川通り餅は広島の亀屋が有名!味の評判や日持ちは?東京でも買える?
川通り餅という広島の銘菓の名前を聞いた事があるでしょうか?広島のお土産と聞くともみじ饅頭を想像される方も多い事でしょう。ですがもみじ饅頭と肩を並べて人気を博しているのが広島でも有名な和菓子店でもある亀屋が販売している川通り餅です。賞味期限が短く日持ちがしない為早めに食べる必要はありますが、それでも手に取りお土産として購入する方は少なくないといいます。東京でも購入したいという声も少なくありません。今回はそんな広島土産でも人気の川通り餅について詳しく紹介していきましょう。
川通り餅は広島の人気和菓子
広島のお土産と聞くともみじ饅頭が思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか?もみじ饅頭のお土産ももちろん多くの人に喜ばれますが、たまには一風変わった商品をお土産に渡したいという方も少なくないでしょう。
そんな時におすすめなのが、広島の中でも隠れた銘菓土産と言われる亀屋の川通り餅が人気です。日持ちがしない為広島県内でのみ販売され、絶大な支持を持つ亀屋の川通り餅について今回は詳しく解説していきましょう。
もみじ饅頭より県民から支持!?
広島県の有名なお菓子はもみじ饅頭になりますが、もはや全国的に知れ渡っている銘菓になり実は広島に住んでいる方はそこまで食べる事が無いとされています。ですが川通り餅は広島県民からも人気があり、今も尚ファンが多いとされているお菓子なのです。
一つの魅力として様々な食べ方がある為、自宅に持ち帰って楽しみながら食べ進める事ができるのも県民から支持されている理由なのでしょう。
川通り餅を販売する亀屋とは?
川通り餅を販売しているのは亀屋という和菓子専門店です。亀屋で製造・販売されている川通り餅は、広島のお菓子の中では最も古いお菓子とされ、昔から広島県の中では知られたお菓子として親しまれています。もみじ饅頭も川通り餅と同様に古くから広島に存在しているお菓子になり、この二つのお菓子が広島の銘菓として名を馳せています。
昭和21年創業という長い歴史を持ち、尚且つ現在でも人気が高いというのはそれだけ評判が良い証拠なのでしょう。亀屋の看板メニューとして今も尚店頭に並ぶ川通り餅は、ほとんどの工程を手作業で行っており人の手が加えられたお菓子は機械で作るよりも断然思いが込められています。
川通り餅の由来
毛利氏は大江広元の子孫と伝えられ、相模(神奈川県)におこり、南北朝時代に安芸国に移り、元就のときに大きく飛躍しました。正平5年(西暦1350年)、元就の祖先である師親が、石見の国の佐波善四郎との戦いで、江の川を渡ろうとしたとき、水面に小石が浮かび上がり、鐙(あぶみ)に引っかかりました。師親はそのまま戦い、大勝利になりました。これは神の助けに違いないと、小石を持ち帰り宮崎八幡宮に奉納しました。
このような出来事をきっかけに、後にお祝いの席では餅を小石に見立てながら食べるようになったといいます。このような歴史があり、今ではこのお祝いの席で食べていた餅を川通り餅と呼ぶようになり、今ではこの風習が広島全体に広がっているのです。広島の歴史を背景に持つ川通り餅は、広島県民の大切なお菓子でもあるのでしょう。
川通り餅とはどんなお菓子?
広島では有名なお菓子の一つでもある川通り餅ですが、実際に食べた事がある方はどのような反応を示しているのでしょうか?川通り餅の包装にはスタンダードな箱タイプのものがありますが、お土産におすすめできるのが笹で包まれているものが見た目が良いのでおすすめです。
手にした時に目で見ても楽しむ事ができる川通り餅の味や値段などを知って、ぜひ広島土産の選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?
味と食感
川通り餅はきな粉をまぶした一口サイズのお餅のお菓子です。中にはクルミが入っている事により食感を楽しむ事ができます。上質な餅のきめ細かさが口の中で感じられ、とろけるような食感にクルミの歯ごたえが混じる事でより美味しさを際立たせていると言えるでしょう。
味も申し分ない為、幅広い方から支持を得る事のできる味わいです。またきな粉でコーティングされている為、手がべたつきにくいのも魅力です。一つづつに爪楊枝が刺さっているので、女性でも汚れる事を気にしない程度に食べ進める事ができるでしょう。餅とクルミときな粉の異なる味・食感をぜひ一度お試しください。
日持ち・賞味期限
亀屋からは川通り餅以外にもお菓子の販売を行なっていますが、そのどれもが生菓子である事から賞味期限は短めとなります。川通り餅の賞味期限は出荷日から7日とされているのを見ると、そこまで日持ちをしないお菓子である事が分かるでしょう。餅を使用している事もあり賞味期限が短く日持ちをしないとされているのです。
その他のお菓子も川通り餅同様に、日持ちがしない賞味期限の短いお菓子が販売されている為川通り餅を始め亀屋の商品は、広島県内でのみ販売を行なっています。お土産で亀屋の商品を渡す際には、賞味期限を考慮して早めに渡し、賞味期限前には食べてもらうようにするようにしましょう。
値段はいくら?
