凍みこんにゃくとは?作り方や使い方・おすすめレシピ5選

凍みこんにゃくとは、こんにゃくを乾燥させたものです。現在はなかなか手に入ることができなくなっていますが、自宅でこんにゃくを冷凍する作り方をすれば、手軽に作ることが出来ます。その凍みこんにゃくの使い方はさまざなで、普通のこんにゃくより味のしみ込みがよくなったりするのでさまざまなレシピに活用出来ます。ローカロリーなのでダイエット食としても注文されているのでぜひ自宅で凍みこんにゃくを作って味わってみて下さい。

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目次

  1. 1凍みこんにゃくとは?
  2. 2凍みこんにゃくの作り方
  3. 3凍みこんにゃくの使い方
  4. 4凍みこんにゃくのおすすめレシピ5選
  5. 5自宅でも凍みこんにゃくを作ってみよう

凍みこんにゃくとは?

なかなか馴染みのない人もいると思う凍みこんにゃくについて紹介して行きます。凍みこんにゃくについて理解を深めてみて下さい。

こんにゃくを乾燥させたもの

凍みこんにゃくとは、こんにゃくを乾燥させたもので、乾燥によりスポンジのようになったこんにゃくの食感などを楽しむ食材です。

凍みこんにゃくは乾燥することでだしがしみ込みやすくなり、普通のこんにゃくとはまた違った食感や味わいが楽しめます。なかなか手に入れることのできない凍みこんにゃくをぜひ一度味わってみて下さい。

凍みこんにゃくの起源

凍みこんにゃくは茨城県の伝統的な食品で、その歴史は江戸時代にも遡り、いろいろな使い方をされてきました。しかし凍みこんにゃくは作るのに手間がかかるので、だんだんに作る人が少なくなってきてしまいました。

伝統的な製法で作られる

凍みこんにゃくは伝統的な製法で作られています。現在はスーパーなどで手軽に買えるこんにゃくも昔はすべて手作りでした。その作り方は生のこんにゃく芋をすりおろし手作られていました。

そこに石灰水を混ぜてよく練ったものを型箱を入れ、ゆでてあく抜きをしてこんにゃくを完成させてから、そのこんにゃくを薄く切り、石灰水にくぐらせて藁を並べた田んぼに並べて乾燥させていました。

昔は農家が厳冬期に凍みこんにゃくを作り、日中は水をかけて夜間にこんにゃくを凍らせる作業を20回程して乾燥させる凍みこんにゃくの作り方をしていました。しっかりと乾燥させることで凍みこんにゃくが完成します。

戦後凍みこんにゃくの作り手が激減

凍みこんにゃくは安値で作りやすい油あげなどの登場と共に、戦後凍みこんにゃくの作り手が激減してしまいました。

現在は、そんな凍みこんにゃくの伝統を守ろうとわずかな生産者が凍みこんにゃくを生産販売しています。

近年はダイエット食として注目

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凍みこんにゃくは、近年はダイエット食としても注目されています。もともとこんにゃくはローカロリーでダイエット食としても人気がありますが、凍みこんにゃくはまたこんにゃくとは違う食感でお肉のような食感も楽しめるとさまざまなダイエットレシピなどとしても使い方もされています。

こんにゃくとはまた違った食感が楽しめる凍みこんにゃくをぜひダイエットレシピに活用してみて下さい。

凍みこんにゃくの作り方

凍みこんにゃくの作り方を紹介します。なかなか手に入らない凍みこんにゃくも自宅で簡単に作ることが出来ます。そんな凍みこんにゃくをぜひ作ってみて下さい。

こんにゃくをスライスする

凍みこんにゃくの作り方で、まずはこんにゃくを1/2~1/3の厚みになるようにスライスします。スライスすることでこんにゃくを使う際にも使いやすく、また冷凍もしやすくなります。

