コストコの豆乳でめいらく有機は無調整で飲みやすい？カークランドは？

コストコで販売されている豆乳のなかでも人気の高いものに「めいらく有機豆乳」と「カークランドオーガニックソイミルク」があります。この記事ではコストコで人気の豆乳の種類や特徴からおいしい飲み方まで紹介していきます。コストコでお得に購入できる体にやさしい豆乳を美味しく食生活に取り入れてみましょう。

一般的な日本のスーパーで豆乳を購入する場合も色々なメーカーや種類も豊富にありますが、多くの豆乳は飲みきりサイズの200ml前後のものと、ファミリーサイズの1リットルの紙パックのものをよく見かけます。販売方法も常温の場合もありますが、冷蔵コーナーで冷やされた状態での販売が主流となっています。

大容量の食品の販売で知られるコストコの豆乳はまとめ売りが基本です。豆乳1本1本のサイズは1リットルと一般のスーパーと変わりはありませんが、3本、12本とまとめて販売されており、ばら売りされていない物もあるのではじめての購入には勇気が必要です。しかし、まとめ売りなぶんお値段はすこしお得になっています。

豆乳をそんなにまとめて購入してしまっては飲みきることができるか不安だと思う方も多いはずです。実は豆乳は牛乳に比べて日持ちする商品が多く、開封前なら3ヶ月くらい保存可能なものもたくさんあります。保存方法も常温保存できるものなどは、ケースで購入しても保存場所さえ確保できれば一人で飲みきることも十分可能です。

コストコで人気の無調整豆乳に「スタージャめいらく有機豆乳」があります。美味しい豆腐もできるほどに濃厚なめいらく有機豆乳は厳選された有機大豆を100％使用した無調整の豆乳となっています。無調整なので原材料も大豆のみ。大豆の風味をしっかりと感じることのできる、めいらく有機豆乳は大豆由来のGABAもたっぷりと含まれています。

普段から調整豆乳を飲んでいる方がめいらく有機豆乳を飲むと少し違和感があるかもしれません。めいらく有機豆乳は無調整豆乳の中でも濃厚な味わいが特徴で、大豆をそのまま飲んでるみたい、液体の豆腐を飲んでいるみたいと感じる方も多いようです。飲みなれると栄養豊富で体にも良く、お料理にも使いやすいのでおすすめです。

無調整豆乳はクセが強くて飲みにくいという方にも飲みやすさで評判なのが「カークランドオーガニックソイミルク」です。カークランドの豆乳にはプレーンとバニラの2種類がありお好みで選ぶことができます。ただ、カークランドの豆乳にはばら売りが無く、12本ケースのみでの販売となっているので、はじめてで心配の方はお友達とのシェアもおすすめです。

コストコで人気のカークランドの豆乳は調整豆乳ではあるものの、USDA（米国農務省）の認証マークの付いたオーガニック製品となっています。オーガニック先進国であるアメリカの審査基準は厳しく、3年以上農薬や化学肥料を使っていない畑で、100%有機栽培で栽培された原料を使うなどたくさんの項目をクリアする必要があります。

スタージャめいらく有機豆乳は無調整の豆乳なので、原材料はカナダ又はアメリカ産の有機大豆（遺伝子組換えでない）のみとなります。気になる栄養成分は100mlあたり、カロリー55kcal、タンパク質5.0g、レシチン205mg、イソフラボン30mg、GABA2mgとなっています。

飲みやすいカークランドの豆乳の原材料はプレーンとバニラでの違いは無く、有機大豆（遺伝子組み換えでない）、有機ショ糖、食塩、クエン酸Ca、香料、安定剤（カラギナン）、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB12、ビタミンDとなっています。おそらく香料で味の違いを出しているのではないかと推測されます。

カークランドの豆乳の大豆固形分は6%以上です。いつも目にすることの多いキッコーマンの調整豆乳が7%なので若干うすめか同じ位です。カロリーもプレーンとバニラで同じく1杯240mlあたり100kcalなので、めいらく有機豆乳よりは低いことになります。栄養素もタンパク質に加え、カルシウムやビタミンも豊富に含まれています。

