2019年06月30日公開
2024年09月20日更新
カレーうどんにピッタリの献立!付け合わせのおかずレシピまとめ!
カレーうどんの献立はどんな料理を合わせていますか?さっぱりと濃厚な味のカレーうどんはそのまま食べても美味しいですが、他のおかずと一緒に食べることで偏りがちな栄養を補ってくれます。今回はカレーうどんにピッタリの献立を紹介します。野菜をメインにした副菜や肉や魚をメインにしたレシピ、さらに美味しいサラダレシピなども紹介していきますので、カレーうどんの献立の参考にしてください。
目次
カレーうどんにピッタリの献立は?
カレーうどんは専門店ができるほど人気のある料理です。カレーうどんは家でも簡単に作ることができますが、カレーうどんだけだと少し寂しい気持ちになります。そんな人気で美味しいカレーうどんはどんな献立が良いのでしょうか?
カレーうどんの作り方
カレーうどんの献立を考える前に作り方を見ていきましょう。カレーうどんはカレーの次の日の残りで作る人が多く、カレーうどんを食べるためにカレーを作る人はあまりいません。カレーに茹でたうどんを絡めるだけで簡単にできますが、今回は本格的なレシピを紹介します。
基本の作り方
- 牛肉と玉ねぎを用意し、牛肉は1口サイズに、玉ねぎは薄切りにスライスします。
- 鍋に水400cc、めんつゆ100ccを入れて火にかけます。
- 温まってきたら牛肉と玉ねぎを加えて玉ねぎがしんなりするまで煮込みます。
- しんなりしてきたらカレールーを2~3片加えて溶かし、味を調節します。
- 違う鍋に水を入れて沸騰させ、うどんを茹でて丼ぶりに入れます。
- うどんが入った丼ぶりの上に温めたカレーうどんのスープを加えてネギや薬味をのせたら完成です。
美味しく作るコツ
いろんなタレを試してるけど、今はこれを使ってる
— 機械系のコーギー提督bot (@flltby2) August 17, 2019
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基本的な作り方でも美味しくカレーうどんを作ることができますが、さらに美味しく作るには焼肉のたれを少し入れることです。焼肉のたれの中に入っているリンゴやごまのエキスがカレースープと合わさり、コクが増して味わい深いカレーうどんに仕上がります。
投入するタイミングは、めんつゆを入れてグツグツと煮込んだ際に焼肉のたれを投入すると美味しくなります。
また、最後に片栗粉でとろみをつけるとコクや香りが増したカレーがうどんと絡むので、濃厚なカレーうどんを作ることができます。
カレーうどんに合うおかずの献立/レシピ【副菜編】
濃厚でコクのあるカレーうどんには様々な献立が存在します。主食となるカレーうどんは副菜があると栄養バランスが良くなるので献立に取り入れると良いでしょう。野菜をメインにした副菜となるおかずをプラスしてバランスのいい献立にしましょう。
ほうれん草のおひたし
ほうれん草のおひたしはどの献立の副菜にも入る王道の料理です。カレーうどんの献立をはじめ様々な献立のおかずにも使うことができるので覚えておきましょう。
おすすめポイント
ほうれん草は野菜の中でも鉄分が多く含まれています。またほうれん草は鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富で、ビタミンB1など体に必要な栄養素も多く含まれてます。食物繊維やカロテンも含まれているので、栄養が偏りがちなカレーうどんの副菜にピッタリのレシピです。
レシピ
- ほうれん草1/2束
- ちりめんじゃこ大さじ2
- だし汁大さじ1.5
- しょうゆ小さじ1.5
- ごま油小さじ1
- こしょう少々
- ボウルにだし汁、しょうゆ、ごま油、こしょうを入れて混ぜ合わせておきます。
- 鍋に水を入れて沸騰させ、洗ったほうれん草を根元から鍋に入れます。
- ほうれん草の色が鮮やかになったら取り出し、水に浸け粗熱をとります。
- 粗熱をとったら長さ3cm幅に切り、ボウルに(1)とほうれん草を加えて混ぜ合わせ、器に盛りつけたら完成です。
にんじんの卵とじ
カレーに使う野菜の1つに、にんじんは必ずといっていいほど入っています。しかし、にんじんは余ってしまいがちでいつも冷蔵庫に入っている人も多いのではないでしょうか?副菜レシピを覚えれば余りがちなにんじんを消費することができます。
おすすめポイント
にんじんは非常に多くのカロテンが含まれています。にんじんに含まれているカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そしてのどや肺などの呼吸器系統を守る働きがあります。卵は良質なタンパク質が豊富に含まれています。
