2019年03月20日公開
2024年09月08日更新
シフォンケーキは高カロリーで太る?他のケーキとカロリーを比較!
シフォンケーキのカロリーは他のケーキと比較して、それほど高くはありません。しかし、生クリームなどのトッピングをしたり、量を多く食べてしまうと太る原因になります。ただ、手作りにして糖質を抑えると腹持ちが良いので、ダイエットには向いているおやつと言って良いと思います。そこで、シフォンケーキのカロリーを調べて、どのくらいの運動でカロリーが消費するか食べ方の注意点も一緒に検証して、ダイエット中でも気兼ねなくシフォンケーキを食べられるようアドバイスします。
目次
シフォンケーキは高カロリーで太る?
シフォンケーキと言えば、甘くて口溶けが良くフワフワなスポンジをイメージすると思います。手作りをする人も多く、アレンジレシピはかなり豊富にあり、誰もが好きな焼き菓子の一つだと思います。しかし、注意しなければ太る原因になります。スポンジだけでは物足りなく、トッピングなどを追加するとカロリーや糖質は格段に増えるのです。
まずは、シフォンケーキを食べても太る原因にならないように、他のケーキとカロリーや糖質を比較しながら、注意しなければいけないポイントを探しましょう。
シフォンケーキのカロリーや糖質量
カロリー
最初にシフォンケーキのカロリーを調べます。シフォンケーキの材料は薄力粉・グラニュー糖・卵・ベーキングパウダー・サラダ油・牛乳で作られています。シフォンケーキは1ホール(約18cm)410gでカロリーが約1200kcalです。これを8等分すると一切れ当たり約150kcalになります。
シフォンケーキは、メレンゲを加えることによってふわっと仕上がり大きめのスポンジが出来るのですが、サラダ油もかなり使用するため、1ホールあたりのカロリーが高い数値になっているのです。
糖質量
糖質量はエネルギーになるので欠かせない栄養素ですが、摂りすぎると太る原因になります。最近では糖質制限ダイエットなどが流行っていますが、シフォンケーキの糖質は1切れあたり約15gとグラニュー糖や牛乳を使用するので、それなりに高い数値が出ています。
糖質が高いということは腹持ちが良いので、食べる量や時間帯に注意すればダイエットに効果的ですが、生クリームなどをトッピングするとすぐに糖質があがるので、気を付けなければいけません。
シフォンケーキのカロリーと糖質を比較
他のケーキと比較
次にシフォンケーキを他のケーキと比較し、カロリーや糖質がどのくらい違うか検証します。まずは、イチゴのショートケーキは約366kcalとかなりの高カロリー、糖質は28.5gとこちらも高いです。チーズケーキのカロリーは高く約321kcal、糖質は22gです。また、フルーツタルトのカロリーは一切れ約270kcal、糖質は約29.6gです。
どのケーキと比較してもシフォンケーキのカロリーや糖質が低いのは一目瞭然です。その結果、ダイエット中に甘いお菓子が食べたいときは、シフォンケーキが効果的だということは理解できたと思います。
マフィンと比較
マフィンとのカロリーや糖質の比較もしてみます。プレーンのマフィンを対象とした場合、カロリーは約250kcal、糖質は26gです。腹持ちの良いマフィンも意外と高カロリーですが、手作りをするなど工夫次第でカロリーを抑えることが出来ます。
これは、シフォンケーキにも同じことが言えるので、マフィンもトッピングをせず、材料を低カロリーにするだけで、ダイエットしている人でも食べられるお菓子だと思います。
シフォンケーキがダイエット中でも大丈夫な理由
腹持ちが良い
シフォンケーキのカロリーが他のケーキより低い理由として、脂質が少ないことがあげられます。これは、シフォンケーキはバターを使わないからだと思います。しかし、サラダ油を使用しているため、太る要因にもなりますが、腹持ちも良いです。適度に腹持ちをよくするなら、シフォンケーキ一切れで十分だと思います。
代謝が上がる
シフォンケーキには骨を丈夫にしてくれるビタミンKと甲状腺ホルモンを正常に保ったり、代謝を上げてくれるセレンという栄養が含まれています。食べ過ぎるとお腹の調子が悪くなるので注意が必要ですが、代謝が上がることによってエネルギーを消費し、ダイエットにも最適だと思います。
シフォンケーキの食べ方の注意点
トッピングを控える
カフェや喫茶店ではシフォンケーキを食べる際に生クリームや果物がトッピングされていることが多いです。手作りするときも抹茶や紅茶シフォンのようにアレンジしたシフォンケーキもあります。そうするとせっかく低かったカロリーが一気に押し上げ、普通のケーキと同じようなカロリーになってしまいます。
