2019年01月25日公開
2024年09月01日更新
コンソメスープのカロリーや栄養・糖質は?ダイエット向けレシピも!
コンソメスープは澄んだ琥珀色をしており、あっさりした味わい深いスープです。ここではコンソメスープのカロリーや糖質、栄養成分について詳しく調査しました。低カロリーでダイエットに取り入れる方も多いコンソメスープですが、どのような飲み方をすれば効果的に痩せられるのでしょうか?おすすめのレシピやダイエットをする際の注意点もあわせて紹介します。ダイエット中の方も是非参考にしてください。
目次
コンソメスープのカロリーなどの特徴から!
カロリーと糖質
あっさりして飲みやすいコンソメスープは、幅広い年齢層に人気のスープです。気になるカロリーと糖質量ですが、玉ねぎ、人参を入れたコンソメスープのカロリーは1杯あたり22kcal、糖質は4gです。シンプルな具材のコンソメスープはカロリー、糖質ともに低くダイエット向きの食べものと言えるようです。
その他スープのカロリー
では他のスープのカロリーと比べると、どのような差が出るのでしょうか?各スープの1杯あたりのカロリーは、クラムチャウダーが232kcal、コーンスープが161kcal、春雨スープが133kcal、かぼちゃスープが196kcalとなります。他のスープと比べてもコンソメスープは圧倒的に低カロリーです。
コンソメスープの栄養
コンソメスープのみの栄養を見ると脂質や炭水化物、食塩が多く、バランスが良いとは言えません。しかし野菜をたっぷり入れた飲み方をすることで、必要な栄養素を手軽に摂取できるバランス食になります。クセのないコンソメスープは、どんな食材と合わせても非常に美味しく食べられます。カロリー自体は少ないため、色んな野菜と合わせて効果的な食べ方をすると良いでしょう。
コンソメスープは低カロリーでダイエットに効果的!
たっぷり野菜で食物繊維を豊富に摂れる
コンソメスープは野菜を一度にたくさん食べられる理想的なスープです。そのため色んな野菜を入れてダイエット効果を高める飲み方がおすすめです。特にダイエットに良いのが食物繊維を多く含む野菜です。食物繊維が豊富な野菜にはキャベツ、セロリ、白菜、青菜類などがあります。
食物繊維は便秘改善に効果のある栄養成分です。便秘が解消すると腸の働きも良くなるのでダイエットに効果があると言われています。また野菜をたくさん食べることで腹持ちが良くなり、余計な食事や間食を減らせるようになります。
体が温まって代謝がアップ
冷えはダイエットの大敵とよく言われますが、実は体の冷えは基礎代謝が落ちているサインでもあります。コンソメスープを飲むと体が芯から温まります。体温が上がると内臓も温められて動きが良くなり、代謝がアップして脂肪燃焼の効果が期待できます。また冷え性で悩んでいる方もコンソメスープはおすすめです。
鶏肉のビタミンB2が代謝を促す
鶏肉にはビタミンB2という水溶性ビタミンが豊富に含まれています。ビタミンB2は「発育のビタミン」とも言われており、脂肪の代謝や皮膚、髪などの成長を促す働きがあります。摂取したカロリーが脂肪に変わるのを防ぎ、肌荒れなどを改善する効果もあるため、美しく痩せたい方にはぴったりな栄養素と言えます。コンソメスープを作るときは、食物繊維が豊富な野菜と共に是非鶏肉を入れることをおすすめします。
コンソメスープのダイエット中の注意点と飲み方
塩分に気をつける
ここからはダイエット中にコンソメスープを飲む際の注意点と飲み方について紹介します。まず1つめの注意点が塩分に気をつけるということです。先ほど述べたようにコンソメスープには結構な量の塩分が含まれています。塩分を摂り過ぎると食欲が増し、余分な食事をしてしまう恐れもあります。作るときは味付けを控えめにするなど作り方にも注意しましょう。
腹持ちが悪いので食べ過ぎに注意
2つめの注意点がコンソメスープを食べ過ぎないということです。コンソメスープは水分なので腹持ちが良くないと言われています。お腹が空いたからと他の食事をしてしまうと、あっという間にカロリーオーバーになってしまいます。低カロリーなコンソメスープをダイエットに活かすなら、食物繊維が豊富な野菜を多めに入れ、よく噛んで食べるといった飲み方の工夫が大切です。
じゃがいもはカロリーが高いので注意
3つめの注意点がじゃがいもを入れ過ぎないというです。じゃがいもはカロリー、糖質が高い野菜です。体内の塩分量を調節するカリウムが含まれているので組み合わせとしてはおすすめですが、たくさん入れてしまうとダイエットの効果が得られません。量は少なめにし、他の野菜と合わせてバランスよく食べるようにしましょう。
食前に飲んで食事量を減らす工夫をしよう
コンソメスープのおすすめの飲み方が、食前に飲むという方法です。コンソメスープを食事の前に飲むと食物繊維の効果で満腹感を感じやすくなり、食事の量が減らせます。特にトマトを入れたコンソメスープは、リコピンの効果で代謝が高まります。しっかり噛んで脳に食べていることを働きかけるのも大切です。注意点や飲み方を工夫し、ダイエットも効果的に行いましょう。
コンソメスープの低カロリーなおすすめレシピ!
