2018年04月14日公開
2024年07月05日更新
モスバーガーでクレジットカードは使える?電子マネーでの支払い方法は?
マクドナルドと並ぶ大手ハンバーガーチェーンのモスバーガーですが、そのモスバーガーでクレジットカードで支払いができるようになりました。そんなモスバーガーでのクレジットカード払いだけでなく、電子マネーを使っての支払い方法まで紹介します。
目次
モスバーガーでクレジットカード払いが可能に
2018年3月14日から、モスバーガーでクレジットカードでの直接支払いが可能になりました。モスバーガーで使えるクレジットカードの種類と、クレジットカードでの支払いが可能なサービス、そしてそのサービスの利用方法を紹介します。
モスバーガーで使えるクレジットカードの種類は?
今までモスバーガーの店舗で、クレジットカードを使った支払いはできませんでした。ですが、2018年3月14日からモスバーガーでの買い物の支払いに、クレジットカードを使えるようになりました。とはいえ、クレジットカードにもたくさんの種類があります。モスバーガーの支払いで、使えるようになったクレジットカードを紹介します。
モスバーガーで使えるクレジットカードはまだまだ少ない
モスバーガーで、直接支払いが可能なクレジットカードは、「VISA」「Mastercard」「銀聯(UnionPayも含む)」の三種類のみです。このほかの「JCB」などは、支払い方法としてまだ使うことはできません。
モスバーガーがクレジットカード導入に消極的だった理由として、クレジット会社への手数料が会社の利益を圧迫することが上げられます。それならば自社カードを作って、そのチャージのみの利用に押さえることで、顧客の確保や自社カードへのチャージによる資金調達のほうが、会社のメリットになると考えているためです。そのためモスバーガーでは、クレジットカードの導入が遅れているのです。
モスバーガーでクレジットカードが使える店舗はどこ?
モスバーガーで利用可能なクレジットカードの種類はわかりました。ではモスバーガーの店舗で、実際にクレジットカードが支払い方法として使用可能な店舗はどこでしょうか?答えは、モスバーガーの公式ホームページに掲載されています。
クレジットカード決済ができるモスバーガー店舗はまだ限られている
わざわざ公式ホームページで検索可能になっていることでもわかるように、クレジットカードでの支払い方法が使用可能な店舗はまだ限られているのが実情です。さらにモスバーガーのネット注文の支払いにも、クレジットカードは使えません。この点でも、まだモスバーガーのクレジットカード対応が始まったばかりであることが、浮き彫りになったといえます。
海外では、クレジットカードや電子マネーでの決済が、支払い方法として一般的です。そのため、外国からの観光客の増加に伴い、クレジットカード決済可能な店舗は、企業の規模にかかわらず増え続けています。モスバーガーでも、この先競争力強化のために、使用可能なクレジットカードの種類も、支払い可能な店舗の数も増えていくことが予想されます。
モスバーガーでは電子マネーも使える
モスバーガーでは、電子マネーも支払い方法として使用可能です。クレジットカード同様に、小銭を持ち歩きたくない人には、いまや電子マネーも必需品です。一言で電子マネーといってもいろいろな種類があります。モスバーガーで使える電子マネーの種類と、支払い方法を見てみましょう。
モスバーガーで使える電子マネーの種類は?
モスバーガーで使える電子マネーの種類は、楽天Edyの他、PiTaPaを除く交通系電子マネーです。モスバーガーで使える交通系電子マネーを詳しく書くと、「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」が利用可能です。
電子マネーを使えるモスバーガー店舗も限られている
モスバーガーでは、クレジットカード同様に、電子マネーも使える店舗が限られています。こちらもモスバーガーの公式ホームページで確認を取ることができるので、電子マネーを使いたいという人は利用可能店舗を確認してから、行く店舗を決めることをおすすめします。
モスバーガーで使えるモスカードって何?
