巨峰のカロリーと糖質を紹介!ダイエットに効果的な食べ方や注意点は?

大粒でジューシーな巨峰はぶどうの中でも人気が高く、ぶどうの王様と呼ばれています。巨峰にはポリフェノールやミネラルなどダイエットに効果的な栄養成分が豊富に含まれており、カロリーや糖質をきちんと見極めて食べれば痩せる体を作ることができるおすすめの果物です。しかし食べ方を間違えれば太る原因にもなってしまいます。そこで今回は、巨峰のカロリーや糖質、含まれる栄養成分、ダイエットに効果的な食べ方や注意点などを詳しく紹介していきます。

巨峰のカロリーと糖質を紹介!ダイエットに効果的な食べ方や注意点は?のイメージ

目次

  1. 1巨峰のカロリー・糖質は?
  2. 2巨峰に含まれる栄養とその効果とは?
  3. 3巨峰のダイエット効果とは?
  4. 4巨峰のダイエット効果を上げる食べ方や注意点
  5. 5巨峰はダイエット中でもカロリーを守れば大丈夫!

巨峰のカロリー・糖質は?

濃い紫色で大きな粒の巨峰はぶどうの中でも高い人気を誇る品種で、しっかりとした果肉と果汁が多く甘くてジューシーな特徴があります。巨峰にはいろいろな栄養成分が含まれており、ダイエットにも効果的で痩せる体を作るためにもおすすめの果物です。しかし食べ方を間違えてしまうと、太る可能性もある要素を秘めています。それでは巨峰はどれくらいのカロリー・糖質があり、どんな食べ方をすれば痩せるのでしょうか?

そこで今回は、巨峰のカロリーや糖質量、巨峰に含まれるさまざまな栄養成分などから、どんな食べ方をしてどんなことに注意すればダイエットに効果を発揮するのか、詳しく紹介していきます。

巨峰に限らずぶどうは全て同じカロリー

ぶどうのカロリーは、実は巨峰などの種類に関係なく100gあたり59kcalと全て同じカロリーになっています。ぶどうは粒が大きい巨峰や小粒の品種などがあり、大きさによってカロリーに差があるものの、可食部の平均的なカロリーは同じです。ぶどうは甘く糖質を多く含みますが、水分率が高いので意外に低カロリーです。

また、みかんは100gで45kcal、りんごは54kcal、バナナは86kcalとなっています。果物自体カロリーは高くないので、果物の中で比較してもそれほど高いカロリーではないことがわかります。

巨峰の一房や一粒のカロリーは?

大きな粒と濃い色が特徴的な巨峰は、その大きさから「ぶどうの王様」とも呼ばれ、店頭に並ぶとひときわ目を引くどっしりとしたサイズです。巨峰の一房の可食部は約250gあり、粒の大きさや数にもよりますが、一房のカロリーは約148kcalです。巨峰の一粒は約12gで7kcalほどあります。巨峰は粒が大きいので小ぶりのぶどうと比べると一粒のカロリーは高めですが、その分食べ応えがあります。

スーパーでよく見かける小粒のデラウェアは、一房120gで71kcal、一粒2gで1kcalで、巨峰よりずっと小ぶりではありますが、一房食べてもカロリーが気にならないほどの低カロリーです。小粒なのでいくらでもペロっと食べられてしまいそうですが、たくさん食べると結局カロリーが同じになるので注意が必要です。

巨峰に含まれる糖質量は?

巨峰に含まれる糖質量は、100g当たり約15.2gあります。デラウェアやマスカットの糖質量が約15.2gと、ぶどうの品種による糖質の差はありません。りんごの糖質量は約13g、梨の糖質量は約10.4gなので、巨峰をはじめとしたぶどうの糖質は他の果物と比べると少し高めになっています。低カロリーだからといってたくさん食べてしまうと、糖質を摂りすぎてしまい太る原因となるので気を付けましょう。

また糖を摂り過ぎた際の注意点として、過剰に摂取された糖は小腸で吸収できずに大腸まで流れてしまい、腸内に水分を多量に排出する結果、下痢につながることもあります。糖の摂り過ぎは体にも良くないので注意が必要です。

巨峰に含まれる栄養とその効果とは?

巨峰はポリフェノールの宝庫

巨峰に含まれる代表的な栄養成分であるポリフェノールには、眼精疲労を回復させる効果メタボの予防効果のあるアントシアニンという栄養成分や、動脈硬化や認知症予防がんやアレルギーの抑制作用に効果のあるレスベラトロールという栄養成分が含まれています。

また、強い抗酸化作用の効果のあるカテキンは、肌を引き締める美肌効果があります。アンチエイジングに効果のあるタンニンなどの栄養成分も含まれており、巨峰はポリフェノールの宝庫とも呼ばれています。

巨峰は不足がちなミネラルが豊富

巨峰には普段不足しがちなカリウムやリン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。特に多く含まれているカリウムという栄養成分は、体内のナトリウム濃度を調整して塩分の排出を促し、ミネラルバランスを正常に保ってむくみを予防する効果があります。また鉄分に働きかけてヘモグロビンを生成できる形にしてくれる効果がある栄養成分であるは、貧血を改善する効果があるといわれています。

