IKEAのカラックスは人気の万能シェルフ!収納方法・アレンジなど活用術紹介
みせる収納としても人気のIKEAのカラックス。収納スペースを兼ね備えたインテリアとして、さまざまなアレンジもできます。ライフスタイルにあわせたカラックスの使い方やIKEA商品を使ったアレンジの方法、ペットのための活用法などを紹介しています。
目次
- 1IKEAの「カラックス」ってどんなもの?
- 2IKEAのカラックスの特徴
- 3IKEAのカラックスの組み立てポイント
- 4IKEAのカラックスシリーズの人気アイテム
- 5カラックスとあわせて購入したいIKEAの人気商品
- 6リビング収納にIKEAのカラックス
- 7ダイニングやキッチンで活用できるIKEAのカラックス
- 8デスクと組み合わせたアレンジもできるIKEAのカラックス
- 9子ども部屋でアレンジ活用IKEAのカラックス
- 10ペットのためにアレンジできるIKEAカラックス
- 11IKEAのカラックスをオリジナルシェルフにアレンジ
- 12IKEAのカラックスをオリジナル家具にアレンジ
- 13IKEAのカラックスを安全に使うための工夫
- 14IKEAのカラックスで見せる収納インテリアを
IKEAの「カラックス」ってどんなもの?
IKEAの「カラックス」と耳にしたことはあるけれど、どんなものか知らなかった方でも、「IKEAの万能シェルフ」とえばイメージできる方も多いでしょう。このIKEAのカラックスは人気があって、枠組みだけの棚ですが、前からでも、後ろからでも、立てても横にしても使えて、アイデアで部屋にあわせて使える家具になるものが「KALLAX(カラックス)」です。
そのままシェルフ単独として使うこともできれば、扉やキャスターを付けてカスタマイズすることも人気があります。またサイズやカラーもいろいろあるので、インテリアにあわせて、自在に組み合わせて使いやすくできるのもIKEAならではの家具です。このカラックスの特徴や活用方法、よりオリジナルな使い方ができるアレンジの例を紹介していきます。
IKEAのカラックスの特徴
IKEAのカラックスの大きな特徴は、ディスプレイをかねた収納になるというところ。一般的なカラーボックスなどは背面が付いているので、そちらを壁に付けて使うことが多いですが、IKEAのカラックスなら、間仕切りとしても使え、壁に寄せて使えば通常のロッカーのようにも使えます。扉、ボックス、カゴなどと組み合わせることで、収納アレンジができるのも使い勝手のよいところです。
サイズは34㎝×34㎝描ける38㎝のボックスを2×2、2×4、1×4といったものから4×4、5×5、といった大きなサイズまで展開されています。カラーはホワイト、ブラックブラウン、ホワイトステインオーク調、艶感のあるハイグロスホワイトとあります。どのサイズも、IKEAならではの組み立て式になっています。
IKEAのカラックスの組み立てポイント
IKEAの家具全般が組み立て式であるように、カラックスも組み立てる必要があります。IKEAでは有料サービスで組み立て、配送もしてくれますが、できれば自分で組み立てて経済的に人気の万能シェルフを手にしたいものです。組み立てに必要なものは、ドライバー、ハンマー。組み立て説明書もパッケージに含まれていますが、世界共通で使えるよう、IKEAの説明書は作業順序が、ほぼイラストと部品番号のみです。
カラックスを組み立てる時には、先ず組み立てるスペースを準備することを忘れてはいけません。設置したい場所で組み立てられるだろうと思っていても、寝かせて組み立てを進めていくので、設置スペースよりも広い空きスペースが必要になります。そのスペースで先ず、枠と棚板を出来上がりのように仮置きしていきます。
枠板を直角に組む部分では、一緒に梱包されている工具で軽く締め、棚板はまっすぐな木製パーツをハンマーで打ち込みながらジョイントさせていきます。全体が組みあがったら、軽く締めていた外枠のねじをしっかりとしめてシェルフは出来上がりです。1枚ごとの棚板をしっかりとはめこむことと、外枠を深くまでネジをしめることで、ぐらつきにくくなり、頑丈さも保つカラックスが仕上がります。
IKEAのカラックスシリーズの人気アイテム
IKEAのカラックスシリーズには、ぴったりとインサートできる引出や扉、バスケット、仕切り付き棚なども販売されていています。人気はインサート扉で、背面もあるので間仕切りとして置くシェルフに使うこともできます。数を増やせば扉付きの収納部分が増えるので、隠したいものの収納部分に活用でき、色もイエローがあるので、シェルフとあえて違う色を使ってインテリアのカラーアクセントにもなります。
