2020年03月24日公開
2024年10月14日更新
コンフィの人気レシピまとめ!基本の作り方や炊飯器で簡単に作る方法も
コンフィの人気レシピについて詳しくまとめました。コンフィの基本の作り方から、温度調整不要で簡単に出来る炊飯器を使ったレシピまで多数紹介します。おもてなしにぴったりなコンフィのレシピをぜひチェックしてみてください。
目次
コンフィの基本から簡単に作れる人気レシピを紹介!
コンフィとはフランスの調理法の一つで、オイルに食材を浸しじっくりと煮て作る料理のことをいいます。コンフィはオイルに浸してから低い温度でじっくりと加熱するため、肉汁を逃すことなくジューシーな仕上がりになります。
元々は、冷凍保存の技術が発達してなかった時代に保存法の一つとして誕生したコンフィですが、現在もその美味しさから自宅で作る人も多いです。この記事では、コンフィの基本の作り方や人気レシピについて紹介します。家庭でもコンフィを食べたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
コンフィの基本的な作り方
鍋でコンフィを作る方法
鍋いっぱいのコンフィ pic.twitter.com/CaX7hl1Kn5
— オカモト兼サヤン (@sayan014) March 9, 2018
鍋でコンフィを作る方法について紹介します。材料は、オリーブオイルやラードなどの油と塩、タイムやローリエ、ローズマリーなどのハーブなどです。また、にんにくを入れるとより風味が良くなるので、おすすめです。手順としては、食材に塩をすり込んだらハーブと一緒に密閉袋に入れ、そのまま冷蔵庫で3時間から半日ほど寝かします。
食材が馴染んだら冷蔵庫から取り出し、食材を大きめの鍋に入れ浸るくらいの油を注ぎます。鍋を弱火から中火にかけて、80℃前後を保って2時間程度煮込んでください。加熱が終わったら鍋のまま置いておき、油の温度が下がったら完成です。
食材にこんがりと焼き目を付けたい場合は、熱したフライパンに食材を入れ表面に焦げ目がつくまで焼くようにしてください。また、コンフィは油で煮る料理ですので、出来るだけ上質な油を使うようにしましょう。
さらに、コンフィは保存がきく調理ですので、食材が食べきれなかった時は瓶で保存するのがおすすめです。その際は、煮沸消毒した清潔な瓶を使うようにしましょう。
炊飯器でコンフィを作る方法
もう何年もお世話になってる大庭さん(@obashuji)のコンフィできた。今日は鶏ササミ。
— おりえ🍲 (@orie13a) September 25, 2019
肉も塩も油も温度も計ってない(ごめんなさい…!)けど、いつも上手に出来る。塩まぶして時間おいて、油注いで、炊飯器で保温のみ。しっとりうまい。
ありがたやありがたや🙏https://t.co/tUtxbwcObI pic.twitter.com/4n6QlobySC
続いて、炊飯器でコンフィを作る方法を紹介します。材料や道具は鍋で作る場合と同じです。まず、食材に塩をすり込んだらハーブと一緒に密閉袋に入れ、冷蔵庫で3時間から半日ほど寝かせます。食材が馴染んだら、炊飯器に70℃のお湯を3合ほど注ぎます。密閉袋に食材が浸かるほどの油を注ぎ入れて、空気をしっかりと抜いてください。
炊飯器に密閉袋ごと食材を入れたら、保温スイッチを押して3時間置いてください。時間になったら、カットして器に盛って完成です。焼き目を付けたい場合は、熱したフライパンに入れ、焦げ目がつくまで加熱してください。
炊飯器の保温機能を使うことで、簡単にほろほろした食感のコンフィを作ることができます。放っておくだけで本格的なフレンチの味に仕上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
コンフィを作る際のポイント
湯煎にして70℃キープして油で低温でコンフィに…ฅ('∀'ฅ) ニャン♪ pic.twitter.com/pu7vEhyvnO
— タマちゃん (@piekyoko) June 24, 2015
コンフィを作る際の最も重要なポイントは、低温を保つことです。80℃前後の温度を保つことで、食材が柔らかくほろほろとした食感になります。肉汁を逃すことなくジューシーに仕上がるので、非常に美味しく出来上がります。ただし、コンフィを鍋で作る場合は、こまめに温度計で湯温を測り、温度を常に80℃前後に調節するようにしましょう。
