マイスター工房八千代の巻きずしに行列が絶えない!予約方法&メニュー情報
マイスター工房八千代は、兵庫の山に囲まれたのどかな町にあるお店です。こちらでは美味しい巻きずしを販売しており、県内外から連日多くのお客さんが訪れる人気店です。ここでは、マイスター工房八千代での予約方法やメニュー情報について紹介します。
目次
マイスター工房八千代とは?
マイスター工房八千代は、兵庫県多可郡多可町の山に囲まれた自然豊かな場所にお店を構える巻きずしが人気のお店です。店内には巻きずし以外にもさまざまな商品が販売されており、巻きずしだけでも1日に1500~2000本近くを売り上げています。
これだけの人気を誇るマイスター工房八千代の巻きずし購入するのは、近所に住んでいる人でなければ県内の人でも至難の業です。地方発送に対応していないので、早朝に家を出発して行列に並んで購入する必要があり、絶対に購入したいという人はこれから紹介するお店の情報を参考にしてみてください。
地域の女性たちで作られたグループだった
そもそも、マイスター工房八千代というお店はどうやってできたのか?そこには地域を支える女性グループの力がありました。元々、生活研究グループとして漬物を作ったり、野菜を育てたりする活動を行う中で、多可町を活気づけたいという熱い想いから地元産の食材を使用したさまざま料理を考案するようになりました。
生活研究グループの女性たちは、せっかく地元の食材を使っていろんなものを作るのであれば特産物になるようなものを販売したいと考えるようになり、マイスター工房八千代が誕生したと言われています。2001年の春に地物の直売所でお試し販売を行い、その後10月27日に現在の場所へ本格的にオープンしたのが始まりです。
女性たちは「見捨てない」「余りものを大切にする」といった精神で、マイスター工房八千代や喫茶マイスターも廃園になった保育園や農協店舗として使われていた場所をそのまま利用しています。素材へのこだわりはもちろん、極力費用を抑えた地元でできる活動を行ってきたグループでもあります。
田舎のコンビニがコンセプト
マイスター工房八千代は、地域に密着した田舎のコンビニというコンセプトに始まったお店です。お店で販売する商品は地元で採れた材料をメインで使用し、安心して食べられるものを作ることで地域の人たちがコンビニを利用するような感覚で活用できる場にしたいという思いがこもっています。
お店の敷地内に設置された自動販売機には、ボタンを押すとラベンダーの香りが漂う仕掛けが施されています。これは西日本最大級とも言われるラベンダーパーク多可で管理されているラベンダーの香りで、マイスター工房八千代は店内だけにとどまらず、自動販売機にも地元をアピールする気持ちが込められている人気のスポットです。
マイスター工房八千代はお客さんの口コミがネットで広がり、多くのメディアが取材に訪れるようになりました。さらにその口コミが全国各地に広まっていき、地元の人たちだけでなく県外からのお客さんが増えることによって行列のできるお店へと成長し今に至ります。
巻きずしが看板商品
マイスター工房八千代の看板商品はもちろん巻きずしで、1日限定1500本で週末は本数をさらに増やし、予約の本数を合わせると、さらにたくさんの数が販売されています。他の商品ももちろん人気はありますが、巻きずしの人気はそれをはるかに上回るもので、お店では営業日には整理券と引換券が配り対応しています。
マイスター工房八千代の人気の巻きずしメニュー
マイスター工房八千代で売られている巻きずしにはいくつか種類があり、どの巻きずしもそれぞれに魅力のあるメニューです。使用されている材料はすべて地元産のもので、安心して食べられるのも人気の高い理由の1つです。ここからは、マイスター工房八千代で販売されている4つの人気メニューを紹介します。
天船巻きずし
天船巻きずしは、店頭で整理券と引換券の配られているマイスター工房八千代で1番の人気メニューです。一般的に食べられている太巻きよりも大きな天船巻きずしの中には、卵焼きやかんぴょう、しいたけ、高野豆腐、きゅうりといった具材が入っています。
