モスバーガーのアレルギー対応メニュー「低アレルゲンセット」の原材料は?

日本で生まれたハンバーガーチェーン「モスバーガー」。このお店には、アレルギーを持っていて苦しんでいる人のために対応したメニューがあります。卵や乳、小麦粉など、アレルギーを持っている人たちにも安心してもらえるよう、安全で優しいメニューを開発したモスバーガー。では、その原材料には具体的に何が使われているのか?アレルギーを持っている人が気になる情報を、モスバーガーの魅力と共に紹介します。

モスバーガーのアレルギー対応メニュー「低アレルゲンセット」の原材料は?のイメージ

目次

  1. 1はじめに:モスバーガーの他のファーストフードとは違う魅力
  2. 2安全・安心な食材と日本人に合う味を追求したモスバーガー
  3. 3モスバーガーはアレルギーにも対応したメニューを開発
  4. 4アレルギー対応メニュー「低アレルゲンセット」について
  5. 5「低アレルゲンセット」ハンバーガー本体の原材料について
  6. 6付属のケチャップには「リンゴ」が入っている
  7. 7「セットドリンク」では、それぞれアレルギー物質が含まれる
  8. 8アレルギーが心配な人は表示に注意してモスで食べよう!

はじめに:モスバーガーの他のファーストフードとは違う魅力

ファーストフードのような「レストラン」であるモスバーガー

ファーストフードと言えば、マクドナルドに代表されるような、注文すればあまり待たずに出て来るイメージがあります。しかしモスバーガーの場合、注文を受けてから調理が提供されるまで、やや時間がかかるのです。ですからファーストフードとレストランの中間に位置するようなもので、価格は少し高めになります。しかし、そのぶん商品の質も高くなりますので、それこそがモスバーガーが他と一線を画す魅力ということになります。

便利な「ファーストフード」としての本分も忘れていない

モスバーガーでは「ネット注文」ができます。スマホやタブレット、PCといった端末から自由にアクセスすれば、落ち着いてゆっくりメニュー表を眺めることができます。そして希望の受け取り時間を設定し、あとは店頭に行くだけで並ばされることもなく、注文の品をスムーズに手に入れることができるのです。また一部の店舗では宅配サービスも行っていて、多機能なサービス提供しているため、とても便利に利用できます。

Thumbモスバーガーのクーポンアプリの使い方!クーポン券を使ってお得に利用! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

安全・安心な食材と日本人に合う味を追求したモスバーガー

こだわりの食材を使うモスバーガー

ハンバーガーレストランのようなモスバーガー。そこで使われる食材は当然こだわり抜いています。たとえばモスバーガーで使われているレタスは、土壌づくりに力を入れ、堆肥の使用量にまで注意を払い、シャキシャキした鮮度や甘みが増すよう早朝5時に収穫しているのです。届けられたレタスは店内にて「4℃の冷水」にさらされ、レタスの食感が一番美味しくなるように、“もう一工夫”を付加しています。

モスバーガーが提供する“和風”バーガーの「テリヤキソース」

和風バーガーといえば“テリヤキバーガー”になりますが、この商品に使う「テリヤキソース」は、モスバーガーが日本人の味覚に合うよう、さらに磨きをかけて開発したものです。このソースは味噌と醤油を基調として作ったものですが、赤みそや白みそ、生姜やお酢といった日本人に馴染み深い材料を使い、それらを定期的に微調整することで、現在では様々な年齢層であるユーザーの口に幅広く合うようになっています。

ThumbモスバーガーのWi-Fiの簡単接続方法と使い方は?繋がらないときは? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

モスバーガーはアレルギーにも対応したメニューを開発

卵、乳、小麦粉・・・アレルゲンになる食材はたくさんあります。モスバーガーでは免疫の過剰反応によって起こるアレルギーに苦しむ人たちのためのメニュー開発にも力を入れています。繊細で敏感な子どもや大人が食べてもいいような、優しい食材をふんだんに使い、見た目は素朴だけど美味しそうなメニューになっています。こだわりの食材使用、日本人の口に合う味やアレルギー対応メニューの開発、これらはモスバーガーの魅力です。

アレルギー対応メニュー「低アレルゲンセット」について

「7つのアレルギー物質」不使用と個包装

卵・乳・小麦粉の他に、蕎麦、落花生、エビ、カニまでも含み「7大アレルギー物質」といいます。ここで紹介する「低アレルゲンセット」では、これら“7つ”のアレルギー物質は一切使用していません。また、具材は個包装にして、アレルゲンが間違って入ることのないように、細心の注意を払っています。メニューが出されるときは袋のまま加熱、スタッフが商品に直接手を触れることはないので、その点においても安心です。

アレルギー対応メニューは2種類だけ(セットドリンク可)

卵・乳・小麦粉など7大アレルギーに対応してくれているメニューは2種類だけです。「低アレルゲンバーガー」と「低アレルゲンドッグ」です。2種類しかないのは残念なように思いますが、アレルギーのある子どもや大人にとっては、この2つがあるだけでも、「安心して」モスバーガーに入店できるはずです。両メニューとも330円(税込)という価格で購入できます。ドリンクを付けて「セット」にすれば、セット価格になります。

Thumbモスバーガーのセットメニュー一覧を紹介!値段がお得になる頼み方は? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

