花笠食堂で沖縄料理を楽しもう！定食など人気メニューを紹介！

花笠食堂は創業30年近くになる老舗のお店で、沖縄の家庭料理を食べる事ができる大衆食堂です。那覇市の国平和通り商店街にお店を構えており、目印は花笠食堂と大きな文字で書かれた黄色の看板と、メニューのサンプルがたくさん並んだショーケースになります。単品から定食料理までリーズナブルなメニューが豊富に揃っています。

以前の花笠食堂は、目印となる大きな看板や食品サンプルもなく地元の人が通う大衆食堂でしたが、今では県内外だけでなく海外から来た観光客にも人気がある那覇市の名物食堂のようです。座席数は50席ほどですが、テーブル席以外に座敷もあるのでお子様連れにもおすすめの食堂になります。

花笠食堂の特徴はなんといってもボリューム満点でお腹いっぱいになり、そのうえ安いという事にあります。メニューには単品の料理もありますが多くは定食となっており、お店のおすすめ定食やチャンプルー、豚肉料理など数多くの家庭料理を楽しむ事ができます。

定食はメイン料理の他に、ご飯と汁物、小鉢が何皿かセットで1000円前後の値段になります。想像以上のボリュームと値段にビックリする人が多いようです。また、この小鉢はラフティーやミミガー、刺身やもずくなどから選ぶ事ができるようで、「これだけで沖縄の家庭料理を満喫する事ができた」という口コミもありました。

花笠食堂ではお茶はセルフサービスとなっており、緑茶や麦茶ではなくアイスティーになります。こちらのアイスティーは花笠食堂の名物の1つで、控えめな甘さが料理とも相性がよく評判がいいようです。セルフサービスなので飲み放題ですが、飲み過ぎには注意しましょう。

再びこのアイスティーを飲みたくなったという人は、那覇市内のコンビニやスーパーなどでも販売していますので購入するといいでしょう。また、通販サイトでも販売しているので旅行後でも購入する事ができます。

花笠食堂と赤字で大きくプリントされており、お店のおばあ達の写真も載っているインパクトのあるパッケージになっています。花笠食堂のアイスティーをお土産の1つとして買って行くのも良いのではないでしょうか？
 

花笠食堂の定食にはメイン料理の他に、ご飯と汁物、小鉢が付いてきます。ご飯は白米だけでなく、他にも赤飯や玄米があり自分の好きなご飯を選ぶ事ができます。汁物も、中身汁という豚ホルモンの入った汁物や、イナムチルという白味噌の味噌汁、島豆腐が入っている味噌汁やソーメン汁、沖縄そばの5種類から選ぶ事ができます。


また、小鉢もぜんざいかもずくの2種類から選ぶ事ができるようです。このように、花笠食堂では自分の好みに合わせてカスタマイズ注文が出来るのも、お店の特徴の1つといえるようです。

ここからは、花笠食堂の人気メニューを見ていきましょう。ボリュームが多くご飯や汁物を選ぶ事ができる定食から、単品料理・セットと紹介していきますのでチェックしてみましょう。

最初に紹介する花笠食堂のおすすめ人気メニューは、沖縄定食になります。見た目にもボリュームがあり品数も多い定食になっています。メインの料理は、ラフテーと大根と昆布の煮つけや、麩天とエビフライとボリューム満載な定食で、値段は1,200円になります。

更に刺身とミミガー、もずくの小鉢もセットになっています。「この定食1つで沖縄料理を十分満喫する事ができた」という口コミがあったので、メニュー数が多い花笠食堂で何を注文したらいいか悩んでしまう人におすすめの定食になります。

花笠定食も花笠食堂のおすすめ人気メニューの1つになりますが、先ほどの定食と比べると少しボリューム控えめな定食になっています。メイン料理は同じく煮つけのようですが、具材は大根や人参、じゃがいもなどの野菜類の他にテビチや揚げ豆腐、こんにゃくと多少異なります。

品数だけをみると多少減ってはしまいますが、これだけの具材の煮つけを850円で食べる事がでるお得な定食です。また、こちらの定食もご飯や汁物を選ぶ事ができます。少し量が足りないなと感じる人は、汁物をソーキそばに変えてみるといいかもしれません。
 

グルクン定食は、グルクンという魚の唐揚げがメインのおかずになっている定食になります。他の地域ではあまり馴染みのない魚ですが、沖縄県では県魚として知られており、一般的によく食べられる魚になります。皮には独特の風味があるそうですが、身はあっさりしておりクセがない白身魚のようです。

