2020年07月01日公開
2024年10月26日更新
たらを使ったスープレシピまとめ!洋風から中華まで多彩なアレンジ!
たらを使ったスープのレシピ集です。煮込んでホクホクした柔らかい白身と、たらから出る出汁で旨味が深いスープの人気レシピが集結しています。洋風や中華、韓国風など、簡単に作れる多彩なアレンジスープレシピを集めました。
たらを使ったスープレシピを紹介!
ご飯、きゅうりとカニカマの酢の物、白菜ニンジン玉ねぎ鱈のスープ、豚肉厚切り生姜焼きともやし炒め。 pic.twitter.com/yb6eLoyk0V
— ブルース (@mt_blues_blues) June 17, 2020
たらは癖のないたんぱくな味の魚であり、和風や洋風、中華風などさまざまな味付けと相性が良いです。ムニエルやソテーといった焼き物で食べられるのが主流ですが、旨味が出て色々な食材と一緒に食べられるスープも人気があります。この記事では、たらを美味しく食べる人気アイデアスープを集めました。
たらを使ったスープレシピ【洋風】
たらと野菜のスープ
【材料】
- 皮を引いたたら…150g
- 玉ねぎ…50g
- 人参…20g
- セロリ…20g
- 長ネギ…10g
- にんにく…10g
- ジャガイモ120g
- 大根、きのこ、せり、レタスなど…お好みで
- 牛乳…200cc
- 生クリーム…20cc
- バター…10g
【手順】
- きのこと野菜は1cmほどの角切りにし、たらは一口大の大きさに切ります。
- ベーコンは細切りにします。
- じゃがいもは大きめの角切りにし、水にさらしておきます。
- 鍋にバターとにんにくを加えて熱します。
- 玉ねぎとベーコンを加えて炒めます。
- 軽く火が通ったら火の通りにくい野菜から加えてゆっくり炒めます。
- 牛乳を加えて軽く混ぜ、じゃがいもを水ごと加えます。
- たらを入れて鍋をゆすりながら温めます。
- 大根の葉を加えて火をゆっくり遠し、レタスとせりを加えて軽く混ぜます。
- 生クリームを加えて煮立たせ、ブラックペッパーを振って完成です。
野菜がたっぷり入った本格的な洋風クリームスープです。フランス料理ではたらとじゃがいも、にんにく、牛乳は人気の組み合わせでよく一緒に食べられます。とろっと身が崩れるようなホクホク感と濃厚なミルク味に、にんにくの風味の相性が抜群です。にんじんや大根の葉など、色合いの良い野菜も入っているので、彩りも綺麗に仕上がっています。
また、一緒に使う野菜は決まりがありませんので、冷蔵庫で余っているものを使えます。洋風スープによく合う玉ねぎや甘味のあるキャベツ、シャキシャキした独特の歯ごたえや味が美味しいセロリなどを使っても良いでしょう。
たらとじゃがいものにんにくスープ
コンソメと白ワインで煮込んだ洋風のスープです。ふんわりした白身は柔らかくて食べやすく、旨味の溶け込んだスープを吸ったじゃがいもも、ホクホクして食べ応えがあります。ニンニクとハーブのおかげで臭みも感じません。仕上げに垂らすオリーブオイルが風味をより良くさせています。
たらとブロッコリーのコンソメスープ
たらとブロッコリーをコンソメで煮込んだ洋風スープです。たらを酒に漬けレンジで加熱することで、簡単に手早くふっくらさせることができます。具材を煮込むだけですので、作り方も簡単です。生姜の風味がアクセントとなっており、身体も温まりますので、寒い日などにピッタリです。
たらとじゃがいものトマトスープ
人気のたらとじゃがいもの組み合わせに、トマトを加えた濃厚なスープです。柔らかい白身はトマトのコクと旨味を吸って、噛むと口の中に旨味が広がります。じゃがいものホクホク感もあり、食べ応えも抜群です。にんにくも香り濃厚な味わいですので、魚の臭みも感じません。お好みでバゲットを漬けて食べても美味しいです。
たらを使ったスープレシピ【中華風】
中華風たらと白子の揚げ出しスープ
たらの白身と白子を使い、旨味がたっぷり堪能できる人気の贅沢スープです。生のまま入れているだけでなく、白身や白子を揚げているのがポイントです。カリカリと揚げて香ばしい風味と、鶏出汁の中華スープがよくマッチしています。味が濃くなりすぎないよう塩で程よく調節しましょう。
たらと白菜の生姜スープ