巨峰のブドウ糖は疲労回復に効果的

巨峰にはブドウ糖が豊富に含まれており、ブドウ糖は腸で吸収されると素早く体内で必要なエネルギーへと変換されます。そのため体の疲労回復や夏バテに大変効果があります。またブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ともいわれ、体内でブドウ糖が不足すると低血糖や脱力感、空腹感を感じ、生あくびが多くなったり頭が働かなくなったりという症状が現れます。頭を使う作業をするときに食べると、脳のエネルギー補給になります。

巨峰のダイエット効果とは?

巨峰のカリウムでむくみ解消

巨峰にはカリウムという栄養成分が豊富に含まれています。体がむくんでしまう原因は主に、余分な水分が体の各部位に蓄積されることによるものなので、利尿作用のあるカリウムを摂取することによって尿と一緒に余分な水分を排出してくれます。カリウムはむくみ解消に効果があり、大量に摂取しても体内で調整されるので摂りすぎの心配もなく、ダイエット中にもおすすめの栄養成分です。

ビタミンB1で痩せるカラダに!?

巨峰にはビタミンB群やビタミンCの栄養成分が豊富に含まれています。本来糖質は摂取するとすい臓からインスリンというホルモンが分泌されて、インスリンが糖質を体脂肪に変えるのですが、そこでビタミンB1を摂取すると、糖質を体脂肪に変える前に排出してくれるので、体に脂肪がつきにくくする効果があるといわれます。

またビタミンB2は脂質の代謝を促進する効果が期待でき、ビタミンB1とともに摂取した糖質・脂質の代謝を促して、肥満の予防に効果を発揮します。

鉄分が基礎代謝を促進する

巨峰に豊富に含まれる栄養成分である鉄分は、血液中の酸素量を増やしてくれる働きがあります。血液中の酸素量が増えると、体のすみずみまで酸素が行き渡りやすくなって体の働きを活発にしてくれます。体の働きが活発になると基礎代謝もアップするので、鉄分は基礎代謝を促進する効果があり、痩せやすい体を作りダイエットに効果を発揮します。

ポリフェノールで血糖値の上昇が緩やかになる

巨峰に含まれている栄養成分であるポリフェノールの中にあるアントシアニンは、内臓脂肪や血中脂肪の蓄積を抑える働きがあり、食後の血糖値の上昇を緩やかにするという効果があります。血糖値が急上昇せずゆるやかな上昇をたどることで、満足感を持続させることができて間食につながりにくいため、ダイエットに効果があります。

巨峰のダイエット効果を上げる食べ方や注意点

巨峰の粒を皮ごと食べる

巨峰によるダイエット効果を上げる食べ方としては、皮ごと食べる食べ方がおすすめです。巨峰の皮を食べることはあまりないかもしれませんが、皮にはポリフェノールというダイエットに適した栄養成分が豊富に含まれており、皮ごと食べることでよりダイエット効果が上がり、痩せる期待が高まります。

またポリフェノールは、抗酸化作用という体を若返らせる働きもあり、それによって体の働きが活発になって基礎代謝がアップすることにつながり、痩せることができるといわれています。巨峰の皮を食べる注意点として、巨峰には農薬が付いているので、きちんと洗ってから食べるようにしましょう。

巨峰は1日何粒まで食べて大丈夫?

巨峰は低カロリーではありますが、食べ過ぎてしまうと摂取カロリーや糖質量が高くなって太る原因になってしまいます。1粒12g程度で7kcalほどなので、ダイエットで効果を出すためには、1日7、8粒くらいなら摂取カロリーを約50kcal前後と抑える食べ方がおすすめです。痩せるためには糖質も低めに摂取したいので、7、8粒なら糖質も8g程度に押さえることができます。

食べ過ぎると太る原因になる

巨峰を皮ごと食べてポリフェノールの働きを活発にし痩せる体を作ったり、1日7、8粒までにしてカロリーや糖質を抑えたりして、ダイエットに効果的な食べ方をすれば効果を発揮させることができます。しかし食べ方次第では太る原因ともなります。たくさん食べすぎるとカロリーや糖質を摂り過ぎてしまい返って太ってしまうので、上で紹介した注意点を守ってダイエット効果を高める食べ方で効果的に痩せるようにしましょう。

巨峰はダイエット中でもカロリーを守れば大丈夫!

いかがでしたか?巨峰のカロリーや糖質、栄養成分とその効果から、ダイエット効果を上げる食べ方や注意点などを詳しく紹介してきました。巨峰は低カロリーな上にダイエットに効果的な栄養を豊富に含んでおり、きちんとした食べ方で注意点さえ守れば、ダイエットに効果を発揮することがわかりました。摂取カロリーをしっかり守って、ダイエット中でもおいしく巨峰を食べましょう!

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