コストコではスタージャめいらく有機豆乳は900mlパックを3本セットにして販売されています。3本セットでの値段が税込538円（購入時）なので1本あたり179円です。スタージャめいらく公式のオンラインショップでのばら売りの値段は税込228円だったので、コストコでは1本あたり49円お得に購入できます。

コストコ以外であまり見かけることのないカークランドの豆乳は1本946ml入りのものが12本セットになって販売されています。12本セットでの値段が税込1,998円（購入時）なので、1本あたりの値段は166円です。めいらく有機豆乳より13円安く購入できます。一般的な豆乳は同じくらいの量で200円前後のことが多いのでお得な値段と言えます。

コストコで人気のめいらく有機豆乳の特徴はまず、有機栽培の大豆100%で作られた豆乳だということです。使用されている大豆は国産ではなくアメリカ又はカナダ産の大豆ではありますが、有機JAS認定の工場で製造された安心感が違います。有機JASとは日本で唯一の有機食品の統一基準で、厳しい審査基準のクリアが必要となります。

日本の有機食品の統一基準である有機JASは、カークランドの豆乳の説明で紹介したUSDA（米国農務省）の認定同様の厳しい基準となっています。どちらも有機やオーガニックの豆乳ではありますが、添加物を含むカークランドに対し、めいらく有機豆乳は無添加です。無添加にこだわりのある方にはめいらく有機豆乳がおすすめです。

めいらく有機豆乳の製造過程でのこだわりに丁寧な仕込み工程があります。大豆を水に浸し、発芽の環境を作ることで大豆のGABA生成を促します。また、この工程には大豆の風味を引き出す効果もあります。豆腐も作れる大豆固形分10％のめいらく有機豆乳には、女性に嬉しいイソフラボンなどの大豆の栄養成分もたっぷりと含まれています。

コストコで人気のめいらく有機豆乳もカークランドの豆乳もそのままでも美味しく飲むことかできます。豆乳が苦手という方にはカークランドのサッパリとした後味のプレーン豆乳や甘くて美味しいバニラ味もおすすめです。めいらく有機豆乳に挑戦する場合は温めてホット豆乳にすると豆腐らしさが軽減されて飲みやすく感じる場合もあるようです。

ソイラテやミルクティーにするとコーヒーや紅茶の香りで大豆の匂いが抑えられるので、豆乳が苦手な方も克服しやすい飲み方となります。特に豆乳が苦手で仕方ないという方でも、もともと甘くて豆乳の香りの少ないカークランドのバニラ味で作ったソイラテやミルクティーなら飲みやすく、バニラの甘さとコーヒーがぴったりマッチします。

最近流行のグリーンスムージーを毎朝作って飲んでいる方もいるかもしれませんが、味のバリエーションとしてたまには豆乳を混ぜてみるのはいかがですか？豆乳を混ぜるとクリーミーで飲みやすく、腹持ちも良くなります。また、ダイエット食品で食事の置き換えダイエットをするときにも豆乳は活躍してくれます。

めいらく有機豆乳なら大豆固形分も10％と高いので、簡単に手作り豆腐を作ることもできます。めいらく有機豆乳300mlとにがり3mlを混ぜ合わせ、耐熱容器に100mlずつ注ぎラップをかけ電子レンジで1分加熱して3分蒸らします。あとは冷やせば完成です。豆乳が飲みきれない場合などには美味しいお豆腐にしてしまいましょう。

大豆の香りが豊かで濃厚なめいらく有機豆乳で作る豆乳鍋は絶品です。めいらく有機豆乳には香料なども入っていないのでお料理にどんどん活用できます。カークランドの豆乳はプレーンもバニラも豆乳の香りは薄いので豆乳鍋にはおすすめできませんが、お菓子作りなどには活躍します。豆乳プリンには甘くて美味しいバニラ味がピッタリです。

コストコで人気の「スタージャめいらく有機豆乳」と「カークランドオーガニックソイミルク」の違いや特徴、美味しい飲み方について紹介しました。豆乳が大好きな方はもちろん、ちょっと豆乳に苦手意識のある方も飲みやすいコストコの豆乳で体にやさしい生活をはじめてみませんか？