冷凍ブルーベリーの食べ方・レシピ12選!栄養や保存方法も紹介
冷凍ブルーベリーを食べたことはあるでしょうか?甘酸っぱいブルーベリーは、冷凍のままドリンクやスイーツに使える便利なフルーツです。ここでは、冷凍ブルーベリーを使ったおすすめの食べ方やレシピを詳しく調査しました。実は、ブルーベリーは生よりも冷凍した方が栄養価が高くなると言われています。保存方法もあわせて紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
目次
ブルーベリーは冷凍が手軽でおすすめ!
程よい酸味と甘みが魅力のブルーベリーは、子供から大人まで大人気のフルーツです。生でも冷凍でも美味しいブルーベリーですが、実は冷凍した方が栄養価が高くなることを知っているでしょうか?
ここでは、冷凍ブルーベリーを使ったおすすめの食べ方やレシピを詳しく調査しました。生のブルーベリーを冷凍保存する方法もあわせて紹介しています。生とは違い冷凍ブルーベリーは保存がきくのも嬉しいポイントです。ぜひ冷凍ブルーベリーを毎日の生活に取り入れてみてください。
冷凍ブルーベリーは食べ方がいろいろ
保存性が高く使い勝手のよい冷凍ブルーベリーは、いろんな食べ方が楽しめるフルーツです。使いたい量だけ取り出し、残りは保存しておけるという点も魅力でしょう。まずは冷凍ブルーベリーのおすすめの食べ方を紹介します。気軽に試せる食べ方ばかりなので、ぜひ挑戦してみてください。
コンビニやスーパーでも手に入る
生のブルーベリーは傷みやすく、どこでも手に入るという訳ではありません。それに比べて冷凍ブルーベリーはコンビニやスーパーなどで手軽に購入が可能です。
各メーカーやコンビニでもオリジナルの冷凍ブルーベリーを販売しており、値段が手ごろなのもメリットです。甘酸っぱい冷凍ブルーベリーがあれば、ドリンクやスイーツ作りもバリエーションが広がります。
ヨーグルトやアイスのトッピングに
シンプルに冷凍ブルーベリーを味わうなら、ヨーグルトやアイスのトッピングに使用するのがおすすめです。冷凍のまま使えるため、普段料理をしない方でも簡単にトライできる食べ方です。
ブルーベリーをスイーツに添えると、彩りが良くなり食欲も増します。栄養価の高い冷凍ブルーベリーは、一人暮らしで栄養の偏りが気になるという方の強い味方でもあります。程よい酸味の冷凍ブルーベリーを、ヨーグルトやアイスに加えてみてはいかがでしょうか?
スムージーのアクセントに
フルーツや野菜と一緒に冷凍ブルーベリーをミキサーにかけると、スムージーのアクセントに使うこともできます。例えば冷凍バナナと冷凍ブルーベリー、牛乳を合わせるだけでも、綺麗な色味のスムージーが手軽に作れます。
人参や小松菜、ほうれん草に冷凍ブルーベリーを加えて野菜スムージーにしても良いでしょう。酸味のある冷凍ブルーベリーが、スムージーをさっぱり飲みやすく仕上げてくれます。
朝ご飯を食べる時間がないという方は、これらのスムージーを飲むだけでも栄養補給が可能です。冷たいスムージーは暑い季節でも飲みやすいので、食欲がないときにもおすすめです。
手作りスイーツの材料として
冷凍ブルーベリーをスイーツ作りの材料として使う方法もあります。生のブルーベリーでももちろん美味しいですが、栄養価や保存性の高さを考えると、やはり冷凍ブルーベリーの方が魅力的です。
食べ方としては、パンケーキやスコーン、マフィンの生地に練り込むのがおすすめです。彩りが綺麗でおもてなしや手土産にしても喜ばれるでしょう。
スイーツの甘さと冷凍ブルーベリーの甘酸っぱさが相性抜群なので、基本的にどんなお菓子作りにも使うことができます。クリームチーズもよく合うので、スコーンやマフィンを作るときは冷凍ブルーベリーと一緒に加えてみると良いでしょう。
冷凍ブルーベリーを使ったドリンクレシピ5選
ここからは、冷凍ブルーベリーを使ったおすすめの食べ方レシピを紹介します。冷凍ブルーベリーのドリンクは、作り方が簡単で少ない量でも作りやすいため、一人暮らしの方にもおすすめです。市販の冷凍ブルーベリーが1袋あれば、いくつかのレシピに挑戦することも可能です。ぜひ気になるものがあればトライしてみてください。
冷凍ブルーベリーのミックスジュース
- 冷凍ブルーベリー15粒
- 冷凍バナナ1本
- 冷水100cc
- 常温水100cc
- バナナは、あらかじめカットしてから冷凍しておきます。
- ミキサーに全ての材料を入れ、全体がよく合わさるまで攪拌します。できあがったジュースをグラスに注いだら、2人分のレシピの完成です。
冷凍ブルーベリーと豆乳のスムージー
- 冷凍ブルーベリー約20粒
- 豆乳300cc
- ヨーグルト大さじ5