また、コンフィを炊飯器で作る場合は、炊飯器に入れる前に湯温を確認してから入れるようにしましょう。炊飯器の場合は保温機能があり調理中に温度管理が不要ですので、非常に簡単にできます。
コンフィを炊飯器で作る簡単人気レシピ
炊飯器で作る豚肉のコンフィ
【材料】
- 豚ヒレブロック 300g
- 塩こしょう 少々
- おろしにんにく 大さじ1
- ローリエ 1枚
- 鷹の爪 1本
- オリーブ油 50cc
【手順】
- 豚ヒレ肉に塩こしょうをふりかけ、まんべんなくおろしにんにくをすり込みます。
- ジッパー付きの保存袋に肉、ローリエ、種を取った鷹の爪、オリーブ油を入れ、空気を抜いて閉じます。
- 2を炊飯器に入れて、熱湯をひたひたになるほど注ぎ入れ2時間保温します。
- 2時間経ち、3を食べやすい厚さに切り分けたら完成です。
炊飯器で作る豚肉のコンフィは、炊飯器に入れるだけで本格的な豚肉のコンフィを楽しめる人気のレシピです。下味におろしにんにくや鷹の爪を加えているので、香り高く大人の味わいになっています。
下味をつけた豚肉を炊飯器に入れ放っておくだけですので、思いの外簡単にできるレシピとなっています。また、下味を付けて待っておく必要がないので、思い立ったらすぐにできるのも魅力の一つです。ただし、炊飯器でコンフィを作る際は、炊飯でなく保温ボタンを押すように注意してください。
炊飯器で作る鶏むね肉のコンフィ
おしゃれにコンフィ~とか言っちゃってもな、炊飯器で作るグラム49円の鶏むね肉なんだぜっ。https://t.co/D4F3dItNph pic.twitter.com/1bfwnnLJoC
— 主婦A子のレシピ (@kashikoiAko) October 16, 2018
鶏むね肉のコンフィは、パサつきがちな鶏のむね肉をしっとりと美味しく食べられるレシピです。下味をつけて冷蔵庫で一晩寝かせると、味がしっかりとつき食べ応えが増します。下味をつける際に、むね肉にフォークで穴を空けておくと味が染み込みやすくなるので、試してみてください。
また、加熱した後に保存袋に残ったスープで野菜を炒めると、鶏肉から出た旨味を余すことなく使うことができます。カロリーも低くさっぱりとした味わいですので、ダイエット中の人にもぴったりの人気レシピです。
炊飯器で作る手羽元のコンフィ
鳥手羽元のコンフィを作ってるところ。
— 青城硝子 (@crispian_a) January 13, 2019
タイムのいい香りがして、なかなか美味しそうな感じ☺️ pic.twitter.com/V3WHH732sY
手羽元のコンフィは、外はカリっとして中はほろほろと溶けるような食感で非常に美味しいと評判です。このレシピは材料が3つだけと非常に少ないので、誰でも簡単に作ることができます。炊飯器の保温機能でじっくり加熱することから時間はかかりますが、調理工程はとてもシンプルです。
また、見栄えも良いので、ホームパーティーなどのおもてなし料理にもぴったりのレシピとなっています。簡単にできて非常に美味しいので、ぜひ一度試してみてください。
炊飯器で作る鶏レバーのコンフィ
【鶏レバーのしぐれ煮と砂肝のコンフィ】#日本自炊協会
— 日本自炊協会 (@nipponjisuik) June 9, 2019
鶏レバー・砂肝ってリーズナブル、だから旨さは調理次第。自炊って良いなぁ~ pic.twitter.com/xagqWTbb6G
炊飯器で作る鶏レバーのコンフィは、とろりした食感が非常に美味しいと人気です。このレシピではにんにくやハーブなどを入れているので、風味よく仕上がります。炊飯器で保温する時間は5時間と長いですが、その間にレバーにしっかりと味が染み込んでより味わい深くなると評判です。
ビールなどのお酒にもぴったりですので、週末などの時間がある時に作っておくのがおすすめです。ただし、鶏レバーのコンフィを作る際は、出来るだけ新鮮なレバーを使うようにしてください。
コンフィを鍋で作る簡単人気レシピ【肉】
鶏モモ肉のコンフィ
【材料】
- 骨つき鶏もも肉 1枚
- ローズマリー 1枝
- 塩 適量