唐揚げにする事で外はカリッと中はホクホクの食感になり、頭から骨まで余すことなく食べられるそうです。花笠食堂では、このグルクンの唐揚げにご飯と汁物、小鉢が2種類セットで値段は1,200円とこちらもボリューム満載な定食になっています。

琉球定食は天ぷらの盛り合わせがメインのおかずになっている定食です。天ぷらといえば和食料理の1つと思う人が多いかもしれませんが、沖縄の人にとってはおかずとしてだけではなく、おやつとしてスナック感覚で食べられているそうです。実際、那覇市内にもたくさんの天ぷら屋があり、沖縄のソウルフードの1つと言われています。

花笠食堂の天ぷら定食では、エビや魚の天ぷらなど私達が普段食べるような食材以外にも、麩やゴーヤ、もずく、アーサなど、地元ならではの食材も天ぷらとして食べる事ができます。花笠食堂では、これらの天ぷらにご飯と汁物、更に煮つけと小鉢が3皿セットになっており、1,200円で食べる事ができます。

テビチとは豚足や豚足の煮付けの事を言い、琉球の時代から食べられている伝統的な料理になります。豚肉を使用した料理は昔から食べられている定番料理になり、花笠食堂だけでなく他の飲食店や家庭でもよく食べられているそうです。

昆布をベースに醤油や塩で味付けした優しい味の出汁で長時間煮込む為、味が染み込みやわらかくトロトロの食感になっているそうです。花笠食堂のテビチ定食は、テビチにご飯と汁物、デザートのぜんざいまでセットで付いてきて900円という値段で食べる事ができます。

あまり食べた事のない人にとって豚足は見た目に抵抗があるかもしれませんが、地元の食材に1度はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。コラーゲンも多く含まれているので女性にもおすすめの料理になります。

次に紹介する花笠食堂の人気メニューはポークたまご定食になります。ポークといえば豚肉の料理を想像する人がいるかもしれませんが、沖縄でいうポークはランチョンミート、ポーク缶の事をいいます。

このポーク缶を使った料理も先ほど紹介した天ぷらと同様、家庭でもよく食べられているようです。ポークとたまごの組み合わせは沖縄の食堂では定番メニューの1つになります。那覇市内のスーパーに行くと数多くのポーク缶が販売されており、そのまま焼いてい食べる以外に、野菜炒め入れたりおにぎりの具としても使われます。

このように色々な調理方法があり、日持ちもする事からお土産として購入する人も多いようです。花笠食堂のポークたまご定食は、こんがり焼いたポークとたまご焼きに、沖縄そばとカレーライス、刺身がセットで、値段は850円になります。カレーライスはご飯に変更する事もできるのでお好みの方を選びましょう。

最後に紹介する花笠食堂の定食はみそ汁定食になります。大きな結び昆布に大根やレタス、豚肉やたまごと具沢山の味噌汁に、ご飯と刺身がセットで、値段は700円になります。


今まで紹介した定食と比べると沖縄の家庭料理を感じる事ができないかもしれませんが、おばあの作る昔ながらの料理に「初めて食べているにもかかわらず懐かしさを感じた」という口コミもありました。

品数が少なく物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、「具沢山で量の多いみそ汁にお腹がいっぱいになった」という口コミもありました。物足りないかもしれない、と思う人は単品で何かを注文するのもいいかもしれません。
 

花笠食堂の単品料理で最初に紹介する料理はソーキそばになります。ソーキとは豚のあばら肉、スペアリブの事をいい、豚肉料理が根付いている沖縄の人にとっては昔から食べられている料理の1つでした。

このソーキをそばのトッピングにしたところ人気になり、ソーキそばが生れたようです。そばという名前ではありますが、麺はそば粉を使用せず小麦粉で出来ているので、そばよりはうどんに近いと思う人もいるかもしれません。

昆布や鰹出汁に醤油や泡盛、黒糖を加えた出汁で長時間煮込んだ甘辛いソーキと、豚骨に鰹出汁を加えあっさりとしたそばのスープは相性もいいそうです。ソーキそばにいなり寿司が1つとぜんざいがセットで、値段は750円になります。

ちゃんぽんといえば、長崎ちゃんぽんなどの麺料理をイメージする人もいるかもしれませんが、沖縄ちゃんぽんはご飯の上に野菜チャンプルがのっている料理になります。実際、「知らずに注文してびっくりした」という口コミもいくつかありました。