- はちみつ大さじ1
- 全ての材料をミキサーかハンドブレンダーでなめらかになるまで攪拌します。できあがったスムージーをグラスに注げば2人分のレシピの完成です。
ウォッカと冷凍ブルーベリーの果実酒
- 冷凍ブルーベリー90g
- ウォッカ200g
- 煮沸した瓶に冷凍ブルーベリーを入れ、ウォッカを流し込んだら蓋をします。
- 1~3日室温で置いてから冷蔵庫に移して保存します。室温に置いている間は、1日1回、瓶をゆすって全体をなじませてください。漬け込んで4日目くらいから飲めます。1~2カ月経ったらブルーベリーは取り出しましょう。
冷凍ブルーベリーミルク
- 冷凍ブルーベリー50g
- 牛乳100cc
- はちみつ(砂糖でも可)小さじ1~
- レモン汁(あれば)少々
- ボウルなどに冷凍ブルーベリー、牛乳、はちみつを入れます。あれば一緒にレモン汁も加えましょう。
- ミキサーやブレンダーなどでなめらかになるまで攪拌します。できあがったブルーベリーミルクをグラスに注げば、1人分のレシピの完成です。
冷凍ブルーベリースムージー
- 冷凍ブルーベリー100g
- バナナ1本
- プレーンヨーグルト70g
- 水100cc
- 砂糖大さじ2
- 材料を全て入れ、ミキサーかハンドブレンダーでなめらかになるまで攪拌します。できあがったスムージーをグラスに注いだら2人分のレシピの完成です。
冷凍ブルーベリーを使ったスイーツレシピ7選
続いて、冷凍ブルーベリーを使ったスイーツの食べ方レシピを紹介します。どれも少ない材料で簡単に作れるものばかりです。冷凍ブルーベリーの酸味でさっぱり食べやすいので、甘すぎるスイーツが苦手な方にもおすすめです。普段はスイーツを手作りしないという方も、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ブルーベリーの簡単プリン
- 冷凍ブルーベリー50~60g
- ゼラチン5g
- 砂糖30g
- 牛乳250cc
- 耐熱容器に砂糖とゼラチンを入れて混ぜ合わせ、牛乳150ccを注ぎます。電子レンジで40~50秒加熱し、しっかり溶かし混ぜておきましょう。
- ミキサーに冷凍ブルーベリー、牛乳100ccを入れて粗めに攪拌します。ボウルに入れて1を加え、全体をよく混ぜ合わせます。好みの型に入れ、冷蔵庫で冷やし固めれば4個分のレシピの完成です。
冷凍ブルーベリーのヨーグルトパウンドケーキ
- 無塩バター50g
- 砂糖50g
- 卵1個
- プレーンヨーグルト80g
- 薄力粉100g
- ベーキングパウダー小さじ1
- 冷凍ブルーベリー1カップ
- ボウルにバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまでかき混ぜます。砂糖も加えてしっかりかき混ぜましょう。
- 1のボウルに溶き卵を2回に分けて入れ、その都度泡立て器でかき混ぜながらなじませます。
- ヨーグルトを入れて混ぜたら、ふるいにかけた薄力粉とベーキングパウダーも加えてさっくり混ぜ合わせます。
- パウンド型(18cm)はクッキングシートを敷くか、サラダ油を薄く塗ります。3の生地を型に半量入れ、ブルーベリーを散りばめます。もう半量も加えたら、テーブルに型を軽く2~3回落とし、空気を抜きます。
- 180℃に予熱したオーブンで30~40焼き、竹串をさして何もついてこなければレシピの完成です。
冷凍ブルーベリーの寒天ゼリー
- 水200cc
- 冷凍ブルーベリー20粒
- 寒天約2g
- ブランデー大さじ1
- 小鍋に全ての材料を入れて強火にかけます。煮立ったら弱火にしてブルーベリーを数個、鍋肌に押し付けるようにしてつぶします。
- 寒天が溶けたら器に流し入れ、常温で固めたら2人分のレシピの完成です。好みに合わせて冷蔵庫で冷やしていただきましょう。
冷凍ブルーベリーとヨーグルトのジェラート
- 冷凍ブルーベリー100g
- プレーンヨーグルト450g
- 砂糖大さじ3
- 材料をフードプロセッサーに入れ、なめらかになるまで攪拌します。
- バットやタッパーに1を流し入れ、ラップなどで蓋をして冷凍庫で1時間半冷やします。一旦取り出し、スプーンで全体をかき混ぜます。同じ作業をもう一度繰り返せば、4~5人分のレシピの完成です。
炊飯器で作るブルーベリーケーキ
- ホットケーキミックス200g
- 冷凍ブルーベリー1カップ
- バター30g
- 牛乳150cc
- 卵1個
- 砂糖大さじ3
- ボウルに溶かしたバター、牛乳、卵、砂糖を入れて混ぜ合わせます。冷凍ブルーベリーも加えてひと混ぜしましょう。
- ホットケーキミックスを少しずつ加え、粉っぽさがなくなる程度にさっくり混ぜます。