インサート扉と同様に、インサートできる2段引出収納もIKEAにあります。布でできたハンギングオーガナイザーというものもあります。棚板にベルト部分を巻きつけるようにして、ハンモックのようにして軽いものを収納できます。もう少し重さのある書類や雑誌を出し入れできる、ワイヤーバスケットもあります。キャスターパーツもあるので、自由にカスタマイズできるのがカラックスの魅力で人気のポイントです。
カラックスとあわせて購入したいIKEAの人気商品
IKEAのカラックスシリーズではありませんが、カラックスのシェルフに合わせて使えるバスケットも人気があります。籐や竹編んでいるのでナチュラルな印象になりながら、引出しやすいように手持ち部分もあります。カラックスとあわせて使うときに、ボックスへの出し入れもしやすく、床にも傷をつけにくいように底面にはフェルトパッドが付いているのもIKEAならではの工夫です。
IKEAにはカラフルな厚手の布製のボックスやペットが喜ぶようなキャットハウスまであります。ライフスタイルにもあわせて、組み合わせができて、カラックスはそのままでも、収納パーツを変えることで、子どもの成長にあわせた収納に変化させたり、リビングだけでなくオフィスでも使えるような万能シェルフとして活用できます。
リビング収納にIKEAのカラックス
リビングにIKEAのカラックスを取り入れる方法は大きく2つあります。1つは壁沿いに大きな収納棚として使う方法。もう1つは、高さをおさえて、テレビボードを兼ねたり、腰窓の下に置いたりする方法です。どちらも、リビングの壁の色に近いものを選ぶか、薄い色のものを選ぶとリビングが明るく広くみせることができます。
洋室だけでなくカラックスなら、畳との組み合わせにも活用できます。畳みだけでなくフローリングでも、ローテーブルをおいて床に座るようなスタイルなら、カラックスも横長に使って、天井までの高さをだすと、和の空間らしくなります。生活しているとこまごましたものも出てくるので、インサート扉や引きだしも使って、目隠しするとすっきりとした印象になります。
ダイニングやキッチンで活用できるIKEAのカラックス
ダイニングキッチンでIKEAのカラックスを活用すると、収納もたっぷりとできて、物の出し入れも簡単にできる優れたインテリア家具になります。リビングダイニングをキッチンから見通せるのは、子育て世帯にはよい間取りですが、毎日使うキッチンが目に入りやすいのも気になるものです。そこでカラックスでほどよい高さの間仕切りに活用します。ほどよい隙間から、リビングダイニングもみえて、収納量も増やせます。
キッチンカウンターが欲しいというときにも、IKEAのカラックスを活用してキッチンカウンター兼収納ボックスも簡単に作れます。カラックスを横長にして、スペースがゆるせば2台あわせれば、天板面がかなり広いカウンターになります。食器やストック食材など収納したいものが増えるキッチンで、収納量もたっぷりと確保できます。
デスクと組み合わせたアレンジもできるIKEAのカラックス
IKEAのカラックスシリーズにはデスクコンビネーションとして、棚とぴったりと合わせられるデスクも販売されています。シェルフと組み合わせることで、オフィス用の機能性あるデスクにもなりますし、子ども部屋で二人分の机を並べるような配置もできます。
クローゼットや収納庫でも、カラックスは活用できます。収納棚に加えて、デスクトップを付けることで、洗濯物を畳む、アイロンをかける、といった家事スペースをつくることもできます。カラックスの棚には入らないような大きなカバンや段ボールなども、デスク天板の上下で収納もしやすくなる、新たな棚としても活用できます。
子ども部屋でアレンジ活用IKEAのカラックス
子ども部屋も、おもちゃなどの遊び道具が多く、学校に通うようになると学習用品も増えるので、収納がたっぷりと欲しいところです。ただ子どもでも取り出しやすいようにしておきたいので、そこでカラックスが活躍します。カゴやボックスを活用して、どこに何を入れるのかを子どもに分かりやすくしてあげることで、自分で片付けもできるようになります。
