は本格的ですが、値段は330円とサイドメニューらしいリーズナブルな価格になっています。

寿司・魚料理のお店で本格的なラーメンが手ごろな値段で食べられる。それがスシローのラーメンが人気を集める最大の理由です。では、スシローのラーメンには他にはどんな魅力があるのでしょうか？実際に「鯛だし塩ラーメン」を食べたという人たちの口コミを見てみることにしましょう。

「上品な味わい」「毎回頼んでしまう」「鯛が美味しい」「スシローのラーメンで一番お寿司に合う」「予想の斜め上を行くうまさ」「鯛のだしが出たスープが最高」など、満足度の高さが伝わる口コミが目立ちます。上品なスープに「ワサビを入れると美味しい」との口コミも。お寿司を平らげた後でもあっさり系の「鯛だし塩ラーメン」なら、ワサビを入れたお茶漬けのようにサラサラ食べられるのではないでしょうか？

スシローのお店で「鯛だし塩ラーメン」の美味しさに感激したという人には、自宅でも味わえるインスタントラーメンも販売中です。棒ラーメンで有名な即席ラーメンの老舗「マルタイ」が製造しているので、インスタントラーメンとしての完成度も申し分なし。2食入りで値段は280円です。スシローの店舗やネットで注文できます。

続いてスシローのしょう油ラーメンを紹介します。分厚いまぐろの竜田揚げは寿司・魚料理の店らしい具材ですが、スープに10種類もの魚介系具材を使用しているのもスシローならではのこだわりでしょう。深みがあってスッキリした飲み口のスープがまぐろの濃厚な美味しさと相まってコク旨な味わいを醸し出しています。たっぷりの青ネギ、白髪ネギもうれしい人気のしょう油ラーメンです。値段は330円。

「スシローのラーメンで一番好き」「スープにだしがしっかり効いてる」「大きなまぐろの竜田揚げが3個も入っててうれしい」「シャキシャキのネギが食欲をあおる」「甘めのスープがお気に入り」「魚介だしのしょう油スープが最高」「お寿司がすすむ」などの口コミからは、名前の通り「コク旨」なしっかり味のラーメンとして高く評価されていることがわかります。

スープを吸ってやわやわになった竜田揚げの衣に噛み応えのある肉厚なまぐろ、青ネギ白髪ネギの歯ざわりと、食感のバラエティも楽しめるラーメンです。スシローの一部店舗では取り扱いがありませんのでご注意ください。

ラーメンの最後は「濃厚えび味噌ワンタンメン」です。「鯛」「まぐろ」「海老」と3種類のラーメンすべてに海の幸が使われているのは、寿司・魚料理のスシローならではの特徴でしょう。具は蒸し海老の他にワンタンとたっぷりの青ネギが入っています。みそ味に海老のだしがしみた深い味わいのスープは、お寿司の味噌汁がわりにもなりそうな美味しさです。トッピングされた海老みそが食欲をそそります。値段は330円です。

いくつか口コミの評判を見てみましょう。「ぷりぷりのワンタンがうまい」「濃厚な海老みそが最高」「他店では味わえない絶品」「香ばしい海老の香りで食欲全開」「ふつうにうまくて困る」「量もほどよくて食べやすい」「3種類すべて食べたが中でもバツグンの出来」など、満足度の高さがうかがえる口コミが目立ちます。ラーメンと言えばまずみそラーメン！という人には絶対におすすめしたい一品です。

期間限定商品で当日販売分がなくなり次第終了のメニューのため、いつでも食べられるというわけにはいきませんが、スシローではまぜそばの販売も行っています。ラーメン同様こちらも大人気のおすすめメニューですから、最新まぜそばメニューについて口コミを参考にしながらかんたんに紹介しておきましょう。寿司・魚料理がメインのスシローは、まぜそばには一体どんな海の幸を登場させてくれるのでしょうか？

まずはタイの名物料理「プー・パッ・ポン・カリー」に着想を得たという「タイ風渡り蟹のカレーまぜそば」です。スシローの2018年春の新作まぜそばの中でも見た目のインパクトは頭抜けています。渡り蟹の風味とスパイシーなカレーを卵で包み込んだ、マイルドながらピリッと辛いまぜそばです。たっぷり入った蟹の身の美味しさを堪能できます。

揚げせんべいのように見えるのは、北京ダックを包む皮として知られるカオヤーピン。これを崩しながら食べればサクサクの食感が加わり、さらに美味しさが引き立ちます。値段はラーメンと同じ330円です。期間限定の商品になります。

次はしょう油味のまぜそばになります。大根おろしとベストマッチな「しらすまぜそば」です。値段は330円。しらすを使った寿司・魚料理のスシローらしい一品です。

最後はスシローの「サクサク桜えびまぜそば」です。サクサクに揚がった桜えびにピリ辛の海老みそが添えられ食欲をそそります。口コミでは桜えびのかき揚げの美味しさを絶賛するコメントが目立ちました。こちらも値段は330円です。

くり返しになりますが、スシローのまぜそばはすべて期間限定での販売になります。ご注意ください。

いかがでしたか？寿司・魚料理のスシローが提供するラーメンがなぜ人気なのかがわかってもらえたでしょうか。海の幸いっぱいのラーメンはお寿司との相性もバツグンで、サイドメニューのレベルを超えた本格派揃い。値段もリーズナブルで量もほどよく食事のシメにふさわしいメニューと言えそうです。でもこの記事を読んでくださった皆さんなら、ラーメンを目当てにスシローのお店を訪れることにもう何のためらいもないことでしょう。