2019年01月18日公開
2024年08月29日更新
パスタソースの種類まとめ!市販のおすすめ12選を紹介!
パスタを作る際、パスタソースの種類選びに迷ったことはありませんか?濃厚な味わいのトマトとクリーム、香りを楽しむオイルとバジル、あっさりとした和風ソースなどパスタソースには様々な種類があります。ここでは、おすすめの市販のパスタソースやロング、ショートパスタの特徴について詳しく調査しました。それぞれのパスタに合うソースの選び方も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
パスタソースの種類と特徴
トマトソース
トマトソースは、パスタソースの種類の中でも基本となるソースです。トマトは加熱すると甘くなり、程よい酸味が際立つパスタソースになります。トマト、ニンニク、玉ねぎで作るのが一般的で、ローリエやバジルを加えると香り豊かに仕上がります。トマトソースには様々な種類があり、辛さが決め手のアラビアータや魚介を使ったペスカトーレが有名です。
オイルソース
オイルソースは、イタリアの家庭料理でも定番のパスタソースと言われます。オリーブオイルにニンニクと唐辛子を加えたシンプルなソースで、豊かな香りと風味が特徴です。オイルソースを使ったパスタの種類として人気なのがアーリオ・オリオ・ペペロンチーノです。オイルソースの中では王道と言われており、細めのスパゲッティーにも良く使われています。
クリームソース
生クリームや牛乳を使って作られるクリームソースは、女性に人気のパスタソースです。濃厚でトロミのあるパスタソースは、平打ちのフェットチーネなどに良く合います。クリームソースを使うパスタの種類には、イタリア語で炭火焼きを意味するカルボナーラや、生クリームにパルメザンチーズをたっぷり入れたアルフレッドなどがあります。
バジルソース
バジルはシソ科の植物で、ハーブの王様とも言われています。バジルを細かく刻んで作られるバジルソースは綺麗な緑色をしているのが特徴で、色鮮やかな見た目で日本でも人気があります。
ジェノベーゼは、バジル、松の実、ニンニク、パルメザンチーズ、粗塩から作られるパスタソースで、イタリアのジェノバというバジルの産地から名付けられています。バジリコもバジルを使った定番のソースで、ジェノベーゼと違い松の実やチーズを使わないのが特徴です。
和風ソース
和風ソースは、日本で生まれた醤油やめんつゆを使うパスタソースです。あっさりした味付けの和風ソースは、スパゲッティーのほかカッペリーニなど細めのパスタとも抜群に合います。淡白なきのこや野菜と相性が良く、味のアクセントにベーコンを使われることも多いようです。めんつゆには昆布やカツオなどのダシも含まれているため、トマトや豚肉、魚介を使ったパスタの味付けにもおすすめです。
ミートソース
ミートソースは、ひき肉、玉ねぎ、トマトを使って作られる人気の種類のパスタソースです。トマトケチャップやウスターソースなどを使うため、甘みがあって子供も食べやすいのが特徴です。ワインで煮込んで作るボロネーゼはイタリアのボローニャ地方が発祥で、日本で人気のミートソースはボロネーゼから来たとも言われています。
その他のソース
パスタソースの種類には、トマトやオイルソース以外にも様々なものがあります。イカスミを使ったスパゲッティーは、イタリアのヴェネツィア地方の代表的なパスタです。また日本で独自に作られたたらこパスタは、あっさりした味付けで人気のある種類のパスタです。
日本オリジナルのパスタというと、ケチャップで味付けしたナポリタンも有名です。他にはほうれん草を使ったパスタやアンチョビを使ったパスタなど、世界にはいろんなパスタソースがあります。
市販のパスタソースのおすすめ12選!