- 炊飯器は、釜が古ければバター(分量外)を塗っておきます。2の生地を流し入れて、通常の白米炊飯モードで炊き上げます。竹串をさし、何もついてこなくなるまで2~3回炊飯を繰り返せば4人分のレシピの完成です。
フレンチトーストのブルーベリーソース
- 食パン(6枚切り)2枚
- 豆乳100cc
- 卵1個
- 砂糖小さじ1
- バター小さじ1
- 冷凍ブルーベリー大さじ2
- グラニュー糖小さじ1
- バットに豆乳、溶き卵、砂糖を入れて混ぜ合わせます。そこに半分に切った食パンをひたしてなじませます。
- フライパンにバターを熱し、1の食パンを入れて両面を焼き色がつくまで焼きます。
- 耐熱皿にブルーベリーとグラニュー糖を入れ、電子レンジで様子を見ながら加熱します。フツフツとソース状になったら取り出し、2のフレンチトーストにかければ2人分のレシピの完成です。
冷凍バナナとブルーベリーのヨーグルト
- 冷凍バナナ1本
- 冷凍ブルーベリー適量
- ヨーグルト大さじ5
- ハチミツ適量
- 冷凍バナナは食べやすい大きさにカットします。
- 器にヨーグルトを盛り、冷凍バナナとブルーベリーをのせます。上からハチミツをかけたらレシピの完成です。
冷凍ブルーベリーは生より栄養豊富?
ブルーベリーは、生よりも冷凍した方が栄養価がアップします。ここからは冷凍することで栄養価が高くなる理由と、気になる栄養成分について紹介していきます。これを見ると、生のブルーベリーも思わず冷凍したくなるかもしれません。
冷凍しても栄養は損なわれない
ブルーベリーは冷凍すると果皮の細胞が壊れます。そのため、生のブルーベリーよりもアントシアニンなどの栄養成分がより摂取しやすくなると言われています。
ビタミンCなども冷凍した方が含有率が高くなるようです。ビタミンCは熱に弱いため、加熱せずに食べられるブルーベリーは栄養価の観点から見ても魅力的なフルーツと言えるでしょう。
栄養はアントシアニンだけじゃない
ブルーベリーの色素成分アントシアニンには、視力回復効果や抗炎症作用があります。ビタミンCよりも抗酸化作用の働きが強いと言われており、高いアンチエイジング効果が期待できます。
またブルーベリーにはビタミンAやビタミンE、食物繊維も豊富に含まれています。ビタミンAには、アントシアニンと同じく視力を正常に保ったり免疫力を高めて感染症を予防する働きがあります。
抗酸化作用のあるビタミンEは、体内のサビや老化を防いで肌の状態を健康に保つ効果が期待できます。食物繊維には腸内環境を良くする働きがあるため、便秘に悩む方にも冷凍ブルーベリーはおすすめです。
ブルーベリーの冷凍保存方法
最後に、生のブルーベリーを冷凍保存する方法を紹介しましょう。ポイントさえ押さえれば、自宅で簡単にブルーベリーを冷凍することが可能です。栄養価も高まるため、ブルーベリーがたくさん手に入った際はぜひ冷凍保存で長持ちさせましょう。
冷凍前にブルーベリーの水気を取る
ブルーベリーは、冷凍する前に水洗いします。大きめのボウルにたっぷりの水を注ぎ、その中にブルーベリーを入れてつぶさないように優しく洗いましょう。
ザルで水を切ったら、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭き取ります。ここで水分を取り除くことで、冷凍してもブルーベリーの粒同士が引っつくのを防ぐことができます。
なるべく実が重ならないようにする
洗ったブルーベリーの水分を拭き取ったら、あとはジッパー付き保存袋に入れて冷凍室へ入れるだけです。このときにブルーベリーの実が重ならないよう、できるだけ平らにして保存するのがポイントです。
そうすることで短時間で冷凍され、美味しい状態を保つことができます。空気に触れると味が落ちるので、できるだけ空気を抜いて保存すると良いでしょう。小さめの保存袋に入れて、使う分だけ小分けにしておくのもおすすめです。
保存期間
紹介した方法で冷凍すると、約6か月間は美味しいブルーベリーを味わうことができます。ただし、空気に触れる回数や冷凍室の温度によっても保存期間は変わるため、早めに食べるに越したことはありません。冷凍室の臭いがついてしまったブルーベリーは、ジャムやスムージーなどにアレンジすると良いでしょう。
冷凍ブルーベリーをアレンジして楽しもう!
冷凍ブルーベリーは栄養価が高く、いろんな食べ方を楽しむことができます。温かくしても美味しいため、肉料理のソースにアレンジするのもおすすめです。
自宅でブルーベリーを育てている方は、たくさん収穫できたら冷凍保存し、新鮮な状態を長続きさせましょう。ぜひ冷凍ブルーベリーを使ってドリンクやスイーツ作りにも挑戦してみてください。