シンデレラは魔法のようなノンアルカクテル！名前の由来やレシピも！

シンデレラは有名なグリム童話の主人公のお姫様ですが、そんなお姫様と同じ名前のカクテルがあることを知っていますか？ノンアルコールのそのカクテルはお酒が飲めない人に魔法をかけてくれる素敵なドリンクでもあるのです。シンデレラというノンアルカクテルに込められた素敵な意味を紹介します。

シンデレラという素敵な魔法がかかりそうな不思議な名前のカクテルとはどんな一品なのでしょうか？アルコールが苦手な人でも楽しめるそんなシンデレラの特徴や名前の由来のほか、カクテルに秘められた素敵な言葉もまとめました。

シンデレラはオレンジジュースとレモンジュース、さらにパインジュースの3種類のジュースを混ぜ合わせることでできるカクテルです。香りはパイナップルの香りが印象的で、オレンジとレモンの酸味が活きたスッキリとした味わいが特徴です。オレンジの爽やかさの加わった甘味とパインの甘味をレモンの酸味でキリッと引き締めたドリンクです。

シンデレラは3種類のフルーツが合わさった味わいのため甘い飲み口をしたカクテルです。甘すぎると感じた場合やよりさっぱりとした口当たりを求めるときには、レモンジュースを多めに加えて酸味を利かせるのがおすすめです。

シンデレラはアレンジをしやすいのも特徴のひとつです。柑橘系にトロピカルさが加わったシンデレラのベースに、ソーダ水やジンジャーエールを加えてみるのもおすすめです。アレンジの仕方でグラスも変えて気軽に楽しめるのもシンデレラの優れた特徴といえます。

シンデレラの名前の由来は言わずと知れたグリム童話のシンデレラです。継母から粗末な服しか与えられずお城の舞踏会に行けずにいたシンデレラが、親切な魔法使いの力で美しいドレス姿になってほかの娘たちとともに舞踏会に参加することができます。そして王子様と出会えたのです。

そんなシンデレラにちなんで、お酒が全く飲めない人でもカクテルがつき物のパーティやバーで、楽しみ酔いしれることができるようにと願いを込めて名付けられたのです。まさにシンデレラの名前にふさわしい思いのこもった名前といえます。

シンデレラにも花に意味を込めた花言葉のようにカクテルに意味を込めたカクテル言葉があります。シンデレラのカクテル言葉は「夢見る少女」です。魔法をかけられたシンデレラ同様に、お酒の弱い人でもパーティシーンで楽しめるようにと願いを込められたシンデレラらしいカクテル言葉です。

シンデレラは女性ならぜひとも一度は飲んでみたいカクテルです。魔法をかけてくれる素敵なドリンクのレシピとはどんなものなのでしょうか？自宅でも簡単に作れるというシンデレラのレシピを紹介します。

シンデレラのレシピはとても簡単です。普段からシェイカーでカクテルを作っている人はもちろん、普段はお酒を飲まないという人でも作れるのがシンデレラの特徴でもあります。そんなシンデレラのレシピをまとめました。

• オレンジジュース20ml
• レモンジュース20ml
• パイナップルジュース20ml
• 氷(シェイク用)適量
• シェイカー(ないときはマドラーかスプーン)

1. シェイカーに3種類のジュースと氷を入れてシェイクします。シェイカーがない場合には氷を入れたグラスに注いでスプーンやマドラーでしっかりと混ぜ合わせます。
2. シェイカーでシェイクしたものをグラスに注いだら完成です。

シンデレラの味わいは先にも紹介したように、オレンジやレモンの柑橘系フルーツにトロピカルなパイナップルの風味を加えた華やかな味わいです。より美味しく味わうならジュースはあらかじめ冷やしておくのがポイントです。さらにその場で絞ったフレッシュジュースを使うとよりいっそう格別の味わいとなります。

シンデレラは人によっては酸味が強いと感じることもあります。そんなときにはパインジュースとレモンジュースの分量を減らしたり、人によってはガムシロップなどを入れて調節することもできます。シェイクするときにはパインジュースが泡立ちすぎないようにシェイクするようにしましょう。