保存容器に入れて冷凍する

スライスしたこんにゃくを保存容器やラップに包んで冷凍します。こんにゃくを冷凍することで普通のこんにゃくが凍みこんにゃくになります。

その際に冷凍と解凍を数回繰り返し乾燥させることで、より出汁などをしみ込みやすい凍みこんにゃくになるので、ぜひ作ってみて下さい。

料理に使うときの解凍方法

冷凍して凍みこんにゃくになったこんにゃくは料理に使う際に解凍します。使い方は凍みこんにゃくを水に15分ほど浸し、固くしぼります。

その後、熱湯で15分茹でて固く絞ります。
その後、煮物などにすると汁をいっぱい吸ってうまみのたっぷりの味わいが楽しめます。

普通のこんにゃくより凍みこんにゃくの方が歯ごたえもあり、またより出汁を吸っているので美味しくいろいろなレシピに使えます。

凍みこんにゃくの使い方

凍みこんにゃくの使い方を紹介します。凍みこんにゃくはいろいろなレシピに活用することが出来ます。ぜひいろいいろな作り方を試してみて下さい。

煮物や炒めものに

凍みこんにゃくの使い方として煮物や炒めものとしての使えます。凍みこんにゃくは普通のこんにゃくを使うよりも味のしみ込みが良いので、煮物や炒めものに使うことで、よりしっかりと味をつけることが出来ます。

凍みこんにゃくは乾燥や冷凍しているのでこんにゃくがスポンジのようになっていることでより出汁や汁はしみ込みやすいのでぜひその特徴を生かした作り方をしてみて下さい。
 

お肉の代用やレシピのかさ増しに

凍みこんにゃくがダイエット中などにお肉の代用としていろいろなレシピに使うことが出来ます。こんにゃくとは違う食感でよりお肉に近い食感が楽しめます。

ローカロリーなので、お肉の代用として使うことでダイエットやカロリーが気になる人にもピッタリの食材です。ぜひ凍みこんにゃくをレシピに使ってかさ増しなどカロリーカットに使ってみて下さい。

グラタンのマカロニ代わりに

凍みこんにゃくはグラタンのマカロニ替わりとしての使い方も出来ます。マカロニを使うよりもヘルシーになるので、ダイエット中やカロリー調整の為に使うことでカロリーカットをしたグラタンの作り方が出来ます。

味もしみ込みやすい凍みこんにゃくの特徴を生かしてさまざまな料理に活用してみて下さい。

凍みこんにゃくのおすすめレシピ5選

凍みこんにゃくのおすすめレシピを紹介します。凍みこんにゃくのさまざまな使い方を生かしていろいろな料理に活用してみて下さい。

凍みこんにゃくの煮物

  • 凍みこんにゃく1枚
  • ちくわ1本
  • ネギ5cm
  • 塩昆布ひとつまみ
  • だし汁50cc
  • 酒、砂糖大さじ1
  • 醤油小さじ1
 
  1. ちくわは縦半分に切ってから薄切り、ネギも薄切りにしておく。凍みこんにゃくも縦半分に切って薄切りにして茹でておく。
  2. 煮汁がなくなったらネギを入れてさっと火を通したら完成

凍みこんにゃくの特徴でもある味のしみ込みやすさを生かしたレシピです。凍みこんにゃく以外の材料は変えたいしながらさまざまな材料で煮物を作ることが出来ます。

凍みこんにゃくのグラタン

  • 凍みこんにゃく4枚
  • ブロッコリー1/3房
  • じゃがいも2個
  • しめじ1/2パック
  • ベーコン2~4枚
  • 白ワイン少々
  • ピザチーズ適量
  • 粉チーズ適量
ホワイトソース
  • バター30g
  • 小麦粉30g
  • 牛乳500ml
  • 塩コショウ少々
  • コンソメ適量
 
  1. 戻して茹でた凍みこんにゃくを1cm幅に切る
  2. ブロッコリーは小房にして茹でる。じゃがいもはスライスして茹でる
  3. ホワイトソースはフライパンにバターを溶かし、小麦粉をふるい入れ、焦がさないように炒め牛乳を少しずる加えてのばし、コンソメ、塩コショウを加える
  4. ホワイトソースに1と2を加えてグラタン皿に入れピザソースと粉チーズをのせて220度のオーブンで焼いて完成

