チョコバットの種類一覧!当たりの確率は?当て方があるのか調査!

チョコバットというお菓子は1964年に発売して以来、子供たちの当たり付き駄菓子の定番として親しまれています。発売当初から現在までデザインを変え、種類も色々出回り、いつの時代も子供たちと共に成長してきました。今回はチョコバットの種類や値段、当たる確率を検証し、どのようにしたらホームランを当てれるのか、さまざまな角度から当て方について解説しています。ぜひ昔懐かしいチョコバットを堪能してみましょう。

チョコバットの種類一覧!当たりの確率は?当て方があるのか調査!のイメージ

目次

  1. 1チョコバットとは?
  2. 2チョコバットの種類一覧と値段
  3. 3チョコバットの当たりの確率は?
  4. 4チョコバットの当て方はある?
  5. 5チョコバットでホームランを当ててみよう

チョコバットとは?

チョコバットは1964年に発売され、昔と変わらず今でも子どもたちに人気の駄菓子です。人気の秘密は、野球になぞらえた2種類の当たりくじ付き駄菓子の定番で、ホームラン1枚かヒット4枚でもう1本もらえるので、小遣いのコインを握りしめて駄菓子屋さんへ行く子供たちで賑わい、いつの時代も色あせない光景です。

パッケージを開封すると、チョコレートでコーティングしている形状はバットに見立てているかのように細長いのが特徴です。今回はチョコバットの種類や値段、当たりくじの当て方まで深掘りして紹介します。

三立製菓製造のチョコレート菓子

発売から半世紀以上も愛されているロングセラー商品で、静岡県にある三立製菓株式会社から製造販売しているチョコレート棒のお菓子です。当たりの種類によってもらえる景品が異なるので、子供の好奇心が掻き立てられました。さらにチョコバットくんという野球少年のキャラクターがお馴染みで、長く愛されてきました。

三立製菓株式会社

味や特徴

棒状のスナックパンの生地にチョコレートがコーティングしています。一口目はモソモソした感じの固めのパン生地なので少し食べにくいと感じますが、二口目からは噛んでいると味わいが出てきて、もう一口と進んでいく中毒的な美味しさです。チョコレートなのに甘さが控えめなので、何本でも食べれそうなテイストです。

牛乳とも相性が良い駄菓子なので、小腹が空いた時の栄養補給にもなります。また、この商品は秋冬限定というのを意外に知らない方が多いようで、4月の中旬を過ぎると販売が中止され、夏季の間は食べれなくなるので気を付けて下さい。

チョコバットの種類一覧と値段

どんなお菓子なのか懐かしく紹介したところで気になるのは、ロングセラーで愛され続けてきた中でさまざまな種類が登場し、子供たちを飽きさせないアイデア商品が生まれました。値段も子供が買える駄菓子価格なのが嬉しいです。

種類と値段

三立製菓は50年以上のロングセラー商品を現代の子供にも愛され続けられるように、パッケージはもちろんテイストにも改良を重ねてきました。さまざまな商品名の物を販売してきましたが、その中でも代表的なものは次の4種類になり、どれも駄菓子の値段なのでその安さが魅力です。

チョコバット

1964年の販売当時からずっとばら売りしており、駄菓子屋でも人気商品です。1967年に始まった当たり付きくじは、ホームラン1枚ヒット4枚でもう1本当たる景品に当時の子供たちもこぞって買いました。この当時のパッケージは両ひねり包装でした。

1987年にはデザインや包装形態がリニューアルし、ひねり包装からピロー包装へ変更し、パッケージには新しいキャラクターが登場しました。1990年ごろになると現在のようなキャラクターへと前進し、1998年になるとチョコバットくんが3Dとなって登場しています。

その後数回のリニューアルを重ね、現在に至ります。味は発売当初と変わらず風味は進化を遂げている、大人も子供も大好きなロングセラー商品です。値段は1本30円で子供の小遣いでも買えるのが嬉しいです。

チョコバットエース

当初は「エースバットチョコ」として1996年~2011年まで販売していました。当初はエース1枚でオリジナル文具をプレゼントという景品でしたが、1998年からはエース1枚またはストライク3枚でオリジナルグッズが景品となり、2001年からはエース1枚またはストライク3枚で付録付きオリジナルノートが景品になりました。

2012年に名称がチョコバットエースに変更してからも枚数と景品は変わらずに、パッケージのみ変更してきました。チョコバットとエースの違いは当たりの表示にあります。エースの当たりは「エース」と「ストライク」で、バットで言うところのホームランが「エース」でヒットが「ストライク」になります。

またエースは1枚ですが、ストライクはバットとは違い3枚で景品と交換することができます。景品の交換方法は、当たりをメーカーに郵送することでオリジナルグッズを受け取ることができます。また、エースも秋冬限定商品で夏季は販売を中止しているので注意しましょう。値段はチョコバットと同じ30円と安いです。
 

