たこのカロリーは?豊富なタンパク質や食べ過ぎの注意点も紹介!
たこはカロリーが低い食品で、ダイエットに向いています。さらにたんぱく質がたっぷり含まれているので、健康にもいいと評判になっています。太るのが心配で痩せるためにたこを食べている人もいますが、食べ過ぎには注意する必要があります。今回はたこのカロリーと栄養・美味しい料理の食べ方について紹介します。たこというとたこ焼きや唐揚げのレシピが人気ですが、野菜を使ったメニューも人気があります。
たこのカロリーやたんぱく質は?
ダイエット中の方は、少しでも低いカロリーの食品を食べたいと思いませんか?しかしカロリーが低くても、美容と健康のためにたんぱく質は摂りたいです。ここでは、たこのカロリーとたんぱく質をお伝えします。バランスが悪い食事をしている方は、たこの栄養やカロリーのことを知ってくださいね。
たこのカロリーは低い?
たこのカロリーは、100gで76キロカロリーです。ごまさばは100gで146キロカロリー・あじは100gで121キロカロリーなので魚介類では低いほうです。たこはカロリーが低い食品ですが、調理法によってもカロリーが変わってきます。蒸したり茹でたりするとカロリーは低いですが、唐揚げや天ぷらにすると、高カロリーになります。
生たこと茹でたこのカロリーは違う?
たこのカロリーですが、生のたこと茹でたたこでカロリーが違います。生のたこは100g76キロカロリーですが、茹でると99キロカロリーになります。家庭で食べるときは、スーパーで下処理をしたたこを買うのが便利です。生のタコは、ぬめりをとって茹でる必要があります。自分で処理をするのは、手間がかかるので茹でたたこが人気です。
たこのタンパク質と脂質
たこのたんぱく質の量は100gで16.4g、脂質は100gで0.1gです。たんぱく質が多く、ほかの魚介類や、肉と比べるとカロリーが低いだけでなく脂質が少ないです。痩せることを考えている方に、魅力的な食品です。たんぱく質は、脂肪燃焼効果を高めてくれる働きがあります。そして脂質が少ないので、ダイエット中に摂り入れていきましょう。料理のレパートリーも、広がります。
たこの栄養と効果
たこに含まれるタウリンは目や肝臓の健康維持に効果的
たこの栄養素で有名なのが、タウリンです。タウリンは交感神経の活動を抑え、血圧を安定させてくれます。目の器官である網膜の修復してくれるので、目の健康が気になる人に摂取してもらいたい成分です。痩せるためには代謝のアップが必要ですが、タウリンは脂質の代謝に必要な肝臓の働きを助けてくれます。そのため、疲労回復や、糖尿病・目・肝臓に関わる病気を防ぐ事にも繋がる大切な栄養素です。
ナイアシンは二日酔い予防にも
たこは、二日酔いを予防する成分、ナイアシンが含まれています。お酒飲んだときは、エタノールが肝臓で酸化されてにアセトアルデヒドなります。アセトアルデヒドの分解が遅い人は、頭痛や吐き気がして、体調が悪くなります。ナイアシンは、アセトアルデヒドの分解を助けてくれて、二日酔いを予防します。
ビタミンEは動脈硬化を予防する
たこは、たくさんのビタミンEが入っています。ビタミンEは抗酸化力が高いので、活性酸素を押さえてくれる働きがあります。不規則な食事やカロリーの摂りすぎで体の活性酸素がコレステロールと結びつくと、血管に傷がつきます。ビタミンEは、この反応を抑え血管の健康を守ってくれます。血管を正常に保つことで、動脈硬化の予防になります。さらに血行をよくして、肩こりや冷え性を緩和します。
たこにはタンパク質が豊富
たこは、カロリーが低いのに卵やお肉と同じようにたんぱく質が豊富に含まれています。痩せるためには無理な食事制限をするより、たんぱく質を摂ったほうが効率がいいです。たんぱく質を摂ると、基礎代謝がアップするので脂肪が燃えやすくなります。さらに肌のはりや弾力をアップさせて、しわやたるみの予防になります。たんぱく質不足は、太る原因になったり肌の老化につながるので注意しましょう。
亜鉛は生殖機能の維持にも
たこには、亜鉛が含まれています。亜鉛は肌の老化予防、免疫力の正常化だけでなく、生殖機能にも貢献する栄養の一つです。ダイエット中に太るのがいやで食事制限をすると亜鉛不足に陥ることがあります。というのも亜鉛は主に肉や魚、特に牛肉、レバー、チーズ等の、ダイエットで真っ先に制限しがちな食材に多いからです。ダイエット中に不足しやすい亜鉛を、たこの料理を食べることで効率よく摂取できます。
たこのダイエットに効果的な食べ方・注意点
たこはカロリーが低い食材ですが、ダイエットに効果的な食べ方があります。また、食べ過ぎは太る原因になります。ここでは、カロリーが低い食材として注目されているたこの料理方法や食べ方の、注意点をお伝えします。
低カロリーなたこでも太る理由