広島県内で購入する事のできる川通り餅の値段は、大小の大きさで販売されています。小さいサイズは7個入りになり値段は330円、大きいサイズは30個入りになり1,260円です。
箱の中に入っている川通り餅は紙に包まれているだけなので、移動の際に傾けたり激しく扱う事できな粉が箱の中に散らばってしまう点が懸念されます。購入をしたら丁寧に扱うようにしましょう。
評判口コミ
自分の中では、広島土産と言えばもみじ饅頭よりも川通り餅。
— Naoki Wada (@naoki_wada) July 7, 2019
これ、食べだしたら止まらないんだよね。 pic.twitter.com/AT0ctD76QG
川通り餅の味に対する口コミには「食べだしたら止まらなくなる」「クルミの食感がアクセントになっていて美味しい」「きな粉はそこまでこぼれずに食べる事が出来ます」などの声が挙がっています。もみじ饅頭よりも食べる頻度が高いという声も少なくないようです。
正解は、「川通り餅」
— いくどん (@ikufukudon) July 3, 2019
「川通り餅」といえば、竹の皮。
最近は紙のパッケージになってしまい、なんとなく寂しかったのですが、本店と広島駅の直営店では昔ながらの包装の商品を買うことが出来ます。
お土産に渡すついでに自分の分も購入😊 pic.twitter.com/KnxsRBMnFE
包装についての口コミには「竹の皮の包装がしてある川通り餅が見つからない」「懐かしい包装を見るとやはり手に取ってしまう」などの声が挙げられました。竹の皮で包んである包装は、現在限られた店舗でしか手にする事が出来ないようです。
川通り餅賞味期限1週間しかもたないからさっそく食べたけど美味しい!お持ちの中にクルミが入ってるんだね(*゚∀゚*)
— ゆーり (@kamikamy011) July 2, 2019
賞味期限に対する口コミは「賞味期限が短いから早めに食べなきゃと思うけれど、まだ残しておきたい」「次はいつ食べられるか分からないけれど、賞味期限切れる前に食べ切る自信がある」といったように、その美味しさから賞味期限前には食べ終わってしまうという声が多く挙がっていました。
川通り餅は東京でも買える?
あまり日持ちをしない川通り餅は広島県内でのみ手に入れる事ができます。ですが東京でも手に入れる方法があるのを知っていましたか?東京やその他の地域でを手に入れる方法を見ていきましょう。
亀屋のお菓子は広島での購入のみ
東京やその他の地域でも亀屋のお菓子を購入したいと思っても、亀屋は広島県内でのみ展開しているお店の為東京やその他の地域では店舗が展開されていません。中でも川通り餅は特許を取っている為、広島県以外の東京やその他の地域での販売はできないのです。その点を踏まえると広島県で購入する、もしくはお土産で貰うの選択肢できないでしょう。
亀屋から取り寄せが可能
東京を軸に考えた時、広島県に行くのは容易くないでしょう。そんな時に東京やその他の地域で亀屋のお菓子を買う方法として、亀屋から取り寄せを行う方法があります。亀屋では公式サイトにも地方発送の説明がされています。
電話にて注文を行う形になりますので、公式サイトに記載のされている電話番号に直接掛けて、注文する商品を伝えましょう。
亀屋の川通り餅が買える店舗情報
広島県内でのみ販売を行なっている亀屋ですが、亀屋のお菓子はどのような場所で購入する事ができるのでしょうか?店舗の情報を一覧で紹介していきましょう。
亀屋本店
亀屋本店は1階がお菓子の販売スペース、2階が工場という造りになり本店では唯一出来立ての川通り餅を食べる事が出来るでしょう。イートインスペースは設けていませんが、お餅には爪楊枝が刺してある為食べ歩きをしながら広島内を観光する事もできます。また本店では竹の皮に包んだ川通り餅を購入する事も可能です。
アクセス方法
亀屋本店までは広島駅から徒歩800m程の場所に位置しています。少々距離はありますが、大きな看板が付いた白い建物を目印に来店してみましょう。
営業時間と休日
亀屋本店の営業時間は月曜から土曜が8:30~17:00、日祝が9:00~17:00です。お店はほぼ年中無休としていますが、年始の1月1日から4日までは店休日となるため予めご了承ください。
直営店
亀屋の直営店は2店舗展開されており、いずれも広島駅周辺に所在しています。一つ目の広島駅ビルアッセ店は営業時間が8:00~20:00、二つ目の広島駅ekie広島店の営業時間は8:00~21:00です。どちらも施設の休館日に合わせて休みを設けています。
主な販売店
亀屋の主な販売店として、広島駅方面では広島駅内キヨスク各店に入っており福屋駅前店にも在ります。八丁堀・紙屋町方面では広島バスセンター、広島そごう、福屋本館、広島三越です。西区・廿日市方面では天満屋アルパーク天満屋店、福屋五日市店、ゆめタウン廿日市に展開されています。
その他にもサービスエリアや空港内でも販売しているので、旅行で来られた方は日持ちしない事を考慮すると帰り際に購入するのがおすすめでしょう。
亀屋の川通り餅は広島土産にぴったり
広島名物の亀屋川通り餅は、もみじ饅頭にも負けない隠れた人気お菓子です。日持ちがしないデメリットもありますが、一口食べると止まらなくなる美味しさの為すぐに食べ切れる事でしょう。広島のお土産として地元民からも親しまれている川通り餅をぜひ堪能してみて下さい。