なので、過剰なトッピングには注意して、カロリーを抑えた生クリームや果物のトッピングを必要最小限にして一緒に食べましょう。
おやつに食べる
シフォンケーキは腹持ちが良いので、おやつに時間に食べるのがおすすめです。日中仕事や運動で消費したエネルギーをおやつの時間のシフォンケーキで補うことによって、食べ過ぎを防げると思います。朝食にシフォンケーキを食べると物足りなく感じるので食べる量に注意してください。
一日一切れまで
ダイエット中やカロリーを気にしている人はシフォンケーキをおやつの時間に一日一切れを守って食べてください。シフォンケーキは軽い食感なので、少し物足りなさを感じるかもしれませんが、スナック菓子より腹持ちが良く、他のケーキよりカロリーが低いのです。シフォンケーキを食べるときはゆっくり時間をかけて味わいながら食べましょう。
一緒に飲むものに気を付ける
どんなにシフォンケーキのトッピングや食べる量に注意しても、一緒に飲む飲み物のカロリーが高いと意味がありません。炭酸飲料やジュースは一番太る飲み物です。お茶やコーヒー、紅茶と一緒に飲むときもノンカロリーを選んだり、出来れば温かい飲み物の方が体には良いです。お砂糖やミルクを入れる量も考えて飲みましょう。
シフォンケーキを手作りで低カロリーに
グラニュー糖や油の量を控える
シフォンケーキを手作りすると、カロリーの調整が出来て、自分好みのシフォンケーキが出来ます。例えば、グラニュー糖をカロリーゼロにするだけで糖質を抑えることが出来ます。
また、油の量も控えるとさらにカロリーも下がります。ただ、油の量を控えると、シフォンケーキのふくらみが若干なくなりますが、その時はメレンゲをいつも以上に空気を入れて混ぜ合わせると普通と変わらないくらいの美味しいシフォンケーキが出来上がります。
牛乳の代わりに豆乳を使う
豆乳は牛乳と比較すると低エネルギー、低脂質、低カロリーです。100mlに換算すると約20kcal抑えることが出来るのです。また、吸収速度が緩やかなので、満腹感を持続させることができ、腹持ちが牛乳より良いです。
また、牛乳に含まれているカルシウムはありませんが、鉄分が豊富で、乳糖が含まれないため、牛乳を飲むと胃がゴロゴロする人は、豆乳に変えるだけで改善されると思います。
全粒粉の小麦粉を使う
全粒粉と言うのは、小麦を殻ごと粉状にしたものです。小麦粉は表皮の胚芽などを取り除いて粉状にしているので、真っ白ですが、全粒粉は殻も粉状にしているので少し茶褐色です。カロリーは100g当たり約340kcalで、小麦粉の368kcalより低いです。
この他におからパウダーやきな粉、大豆粉を代用してシフォンケーキを手作りする人もいます。ただ、使う粉によって膨らみ方が違うので、手作りする時は注意してください。
シフォンケーキ一切れ分のカロリーを消費する運動量
ウォーキング
最後にシフォンケーキを一切れ食べた時に消費する運動量を運動別に比較します。最近では健康に気を使う人はウォーキングをして有酸素運動を積極的に行う人が多いです。シフォンケーキのカロリーを150kcalとした場合、男性なら75分、女性なら93分ウォーキングをすればカロリーが消費されます。
朝の1時間のウォーキングだけでは少し足りないので、筋トレや夕方のウォーキングも一緒にするとカロリーが消費できると思います。
ジョギング
ウォーキングより少しハードなジョギングになると、カロリーは短時間で消費できます。男性は30分、女性は41分のジョギングだけで150kcalの消費になるのです。しかし、30分ジョギングするということは約5キロ走ることが出来ます。最初は距離を考えず、30分で150kcal消費を目安にジョギングすると長続きすると思います。
自転車
自転車での運動はジムでのエアロバイクが主流になっていると思いますが、脚痩せや有酸素運動による脂肪燃焼など高いダイエット効果が期待されます。カロリーの消費は男性で21分、女性で26分と短時間でシフォンケーキのカロリーを減らすことが出来ます。
また、主婦なら洗濯15分で30kcal、お風呂掃除30分で100kcal消費するので、毎日の家事のご褒美としておやつの時間にシフォンケーキを食べるのが一番だと思います。
シフォンケーキのカロリーを意識して食べよう!
シフォンケーキはダイエットや糖質制限する人にとって一番最適な焼き菓子だとわかりました。手作りすることによってさらにカロリーを抑えることも出来るので、おやつの時間にお菓子を食べたいと思ったときは、カロリーを意識して美味しいシフォンケーキを食べましょう。