このほかにもソーダ水やジンジャーエールを加えてグラスに注いでから、ドレスで着飾るようにフルーツをたくさん飾ってシンデレラ風ドリンクにしても、爽やかで美味しく楽しめます。通常はカクテルグラスに注ぎますが、アレンジしたときには氷を入れたグラスに注いでロングカクテルとして楽しむのがおすすめです。

シンデレラ以外でもノンアルカクテルは数多くあります。特にお酒が飲めない人がパーティやバーに誘われたときには知っておきたい知識でもあります。自宅で楽しむこともできるノンアルカクテルの中からおすすめのカクテルをいつくか紹介します。

シャーリー・テンプルはアメリカで禁酒法が廃止になった1930年代に、当時の名子役「シャーリー・テンプル」にちなんで名付けられたカクテルです。子供連れで酒場へ来た家族が子供に安心して与えることができるようにと発明されたソフトドリンクです。

さまざまなバリエーションがありますが基本の材料はレモンジュース、ライムジュース、ソーダ、グレナデン・シロップを使って作ります。ジンジャーエールをベースに使うものもあり、チェリーとレモン、あるいはオレンジスライスで飾り付けたりもします。

ただし京都を中心に関西ではリキュールのクレーム・ド・カシスをベースにしたレシピが一般的なところもあるため、関西でも特に京都で注文するとアルコール飲料のカクテルが出てきます。頼むときにはきちんと確認を取ってから注文するようにしたほうが良いでしょう。

コンクラーベとはローマ法王を選出するための選挙会議のことですが、なぜこの名前になったのかその由来は不明のカクテルです。ラテン語で「鍵のかかった部屋」を意味するこのカクテルは牛乳を使うためクリーミーさが特徴です。

コンクラーベはオレンジジュースをベースとして牛乳とラズベリーシロップを組み合わせて作ります。色の美しいカクテルのためタンブラーやオールド・ファッション・グラス、大きめのワイングラスなどで飲むと雰囲気が良く合います。甘さがまろやかで大人の雰囲気のノンアルカクテルです。

プッシーキャットとは「かわいい猫」という意味のカクテルです。フルーツをたっぷり使ったフレッシュな味わいが特徴なことから、お酒が飲める人の気分転換用としてもおすすめのカクテルです。柑橘系のフルーティ感にあふれた味わいで飲み心地も爽やかなドリンクです。

プッシーキャットはオレンジジュースとパイナップルジュース、グレープフルーツジュースにグレナデン・シロップを加えたカクテルです。グレナデン・シロップの赤色を加えることで深みのある黄金色のような魅惑的な色合いに仕上がります。

サマー・デライトとは「夏の喜び」という意味で、その名前の通りにライムの酸味と爽快なソーダが相まって夏にピッタリのカクテルです。お酒の苦手な人でも「飲み会」の雰囲気を壊さないカクテルで、見た目がとても美しいだけでなくソーダ水の炭酸が夏の爽快感という喜びを運んできてくれます。

サマー・デライトはライムジュースとグレナデン・シロップ、シュガー・シロップをシェイクした後にソーダ水で割ります。甘さが気になる人や純粋に爽快感を求める人はシュガー・シロップを抜いても問題ありません。夏の浜辺やイベント会場といった屋外で飲むのにもピッタリのカクテルです。

バージンチチはトロピカルカクテルで有名な「チチ」のノンアルコールバージョンです。今日は飲みたくないというときにもピッタリなドリンクです。花やパイナップルなどのフルーツで飾って、パンケーキやケーキといったデザートとともに気軽に飲みたくなるようなドリンクです。

バージンチチはパイナップルジュースをベースにココナッツミルクと一緒にシェイクして作ります。アルコールが欲しくなったときはここにウォッカを足すと「チチ」になります。アルコールを足しても足さないままでも飲むだけで南国気分を味わえるカクテルです。

シンデレラは飲めない人でもパーティを楽しませてくれるその名前のとおりの魔法のカクテルです。あなたもノンアルカクテルという魔法を身につけてさまざまなパーティでカクテルを楽しんでみませんか？きっと今までと違った世界が見えることでしょう。