ミニチョコバット

1993年に発売された当時は6本100円でミニサイズ版として販売を開始しました。当初から現在までずっと箱入り商品で、1996年にはミニイチゴバットが5本108円(税込)で販売されました。景品はホームランが出たらオリジナルテレカという、当時の時代背景がうかがえるものでした。

1998年には味の改良と景品がテレカから図書カードへと移行していき、2002年にはパン生地がしっとりして太く改良したのと同時に景品は箱の中に図書カードが入っていたら当たりというものに変化していきました。そんな中、携帯が普及し始めた2004年には携帯クリーナー付きストラップが景品になったこともありました。

2008年には箱のフタの内側にホームラン賞シールが貼ってあったら、オリジナルボールペンをプレゼントされる企画もありました。そして現在も景品は金のオリジナル図書カード500円分ですが、封入率は低いので入っていたらかなりの幸運です。こちらも秋冬限定で、2008年から現在まで5本入り108円(税込)で現在は復刻版が出て人気があります。

がんばれチョコバットくん

1999年に発売され、当時は11本入りでした。この商品は他の商品とは違い当たりがありません。正確には2003年に1度だけ、当たりがでたらオリジナルスタンプをプレゼントというキャンペーンがありました。2009年にはバーコードを2枚集めて応募すると抽選で期間合計500名様にオリジナルジャンバーがプレゼントというキャンペーンもありました。

2008年から10本入りに変更し、現在は9本入りが販売しています。ファミリーパックというキャッチフレーズの通り、家族で食べたり仲間と分け合ったりして食べるのに適した商品で、値段は215円(税込)です。

カロリーはどれくらい?

チョコバットを基準で見ていくと、1本あたり76kcalです。ちなみにエースも同じカロリーになります。ミニチョコバットはサイズが小さめになるので1本あたり53kcalです。がんばれチョコバットは9本入りですが、1本あたりのカロリーはばら売りと変わりません。

チョコバットの当たりの確率は?

駄菓子にはいくつか当たり付きのお菓子がありますが、今回紹介するチョコバットは購入したことはあっても当たったことがないという人も多いと思います。そうすると本当に当たりはあるのだろうか?と考えてしまうことも1度や2度ではないでしょう。ここでは当たる確率はあるのか?など、数々の疑問に答えていきます。

当たりの種類と景品

4種の特徴を「種類と値段」という項目で前述しましたが、おさらいするために景品がもらえる3種に絞って分かりやすく挙げていきます。景品の有無や何の種類の景品が一番良いのかなど、もう一度確認していきましょう。

チョコバット

景品の種類はホームラン1枚あるいはヒット4枚で1本引き換えになります。チョコバットの景品の良いところは、買った店で当たり券とチョコバットを交換してくれることです。買ったその場で確認できて、当たっていたらもう1本もらえるのは、子供たちにも好評です。

チョコバットエース

景品の種類はエース1枚あるいはストライク3枚でオリジナルノート1冊と引き換えになります。チョコバットエースの景品引き換えは、当たり券を三立製菓まで送らないといけないので、子供だけでは難しく親の手を借りなくてはいけないところが少々デメリットですが、送られてきた包みを受け取る瞬間はそんな手間も吹っ飛ぶくらいに嬉しいものです。

ミニチョコバット

こちらの景品の種類や特徴は前者たちとは違い、当たりの場合はオリジナル図書カードが入っているものでした。ミニチョコバットをよく購入するという人でも、当たったことがないというくらいに確率的には低いですが、金の図書カードが箱の中に入っていた時はかなりの幸運の持ち主です。紹介してきた当たりの中では一番高価です。

当たる確率

チョコバットを例に説明すると、1箱60本入りですが正確には62本です。これはホームラン1枚分とヒット4枚分の2本を交換することを考慮されています。単品で買うと当たる確率は3%ほどで非常に難しいですが、1箱まとめて買うとどうでしょうか?

2本多く入っている理由は?

前述で1箱62本になるのは、ホームラン1枚分とヒット4枚分の2本を交換することを考慮されていると説明しましたが、ある検証で、全てのチョコバットを1人1本食べて当たった人は報告するという実験を行った結果、ホームラン1本とヒット2本の報告があり、当たりは合計3本でした。

ここで誰もがふと思うのは「ホームラン1本あるいはヒット4本」で1本と引き換えなのでヒット2本ではあと2本足らなくなります。1箱の内容量60本入りと書いていながら実際は62本で2本多い理由は「当たり」の人にあげる景品用の2本ではないかと考えられます。

よって2本分の当たりに相当するヒット4本とホームラン1本が入っているのではないかと推測されています。と言うことは、箱買いすることができれば確実に当たりを手にすることが出来そうです。

チョコバットの当て方はある?

当たりくじ付きの駄菓子であれば、1度は当ててみたいものです。もし、当て方にポイントがあるとするならば試したくなるでしょう。そこで、さまざまな視点から見ていくつかの見分け方を検証してみましたので、ぜひ参考にして下さい。

袋の人物の髪色で確率が違う?

