2020年05月30日公開
2024年10月23日更新
近江八幡市の名産品&特産品をチェック!赤こんにゃくや丁字麩等の名物グルメが盛り沢山
近江八幡市の名産品&特産品についてまとめてみました。織田信長公が安土城を築いたことで知られる近江八幡市には、数多くの名産品や特産品があることで知られています。今回はその中から特におすすめの3品についてフォーカスしてみました。
近江八幡市の名産品&特産品をチェック!
近江八幡市の名産品&特産品についてまとめてみました。織田信長公が安土城を築いたことで知られる近江八幡市には、数多くの名産品や特産品があることで知られています。今回はその中から特におすすめの3品についてフォーカスしてみました。
近江八幡市とは?
人口約81,000人が暮らす滋賀県近江八幡(おうみはちまん)市は、滋賀県中部の琵琶湖東岸に位置する街です。いわゆる「近江商人」発祥の地として有名な近江八幡市は、豊臣秀次が築いた城下町を基礎に、以降は商業都市として発展してきました。
近江八幡市といえば、やはり何といっても「安土城」でしょう。かつて織田信長公は、この近江の地に独創的かつ絢爛豪華な城を築き上げました。その城は信長公の旗印であった「天下布武」の象徴そのものであり、一目にしてそれを人々に知らしめる様な圧倒的な存在感があったそうです。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている「近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区」には、近世の風情を色濃く残した町並みが今もそのままに残されています。時代劇にも度々登場するその町並みには、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えることでしょう。
近江八幡市の主な名産品&特産品
それでは早速名産品&特産品の紹介を進めていきましょう。本数有る名産品&特産品の中から、選りすぐりの3品をPICKUPして解説を行っていきます。どの商品も近江八幡市を代表する名産品ばかりです!
赤こんにゃく
販売価格 | 店舗により異なる |
---|---|
製造元 | 市内事業所 |
販売元 | 市内お土産店舗等 |
問い合わせ | 近江八幡駅北口観光案内所 TEL 0748-33-6061 |
最初に紹介する名産品は、見た目のインパクトが絶大な「赤こんにゃく」です。真っ赤なこんにゃくとして絶大なるインパクトを放つこの商品は、近江八幡市を代表する名産品の1つです。全国的に見ても非常に珍しいこの赤こんにゃくですが、その由来にはさまざまな説があるそうです。
中でも有名なのは「派手好きな織田信長公がこんにゃくまで赤く染めさせた」と言う説や「近江商人が全国を行脚している際にこのような奇抜なアイデアを思いついた」と言われる説ですが、結局はどれも憶測の域を超えぬ物ばかりで、未だにはっきりしたことは分かっていません。
日本全体で見ればこの赤いこんにゃくを珍しいと感じる人々が殆どですが、近江八幡市民にとってのこんにゃくは昔から赤色であり、日常生活の中でもこの赤こんにゃくが当たり前に使用されています。
唐辛子で着色されていると誤解されがちな赤こんにゃくですが、これは三二酸化鉄という鉄分で染められたものです。三二酸化鉄は健康的にも優れた成分ですので、健康促進効果も期待することができます。
やや食感に特徴を持つ赤こんにゃくですが、調理方法は一般的なこんにゃくと変わりありません。当然ながら、おでんやピリ辛炒めといった一般的な料理にも使用することができます。
丁字麩(ちょうじふ)
販売価格 | 店舗により異なる |
---|---|
製造元 | 市内事業所 |
販売元 | 市内お土産店舗等 |
問い合わせ | 近江八幡駅北口観光案内所 TEL 0748-33-6061 |
続いての名産品は「丁字麩(ちょうじふ)」です。この丁字麩は近江八幡開町の祖である豊臣秀次が「形の丸い麩は持ち運びに不便」ということで、町並みのような角形にしたのが始まりといわれています。麩の表裏には城下の民を忘れぬために小径を表す印として線が入っており。それが由来して丁字麩と呼ばれるようになりました。
麩の歴史は古く、約1200年前に中国から日本にやってきたと言われています。麩は栄養面に優れた食品であることから、厳しい修行をする僧侶の間でも古くから食されてきました。原料は小麦粉と塩と水で、これらを加工することによって麩の素となるグルテンとなります。
丁稚羊羹(でっちようかん)
販売価格 | 店舗により異なる |
---|---|
製造元 | 市内事業所 |
販売元 | 市内お土産店舗等 |
問い合わせ | 近江八幡駅北口観光案内所 TEL 0748-33-6061 |
最後に紹介するのは、近江商人ゆかりのお菓子「丁稚羊羹」です。この「丁稚羊羹」の丁稚とは、丁稚奉公のを指しています。その昔近江八幡から全国へ丁稚奉公に出た子供たちが藪入りで帰郷した際、奉公先への主人へのお土産として持ち帰ったことからこの名前が付けられたといわれています。
竹皮に包まれたこの素朴なお菓子は、かの有名な民俗学者の柳田国男氏からも「これぞ近江の味!」と絶賛されたそうです。近江八幡ならではの味わいをぜひ一度楽しんでみてください。
近江八幡市の''うまいもん''を堪能しよう!
近江八幡市の名産品&特産品について紹介してきました。いずれの商品も近江八幡市の歩んできた歴史に深い関わりを持つ物ばかりでした。これらの商品は通信販売で手に入れることも可能ですので、ぜひともその味わいを確かめてみましょう!