タンパク質だけではなくビタミンやカルシウム、鉄など人の健康を維持するために必要な栄養素が豊富です。栄養が豊富なにんじんと卵を使った簡単レシピは副菜にピッタリです。
レシピ
- にんじん1本
- 卵2個
- だし汁400ml
- 本みりん大さじ2
- しょうゆ大さじ2
- にんじんは水で洗い、皮をむいて斜め2mm幅に切り、せん切りに切ります。
- 鍋に(1)、だし汁、本みりんを入れて弱中火で約10分間煮ます。
- (2)にしょうゆを加えてアクを取りながらさらに5分間加熱します。
- (3)の味を調節して、溶き卵を回し入れてサッと火を通したら完成です。
ゴボウの胡麻和え
食物繊維が多くて食べ応えのあるゴボウは女性に嬉しい野菜です。ゴボウを叩いて料理することで香りが増し、様々な食感を楽しむことができます。
おすすめポイント
ゴボウは不溶性共に食物繊維を豊富に含み、便秘の解消に効果が大きい食材です。不溶性食物繊維の1つ、グリニンは腸内の発がん性物質を吸着する働きを持っているので、大腸がんの予防効果もあります。
さらに、ゴボウにはイヌリンという食物繊維に含まれている栄養素もあります。イヌリンは炭水化物の1種でチコリや春菊などにも含まれていますが、ゴボウにはチコリや春菊よりもさらに多く含まれています。このイヌリンは血糖値を改善する働きやビフィズス菌の成長を促してくれるので腸を整える効果があります。
さらに、ゴボウにはカリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富に含まれているので優秀な副菜といえるでしょう。
レシピ
- ゴボウ1/2~1本
- 酢少々
- 白ごま大さじ2~3
- A:酢大さじ2
- A:みりん大さじ1
- A:しょうゆ小さじ1.5
- A:だし汁大さじ3
- A:塩少々
- ゴボウはたわしでキレイに水洗いし、すりこ木で軽くたたき、長さ4~5cm幅に切ります。(太いものは2~4つに割ります)
- 鍋に水、酢を入れて(1)を加え、約10分柔らかくなるまで茹でて、ザルにあげます。
- 白ごまは焦がさないようにフライパンで煎り、冷めてから軽くすり鉢ですります。
- 鍋にAを入れて煮立たせ、(2)を加え、汁けが半分くらいになるまで中火で5~6分煮て、ゴボウに味を含ませます。
- (4)に(3)を加えて全体的に混ぜ合わせ、器に盛ったら完成です。
カレーうどんに合うおかずの献立/レシピ【主菜編】
カレーうどんの献立といえば、野菜をたくさん使った副菜を思い浮かべますが、副菜のみだとカルシウムやタンパク質などの栄養素が偏ってしまいます。カルシウムやタンパク質を豊富に含む魚や肉、さらにカレーうどんと相性抜群のおにぎりなどの献立を見ていきましょう。
マグロのチーズつくね
通常つくねといえば肉で作りますが、今回はマグロを使った献立です。しっかりとした味付けなのでお酒のおつまみにもピッタリのおかずです。
おすすめポイント
マグロにはDHAが含まれており、血液中の善玉コレステロールを増やす働きがあります。善玉コレステロールを増やすことで、中性脂肪や悪玉コレステロールを減らしてくれます。また脳の神経機能を高めてくれるので脳の老化予防、ボケ防止、学習能力向上に役立ちます。
さらに、マグロには体内の成分を正常に保ち、神経や筋肉の機能を助けるカリウムが含まれています。また、代謝を促進したり動脈硬化などを予防してくれるタウリンも豊富に含まれています。マグロをつくねにすることで苦手な人も食べやすくなるので、今晩の献立に作ってみてはどうでしょうか?
レシピ
- マグロのたたき100g
- 玉ねぎ1/4個
- 塩少々
- にんにく1/2片
- サラダ油大さじ1
- 酒大さじ1
- オイスターソース大さじ1
- 片栗粉大さじ1
- こしょう少々
- プロセスチーズ10g
- 玉ねぎは横半分に切ってさらに縦に薄切りにし、耐熱容器に入れます。
- (1)に塩を振りかけ、ラップをして電子レンジで約3~4分加熱します。
- にんにくはみじん切りにし、チーズは1cm角に切ります。
- フライパンにサラダ油とにんにくを入れて弱火にかけ、香りが出てきたら(2)を加えてしんなりするまで炒めます。
- (4)にオイスターソース、酒を加えて混ぜ合わせ、汁けがなくなるまで炒めて器に取り出し、冷まします。
- マグロをさらに叩いてボウルに入れ(5)、片栗粉を加えて混ぜ合わせて、食べやすい大きさに丸めて真ん中にチーズを入れます。
- フライパンにサラダ油を薄く敷き、(6)を入れて中火で両面に焼き色をつけ、蓋をして完全に火を通したら完成です。
長芋の豚肉ロール焼き
長芋の豚肉ロール巻き:長芋を太めの短冊に切る。豚肉に小麦粉を振るって、長芋を巻く。フライパンで焼き、油が出てきたらペーパーなどですいとる。めんつゆで絡め、白ごまをふる。セロリを巻くのもオススメです★@tsubuyakirecipe pic.twitter.com/XpNxkat8