現在のチョコバットには3種類のパッケージがあります。髪の毛が赤、緑、黄色とありますが、赤色のバッターだけはウインクしています。そこで気になる検証をされた方がいます。バッターの髪の色で当たりが分かる確率の実験です。すると結果はこの箱から赤のバッター全てに当たりがありました。

しかし、追記によると赤以外にも当たりがあったという報告もあることから、赤色のバッターに当たりがあるという検証は外れでたまたまその箱に当たりの赤が集中していたという結果に終わりましたが、実に面白く興味深い実験でした。

箱に入っている位置で見分ける

この実験では、箱で買ってきた状態を維持したまま各商品にナンバーラベルを貼り付けてみました。箱の一番上をAとし、一番底の部分はFの段になりました。続いて、箱の手前を1番として奥に向かって10番まで番号を付けました。そして、先ほどの1人1本ずつ食べてみる検証を終えた後に当たりの入っていた位置とその確率を検証しました。

当たりの位置を図式化した結果、上の手前に集中していることが分かりました。製造工程でアウト・ヒット・ホームランの袋は印刷が違うので当然違うラインで製造されています。大量のアウト、少量のヒット・ホームランがそれぞれ別々に作られた後、箱詰めの段階で1つの箱の収められます。

その時にアウトからざっくり入れてその後にヒットとホームランを入れるという手順であれば、おのずとヒットとホームランは上の方に集中する確率が高くなることになります。

文字と星で見分ける

ここではチョコバットの当たりの当て方について紹介します。当て方には2通りあり、パッケージの星と文字が見分けるポイントになります。それは何を意味するのか、これから解説していきます。

ヒットを見分ける方法

チョコバットで確実にヒットを量産するならば、パッケージの星と文字に着目してみましょう。バッター両脇にある星模様の枠線が当たりの場合は枠線がバランスよく付いていますが、ハズレの場合は左に偏っているのが分かります。これが1つ目の当て方とコツになります。

そしてもう1つ目は、チョコバットの「コ」と「バ」の間の印刷のズレで当て方が分かります。コとハの下部をチェックしてみましょう。黄色が白い部分にはみ出しているのが分かります。以上2つの見分け方で当たる確率を上げていきましょう。

ホームランを狙う方法

チョコバットはホームランとヒットでも見分けることができます。パッケージの裏面にある「おねがいします」の文字の「が」が当て方の更なるポイントになります。ホームランはヒットよりも濁点が太くなっています。濁点左の「とめ」の部分も最初から最後まで太いのが当たりの大きな特徴です。

はずれの方は濁点が細く「とめ」の部分は下にいくほど太くなっています。ホームランだけあって、当て方の難易度も高めなので、気を付けてチェックしてみて下さい。

SANRITSUの文字で見分ける

チョコバットの当たりについては、野球になぞらえたホームランとヒット2種類の当たりくじ付きで、この2つの文字が印刷されているのはパッケージの裏になります。当たりが出る確率は60本入りのパッケージにホームランとヒット1本ずつという狭き門になっています。

当たり付き駄菓子では、当たりの文字を印刷するパッケージははずれの商品と印刷ラインや印刷するタイミングが異なっています。その結果、どうしても当たりとはずれでパッケージに違いが生まれてしまうのです。その弱点に着目して注意深くチェックをすれば当て方の確率も高くなります。

ポイントはキャラクターの右側にある三立製菓のローマ字表記のSANの文字を確認します。このうち「N」の文字がはずれのパッケージは右に大きくズレていますが、ヒットのパッケージにはほぼズレがありません。さらに、ホームランのパッケージは左にややズレが生じています。

具体的に説明しますと「N」がくじ付きの模様の白フチに大きく食い込んでいるものははずれで、白フチとズレがなければヒットで白フチと文字に隙間があるのがホームランになります。細かいですがチェックしてみて下さい。

チョコバットエースの見分け方

兄弟製品として1996年に発売されたチョコバットエースの当て方についても紹介します。まず、パッケージの食品表示が書かれた部分の真裏に「エース」「ストライク」「はずれ」のいずれかがプリントされています。その中のストライクに着目し、パッケージ表面にあるチョコバットの文字の「チョ」の部分に見分けるポイントがあります。

「チ」と「ョ」の間を埋める黒色のインクが、文字の白フチにきちんと沿っているのが「ストライク」の特徴になり、はずれは黒のインクが少しズレていることが分かります。こちらも細かいですが確認してみて下さい。

チョコバットでホームランを当ててみよう

今回はチョコバットの特徴や歴史を辿り、くじ付きの駄菓子としてロングセラーに至った経緯まで知ることができました。景品の多さと子供たちを楽しませるユーモア溢れた、三立製菓の情熱がうかがえるような商品がいくつもあったことが分かりました。

値段の安さと美味しさ、そして買うことの楽しさの三拍子が揃ったチョコバットシリーズ、皆さんもその懐かしさに触れ童心にかえった気持ちで食べてみてはいかがでしょうか?

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