2019年02月18日公開
2024年09月04日更新
「塩タブレット」のおすすめ11選!夏の熱中症予防と注意点も解説!
塩タブレットは夏の熱中症予防におすすめな商品です。なぜなら、夏の暑さは水分補給だけではなく塩分を摂るのも重要だからです。しかし、塩タブレットを食べ過ぎると塩分過多になり、逆に体の調子を悪くする原因になるので注意が必要です。そこで、塩タブレットを一日に何個摂取するのが良いか、注意点と一緒に解説します。また、夏の運動や汗をかいた時におすすめの商品11選も合わせて紹介します。
目次
塩タブレットは夏の熱中症予防に必要?
汗に含まれる塩分量は?
まずは、汗に含まれる塩分量を調べてみます。汗の成分は99%が水、残りの1%は電解質と言われています。その電解質というのは、ナトリウムやカリウム、鉄になります。ということは、塩分の成分であるナトリウムが汗をかくことによって失われるということになります。
そして、汗に含まれる塩分量はと言うと、0.3%と言われています。ということは1Lの汗をかくと3gの塩分が失われることになります。成人の1日の塩分摂取量は約8gですが、1Lの汗をかくのは相当な運動が必要になると思います。なので、普通に生活をする上で塩分補給は必要ないので、塩タブレットは食べ過ぎに注意が必要になります。
真夏だとどれくらいの塩分量?
夏になると熱中症予防として塩タブレットを常備し、汗をかいた時に水と一緒に飲むことが多いと思います。夏はスポーツをする機会や野外活動も多く行われ、暑い環境の中では熱中症予防が必須となるので目安を覚えておくと良いと思います。
例えば、サッカーを45分、ジョギングを約10kmするとだいたい1Lの汗をかくと言われています。ただ、夏の暑さの中同じ運動を行うと、暑さでそれ以上の汗をかき、塩分も失われます。塩タブレットは一度に何個も食べるのではなく、運動する時間や距離を計算して定期的に摂取することをおすすめします。
熱中症予防は水と塩分補給がポイント
最近では熱中症予防をする際、水分だけでは予防できないということを強調しています。なぜなら、大量に水分を摂ると、体の中のナトリウム濃度が下がるため、濃度を正常にしようとして水分を排出させてしまいます。そのために脱水症状が起きてしまうのです。
そこで、水分を補給するために一緒に塩分を補給することが大事になってきます。暑いからと言って水分だけを摂ると逆に熱中症予防にはなりません。必ず塩タブレットなどの塩分と一緒に水分補給をして体内のナトリウム濃度を下げないようにしてください。
塩タブレットのおすすめ商品【おしゃれ編】
ポップで駄菓子みたいな個包装の「カムカム熱中タブレット」
個包装が可愛らしい「カムカム熱中タブレット」はヘルメットや防災用品を販売している昭和商会から出ています。ライチ・レモン・マスカット・コーラ味があり、子供にも食べやすい甘さとなっています。もちろん熱中予防対策に必要な塩分も豊富に入っています。200粒入って税込み1984円なので、買い忘れの必要がないと思います。
味のバラエティが豊富な「塩タブレット5兄弟」
こちらも工業用品などを取り扱っている会社ランドアートが販売している「塩タブレット5兄弟」。梅・レモン・ミックスフルーツ・グレープ・ピーチの5種類の味が入っています。梅味があるので、大人の塩分補給に嬉しい味だと思います。約150粒入って税込み2380円です。個包装なので、ポケットに一日1個入れておくのも良いと思いますよ。
天海の水でおなじみ「灼熱対策塩タブレット」
赤穂の天塩で有名な赤穂化成から販売している「灼熱対策塩タブレット」はレモン・カシス・パインの3種類の味があります。塩味はほのかに香る程度などでしょっぱいのが苦手な人におすすめの塩タブレットです。価格は約220粒入りで税込み1980円です。チャックを閉じて保存できるので、持ち歩きにも便利だと思います。
ピーチ味が程よい「匠の塩タブレット」
健康食品を販売しているSARAYAの「匠の塩タブレット」はピーチ味の他にマスカット味、スイカ味があります。この匠シリーズは2歳児を救ったスーパーボランティアの尾畠さんが持っていたことで一躍有名になりました。価格は60g入りで税込み216円です。最初なめている時はピーチの味わいしますが、タブレットを噛んだら塩の味が口の中全体に広がります。
後味ひんやり「小彩の塩タブレット」
ロッテから発売している「小彩の塩タブレット」はパッケージが可愛らしく、コンパクトです。レモン味のさっぱり感はありつつ、塩タブレット独特の塩味が強いタブレットです。後味はすっきりとしてひんやり感があります。価格は24g×10袋入りで税込み140円です。甘い塩タブレットが苦手な人にはお勧めです。
