2019年04月01日公開
2024年09月10日更新
【裏技!】グレープフルーツの皮の剥き方・切り方を簡単にする方法
グレープフルーツの皮の剥き方で裏技があるのをご存知ですか?実は茹でると驚くほど簡単に剥くことが出来るのです。口コミでも、きれいで簡単に剥けると評判になっています。また、グレープフルーツの選び方や切り方によっては白い皮も簡単に剥けるので、色々な料理のレシピにも使えます。まずはグレープフルーツの剥き方をマスターして、美味しい料理に使える簡単な食べ方を覚えましょう!
目次
グレープフルーツの簡単な剥き方があるらしい!
栄養価も高く、比較的どの時期でも食べられるグレープフルーツは、剥き方が面倒だと思っている人が少なくないと思います。ミカンのように気軽に手で剥けないし、剥いても白い皮がついていたら子供が苦くて食べてくれないなど、苦労しているのではないでしょうか?
グレープフルーツを食べたくてもストレスを感じてしまうと、手が出なくなります。そこで、グレープフルーツの簡単な剥き方を覚えて、色々なアレンジレシピに加えてください。
グレープフルーツを「茹でる」という裏技!
「グレープフルーツを茹でる」と言われてもあまりピンとこないと思います。簡単な剥き方は、切り方を工夫することではなく、茹でて冷やすのが一番の近道です。まずは、剥き方の基本を検証していきます。
一般的な剥き方
一般的な剥き方としては、グレープフルーツのあたまとおしりを包丁で切って皮と実の間に指を入れミカンを剥くようにする方法だと思います。その他にあたまとおしりを切った後、包丁で切れ目を入れて剥けやすくしたり、そのままニンジンの皮の剥き方のように切る人もいるかもしれません。
食べ方によっては、グレープフルーツを半分に切ってそのままスプーンで実をすくって食べることもあると思います。しかし、料理などに使う時は皮や実についている白い皮は必要ないので、少し面倒だと思ってしまいます。
皮ごと茹でる
- お鍋にグレープフルーツがヒタヒタになるくらいお水を入れ沸騰させる。
- 沸騰したお湯に皮ごとグレープフルーツを入れ、3分茹でる。
- 茹で上がったら、ボールに冷水を入れ5分待ったら完成。
上記のレシピ通り行うと、手で簡単に皮が剥け、白い皮もスルスルと手で剥けてしまいます。また、茹でるとグレープフルーツの甘さが増すので、子供にも食べやすくなります。
ここで、注意しなければいけないのは、しっかりと冷水で冷やすことです。茹でた後、冷水につけますが、つける時間が短いと皮を剥くときブヨブヨで剥きづらくなります。きれいに剥けるはずの白い皮もきちんと剥けなくなるので、なるべく氷水か冷たいお水で冷やしてください。
なぜ茹でると皮が剥けやすくなるかと言うと、白い皮の部分に含まれる「ペクチン」という物質が接着剤のような役割をはたしていて、その物質が茹でることによって剥がれやすくなるのです。
らせん状に包丁で剥く
茹でる裏技を紹介しましたが、朝の忙しい時に、グレープフルーツを茹でる時間がない人もいると思います。そのような時は、剥き方をらせん状にすると短時間で終わらせることが出来ます。あたまとおしりの部分を切って、白い皮も一緒に剥く感覚でらせん状に切るだけです。実は、他の果実類と比べてグレープフルーツはリンゴと同じくらいらせん状に剥きやすいです。
らせん状に剥くコツとしては、あたまとおしりに残る白い皮をしっかり剥こうとしないことです。あたまとおしりはどうしても白い皮が残ってしまいます。包丁で一緒に剥きたいと思いますが、無理して剥くと薄皮が破け中の実が出てしまうのです。残った皮は剥き終わった後に包丁で丁寧に切ると見た目も綺麗なグレープフルーツが出来上がります。
グレープフルーツの皮を剥いた後の切り方
グレープフルーツを簡単に剥く方法はわかりましたが、その後の処理も結構大変だと思います。しかし、紹介した裏技やらせん状の切り方をすると、白い皮も実もきれいに取り出すことが出来ます。
残った白い皮を落とす
普通に手で剥くと、白い皮が実にべったりとくっついていて、なかなか取れません。こうなってしまったら、ひとつひとつ実を手で剥かなければなりません。それが茹でた後のグレープフルーツは皮を手で剥いたら白い皮も簡単に剥くことが出来ます。また、らせん状に切ると白い皮も一緒に包丁で剥いてしまうので、白い皮を落とす手間が省けます。
実の取り出し方
実は白い筋を包丁で切って、中から実を取り出すのが一般的です。実の背中に包丁を入れてしまうと実が取り出しにくく食べにくいからです。やはり茹でた後のグレープフルーツは実を取るのも簡単です。手で実をほぐしている時点で薄皮が剥がれてしまうので、包丁を使う手間がありません。
グレープフルーツの選び方/食べ方とアレンジレシピ