「低アレルゲンセット」ハンバーガー本体の原材料について

7大アレルゲン以外のアレルギー原因物質について

先ほど卵・乳・小麦粉など「7大アレルゲン」は不使用と紹介しましたが、7大以外のアレルゲンは残念ながら入っています。あくまで「低アレルゲン」ですから、主要なアレルギー物質は入れていないけれど、それ以外は入っていますので、それについては自分で表示を確認し、注意してくださいということなのです。また、セットドリンクには“7大”に含まれるアレルゲンも入っています。ここではハンバーガー本体の原材料を紹介します。

ハンバーガーなだけに「豚肉」は必ず入っている

モスバーガーはハンバーガー屋さんですから、やはり「豚肉」はどうしても使っています。卵・乳・小麦などの7大アレルゲンではありませんが、豚肉の赤身に含まれるタンパク質は、人によってはアレルギーの原因になります。豚肉アレルギーは発症するまでに時間がかかり、3時間から8時間ほど経ってから生じるので気付くのが遅れます。ただ加熱した豚肉ならアレルゲンとしての性質は弱くなりますので、過剰な心配は無用でしょう。

豚肉の中には「玉ネギ」も入っている

これもハンバーガーなだけに仕方ないことですが、豚肉の中には「玉ネギ」も配合されています。だから玉ネギでアレルギーを起こす人には注意が必要です。しかし玉ネギも豚肉と同様、加熱することでそのアレルギー物質としての性質は弱められますから、過度に心配する必要はないでしょう。それでも中には玉ネギで激しいアレルギーを起こすという人もいるかも知れません。そういう人だけは要注意です。

お米アレルギーなら注意しよう!“バンズ”には「米粉」を使用

モスバーガーのアレルギー対応メニューで使っている具材を挟む“バンズ”の部分は、「米粉」で作っています。通常のバンズなら“小麦粉”で作りますが、それでは7大アレルゲンの一つになりますので、このメニューでは米粉を使用しているのです。そのため食感はモチモチでとても美味しいです。お米で強いアレルギー症状を起こすことは珍しいようですが、お米アレルギーを持っている人は少し注意が必要でしょう。

付属のケチャップには「リンゴ」が入っている

モスバーガーのアレルギー対応メニューにはケチャップが付いてきます。このケチャップの中には「リンゴ」が入っています。リンゴもアレルギー物質に含まれ、“果物アレルギー”の一つになります。この果物アレルギーは“花粉症”と似たもので、花粉と似たような構造のアレルギー物質を持つものとして、バラ科の植物であるリンゴが入るのです。アレルギー体質が酷い人は、できるだけケチャップを使わないようにしましょう。

「セットドリンク」では、それぞれアレルギー物質が含まれる

モスバーガーの“モスシェイク”には「乳製品」を含む

マクドナルドにマックシェイクがあるように、モスバーガーにも“モスシェイク”があります。モスバーガーのアレルギー対応メニューである「低アレルゲンセット」とは、ドリンクを付けることで「セット」になるのです。そのドリンクにはいくつか種類があり、その中の一つであるモスシェイクには、「乳製品」が使われているのです。“乳”は7大アレルゲンの一つですから、モスシェイクは避けるようにした方が無難です。

「オレンジ」がアレルゲンの人は“オレンジジュース”に注意

卵・乳・小麦粉などの7大アレルゲンに加え、「オレンジ」がアレルギーという人もいるでしょう。モスバーガーの低アレルゲンセットには、セットドリンクとして“オレンジジュース”がありますが、アレルギーが心配な人はこれも避けましょう。オレンジもリンゴと同じ“果物アレルギー”に分類されるものであり、それは花粉と似た構造のアレルゲンなので、花粉症がある人は特に注意し、オレンジジュースを避けるようにしましょう。

モスバーガードリンクの“くだものと野菜”には「リンゴ」有り

モスバーガーのセットドリンクには“果物と野菜”というジュース(125ml紙パック入り)もあります。これにも例の「リンゴ」が入っていて、ケチャップと同様に、リンゴアレルギーを持つ人は要注意です。またリンゴ以外にも、キャベツやパセリ、ホウレン草にセロリなどが入っていますので、表示をよく見て、該当するアレルギー物質がないか確認しましょう。そうすれば危険を避けることができます。

その他のセットドリンクについて

画像はジンジャーエールです。低アレルゲンセットのドリンクは、先ほどの“モスシェイク”または“くだものと野菜”または「コールドドリンクSサイズ」の中から選びます。コールドドリンクSには先のオレンジ、上画像のジンジャーエール、アイスコーヒー、ペプシコーラ、メロンソーダ、他2つのメニューがあります。それぞれにアレルゲンがある人は、ここでしっかり選んで避けましょう。そうすれば安心です。

Thumbモスバーガーのおすすめ人気メニューランキングTOP10!【セットも】 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

アレルギーが心配な人は表示に注意してモスで食べよう!

卵や乳、小麦粉などをはじめとする、7大アレルゲンを抜いた優しいメニューを用意してくれているモスバーガーには、色々な魅力があることが分かりました。7大アレルゲン以外でも、表示を確認すればOKです。ホームページでも確認可です。マクドナルドとシェアを競い合うモスバーガー。アレルギーが心配な人も、日本生まれのハンバーガーチェーン店に、たまには足を運んでみるといいでしょう。新たな発見や満足感を味わえます。

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