2019年03月28日公開
2024年09月10日更新
タコスとタコライスのカロリーは?ダイエット中の食べ方を紹介
タコスやタコライスを食べたことありますか?メキシコ料理の代表として日本でもご飯として食べられているタコスやタコライスですが、やはり気になるのはカロリーではないでしょうか?今回の記事ではタコスとタコライスのカロリーや糖質、含まれている栄養成分やダイエット中のおすすめの具材について紹介していきます。また、メキシコ料理のトルティーヤやブリトーとのカロリー比較も載せているので、タコスやタコライスを食べる際の参考にしてください。
目次
メキシコ料理の代表タコスとタコライスのカロリーは?
皆さんはタコスやタコライスを知っていますか?ご飯が使われているタコライスは沖縄のB級グルメとしても全国に知られていますが、実はメキシコ料理と代表となっています。
今回の記事ではそんなタコスやタコライスの気になるカロリー、糖質、含まれている栄養成分について紹介していきます。また、メキシコ料理のトルティーヤやブリトーとのカロリー比較も載せているので、ダイエット中にタコスやタコライスを食べる際に参考にしてください。
タコスのカロリーと糖質などの栄養
まずは最初にタコスやタコライスのカロリーと糖質、栄養などについて紹介していきます。最初はタコスのカロリーや糖質などを見てみましょう。
カロリー
タコスのカロリーは使用される食材によって変動しますが、一般的なタコスのカロリーは100gあたり156kcalとなっています。1食あたりに換算すると約170kcalとなっています。
タコスの生地には柔らかいソフトな皮のトルティーヤが使われており、具材には野菜や肉類がたっぷりと使用されています。他の料理と比較してもタコスの1食のカロリーは低いことが分かります。
糖質
続いてはタコスの糖質量について見てみましょう。タコスに含まれている糖質は100gあたり15gとなっています。カロリーと比べると糖質は少し高めとなっています。
具材には野菜や肉類を使っているので、タコスの糖質が高くなる理由は皮のトルティーヤにあることが分かります。トルティーヤの原料はトウモロコシ粉や小麦粉があり、トウモロコシ粉の場合100gあたり45g、小麦粉の場合100gあたり44gと非常に糖質が高いです。
炭水化物
次はタコスの炭水化物の含有量について見てみましょう。タコスに使用されている具材にはほとんど炭水化物は含まれていません。主に皮生地のトルティーヤが炭水化物の含有量を占めています。
タコスの炭水化物の量は1食当たり15.73gとなっています。食パン1食分の炭水化物の量は約28g、ご飯の場合1食約60gの炭水化物が含まれているので、他の主食と比較しても炭水化物は少ないといえるでしょう。
脂質
最後にタコスに含まれている脂質量について見てみましょう。タコスにはひき肉などの肉類も使われているため、脂質も含まれています。
タコスに含まれている脂質は1食当たり約5.7gとなっています。タコスを作る際は使用する肉の量によって脂質を調節することができるので、ダイエット中は肉類の使用を減らすようにしましょう。
タコライスのカロリーと栄養
続いてはタコライスのカロリーと糖質、栄養について紹介していきます。沖縄の地元民に愛され続けているタコライスのカロリーなどはどのくらいなのでしょうか?