カラックスのサイズが豊富なことと、縦でも横でも使えるというところを上手く使うと、デッドスペースも活用できます。IKEAのロフトベッドと組み合わせると、オリジナルなスペースが作れます。兄弟姉妹で、1つの子ども部屋を使う時にも、間仕切りにしたり、共有収納とデスクを組み合わせるなど、アイデア次第で限られたスペースも十分に使うことができます。
ペットのためにアレンジできるIKEAカラックス
IKEAのカラックスは、ペットと一緒に暮らす人にも人気です。ネコや小型犬なら、カラックスの1ブロックを部屋として使えば、多頭飼いの家でも、インテリアにもなるキャットアパート、ドッグアパートを作れます。IKEAにはキャットハウスも売っていて、カラックスにちょうど良く収まります。
カラックスをペットのために活用する時に気を付けたいのは、寝場所は出入りしやすいようにしておくこと。ネコはある程度の高さがあっても、上っていくことができますが、犬の場合は最下段にお気に入りのマットをいれてあげると安心します。
カラックスシリーズにある、アクセサリー用ハンギングオーガナイザーも、喜んで入り込もうとするネコもいます。IKEAのカラックスそのものは、頑丈な作りになっていて、ネコが飛び乗っても倒れることはありませんが、中に収納しているものは、蹴飛ばされることもあるので、あまり小さなものや割れやすいものの収納は、別の場所にするか扉をつけてペットも入らないようにしておく工夫も大切です。
IKEAのカラックスをオリジナルシェルフにアレンジ
部屋の構造上、一般的なシェルフではデッドスペースが生まれてしまうスペースでも、カラックスを活用すれば、インテリアにもなる収納棚ができます。屋根裏、階段下などIKEAのカラックスの小さなものをいくつか組み合わせれば、階段ダンスのような棚ができます。1ボックスだけ足したいときにもIKEAには、いろいろな素材のボックスがあるので、組み合わせで作り付け家具のような設置もできます。
カラックスは無地だからこそ、どんなインテリアにもマッチしますが、アクセントをつけたいときには、カラックスの周りに布を貼ったり、板を取り付けることでオリジナルのシェルフになります。白い壁に白いカラックスでは無機質になりがちですが、照明具などとあわせて刺し色を加えると、上級なインテリア家具にもなって、カラックスが活躍します。
IKEAのカラックスをオリジナル家具にアレンジ
カラックスを使って、キャスター付きで移動もできる「作業台」が作れます。シェルフユニットの2×2のものは、高さが77㎝。IKEAにはカラックスにちょうどよいサイズの、ロック付きキャスターセットもあります。これを底面にとりつけ、天板面には、アイロン台などを取り付けると、高さも90㎝くらいになり、立ったままアイロンをかけやすい高さの作業台になります。趣味のものづくりスペースとしてもアレンジできます。
カラックスを収納できるベンチチェアにアレンジする方法もあります。横長にカラックスシェルフを使って、天板面にクッションを置くだけです。子ども部屋に置いてもいいですし、リビングの壁沿いに置くのも素敵です。ダイニングテーブルにあわせて配置して、少し座面を高くなるようマットやクッションを重ねれば、ダイニングセットの一部としても、アレンジできます。
IKEAのカラックスを安全に使うための工夫
IKEAのカラックスには、固定具もついています。高さのあるカラックスが倒れることで、危険な状態になることは避けたいものです。ただ固定器具は壁に沿って置く場合に使えるもので、壁にネジを埋め込むようになっています。賃貸住宅などで、壁に穴をあけられない、壁面ではなく間仕切りとしてカラックスを置く場所なら、天井とカラックスの天板に突っ張る形で、転倒防止するなどの方法もできます。
地震がいつあってもおかしくない日本だからこそ、耐震にも気を配ることも必要です。カラックスと床面の間に転倒防止のゼリー状のパッドを入れたり、ホームセンターなどで売られている固定具を活用して、安心してカラックスを使ってください。ただ、寝室などでは、高い位置から重いものが落ちてこないように、高さをおさえたものを使うといった工夫も必要です。
IKEAのカラックスで見せる収納インテリアを
サイズ、色、並べ方、活用法など様々にアレンジできるのが、IKEAで人気のカラックスシリーズです。収納目的だけでなく、インテリアの一つとしてカラックスを活用すると、使いやすくて便利なインテリア家具になります。発想をひろげて、使いやすくおしゃれにアレンジして、IKEAのカラックスを暮らしに取り入れてください。