— itadakinoko (@itadakinoko) December 6, 2012
シャキシャキの食感が楽しめる長芋と疲労回復の効果がある豚肉はおかずにおすすめです。今回使用する薄切り肉は巻いて使うだけで食べ応え抜群になるので、ボリュームのある副菜です。また今回のレシピには梅も使用しているので、こってりしたカレーうどんと相性がとても良い献立に仕上がっています。
おすすめポイント
粘り気のある独特の食感を持つ長芋はカロリーが低いので、ヘルシーな献立を考えている人におすすめです。また炭水化物や亜鉛、カリウム、鉄なども多く含んでいます。長芋特有の粘り気の成分は粘膜の保護や様々な病気の予防にもなります。
豚肉はタンパク質やビタミンB1が多く含まれているので、疲れがたまった時などは献立に豚肉のおかずを入れて疲れを吹き飛ばしましょう。
レシピ
- 長芋4~6cm
- 酢少々
- 豚肉の薄切り6枚
- 塩コショウ少々
- 小麦粉大さじ1/2~1
- 梅干し1個
- A:酒小さじ1/2
- A:砂糖小さじ1/2
- B:酒大さじ1
- B:しょうゆ小さじ2
- B:みりん小さじ2
- 小麦粉適量
- サラダ油小さじ2
- 長芋は酢水に10分放ち、キッチンペーパーで水気を拭きとり、縦に太めの棒状に切ります。
- 梅干しは種を取り、包丁で叩きペースト状にしてAと混ぜ合わせます。
- まな板に豚肉を広げて塩コショウを振り、小麦粉を薄く振ります。
- 手前側に(2)を塗り、(1)をのせてクルクルと巻き、剥がれないようにしっかり押さえ、6枚分作ります。
- (4)の全体に小麦粉を薄く振りかけ、熱したフライパンにサラダ油を入れて巻き終わりを下にして並べます。
- 菜箸で転がしながら全体に薄く焼き色が付くまで焼いたら、Bを加えて煮絡めて完成です。
焼きおにぎり
土曜の朝は焼きおにぎりで😊👌 pic.twitter.com/ffPoHjoIxi
— さあきさん (@Dh96652Mkgy0DT7) December 20, 2019
うどんやそばの献立におにぎりをおかずにして食べる人も多いのではないでしょうか?美味しいカレーうどんと焼きおにぎりをおかずにしたお腹いっぱいのレシピです。
おすすめポイント
濃厚でコクのあるカレーを使用したカレーうどんはご飯と相性抜群です。家に残っているご飯で簡単に作ることができます。ご飯はタンパク質や亜鉛など体に必要な栄養がたっぷり含まれています。食べ盛りのお子さんやお腹が空いている仕事帰りの旦那さんにもおすすめの献立です。
レシピ
- ご飯茶碗2杯分
- かつおぶし1/2袋
- しょうゆ大さじ1
- 味の素少々
- ごま油少々
- 残りご飯を電子レンジで温めてかつおぶし、しょうゆ、味の素を加えて混ぜ合わせ、小さめのおにぎりを作ります。
- フライパンにごま油を入れて熱し、弱めの中火にしたら(1)を加えて焼きます。
- 両面だけではなく、側面もしっかり焼いてカリッとさせたら完成です。
カレーうどんに合うおかずの献立/レシピ【サラダ編】
野菜不足になりがちなカレーうどんはサラダを献立に入れることで解消することができます。ボウルにドレッシングを作ってボウルに入れて野菜を和えるだけでできるサラダは忙しい人にもおすすめの献立です。
豆苗のサラダ
季節を問わずいつでもスーパーで売っている豆苗は、家計に嬉しい価格で販売されています。また、豆苗は食べ終わった後でも再び生えてくるのでコスパが良い野菜といえるでしょう。
おすすめポイント
今回の献立レシピはごま油や焼きのりを使用している韓国風の味付けです。さらに豆苗は値段が安く献立にしやすく、栄養も豊富に含まれています。豆苗には大人の女性が摂取すべきビタミンKを十分に摂ることができ、さらにビタミンAや葉酸も多く含まれています。
ビタミンKは骨の形成を助けるビタミンで、骨がもろくなりがちな更年期の女性に特に大切な栄養素です。豆苗を献立に取り入れて骨を丈夫にしましょう。
レシピ
- 豆苗1パック
- 焼きのり適量
- ごま油小さじ2
- 塩少々
- ポン酢小さじ1/2
- 豆苗は根の部分を切り落とし、3cm幅に切ります。
- 焼きのりは手で食べやすい大きさにちぎります。
- ボウルに豆苗、ちぎった焼きのり、ごま油、塩ポン酢を入れてよく混ぜ合わせたら完成です。
カレーうどんの上手な献立で美味しく健康的に
カレーうどんには様々な献立があります。野菜などをメインにした副菜を献立に入れることで、不足しがちな栄養素を補ってくれます。今回紹介した献立の他にもカレーうどんと相性が良い料理はたくさんあるので、自分好みの献立にしてカレーうどんを楽しんでみてはどうでしょうか?