すっきりとして飲みやすい「グリーンダ・カ・ラタブレット」
清涼飲料水で人気のあるサントリーのグリーンダ・カ・ラのタブレットは、柑橘系の香りがして酸っぱさがありません。名前の通り、グリーンダ・カ・ラの味がします。もちろん、塩味もたっぷり含み後味がすっきりとします。価格は48g×6袋で税抜き140円前後です。手軽で持ち運びやすいので、運動するときにはかかせない塩タブレットだと思います。
塩タブレットのおすすめ商品【こだわり編】
汗に近いイオンバランスの「塩分補給タブレット」
株式会社天塩から出ている「塩分補給タブレット」は青梅味があり、大人の人におすすめな塩タブレットになります。屋外でも食べられるように開封がチャック型になっているのもおすすめです。価格は40gで税別150円になります。汗に近いイオンバランスを再現することができ、隙間時間に素早く塩分を補給できる塩タブレットになっています。
携帯しやすい「ヒマラヤ岩塩タブレット」
自然派入浴剤メーカーのアースコンシャスから販売されてる「ヒマラヤ岩塩タブレット」は携帯ケース入りで持ち運びに便利です。この塩タブレットは味わって食べるというより、水分と一緒に補給するための塩タブレットと言って良いと思います。かみ砕くと塩辛さが後味に残ります。価格は約15g入りの50錠で税込み410円と他の塩タブレットより若干高いです。
汗をかいたら「塩分チャージタブレッツ」
カバヤ食品から出ている塩タブレットは「塩分チャージタブレッツ」。スポーツドリンク味の他にグレープフルーツ味やレモン味があります。他の塩タブレットに比べて食塩相当量が比較的多いので、スポーツなどのかなり汗をかくときに塩分補給をしてくれます。価格は90gの31個入りで税込み281円です。柔らかめの塩タブレットなので、噛むとすぐ溶けてしまうと思います。
ウイダーインシリーズから「ウイダーインタブレット塩分プラス」
「ウイダーインタブレット塩分+」は森永製菓から販売しております。他の塩タブレットとの違いはビタミンなどの栄養成分も豊富に補給できることです。食べてみるとそれほど酸っぱさも感じることなく、後味は爽やかな感覚になります。価格は80gの30個入りで税込み216円です。こちらは老若男女問わず美味しく食べられる塩タブレットだと思います。
沖縄の塩を使用している「クイックスポーツ塩タブレット」
ニッド加盟のドラックストアで買えるオリジナルブランド商品の「クイックスポーツ塩タブレット」は沖縄の塩シママースを使用しています。レモン味で価格は90g税込み216円です。こちらも中身は個包装で開封口がチャックになっているので、熱い時に外に置いてあっても溶けにくいと思います。
塩タブレットの適切な摂取量や注意点
一日に何個まで食べていい?
色々な種類の塩タブレットを紹介しましたが、1日何個食べるのが適正なのか気になると思います。ただ、何個食べてよいかはひとりひとりの発汗量や運動量、毎日の食事で摂取する塩分量が全然違うので、一概に何個食べてくださいとは言いきれません。
ただ、必ず塩タブレットが入っているパッケージの裏面などには一粒あたりの食塩相当量が記載されています。その値と1Lで3gの塩分が失われるということを覚えておけば、必然と何個食べれば適正かわかってくると思います。
過剰摂取には注意が必要
自分が1日に何個食べればよいかわかったとしても、食べ過ぎには注意が必要です。塩タブレットを食べ過ぎていなくても、一緒に飲む水分がスポーツドリンクだと糖分が多くなり、疲れやすくなります。また、塩タブレットの食べ過ぎに注意しててもその日の食事が塩分多いと過剰摂取になります。
食べ過ぎるとどうなる?
塩タブレットを食べ過ぎるとまず喉の渇きがでます。そして倦怠感や腹痛、ひどい時には吐き気に襲われる可能性があります。これは、急激な塩分の摂り過ぎによる症状だと言われています。塩タブレットを食べるときは屋外で長時間作業や運動をして、大量に汗をかくときに必要なアイテムなので、普段の生活で塩タブレットを食べる癖をつけてしまうと食べ過ぎになるので注意してください。
塩タブレットを正しく食べて熱中症予防をしよう!
出典: https://tomo.run
塩タブレットを効果的に摂取するなら、水分補給も一緒に摂ることが大切です。熱中症予防にも最適な食べ物ですが、正しい食べ方をしなければ逆に体調不良を起こしてしまう可能性があります。一度に多量の塩タブレットを食べるのではなく、運動や仕事の合間の休憩にコップ1杯から2杯のお水と1粒の塩タブレットで体内のナトリウムを補ってください。そして、暑い夏を気持ちよく乗り切りましょう!