【100均】Seria(セリア)でクレジットカードは使える？電子マネーは？

Seria（セリア）は全国に1000店舗以上展開する大型100円ショップです。「Seria」はイタリア語で「まじめな」という意味の名前を持ちます。その名の通り、デザイン性に優れていて度々テレビでも紹介されています。また、生活に役立つアイデア商品も多数取り揃えており、気軽に行ける100円ショップです。そこで、セリアではクレジットカードが使えるか検証し、クレジットカードでスムーズに買い物を出来るかを考えてみましょう。

セリアでクレジットカードが使えるかの結論は難しいです。なぜなら、クレジットカードの支払いは店舗によって様々だということが現実にあります。最近はクレジットカードのポイント還元率が高いので、少額の商品を購入するときもクレジットカードで支払う人が多くなっています。カード会社もポイント還元率を売りにして、クレジットカードの訴求をしています。

また、電子マネーの普及に伴い、コンビニエンスストアではほとんどの電子マネーとクレジットカードが使えるようになっています。しかし、100円ショップではクレジットカードを使うための機械を導入するコストを考えると、まだまだクレジトカードが使えない店舗が沢山あります。

もし、クレジットカードが使えるセリアを見つけたら、注意しなければいけないのは、クレジットカードの種類です。基本的にはクレジットカードの主要5ブランド（VISA・Master・JCB・AMEX・Diners）は使用できます。また、auWALLETカード（Master）、ソフトバンクカード（VISA）、dカードプリペイド（Master）など国際ブランド付きのカードならクレジットカード同様使うことが出来ます。

クレジットカードが支払いで使える店舗として、イオン・イトーヨーカドー・アリオなどの大型ショッピングモールがあります。これらの店舗はクレジットカードを発行しているほどの大きな運営会社なので、イオンカードやアリオカードのクレジットカードなど、最低でも主要5ブランドのクレジットカードと、自社で発行しているクレジットカードの支払いは出来るようになっています。

ただ、クレジットカードを取り扱う場合、必ず店舗はクレジットカードの手数料を支払わなければいけません。そういったリスクもあるため、地域団体で運営している店舗でクレジットカードが使えないお店もあります。初めてその場所のセリアに行くときは、クレジットカードの取り扱いがあるか確認することをおすすめします。また、100円ショップに行くときは、クレジットカードを使うとしても、現金を持ち歩くのが無難だと思います。

セリアや100円ショップは、単独で店舗を設けている路面店も多々あります。こういった独立型の100円ショップはクレジットカードが使えない店舗が殆どです。なぜ支払いにクレジットカードが使えないかというと、100円ショップという安くてお得な商品を売っているため、儲けも少ないからです。そこにクレジットカードの手数料を支払うことになると、会社にとっては上手な商売とは言えません。

商業施設内の100円ショップになると、集客数が格段に違うので、クレジットカードが使える店舗が多いです。ショッピングモールに買い物に来て、100円ショップがあったからついでに何か買おうという心理が客には働くため、クレジットカードの手数料の支払いがあっても、あまり儲けに打撃は受けないからです。また、その商業施設もクレジットカードを使ってもらった方が利益になるからだと思います。

セリアでは、クレジットカードが使える店舗は、商業施設内が殆どだということがわかりました。そうなると、最近日本でも少しずつ普及している電子マネーやクレジットカード会社が発行している商品券、またスマートフォンでのQRコードの支払いなど、現金、クレジットカード以外での支払い方法が出来るか気になります。そこで、セリアでは現金やクレジットカード以外どのように支払い方法を対応しているか紹介します。

電子マネーの支払いはクレジットカードと同様、店舗によって異なります。基本的にはクレジットカードの支払いが出来る店舗であれば、電子マネーが使えることが多いです。しかし、電子マネーの種類によっても使える店舗と使えない店舗があります。ただ、クレジットカード付の電子マネーは使えることが多いです。

イオン内のセリアであれば、WAON、iD、QUICKPayやPASMO、Suicaが使えます。イトーヨカドーやアリオはnanaco、Edy、iD、QUICKPayやPASMO、Suicaが使えます。そして、クレジットカード支払いのない店舗は電子マネーは使えません。独立型の店舗はクレジットカードと電子マネーは使えないと思って良いと思います。