カロリーが気になるグラタンも凍みこんにゃくを使った作り方をすることでカロリーカットをすることが出来ます。味わいが普段のグラタンと変わらないのでぜひ一度作ってみて下さい。

凍みこんにゃくチャンプルー

  • 凍みこんにゃく4枚
  • 豚肉スライス150g
  • 島豆腐1丁
  • 人参50g
  • にら半束
  • 卵2個
  • かつおだしの素大さじ1/2
  • 塩小さじ1/2
  • こしょう小さじ1
  • 醤油小さじ1
  • サラダ油小さじ1
 
  1. 戻して茹でた凍みこんにゃくを1cm幅に切る
  2. 豚肉は食べやすい多いさ、人参は短冊、にらは3cmに切る
  3. フライパンに油を熱し、豚肉を炒め火が通ったら凍みこんにゃくと人参を加え炒める
  4. 豆腐は手でちぎりながら加え、かつおだしの素を入れる
  5. にらをいれサッと炒め、卵をとき加えふんわりするようい炒め、塩コショウで味を整え、醤油を入れたら完成

沖縄の伝統料理のチャンプルーも凍みこんにゃくを使って味をしみこに美味しい味わいのチャンプルーの作り方が出来ます。ぜひさまざまな具材を使ってチャンプルーを作ってみて下さい。

凍みこんにゃくの麻婆豆腐

  • 凍みこんにゃく2枚
  • 大根10cm
  • 豚ひき肉150g
  • 刻みネギ少々
  • キムチ適量
  • A和風顆粒出汁小さじ1
  • A醤油大さじ2
  • A酒大さじ2
  • A砂糖小さじ2
  • ごま油大さじ1/2
  • サラダ油大さじ1
  • 水溶き片栗粉適量
 
  1. 凍みこんにゃくをお湯で戻してよく絞る
  2. 大根は皮をむいて2cmのサイコロ状に切り、1の凍みこんにゃくを2cmのどに切る
  3. フライパンを熱し、サラダ油を入れて豚ひき肉を入れて炒め、火が通ったら、大根と凍みこんにゃくを入れて炒めて水とAを入れて20分煮込む
  4. 味見をしてキムチで辛さを調整する
  5. 水溶き片栗粉でとろみをつけて完成

味がしっかりしみこんだ凍みこんにゃくが味わえる麻婆豆腐です。ご飯のすすむ味わいが出来る凍みこんにゃくの使い方です。ぜひ一度作ってみて下さい。

凍みこんにゃくとごぼうのきんぴら

  • こんにゃく1枚
  • ごぼう1本
  • さやえんどう10さや
  • 顆粒だし小さじ1/2
  • 顆粒鶏ガラスープ小さじ1/2
  • ごま油小さじ1
  • 醤油大さじ1
  • 水大さじ4
  • 白ごま小さじ1
 
  1. 凍みこんにゃくを解凍して水気をしぼる
  2. ごぼうの皮をこそげ、ささがきにして水にさらす
  3. さやえんどうのヘタと筋を取り除く
  4. フライパンにごま油をひいて熱し、ごぼうを中火で2~3分炒めてこんにゃくを入れてさらに炒める
  5. 4に調味料を加えて炒めたら完成

こんにゃくを一度冷凍してから凍みこんにゃくにする使い方をするおとで味がしっかりしみ込み美味しいきんぴらになります。

普段のきんぴらに凍るこんにゃくをプラスしてあじわい深いきんぴらを作ってみて下さい。

自宅でも凍みこんにゃくを作ってみよう

昔は乾燥させて作っていた凍みこんにゃくも今は、普通のこんにゃくを冷凍するだけで簡単につくることが出来ます。手軽に冷凍するだけで作れるのでいつものこんにゃくとは違う味わいをぜひ実感してみて下さい。

こんにゃくを冷凍して乾燥させることでより味がしみこみやすく美味しいこんにゃくになります。またヘルシーなのでいろいろなレシピに活用してみて下さい。

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