- こしょう 適量
- レモン 適量
- 好みの野菜 適量
【手順】
- 鶏の余分な脂と皮をとり、下処理をします。骨の内側に沿うようにして、鶏肉に切り込みを入れます。
- 保存袋に1を入れ、オリーブオイル、ローズマリーを加え揉み込みます。保存袋の空気を抜きます。
- 鍋に70℃ほどのお湯を沸かし、2を袋ごと浸し蓋をします。ごく弱火で熱し、8分ほど経ったら一度温度を測ってみて、70℃ほどに温度が保てているか確認してください。
- 時折温度を確認しながら、30分ほど熱していきます。
- フライパンを温めオリーブオイルを入れ、4の鶏肉を皮目から焼いていきます。
- 5の表面がこんがりしたら、塩胡椒で味を整えてます。好みの添え野菜とレモンを添えたら、完成です。
鶏もも肉のコンフィは、パリパリとした食感が非常に美味しいと人気のプロ監修のレシピです。このレシピの美味しさのポイントは、骨つき鶏もも肉に低温で火を加えた後、表面をこんがりと焼くことです。こうすることで中はジューシーで外はパリパリとした香ばしい食感になります。
また、湯煎をする時間は30分ほどとありますが、鶏肉の状態をみて時間を加減してください。あまり低温だと食中毒の危険性があるので、最低でも70度以上で加熱するのをおすすめします。
鴨のコンフィ
昨日近所のスーパーに激安の鴨のモモ肉が売っていたので即買い。というわけで久しぶりにコンフィを作ってみた。仕込みに丸一日、煮込みに半日かかったけど、完食するのにかかった時間はたったの15分。 pic.twitter.com/n0941l3Uqs
— 三木貴幸 (@miki_takayuki) March 15, 2020
鴨のコンフィは、フランス料理では定番のレシピです。通常、鴨のコンフィにはガチョウの油を使いますが、このレシピではオリーブオイルやサラダ油などでも代用可能となっています。また、鍋での温度管理が面倒ならば炊飯器を使って調理するのもおすすめです。鍋の場合なら、低温で2〜3時間程度加熱するようにしてください。
火が通っているかどうかは、一度鴨肉を指で押してみて肉が潰れるかどうかで確認するとわかります。また、鴨肉にはオレンジを使ったソースも合うので、ぜひ一度試してみてください。
牛肉のコンフィ
優雅なランチ~
— 矢野 (@yAanoofooo__di) February 10, 2020
牛肉のコンフィなるもの
ミネストローネ
クリスピーミックスピザ
牛肉固くなってしまったなあ
料理は失敗あるのみ、また作ろ~#おうちごはん #料理好きと繋がりたい pic.twitter.com/uCAJaNBX1t
牛肉のコンフィは、ジューシーな肉汁が味わえると人気の牛肉レシピです。牛肉のコンフィはローストビーフと似ていますが非常に柔らかく仕上がるので、厚切りで食べるのがおすすめです。また、コンフィに使ったオイルをソースに使うので、食材を余すことなく使用できます。コクのあるソースは赤身肉に合うと評判です。
砂肝のコンフィ
居酒屋で食べた砂肝のコンフィが美味しかったので、家でも作ってみた!下処理がちょっと面倒だったけど、やわらかくてとても美味しくできた☺️今度は倍量で作る!! pic.twitter.com/W9HiXnH1Ie
— みー (@miyuuu_r) March 12, 2020
砂肝のコンフィは、お酒のおつまみにおすすめのレシピです。砂肝特有のコリッとした食感を残しつつも中はトロッと柔らかいので、非常に美味しいと人気の一品です。砂肝は血抜きなどの下処理不要ですので、誰でも簡単に作ることができます。
鷹の爪やにんにくを使うとより食べ応えのある大人の味わいになります。また、砂肝を湯煎している間は水の量が減りすぎてないかを随時確認するようにしてください。
コンフィを鍋で作る簡単人気レシピ【魚】
まぐろコンフィ
【材料】
- まぐろ赤身の柵 180g
- しょうゆ 大さじ1
- 赤ワイン 大さじ1
- エクストラバージンオリーブオイル 適量
- 黒こしょう 適量
- パセリやディルなどのハーブ 適量
- ピンクペッパー お好みで
【手順】
- 低温調理器を46℃、30分にセットします。
- 保存袋にマグロの柵としょうゆ、煮切ったワインを入れます。保存袋の空気を抜きながら、口を閉じます。