中でも巻きずしに使用している地元産のスーヨーきゅうりは、シャキシャキとした食感で贅沢に半分も入っていて、巻きずしのいいアクセントになっています。具材以外にも多可町産のコシヒカリや兵庫県産の海苔を使用するなど、とにかく地元産や兵庫県産にこだわって作られたこだわりの巻きずしです。
天船巻きずしは、ここまで素材にこだわっているのにも関わらず1本540円とお買い得です。このクオリティと良心的な価格設定が長年愛されている大きな理由です。甘みのあるしいたけと卵焼き、それにマッチした大きなきゅうりが贅沢に巻かれた天船巻きずしをぜひ堪能してみてください。
鮭ずし
マイスター工房八千代には、天船巻きずし以外にも鮭を贅沢に使用した鮭ずしという商品もあります。値段は1300円と少し高めではありますが、分厚めの鮭でボリュームたっぷりに作られた鮭ずしなので値段だけの価値は充分あります。
マイスター工房八千代の鮭ずしは、かなり美味しいので1本を1人で食べてしまう人も多いようです。もちろん、自宅に持ち帰ってお昼ご飯や晩ご飯にするのもおすすめの1品です。生ものなので夏休みの暑い日に休暇を利用して行こうと考えている人は、小さ目でもいいのでクーラーボックス持参をおすすめします。
鯖ずし
マイスター工房八千代の人気商品で、鮭ずしと同じくボリュームたっぷりの鯖ずしも販売されています。大ぶりな鯖を使用していて、押し寿司のような味わいです。1本1200円で腹と背のどちらかを自分で選べるようになっています。
商品には醤油やわさび、甘酢生姜もついているので、すぐにその場で食べることができるのも買い手側としては嬉しいポイントです。鯖の身がすごく分厚いので食べ応えもあり、甘めの味付けなので子どもでも食べやすい鯖ずしとなっています。
見捨てないシリーズ
マイスター工房八千代には、定番の巻きずしや押し寿司メニューの他にも見捨てないシリーズといったジャンルのメニューがあります。見捨てないシリーズは、巻きずしやその他の商品を作った際に残った食材を余すことなく使用したいといった女性たちの想いからできた商品です。
例えば、巻きずしや他の商品にもたっぷりと使用するスーヨーきゅうりは、栄養満点の皮の部分が残り廃棄されがちです。そこに目をつけたマイスター工房八千代の女性たちは、きゅうりの皮を素揚げして甘辛く味付けした650円のはたけののりかは見捨てないシリーズの中でも人気のご飯のお供です。
その他にも、1本660円のチョイワルおやじ巻といった商品もあります。この巻きずしは、鯖ずしを作った際に残る鯖のカマの部分を辛子で和えたものを巻きずしの具にして巻いてあります。使えるものはすべて余すことなく使用する精神が生かされた売り切れ必須のメニューです。
マイスター工房八千代の巻きずしの買い方
マイスター工房八千代ではお客さんが多いため、巻きずしの買い方に決まりや特徴があります。お客さんの多くが常連客や地元の人たちばかりなので、スムーズに購入進めていきます。初めてマイスター工房八千代を利用するという人は、実際にお店に行ったときに困らないように事前に買い方を把握しておきましょう!
予約方法
マイスター工房八千代で1日1500~2000本の売り上げを誇る天船巻きずしは、事前に予約をしておくことができます。マイスター工房八千代はホームページがないのでネットからの予約はできませんが、全国商工会連合会のホームページに電話番号が掲載されています。
予約方法は、マイスター工房八千代に前日までに直接電話をして予約を行うといった簡単な方法です。週末は特にお休みを利用して県内外からお客さんが大勢集まるので、確実に天船巻きずしを購入したいという人は予約しておくことをおすすめします。
開店してすぐに売り切れてしまうことも多いので、当日予約はできません。予約をしておけば行列に並んだり、引換券や整理券をもらったりする手間も省けるので初めてマイスター工房八千代を利用する人は予約しておいた方が無難です。
ちなみに前日までに予約したお客さんは隣にある喫茶マイスターのそばに設けられた受付にて、巻きずしを購入するシステムとなっています。
店頭で買うなら午前中
マイスター工房八千代は朝9時から営業しているので、店頭で巻きずしを購入したい人は午前中に来店することをおすすめします。15~30分前にお店に到着して並んでも整理券が10番代や20番代になってしまうこともあるので、できるだけ早めに来店しましょう!