たこは100gが99キロカロリーとカロリーが低いのですが、腹持ちが悪く、満腹感を感じない食品です。充分な満足感を得られないと食事の回数が増えたり、食べ過ぎになり太る原因になります。たこはカロリーが低いですが、ほかの食品の食べ過ぎには注意が必要です。
ダイエット中におすすめのたこの痩せる食べ方
痩せることを考えて、たこの料理を作るときは代謝がよくなる野菜と一緒に食べましょう。キュウリやトマト・わかめなどがおすすめです。そして、腹持ちがいいたこの唐揚げも、人気があります。揚げ物は食べ過ぎると太りますが、量を守るとダイエットの味方にもなります。たこ焼きも少量でも、満足感と満腹感を得られるメニューです。
たこは食べ過ぎに注意
たこの栄養素にはコレステロール、プリン体等が含まれます。そのため、食べ過ぎは中性脂肪が増え、太る原因にもなります。さらにたこの消化自体も良くないので、大量に食べると胃腸への負担が増加します。これらの理由から、痩せることを考えた場合、食べ過ぎはなるべく抑え少量摂るのが賢い食べ方です。
ダイエットにおすすめのたこ料理レシピ
ここでは、たこを使った美味しい料理のレシピを紹介します。カロリーが低いたこの料理で、ダイエットを成功させましょう。
栄養満点「たことオクラの和風サラダ」
栄養のバランスがいい、「たことオクラの和風サラダ」のレシピを紹介します。オクラはネバネバ成分が入っているので、太る原因である腸の環境の悪化を緩和してくれます。
- たこ150g
- 長芋210g
- オクラ8本
- わかめ40g
- 砂糖大さじ1/2杯
- ごま・酢・しょうゆ各大さじ1杯
- めんつゆ3倍濃縮大さじ1杯
- オクラは塩を振り、まな板の上から手のひらで転がして産毛を取ります。
- ヘタを取ったら下茹でして、一口大に切ります。
- たこ、わかめは一口大に切ります。
- 長芋は短冊切りにします。
- 器に取り調味料を混ぜたものをかけて、混ぜると出来上がりです。
満腹感たっぷり「たこのトマト煮」
ここでは、たことトマトを使った料理を紹介します。トマトはリコピンが含まれているので、抗酸化作用があります。活性酸素を除去してくれるので、ストレスなく痩せる食材としてテレビでも話題です。トマトは、満腹感がある食材としても、有名です。
- トマト缶(ホール)1缶
- たこの足(茹でたもの)5~6本
- ブラックオリーブ20個
- 赤とうがらし2本
- にんにく3欠片
- 塩、こしょう少々
- オリーブ油大さじ3杯
- パセリ少々
- にんにくを、みじん切りか包丁の腹でつぶします。
- 鍋にオリーブオイル大さじ3杯を入れ、にんにくとたこと入れて炒めます。
- つぶしたホールトマトを鍋に入れて、ブラックオリーブを入れます。
- 調味料を入れて、弱火で煮込みます。
- たこがやわらかくなったら器に盛り、パセリをかけたら完成です。
腹持ちがいいと評判「たこの唐揚げ」
腹持ちがいいので、満腹感が得られると評判のたこの唐揚げのレシピです。噛み応えがある食べ方として、注目されています。このレシピは、サラダ油の代わりにオリーブオイルを、使っています。オリーブオイルは、脂肪が溜まりにくい油になります。
- たこ(茹でたもの)150g
- しょうゆ大さじ1
- 料理酒小さじ1
- 片栗粉大さじ1
- オリーブ油大さじ3
- たこを、食べやすい大きさに切ります。
- ビニール袋にたこ、醤油、酒、おろししょうがを入れて揉みこんで30分そのままにします。
- たこと調味料の水分を切って、片栗粉をつけます。
- フライパンにオリーブオイルを入れて、揚げやきにします。
見た目がいい「たこのカラフルマリネ」
たこの食べ方で、女性に人気があるのがマリネです。酢を使うので、代謝がよくなりダイエットにも人気があります。砂糖を使うとカロリーが高くなるので、今回はレモン汁で仕上げました。砂糖を使うときは、少し控えめにするように注意しましょう。
- たこ100g
- パプリカ4分の1個
- 玉ねぎ4分の1個
- オリーブオイル小さじ2
- 酢小さじ2
- レモン汁小さじ1
- 塩2つまみ
- ブラックペッパー少々
- たこは、食べやすい大きさにカットしておきます。
- 玉ねぎは、水にさらさないで薄切りにします。
- パプリカは、1cmくらいに切っておきます。
- ボールに、酢・レモン汁・塩・ブラックペッパーを入れて野菜と混ぜておきます。
- 調味料を冷蔵庫で冷やして、たこにかけると完成です。
たこはは低カロリー高タンパク質でダイエットにおすすめ!
ここでは、たこのカロリーや栄養素・おすすめのレシピを紹介しました。いかがでしたか?たこは、低カロリー高タンパクで、ダイエットにおすすめの食品です。健康面でも魅力的な栄養素がいっぱいなので、今日から料理を楽しみましょう。