このちゃんぽんも昔から食べられている家庭料理で、具材も家に余っている野菜などで作られているようです。花笠食堂のちゃんぽんはキャベツにもやし、人参やにらなどの野菜類と豚肉、たまごを炒めています。

この具沢山なちゃんぽんに汁物とぜんざいがセットで、値段は800円になります。花笠食堂のちゃんぽんは塩分控えめな優しい味付けなので、あっさりした物を食べたい人におすすめになります。

花笠食堂には瓶ビールにおつまみが何点かセットになった、ビールセットがあります。ビールセットは3種類あり、Aセットは刺身にもずく酢、ラフティーにミミガーのセット、Bセットは沖縄そばにラフティーとミミガーのセット、Cセットはソーメンチャンプルにポークフライと焼きポーク、三枚肉がセットで付いてきます。

これらの料理にオリオンビールの大瓶がセットで1,000円という値段の為、お酒好きな人に人気があるようです。また花笠食堂ではこのビールセットを開店の11時から注文する事ができるます。その為、花笠食堂の名物であるアイスティーではなく、ビールセットを頼み乾いた喉を潤す人も多いようです。

続いて花笠食堂のゴーヤチャンプル―を紹介します。チャンプルーとは方言でごちゃまぜという意味のようで、花笠食堂のゴーヤチャンプルーは豆腐とゴーヤ、たまごを炒め、塩で味付けした料理になります。

花笠食堂には他にも麩を炒めた麩チャンプルーや、豆腐を炒めた豆腐チャンプルー、そうめんを炒めたソーメンチャンプル―などもあります。このゴーヤチャンプルーにご飯と汁物、ぜんざいがセットで、値段は850円になります。

ゴーヤは下ごしらえをきちんとしないと苦くなってしまうようですが、「花笠食堂のゴーヤチャンプルのゴーヤは苦みがなく食べやすい」という口コミもありましたので、ゴーヤの苦みが苦手という人でも食べられるかもしれません。

花笠食堂には本州では食べる習慣が少ないヘチマをみそで炒めた料理があります。ヘチマはゴーヤと同じく夏バテ防止に効果があると言われ、人気の食材になります。それはヘチマの大半が水分でできており、ミネラルも豊富に含まれているからです。そのヘチマを同じくミネラルとアミノ酸が豊富な味噌で煮込んだ料理が、ヘチマみそ炒めになります。

暑い夏を乗り越える為に生まれた南国ならではの料理のようです。花笠食堂のヘチマみそ炒めは、大きくカットされトロっとした食感のへちまと島豆腐が食べ応えがあり、スパムも味のアクセントになっているようです。

この1皿でもボリュームのあるヘチマのみそ炒めは、ご飯と汁物、ぜんざいがセットで、値段は800円になります。へちまを食べた事がない人は1度食べてみてはいかがでしょうか。

花笠食堂では定食の小鉢としてミミガーを付けていますが、こちらは単品（300円）で注文する事も可能です。ミミガーは、豚の耳を茹でたり蒸したりしたあとに千切りにしたもので、おかずはもちろん酒のつまみとしても人気があり、那覇市内のスーパーや花笠食堂近くの公設市場でもよく販売されています。

味付けはポン酢や酢味噌で食べる事が多いようですが、花笠食堂のミミガーはピーナッツ和えになっています。元々ボリュームの多い花笠食堂の料理ですが、少し物足りないと感じた時などに頼んでみるのもいいかもしれません。

花笠食堂の人気メニューの最後に紹介する料理はソーメン汁です。かつおだしのスープに、トッピングはネギのみのシンプルな料理で値段は300円になります。今まで紹介した料理と比べても量が少なく、あっさりした味付けになっています。花笠食堂は1人1品注文しないといけないそうなので、あまり量を食べられない人や小さなお子様におすすめです。

それでは実際花笠食堂の口コミや評判はどうなのでしょうか。まず「ボリュームが多く安い」という口コミが多くありました。今まで紹介した定食やセットをみても分かるように、花笠食堂はメイン料理の量も多く、ご飯と汁物に加えて小鉢までもがセットに含まれています。

パッと見ただけでも分かるように、定食1つとっても相当なボリューム感です。ご飯や汁物を選ぶ事ができる事に関しての口コミも多く、よく食べる人にとっては安い値段でお腹が満たされ大満足できるお店のようです。