低カロリー高たんぱくの鶏肉入り「キャベツと鶏胸肉のスープ」
食物繊維の多いキャベツと低カロリーな鶏むね肉を使ったレシピです。タンパク質が豊富が豊富な鶏むね肉を入れることで、栄養バランスの良いコンソメスープが作れます。加熱すると硬くなりやすい鶏肉は、片栗粉で表面に膜を作って柔らかく仕上げるのがポイントです。同時に下味もつくので薄味でも満足感のあるコンソメスープになります。1人分のレシピの材料、作り方は下記の通りです。
- キャベツ60g
- 人参15g
- 鶏むね肉(皮は取り除く)50g
- A醤油小さじ1/4
- A片栗粉小さじ1/3
- Aこしょう少々
- 水140ml
- Bコンソメの素小さじ1/2
- Bケチャップ小さじ1/2強
- バター小さじ1/2
- 鶏むね肉は1.5cm角に切り、Aに漬け込みます。キャベツは2~3cm幅のざく切り、人参は薄めのいちょう切りにします。
- 鍋に水、コンソメ、キャベツ、人参を入れて15分ほど煮込みます。ケチャップで味を調え、強火にしてから1の鶏肉をほぐし入れます。1分加熱して火を止め、器によそってバターをのせたら完成です。
野菜の旨みを活かした「具だくさんなコンソメスープ」
野菜をたっぷり入れたコンソメスープのレシピです。キャベツや玉ねぎの甘みがスープに旨みを加え、食べ応えのある仕上がりになります。好みで食物繊維の多いきのこなどを入れるのもおすすめです。またセロリやピーマンを加えるとスープに風味が加わり、ひと味違った味わいが楽しめます。具材をカットして煮込むだけなので、多めに調理して作り置きしておくのも良いでしょう。2人分のレシピの材料、作り方は下記の通りです。
- キャベツ200g
- 玉ねぎ1/4個
- 人参1/4本
- ウインナー3本
- 水400ml
- 顆粒コンソメの素大さじ1
- 塩ひとつまみ
- 黒こしょうひとつまみ
- 人参は皮を剥き薄切りにします。玉ねぎは5mm幅に、キャベツはひと口大にカットします。ウインナーは5mm幅の斜め薄切りにします。
- 鍋に水を入れて火にかけ、野菜とウインナーを入れて柔らかくなるまで煮込みます。コンソメ、塩、黒こしょうで味を調えたら完成です。器によそい、好みでパセリと黒こしょうを振っていただきましょう。
腹持ち抜群の美味しいスープ「脂肪燃焼トマトスープ」
程よい酸味がクセになるトマトスープのレシピです。トマトのリコピンがダイエット効果を高め、たくさんの野菜から栄養をたっぷり摂ることができます。色んな野菜を入れているので、それぞれの旨みが合わさって非常に美味しく仕上がります。甘みを加えたいのであれば玉ねぎを入れると良いでしょう。5~6食分の材料、作り方は下記の通りです。
- ホールトマト缶1缶
- キャベツ1/2個
- セロリ2~3本
- ナス1本
- 人参1本
- 固形コンソメ2個
- 塩こしょう適量
- 水適量
- ローリエ(あれば)2~3枚
- 人参とナスは1cm角に、キャベツは3~4cm幅、セロリは4cm幅にカットします。
- 大きめの鍋に少量の油を入れて火にかけ、1の野菜を入れて軽く炒めたら塩こしょうで軽く味つけします。
- 野菜のカサが減ってきたらトマト缶をつぶしながら加えます。具材が浸るほどの水を入れ、コンソメ、ローリエも加えます。アクが出たら取り除き、15分ほど煮込めば完成です。
コンソメスープは具材工夫で低カロリー・ダイエット向き!
コンソメスープは、低カロリー低糖質でダイエット向きの食べものです。塩分量や食べ過ぎないといった注意点はありますが、作り方に気をつければ効果的にダイエットが行えます。飽きないように具材をアレンジしながら工夫して食べるのがおすすめです。コンソメスープで体を温めて、是非ダイエットも成功させましょう。