「日清フーズマ・マーリッチセレクト お肉ごろごろのミートソース」
市販のパスタソースでまずおすすめしたい種類が、日清フーズの「マ・マーリッチセレクト お肉ごろごろのミートソース」です。通信販売では260円前後で販売されており、肉とトマトをたっぷり使った具だくさんのソースが人気の秘訣です。香味野菜をしっかり炒めて香り豊かに仕上げているのが特徴で、噛みしめるたびに肉の旨みを感じることができます。
ハチ食品「たっぷり和風きのこ260」
市販の和風パスタソースでおすすめの種類が、ハチ食品の「たっぷり和風きのこ260」175円です。ニンニクをきかせた和風ソースにきのこがたっぷり入っているのが特徴で、醤油とだしが全体を上手くまとめる役割を果たしています。2人前でたっぷり260g入っているため、満足できる仕上がりになるでしょう。パスタソース1袋が104kcalと非常に低カロリーなのも特徴です。
無印良品「素材を生かしたパスタソース紅ずわい蟹のトマトクリーム」
市販のトマトクリーム系のパスタソースと言えば、無印良品「素材を生かしたパスタソース紅ずわい蟹のトマトクリーム」290円が人気です。1袋1人前で110gとなっており、濃厚なトマトクリームソースと蟹がたっぷり入っているのが特徴です。濃いめの味付けでパスタとの絡みも良く、ソテーオニオンを加えることで風味豊かに仕上げています。パスタに使う以外にオムライスのソースにするのもおすすめです。
共栄食糧「島のパスタソースペペロンチーノ」
市販されるオイル系パスタソースでおすすめの種類が、共栄食糧の「島のパスタソースペペロンチーノ」648円です。オリーブオイルをたっぷり使ったペペロンチーノのソースに、細かく刻んだオリーブの果肉が入っているのが特徴です。茹でたパスタにオイルをかけるだけという手軽さも人気の秘訣で、レストランのような高級感のある味付けにしたいときにもおすすめです。
S&B「予約でいっぱいの店のアラビアータ」
市販のアラビアータソースの種類の中でも、ぜひ味わってみてほしいのがS&Bの「予約でいっぱいの店のアラビアータ」270円です。こちらは銀座の有名料理店「ラ・ベットラ」落合務シェフが監修したパスタソースで、ピリッとした唐辛子の辛味とトマトの酸味が特徴です。香ばしい香りのニンニクがトマトの旨みを引き立てており、仕上げに別添のパセリをかけて仕上げる本格派です。
日本製粉「REGALOカルボナーラの原点」
カルボナーラを食べるなら、日本製粉「REGALOカルボナーラの原点」270円がおすすめです。日本で食べるカルボナーラは生クリームを使って作られることが多いですが、本来のカルボナーラは卵とチーズで作られるシンプルな味わいが特徴です。イタリアの家庭の味を忠実に再現したこちらのパスタソースは、濃厚な卵とコクのあるチーズで作られており食べ応えのあるベーコンが入った至極の1品です。
日清フーズ「マ・マー香味野菜たっぷりのあさりコンソメ」
魚介系の和風パスタが好きな方には、日清フーズ「マ・マー香味野菜たっぷりのあさりコンソメ」をおすすめします。市販されているこちらのパスタソースは、通信販売で218円前後で手に入れることが可能です。白ワインであさりの旨みを存分に引き出した和風ソースで、さっぱりしたパスタが食べたいときに特におすすめです。香味野菜もたっぷり入っているので、深みのある味わいに仕上がります。
成城石井「バター風味広がるつぶつぶたらこ」
市販の成城石井「バター風味広がるつぶつぶたらこ」は、高級感のある和風のたらこパスタが食べたいときにおすすめのパスタソースです。1人前が5食分入って459円で販売されており、たらこには化学調味料無添加のものが使用されています。つぶつぶした食感とバターの風味が上手く調和しているので、上品な味わいの和風パスタを作ることができます。
無印良品「素材を生かしたパスタソース3種のチーズクリーム」
様々な種類のパスタソースが市販されている無印良品ですが、「素材を生かしたパスタソース3種のチーズクリーム」290円も濃厚な味わいが楽しめると人気があります。使用されているのはパルメザン、ゴルゴンゾーラ、ペコリーノチーズの3種のチーズで、黒胡椒とレモンが隠し味になっているのが特徴です。チーズのコクと風味にインパクトがあり、チーズ好きにはたまらないパスタソースです。
バリラ「ペーストジェノベーゼ」
市販のバジルソースなら、500円前後で購入できるバリラの「ペーストジェノベーゼ」がおすすめです。新鮮なバジルの香りが漂うパスタソースで、バジルパスタにする以外に野菜や魚介をマリネするなど幅広い使い方ができるのが魅力です。チーズとナッツのコクにニンニクの香りが程よく、簡単にレストランのような仕上がりのパスタが作れます。自家製のバジルソースとはひと味違う、本格的なパスタが食べたい方にぴったりです。
日清フーズ「青の洞窟 香味野菜とハーブ引き立つボロネーゼ」
市販のパスタソースで忘れてはならないのが、日清フーズ「青の洞窟 香味野菜とハーブ引き立つボロネーゼ」です。通信販売で230円前後で手に入るボロネーゼソースは、味わい豊かなパスタになると評判を呼んでいます。1人前140gと容量がたっぷり入っているのも特徴です。こちらのソースを使うと、赤ワインで時間をかけて煮込んだひき肉と香味野菜が織りなす魅惑のボロネーゼが作れるでしょう。