剥き方、切り方の裏技を知ったところで、美味しいグレープフルーツを食べるためにグレープフルーツの選び方、食べ方を知って自分の得意レシピとして覚えておきましょう。
フロリダ産のものが美味しい
お店に並んでいるグレープフルーツはカリフォルニア、南アフリカ、フロリダが産地のものが殆どです。その中でもフロリダ産が一番美味しいと言われています。それはフロリダの気候にあります。年間を通して温暖な亜熱帯性の気候と豊富な降水量、日差しがしっかりとしていることの他にミネラルやカルシウムが沢山含んでいる土壌で育ったからです。
お店でグレープフルーツを買う時の選び方のポイントはフロリダと書いてあるシールで区別してください。味の違いはひとそれぞれ好みがありますが、意識して食べ比べると甘みと酸味のバランスが抜群に良いのがわかります。
重さと弾力がポイント
次にグレープフルーツの選び方としては手にもって重さを感じてみてください。ずっしりとしっかり重さを感じられるものは、果汁がしっかりと入った食べごろのグレープフルーツです。
そしてもう一つの選び方は、皮の張りがあるものを選ぶことです。触ってみてブヨブヨしているグレープフルーツは中身がスカスカです。傷がついていたり、シミがあっても問題ありません。
冷やしてそのまま食べる
グレープフルーツの一番美味しい食べ方が冷やしてそのまま食べることです。裏技を使う剥き方をすると、必ず冷水で冷やします。それをそのまま食べることで、冷水で冷やしたときに甘さが凝縮されより美味しく食べられます。
また、グレープフルーツは冷蔵庫で保存すると、3~4週間保存できます。冷凍庫だと1か月以上保存できます。常温でも日の当たらない場所だと3~5日保存可能です。果実類は乾燥を嫌がるので、保存するときは必ず密閉式の袋に出来るだけ真空状態で保存してください。実をほぐしたり、果肉を絞って製氷皿で保存するのもおすすめです。
刺身とグレープフルーツのカルパッチョ風
刺身とグレープフルーツの相性は抜群で、食べ方のレシピでは一番おすすめです。刺身とグレープフルーツを裏技の剥き方で処理すれば、短時間ですぐ作れます。ソースをオリーブオイルや酢、にんにくなどでカルパッチョ風に仕上げれば、お酒のお供にもなります。刺身もサーモンやタイなどの白身でもグレープフルーツの酸味が程よくマッチします。
グレープフルーツの砂糖漬け
また、グレープフルーツを砂糖漬けにすれば、子供のおやつにも使えます。砂糖漬けのレシピは色々あると思いますが、簡単な剥き方と切り方がマスターしていれば、砂糖をまぶして冷やすだけで、ヨーグルトの上に添えたり、他のフルーツと一緒に食べたりと食べる幅が広がると思います。
グレープフルーツを裏技を使って剥いた人の口コミ
さっきのグレープフルーツの皮を茹でる話、やってみたらホントだった! pic.twitter.com/20mKwRJdWm
— フォル (@foldrr) January 25, 2017
グレープフルーツを3分茹でると皮がむきやすくなるとかいうの半信半疑でやってみたら、温州みかんのようにつるっと剥けた。すごい
— はまたま (@hamataorv) February 22, 2017
グレープフルーツを裏技の剥き方で実践している人の口コミを見てみると、大多数が綺麗に白い皮まで剥けることに驚いている感想が多いです。また、口コミの中でも「甘くなった」「酸味が逃げて甘さが増す」など甘みが出ることに驚いている人も多かったです。
グレープフルーツの裏技のような剥き方は、テレビ番組で紹介されたのが発端で、SNSなどの口コミで広がり、一時期スーパーにグレープフルーツがなくなるという現象まで起きました。ただ、SNSではグレープフルーツを茹でることの口コミは今もなお多数あるので、世間ではかなり衝撃的な剥き方だったことがわかります。
そして口コミでは、剥き方が面倒であまり食べなかったという人も、裏技の剥き方で以前よりグレープフルーツを食べるようになった人がいました。らせん状の切り方も簡単ですが、やっぱり茹でる剥き方が一番グレープフルーツの美味しさを引き出す食べ方だと思います。
グレープフルーツの剥き方を試してみよう!
グレープフルーツは口コミでも噂になった「茹でる剥き方」を行えば、だれでも簡単に美味しく食べられることがわかりました。選び方もポイントを押さえると、さらにジューシーで果肉たっぷりのグレープフルーツと出会えます。また、食べ方のレシピを覚えておくとビタミンたっぷりで体に良い食事ができます。
いいこと尽くしのグレープフルーツ。旬の時期もないため、いつでもお店にはグレープフルーツが並んでいると思います。「剥き方・選び方・食べ方」をマスターして、美味しいグレープフルーツを食べてくださいね。