モスカードとは、モスバーガー・モスカフェ・マザーリーフでのみ使える、チャージ式のプリペイドカードです。カードとモバイルカードの2種類がありますが、モバイルカードだとマザーリーフでは使えないデメリットがあります。
他にもモスグループのプリペイドカードであるにもかかわらず、使えない店舗もあるなど利便性に欠ける面もありますが、モスバーガーをよく利用する人であるならば、持っていて損のないプリペイドカードです。その特徴をまとめて紹介します。
モスバーガーのモスカードのチャージにもクレジットカードが使える
2018年3月14日以前は、このモスカードへのwebチャージでしかクレジットカードは使えませんでした。代わりに、いちいち店舗に行かなくてもモスカードにwebチャージができ、さらに店舗でチャージしたとき同様に、MOSポイントが付くという特典があります。
この特典は、クレジットカードが店頭で使えるようになった今でもあるので、モスバーガーを良く利用する人にとっては、クレジットカードで決済するよりも、webチャージでMOSポイントを貰ったほうがメリットになります。店頭でのチャージにはクレジットカードを使うことはできないので、モスカード会員に登録する必要があります。
モスカードへのwebチャージ金額は、1回ごとに3,000円・5,000円・10,000円から選んでチャージすることになります。全てのwebチャージに、金額に応じたMOSポイントが付与されるので、利用頻度と1回あたりの利用金額を考慮して、チャージ金額を決めると間違いがありません。
モスバーガーのモスカードへのチャージでクレジットカードのポイントは付くの?
モスバーガーの公式ホームページを見る限り、各クレジットカードへのポイント付与に関する記述はありません。そのため、クレジットカードのポイントが付くかどうかは、各クレジットカード会社に問い合わせる必要があります。モスカードのMOSポイントだけで言えば、3,000円以上のチャージで入金額1%相当のMOSポイントが付きます。
モスカードは、店舗での発行になるため、初回のチャージは店頭でのチャージになります。最初のチャージは1,000円以上で500円単位ごとに、2回目以降は500円以上で500円ごとになります。MOSポイントのことを考えると、チャージは最低3,000円以上がおすすめということになります。
モスバーガーで使うごとにモスカードのランクがアップ
モスカード会員に登録していると、4月1日から翌年の3月31日までの年度間で、カードでの累計決済回数と利用金額でランク分けするシステムを採用しています。ランクが上がれば、より質の高い特典サービスを受けられることになります。
最高位のゴールドランクでも、1年間でモスカードでの累計決済数が12回で、かつ累計決済額が10,000円達成というラインの低さなので、モスバーガーをよく利用する人にとっては、決して高いハードルではありません。利用頻度の高い人にとっては、お得なプリペイドカードといえます。
モスバーガーのモスカードのランクごとの特典の差は?
モスカードのランクで差が出るサービスは、「誕生月プレゼントの抽選確率」と「ランク別プレゼントキャンペーンの中身」、そして「モスカードネット決済時のMOSポイント付与率」です。「誕生月プレゼントの抽選確率」はブロンズとシルバーが月500名、ゴールドになると倍の1,000名になります。
得に差がはっきり出るのは、「モスカード決済時のMOSポイント付与率」です。ブロンズが注文金額の0.5%に対し、シルバーが1%、ゴールドだと2%になります。毎月25日から31日までの「モスカードの日」はランクにかかわらず4%もらえますが、通常時のこの差はかなりのものになります。そういう点でも、モスバーガーをよく利用する人にはお得なカードになります。
モスバーガーのモスカードの注意点
モスカードには有効期限があります。モスカードへの最後の入金日か利用日から、3年で失効し使えなくなります。MOSポイントにいたっては、最後の付与日か利用日から1年で、カードの残高にかかわらず無効となります。失効した残高もポイントも保障されないので、カード発行の前に自身のモスバーガーの利用頻度に注意が必要です。
また、電話注文でのお届けサービス利用時には、モスカードでの決済ができません。ネット注文でのお届けサービスでは、モスカード決済ができるだけでなく、MOSポイントもランクに応じて付与されるため、間違えないよう注意が必要です。
モスバーガーでのクレジットカード決済はまだ始まったばかり
モスバーガーでのクレジットカードでの決済サービスは、まだ始まったばかりで利便性に欠けるのが実情です。ですがこの先、海外からの旅行客の増加や東京オリンピックも見据えた戦略の1つとして、クレジットカードでのサービス拡大は間違いありません。モスバーガーがこの先、どうサービスを展開していくか要注目です。