- 設定温度に達したら、2の保存袋を湯せんにつけます。湯せんにつけながら口を少し開けて空気を抜き、真空状態にします。
- 終了タイマーが鳴ったら、保存袋を取り出します。
- 4を取り出し、2cmの幅に切っていきます。
- 皿に盛り付け、オリーブオイル、ハーブ、こしょうで香り付けをします。仕上げにピンクペッパーを潰しながら散らしたら、完成です。
マグロのコンフィは、赤ワイン漬けのマグロを使った贅沢な一品です。刺身用の魚の柵をコンフィにする場合は肉よりも短時間で出来上がるので、時間のない時におすすめです。このレシピはマグロの赤身部分を使うのですが、オイルに漬けながら低温で湯煎することで柔らかくコクのある味わいに仕上がります。
マグロのコンフィは見栄えも良く簡単に出来るので、特別な日のディナーにもおすすめです。最後にオリーブオイルや胡椒をふりかけ、香り良く仕上げてください。
さんまのコンフィ
ようやく良い秋刀魚が入荷!秋の定番 4時間コンフィに! pic.twitter.com/QLfTKiIZ3n
— インダコ INDACO (@INDACO_2008) September 20, 2017
さんまのコンフィは、骨まで柔らかく食べられる人気のレシピです。弱火で3時間ほどじっくりと火を加えることで、さんまの身がふっくらと柔らかく仕上がります。
さんまのコンフィはそのままおつまみとして食べたり、サンドイッチの具としてもおすすめです。また、さんまやにんにく、鷹の爪の香りがついたオイルはパスタなどに使っても美味しいので、ぜひ作ってみてください。
鮎のコンフィ
みかん鮎のコンフィ@デゴルジュマン
— Ryouichi Matsuda (@ryoma100) September 1, 2018
みかん食べて育った鮎。美味しい! pic.twitter.com/ihXzWzDOp0
鮎のコンフィは、鮎を丸ごと食べられるおすすめのレシピです。オーブンを使い低温でじっくりと焼くので、骨まで柔らかくなり鮎を余すことなく食べられます。オーブンを使用する際は、オイルが沸騰しないように80〜90℃ほどの低温に設定するようにしてください。
冷蔵庫で1ヶ月程度保存可能ですので、新鮮な鮎が手に入った時はぜひ作ってみてください。
いわしのコンフィ
2時間半コトコトオイル煮して鰯コンフィ完成でーす♡
— ROSSOさん@イタ飯屋 (@CiaoROSSO) October 27, 2017
鰯代よりバージンオイルの方が高くついてるんだぜコレw pic.twitter.com/HDeqe3Cw4q
いわしのコンフィは、小ぶりないわしを使った食べやすいレシピです。オイルサーディンと味わいは似ていますが、よりいわしの味わいを感じることができます。ただし、いわしから臭みが出てしまうことがあるので、いわしから出た水分はこまめに拭きとるようにしてください。
オーブンで50分間ほったらかしておくことで出来上がるので、意外に簡単に出来上がります。お酒のおつまみにもぴったりですので、ぜひ休日などの時間のある時に作り置きをしてみてください。
牡蠣のコンフィ
今日もお休みなんでアルコール消毒しに来た(笑)🙋♂️
— かぢぢ*kajiwara (@kajiwara0412) March 10, 2020
フランチャコルタやっぱ好きなんですよね🤦♂️🥂✨
牡蠣のコンフィと相性抜群やぁ🙋♂️✨ pic.twitter.com/GobC6cLthM
牡蠣のコンフィは、牡蠣の旨味が凝縮された人気のレシピです。シンプルな工程ながら、お店で食べるような味を楽しめると評判です。また、牡蠣を漬けたオイルはパスタにも使えますし、バケットをつけて食べるのもおすすめです。
冷蔵庫に入れると1週間ほど保存ができます。様々な料理にアレンジすることができるので、ぜひ一度牡蠣のコンフィを作ってみてください。
コンフィの方法をマスターして簡単人気レシピに挑戦!
コンフィの人気レシピについて紹介しました。コンフィはオイル漬けした食材に低温でじっくり火を入れることで、食材が柔らかくジューシーに仕上がる調理法だということがわかりました。
コンフィを作る際のポイントとしては、適切な温度管理が非常に重要です。また、炊飯器を使うとより簡単に作ることができるので、ぜひ一度試してみてください。