カロリー
まずはタコライスのカロリーについて見てみましょう。タコライスはタコスに使われている具材をトルティーヤで巻くのではなく、ご飯の上に乗せた料理となっています。
タコライスのカロリーは100gあたり137kcalとなっています。1食分に換算すると1皿733kcalとかなりカロリーが高い料理となっています。
理由としてはトルティーヤではなくご飯を使っているため、カロリーがタコスと比べると一気に高くなってしまいます。
糖質
次はタコライスの糖質量について見てみましょう。タコライスの糖質はご飯の量にもよりますが、1人前約105.2gと糖質も非常に高い料理となっています。
トルティーヤではなく、ご飯を主食として使っている料理なので、必然的に糖質の量もタコスよりも高くなってしまいます。
炭水化物
続いてはタコライスの炭水化物の含有量について見てみましょう。こちらも糖質同様、ご飯の量に左右されますが、1食約108gとなっています。
やはりご飯を使用している分タコライスの場合はカロリーや糖質、炭水化物などの栄養が高くなってしまうので、ダイエット中に食べる際はご飯の量は注意が必要です。
脂質
次はタコライスに含まれている脂質について見てみましょう。タコスと同じような具材を使って作られているタコライスはそこまで脂質に差はありませんが、ボリュームが増す分脂質も高くなります。
タコライスの脂質は1食分約20gとやや高めとなっているので、ダイエット中に作る際は具材の量や油の量も注意しましょう。
ご飯のカロリーと栄養素
タコライスとタコスの大きな違いは、やはりご飯を使っている点ではないでしょうか?ご飯を使うことで一気にカロリーが高くなってしまいます。
しかし、ご飯を使って作られるタコライスはカロリーが高くなりますが、たんぱく質の量もタコスと比べると多く含まれています。身体を作るには必要な栄養成分の1つとなるので、カロリーを抑えたい場合は具材や量で調整するようにしましょう。
タコス/タコライスのダイエット中の食べ方とおすすめ具材
タコスとタコライスのカロリーや糖質について紹介してきましたが、続いてはタコス、タコライスをダイエット中に食べる際におすすめの具材や食べ方について紹介していきます。
量
ダイエット中にタコスやタコライスを食べる時に最も注意しなければいけないことは量です。タコスは比較的カロリーが低い料理ですが、食べる量が多いと意味がありません。
タコライスも元々カロリーが高い料理となっていますが、野菜やご飯など様々な栄養を一度に食べることができる料理となっているので、食べる量に気を付けることで、ダイエット中にも食べることができる料理となっています。
食べる時間
ダイエット中に食べる際の注意点の2つ目は食べる時間をしっかりと見極めることです。これはタコスやタコライスを食べる時以外にもいえることでダイエット中は食べる時間が非常に大切となっています。
実は脂肪を体内にため込みやすい時間が存在しており、陽が落ちる頃に増え始め、22時~2時の間に食べたものは脂肪としてため込みやすいといわれています。
逆に最もため込まない時間帯は15時とされており、食べるタイミングによってはダイエットに効果的です。また、タコスなど満腹感を得やすい料理を間食に食べて、食事の量を減らすのもおすすめです。
おすすめの具材
最後にダイエット中にタコスやタコライスを食べる際におすすめの具材について紹介していきます。タコスやタコライスには肉類や野菜類が多く使われていますが、肉類を減らして野菜類を増やすことでカロリーを一気に減らすことができます。
また、タコスを作る際にトウモロコシ粉や小麦粉でトルティーヤを作るのではなく、おからを利用してトルティーヤを作ることでカロリーと糖質をぐっと抑えることが可能です。
大豆には大豆サポニンと呼ばれる栄養が含まれており、脂肪吸収を抑えたり、レシチンがコレステロール値を下げてくれる効果などが期待でき、ダイエット中には積極的に摂取したい栄養となっています。
タコス/タコライスとトルティーヤのカロリー/糖質を比較
続いては、タコスやタコライスとトルティーヤを使った料理のカロリー、糖質を比較してみましょう。同じ生地を使った料理でも具材によってカロリーがどのくらい変化するのでしょうか?
トルティーヤとは?
最初にトルティーヤについて紹介していきます。トルティーヤとはメキシコの伝統食材でタコスやブリトーを作る際に包むために欠かせないものとなっています。
一般的にはトウモロコシ粉を使って作られますが、最近では小麦粉のものも多く販売されており、スーパーなどでも手軽に購入することが可能です。
カロリーと糖質
トルティーヤ1枚分のカロリーは74kcalと低いのですが、小麦粉などを使用しているため、糖質は高めとなっています。
また、トルティーヤを使った料理でもタコスの他にトルコの代表的な料理のケバブが存在しています。ケバブのカロリーは1人前約300kcalと非常に高く、トルティーヤを使って包む具材によってカロリーは大きく変動します。
タコス/タコライスとブリトーのカロリー比較
最後にタコスと並んでメキシコの代表的な料理として知られているブリトーのカロリーや糖質を見てみましょう。
メキシコ料理で人気のブリトー
メキシコ料理で日本でも人気の高いブリトーはビーンズや野菜などの具材をメインにサルサソースなどをかけてトルティーヤで巻いて食べる料理となっています。
ブリトーのカロリー
ブリトーのカロリーは100gあたり99kcal、1食約220kcalとなっています。タコスと比較すると肉類を使用していない分ブリトーの方がカロリーが低いです。
タコスとタコライスのカロリーは高いので注意!
タコスやタコライスのカロリーについて紹介してきましたが、どうだったでしょうか?タコスやタコライスはカロリーが高く、糖質も高い料理となっていますが、食べ方次第ではダイエットにも使える料理です。
具材や生地のトルティーヤを一工夫するだけでカロリーを抑えることができるので、メキシコの代表料理のタコスを家で作ってみてはどうでしょうか?