2019年10月04日公開
2024年09月29日更新
モンスターエナジーはカロリーが高くて太る?他のエナジードリンクと比較
モンスターエナジーはカロリーが高くて太る原因になるかを検証!モンスターエナジーの成分や糖質量、期待できる効果も紹介します。エナジードリンクの海外での規制状況や、他の清涼飲料水よりカロリーが高いかどうかも分かります。
モンスターエナジーとは?
モンスターエナジーはエナジードリンクの一種です。エナジードリンクとは疲れた時や、もうひと頑張りしたい時に飲む炭酸飲料を指します。モンスターエナジーは2012年に日本で販売が開始されました。現在では、レッドブルと並びエナジードリンクの代表格となっています。
成分
成分 | 含有量 |
---|---|
エネルギー | 50kcal |
たんぱく質 | 0.0g |
脂質 | 0.0g |
炭水化物 | 12.6g |
ビタミンB2 | 0.70mg |
ナイアシン | 8.7mg |
ビタミンB6 | 0.80mg |
ビタミンB12 | 3.5μg |
ナトリウム | 78mg |
食塩相当量 | 0.2g |
カフェイン | 40mg |
アルギニン | 125mg |
高麗人参エキス | 82mg |
アルニチン | 29mg |
モンスターエナジー1缶は355mlです。1缶のカロリーは177kcal、糖質量は46gです。カフェインや高麗人参エキスが入っているのが特徴です。
効果
モンスターエナジーに期待できる効果は、主に4つです。カフェインには眠気を覚ます覚醒作用があります。アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進します。アルギニンは血管を拡張させる働きもあるので、動脈硬化の予防にもつながります。
また、モンスターエナジーシリーズに欠かせないのが高麗人参エキスです。高麗人参エキスは漢方のひとつで、滋養強壮や疲労回復効果があります。カルニチンは脂肪を燃焼させ、代謝促進効果が期待できます。
海外では摂取量の制限がある
エナジードリンクによるカフェインの過剰摂取が危険視されています。海外では死亡例が報告されており、未成年者への販売を法律で規制した国もあります。リトアニアでは2014年から18歳未満へのエナジードリンクの販売を禁止しています。イギリスでも2018年から大手スーパーが16歳未満への販売を禁止しました。
ここ数年、アメリカやカナダで、政府などの公的機関が子どもへの販売規制や注意を呼びかけています。また、医学界も注意喚起を行っています。エナジードリンクメーカーも、子どもや妊婦がエナジードリンクを飲むことを推奨していません。
モンスターエナジーは高カロリーで太りやすい?
種類とカロリー
モンスターエナジーは数種類あります。代表的な種類のカロリーを紹介します。一番オーソドックスなモンスターエナジーは、100mlあたり50kcalです。モンスターエナジーとミックス果汁を合わせたモンスターカオスは、35kcalになります。日本限定フレーバーのモンスターキューバリブレは42kcalです。
0カロリーのモンスターエナジーが2種類あります。2013年に発売されたモンスターアブソリュートゼロと、2015年発売のモンスターウルトラです。この2種類は糖質も100mlあたり1.0g以下と低くなっています。
他の清涼飲料とカロリーを比較
モンスターエナジーは100mlあたり50kcalと高カロリーです。同じエナジードリンクであるレッドブルも46kcalと高カロリーです。他の清涼飲料水のカロリーは、ポカリスウェットで27kal、オレンジジュース(なっちゃん)は44kcalです。
太るイメージのあるコカ・コーラやカルピスウォーターのカロリーは45kcalですから、エナジードリンクのカロリーは、かなり高い水準といえます。
一年飲んだ後の体重変化は?
モンスターエナジーは100mlあたり50kcalで、糖質量は12.6gです。カロリーも糖質量も高い水準ですので、毎日飲むと太る原因となります。実際1年で4kg体重が増えたという口コミもあります。
モンスターエナジーは適度に飲もう!
モンスターエナジーを飲みすぎると、カフェインの過剰摂取や、カロリーの高さから太ることになってしまいます。ここぞという時にだけ飲むか、1日1本までと決めて飲むのがよいでしょう。モンスターアブソリュートゼロやモンスターウルトラは、0カロリーで低糖質のため、ダイエット中に、おすすめです。