日本製粉「オーマイ海香るイカスミ」
一風変わった市販のパスタソースが食べたい方におすすめなのが、日本製粉「オーマイ海香るイカスミ」です。通信販売では240円前後で販売されており、茹でたパスタと和えるだけで魚介とトマトの風味が香る本格パスタが作れます。濃厚なイカスミを使ったパスタソースは、スパゲッティーで味わう以外にもリゾットなどにアレンジすることが可能です。
パスタの種類とソースの選び方【ロングパスタ編】
スパゲッティー
ここからはパスタの種類とおすすめのソースの選び方を紹介していきましょう。日本で最も一般的なパスタがスパゲッティーです。紐のように細長いのが特徴で、本場イタリアでもよく食べられるパスタの種類です。一般的には断面が丸く、太さが2mm前後のパスタをスパゲッティーと呼びます。どんなソースとも相性抜群で、選び方を気にすることなく料理できるのも人気の秘訣と言えるでしょう。
スパゲッティーニ
スパゲッティーニは、スパゲッティーよりも細く直径が1.5mm~1.7mmのものを言います。スパゲッティーニの名前は「より細いスパゲッティー」という意味から来ており、日本でも目にすることの多いパスタの種類です。ソースの選び方ですが、あっさりしたパスタソースと相性が良くボンゴレ・ビアンコのようなスープ系のパスタやペペロンチーノなどオイル系のソースがおすすめです。
カッペリーニ
冷製パスタに使われることの多いカッペリーニは、「髪の毛」という意味を持つ直径が1.3mm以下のロングパスタです。その細さから茹で時間も2分前後と非常に短く、調理が簡単なのも特徴と言えます。ソースの選び方としては、冷製パスタ以外にスープパスタがおすすめです。通常のクリームソースやオイルソースのパスタを作るように調理すると、柔らかくなりすぎることがあるので注意が必要です。
フェットチーネ
イタリアンレストランでは、生パスタとして使われることも多いのがフェットチーネです。フェットチーネはイタリア中南部で呼ばれる幅広のパスタで、8mmもある麺の太さが特徴です。ほうれん草などを練り込んで作られることもあり、おすすめのソースはクリーム系全般となります。濃厚な味わいのクリームソースが良く絡み、パスタの食感もしっかり感じられるでしょう。
ブカティーニ
ブカティーニは、穴という意味のある「buca」が語源となった直径が5~6mmほどのパスタです。その名の通り穴が開いているのが特徴で、管状の穴の中にパスタソースが入り込む仕様になっています。ソースの選び方としておすすめなのが、濃厚な味わいのクリームソースやトマトソースです。しっかりとした歯ごたえが楽しめ、濃いめの味付けのパスタソースにも良く絡みます。
パスタの種類とソースの選び方【ショートパスタ編】
ペンネ
ショートパスタも日本で使われることの多いパスタです。ペンネはイタリア語で「ペン」という意味合いがあり、両端がペン先のようにカットされた形状が特徴です。表面に細い筋が入ったものをペンネリガーテと呼び、スーパーでもよく見かけられるパスタの一種です。表面にソースが絡みやすく、パスタソースの選び方としては辛味のあるトマトソースのアラビアータが相性抜群です。
フジッリ
フジッリは、糸をつむぐ細長い道具の「紡錘」という意味を持つ螺旋状のパスタです。くるくるとねじったような形状をしており、マヨネーズやドレッシングで和えてサラダによく使われます。合わせるソースの選び方はあっさりしたスープなどが好相性で、形を活かして調理するのがおすすめです。
ファルファッレ
四角いパスタの真ん中をつまんで作られるファルファッレは、「蝶」という意味を持つショートパスタです。ひらひらした部分は柔らかく、真ん中は歯ごたえがあり、1つのパスタで異なる食感を楽しむことができます。ひだにソースが絡みやすいため、パスタソースの選び方に決まりはなくトマト、オイル、クリームなど様々な種類のパスタにおすすめです。
リガトーニ
リガトーニは、表面に筋が入っており直径8mm~15mmの丸い筒状のショートパスタです。しっかりとした食感が特徴で、表面にもソースが絡みやすいためクリームやトマトソースなど味の濃いパスタソースが良く合います。食べ応えがあるので、肉を使ったソースを絡ませるとボリュームたっぷりのメイン料理にもなるでしょう。
コンキッリェ
「貝殻」という意味を持つコンキッリェは、その名の通り貝殻のようなくるんとした形が愛らしいショートパスタです。大きさには幅があり10mm~20mmほどのサイズが主流となっています。表面に筋がありパスタの中にソースが絡みやすいので、パスタソースの選び方としてはトマトやクリームソースが最適です。スープパスタなどの煮込み料理に使われることも多く、マヨネーズやドレッシングで和えてサラダにするのもおすすめです。
パスタソースの種類は豊富!
市販のパスタソースには様々な種類のものがあります。トマトや和風、クリームなどソースの特徴を押さえておくとパスタソースを選ぶときにも便利です。パスタもロングパスタやショートパスタなど、それぞれに異なる味わいや食感があります。パスタの種類やパスタソースの選び方を参考に、ぜひ自宅でも美味しいパスタ料理を楽しみましょう。