巻きずし以外のメニューも人気なので、開店から15分ほどで店内の商品が品薄になってしまうこともあります。手作り商品なので限定商品も多く、いろんなメニューを楽しみたい、見捨てないシリーズも購入したいという人は、巻きずしが最悪購入できなくてもいいという人でも早めの来店をおすすめします。
開店前には整理券が配布される
マイスター工房八千代では行列や店内の混雑を軽減させるため、開店前に来たお客さんから順番に整理券と引換券を配布しています。整理券を配布する際に巻きずしの購入本数を聞かれるので、事前に購入したい本数を決めておきましょう。
店内があまり広くないので、開店5~10分前に整理券の順番に並び数組ずつ順番に店内に案内していきます。この方法によってお店が混雑することもなく、来てくれたお客さんから順番に商品を購入することができます。もちろん、巻きずしは引換券があるので本数以内であれば購入できないという心配もありません。
マイスター工房八千代の店舗情報と口コミ
マイスター工房八千代では、特に初めて利用する人によって店舗情報をしっかりと把握しておくことはとても重要です。アクセス方法や駐車場について、営業時間など知っていないと当日に焦ってしまう原因になるので、ぜひ参考にしてみてください。
合わせて紹介する口コミは、巻きずし以外のメニューで自分が購入したい商品に目星をつけておくための判断材料にも活用できます。せっかく朝早起きをして来店するのであれば、目的の商品を購入して帰りましょう!
アクセス・駐車場・営業時間
マイスター工房八千代の営業時間は9時から15時までで、駐車場は無料で30台分用意されています。購入したお客さんは帰って行くか隣の喫茶マイスターで朝食を食べるかのどちらかなので、車を停める場所には困りません。営業時間も15時までとありますが、商品がなくなり次第終了なので早めに閉店することもよくあります。
マイスター工房八千代へのアクセス方法は、JR加古川線の西脇駅に神姫グリーンバスというバスが運行しています。大屋行きに乗ると、40分ほどでマイスター工房前というお店の目の前にあるバス停に到着します。ちなみに料金は750円で、公共交通機関を利用する場合は駅は近場にないのせバスのみとなります。
車で行く場合は、中国縦貫自動車道の滝野・社インターか加西インターから約40分ほどでマイスター工房八千代まで行くことができます。神戸や姫路から向かう場合は1~1時間半、大阪から向かう場合は2時間ほどかかるので、所要時間を考慮して自宅を出発するようにしましょう!
口コミ
マイスター工房八千代に訪れたお客さんからは、さまざまな口コミがネットにアップされています。例えば、「天船巻きずしはボリュームがあるけど、酢飯よりも具がたっぷり入っているので美味しくて1本食べられる」といった口コミや「1度食べたら絶対リピートしたくなる」といった巻きずしを絶賛する口コミが数多くみられます。
その他にも、「マイスター工房八千代は人気店なので、絶対予約していった方がいいです」「ケンミンショーで紹介されてからお客さんがさらに増えて、1人1日5本までという制限ができた」など、常連客や地元の人たちからはマイスター工房八千代を利用する上での注意点なども口コミされています。
これから初めてマイスター工房八千代を利用する人は、実際にお店を利用したお客さんの声を参考にして美味しい巻きずしを堪能してみてください。
マイスター工房八千代の人気巻きずしを食べてみよう!
ここでは、兵庫県で人気のマイスター工房八千代という田舎コンビニについて紹介してきました。販売されている巻きずしやお惣菜、ご飯のお供などは、どれも地元の女性が心を込めて作ったものばかりで、味わいも絶品です。営業時間や買い方など他とは違うお店独自の進め方がありますので、事前にしっかりと把握しておきましょう。
現在では、梅田阪急や大丸などの百貨店のイベントに参加することも増えてきています。なかなかマイスター工房八千代まで行く時間がないといった人は、そういった機会を利用してマイスター工房八千代の美味しい巻きずしを堪能してみてください。