QRコードの支払いというのは、楽天Pay、LINEPay、PayPayなどの支払い方法で、自分のスマホなどの画面にQRコードを表示させるか、店舗で提示したQRコードを読み取ることによって支払う方法です。世界ではクレジットカードや電子マネーの次にキャッシュレス化として広まっている支払い方法ですが、日本ではまだ最近普及した方法です。

QRコードを導入する場合、クレジットカード端末のように機械の設置がないため、店舗側は低コストで済みます。これからは、クレジットカードの支払いは出来ないけど、QRコードでの支払いが出来る店舗が増えてくると思います。残念ながら、セリアではクレジットカードが使えても、QRコードの支払いは出来ません。

セリアでは基本的に商品券やギフト券は使えません。クレジットカードが使える店舗でも、JCB商品券などのクレジットカードブランドの商品券は使えないことが多いです。しかし、ショッピングモールなどに入っているセリアだと、イオン商品券やセブンアンドアイ共通商品券、マルイ商品券などが使えるセリアもあるので、クレジットカードは使わないけれど商品券を使いたい場合は、一度その店舗に確認することをおすすめします。

セリア独自のポイントプログラムはありません。ただ、イオンならWAONポイント、イトーヨーカドーならnanacoポイントが使えるセリアもあります。その商業施設が発行するポイントカードなら基本的には使えるので、確認してください。また、セリアで何か買う時は、クレジットカードのポイント還元率が高いので、クレジットカードが使えるセリアなら、クレジットカードについているポイントを貯めるのが良いと思います。

これまでは、セリアでのクレジットカードなどの取り扱い店舗を紹介してきましたが、100円ショップはセリアの他にもたくさんあります。そこで、セリア以外の100円ショップでもクレジットカードで支払いが出来るか検証します。今回はダイソーとキャンドゥでクレジットカードが使えるか紹介します。

店舗数では2位のセリアの倍の店舗数を誇るダイソー。こちらもセリアと同様、店舗によってクレジットカードが使える店舗が異なります。商業施設内のダイソーなら、最低でもその商業施設が発行しているクレジットカードは使えます。独立型の店舗だとクレジットカードは使えず、現金のみの取り扱いとなります。理由はセリアと同じで、商業施設内の店舗だと、テナント料が高くても集客率を考えると利益は大きということになります。

店舗数3位のキャンドゥでも、クレジットカードが使える店舗、使えない店舗があります。セリア、ダイソーと同様、商業施設内にある店舗だと、クレジットカードが使えることが多いです。また、オンラインショップで商品を購入する場合は、VISA、Master、JCB、AMEX、Dinersのクレジットカードが使えます。しかし、大量購入専門のネットショップです。クレジットカードが使えても、少量購入が出来ないので注意してください。

また、キャンドゥではクレジットカード会社が発行している商品券の他に株主優待券というものがあります。その名の通り、キャンドゥの株を持っている株主がもらえる優待券です。お釣りは出ませんが、クレジットカードが使えない店舗でも、現金との併用も出来るので、キャンドゥをよく利用する人は一度キャンドゥのホームページで株主優待制度を確認するのも良いと思います。

色々な100円ショップの中でも、ダイソーはホームページでクレジットカードが使える店舗を探すことが出来ます。ホームページ内の店舗検索で「クレジットカードが使える」というこだわり検索条件にすると、クレジットカードのブランド名や電子マネーの種類なども細かく記載されているので、クレジットカードや電子マネーで商品を購入するときはぜひホームページを確認してください。

このように、セリアを始め、100円ショップで商品を購入するときは、現金の持ち合わせが必要になることがわかりました。しかし、クレジットカードをセリアで賢く使えば、買い物も楽だし、クレジットカードのポイントも貯まって一石二鳥です。もしセリアで買い物をするときは、事前にクレジットカードが使えるか確認して、積極的に使いましょう。ただし、クレジットカードと一緒に現金も一応持ち歩くことも忘れないでください。