味については「濃い味付け」という口コミもありますが、食べる物によってはあっさりとした優しい味付けで、おばあの作る昔ながらの料理に「初めて食べているにもかかわらず懐かしさを感じた」という口コミもありました。

他にも、初めて花笠食堂を訪れた人は「お茶がアイスティーである事に驚いた」という口コミもありました。地元の人はコンビニでよく購入しているようで、「ある意味ソウルフード」という口コミもありました。観光客だけでなく地元の人からの口コミも多い事から、花笠食堂が長年愛されているお店という事が分かるのではないでしょうか。

これまで花笠食堂の特徴やメニューについて紹介しました。数々の家庭料理を見て花笠食堂への興味が湧いてきた方は、アクセス方法や営業時間なども気になっているのではないでしょうか？そこで、ここからは花笠食堂への具体的なアクセス方法や営業時間などについての情報を紹介します。

花笠食堂は那覇市の中心地の国際通り近くにあります。最寄り駅はゆいレール牧志駅になり、徒歩7分程度でお店に到着します。それでは牧志駅から花笠食堂へのアクセス方法を紹介します。

まずは、牧志駅1番出口を出て西口の国際通り方面へ向かいます。階段を下りて左へ曲がり、国際通りを真っすぐ5分程進みます。2つ目の信号を超え、左手側にある平和通り商店街へ入っていきます。商店街の中を2分程歩くと、右手側に花笠食堂と書かれたお店の目印となる大きな黄色い看板が見えてきます。

花笠食堂は、那覇市の繁華街である国際通りから1本入った平和通り商店街にあります。この商店街の中心にお店を構えている事から、専用駐車場はありません。先ほど紹介したようにゆいレールの駅からは歩いて行く事が可能で、道中の国際通りにはたくさんのお店が並んでいます。

国際通りの雰囲気を楽しみながらお店に行くのもいいかもしれません。どうしても車で花笠食堂へ行きたいという人は、近隣のコインパーキングを利用する事になります。観光客がたくさん訪れる国際通りの近くなので、花笠食堂の周辺にもコインパーキングは沢山ありますが、事前に近いコインパーキングを調べてから行く事をおすすめします。

花笠食堂は那覇市の繁華街にある為、地元の人だけでなく多くの観光客も訪れます。その為、ランチ前でも店内が混雑する事があり、相席を頼まれる事があるようです。座席数も50席程のお店なので、相席を頼まれた際は快く引きうけましょう。

花笠食堂は開店してから休憩時間をはさむ事なく閉店時間まで営業しています。ランチ時などの混雑時を外して行ってみるのもいいかもしれません。定休日や営業時間はお店の都合で変更になる事がある為、花笠食堂を訪れる際は事前に電話をかけて確認する事をおすすめします。

花笠食堂には2号店があるのではないかと言われているようです。実際、食堂花笠2号店というお店はありますが花笠食堂とは別のお店になり、花笠食堂の店内にも「一切関係ないのでご注意下さい」という注意書きがあるそうです。花笠食堂は老舗のお店で、「その子供が2号店を経営しているのではないか」という口コミがありました。

元々、花笠食堂2号店という店名だったようですが、現在では食堂花笠2号店と店名を変えているようです。また、2号店の近くには食堂花笠も店を構えています。どちらの店舗も花笠食堂と同じく那覇市の国際通り近くにあり、看板も花笠食堂と同じく黄色い事から花笠食堂と間違えて入ってしまう人も多いようです。

こちらの記事で紹介している花笠食堂は、アイスティーが有名な創業30年近くの老舗で、那覇市の平和通り商店街にある食堂になります。花笠食堂へ行きたいと思っている人は間違えないように注意しましょう。
 

那覇市にある花笠食堂について紹介しました。メニューが豊富でリーズナブルなうえにボリューム満点な点や、那覇市の繁華街である国際通りから近い、という便利なアクセスが地元の人だけでなく観光客にも人気な理由のようです。

単品から定食やセットまで揃えている花笠食堂は、小腹を満たしたいという人からしっかりとお腹を満たしたい人など、幅広い人におすすめの食堂になります。メニューの豊富な花笠食堂へ行けば、今まで食べた事のない沖縄の家庭料理に出会えるかもしれません。旅行で那覇市を訪れた際には、花笠食堂へ足を運んでみてはいかがでしょうか。