白菜や生姜、たらを一緒に煮込んだ人気の中華風スープです。たらから出る出汁と鶏ガラの味は相性がよく、優しい旨味が口の中に広がります。生姜がきいていますが、具材を炒めたごま油の香りも良いので、子供でも食べやすいです。
身体がよく温まりますので、寒い日や風邪を引いたときにおすすめです。白菜の代わりに甘味があってシャキシャキした食感のキャベツを入れても良いでしょう。
オイスターソースでたらと野菜の中華風スープ
玉ねぎの甘みや、たらの旨味がぎゅっと詰まった中華風スープです。こちらのレシピでは定番の中華風だしに加え、オイスターソースを隠し味に入れているのがポイントです。オイスターソースで旨味がアップしており、具材を炒めたバターの風味も香ばしく、美味しさが口の中で広がります。
人参や玉ねぎをレンジで温めると、より具材が柔らかく火が通りやすくなり、時短にもなります。
たらを使ったスープレシピ【その他】
たらのじゃっぱ汁
【材料】5~6人分
- 真だらのアラ、白子、肝…1尾分
- 大根…1/3本
- 人参…1/2本
- 木綿豆腐…1丁
- ねぎ…1本
- 味噌…適量
- 酒…大さじ2
- 塩…少々
- 水…2L
- 昆布…10cm
【下準備】
- たらのアラ、白子、肝に、塩をまんべんなく振っておきます。
- 2Lの水に、昆布を入れてから30分ほど置いておきます。
- 大根・人参をいちょう切りに、木綿豆腐をさいの目切りに、ねぎを斜め切りにします。
- 水につけておいた昆布を火にかけ、沸騰直前に昆布を取ります。
- 大根と人参を入れ、柔らかくなるまで10分程度煮ます。
- たらのアラを入れ、中火で煮込みます。
- 白子・肝を入れ、アクが出てきたら取ります。
- 豆腐と酒を加えます。
- 沸騰したら味噌を入れ、味をみながら整えます。
- 5分程蒸らしたら器に盛って完成です。
じゃっぱと呼ばれる真だらのアラや白子、肝などを使った青森の郷土料理の味噌汁です。昆布出汁と味噌という簡単な味付けですが、たらから旨味がたっぷり出て濃厚な味になっています。より美味しい出汁を出すため、白子や肝も入れて一緒に煮込むのがポイントです。
たらを1尾買って切り身を使った後、アラや肝の処理に困ったときなどに作ってみてください。
干しだらのスープ
【材料】
- 干しだら…適量
- 大根…適量
- 卵…1個
- 塩…適量
- 豆もやし…適量
- ごま油…少々
- だし汁…適量
- ごま…少々
- 小口ねぎ…少々
- 豆腐…1/4丁
- 椎茸…1/2個
【手順】
- 大根はいちょう切りにします。
- 鍋に出汁を入れ、大根を加えて火にかけます。
- 干しだらを手で裂き、ごま油をひいたフライパンで炒め、色づいたら鍋に入れます。
- 豆腐を手でほぐしながら鍋に加えます。
- 椎茸、塩を鍋に加えます。
- 器に卵を割り入れて溶きほぐし、鍋に注ぎ入れます。
- ねぎ、ごまを振りかけて卵に火が通ったら完成です。
干しだらを使ったスープは、韓国でプゴクと呼ばれ、朝食の定番となっています。干しだらの旨味がしっかり効いており、ふわふわの卵が食欲をそそります。食べやすく、韓国では胃腸が弱っている時や二日酔いになった時にもよく食べられています。美容効果もあるといわれているので、ダイエット中の食事などにもおすすめです。
たらと春雨のピリ辛スープ
ピリッとした辛みがアクセントになったスープです。コリコリしたたけのこやにんじん、春雨も入っており食べ応えがあります。たらの身は柔らかくふっくらしており、旨味もスープに溶け込んで味わいが深くなっています。豆板醤の量で辛さを調節して食べてみてください。
たらを使ったスープレシピを作ってみよう!
アサリと鱈の白ワインスープ
— だそまる (@dinmnb) June 13, 2020
簡易版海老フリッター pic.twitter.com/CBI56HHe5N
柔らかくふっくらした身が美味しいたらは、スープに入れると出汁がよく出て濃厚な味わいになります。コンソメ味やクリーム系、和風、韓国風、中華風など、さまざまな味のスープとよく合う魚です。紹介した人気レシピは煮込むだけで簡単に家庭でも作れて、一緒に食べる野菜もアレンジして楽しめますので、ぜひ作ってみてください。