ガスエビは甘エビより甘くて濃厚!金沢由来の海鮮を紹介!

ガスエビというおいしいエビが、金沢を中心に北陸地方では食べることができます。ガスエビは市場に滅多に出回ることがない幻のエビのため、きいたことはあっても食べたことがない人が多いものです。ガスエビはとてもおいしい海老として、甘エビよりも甘いと称されるほどおいしいことで有名なものです。今回は、おいしい海鮮・ガスエビについて、旬の時期や名前の由来、食べ方など、詳しく紹介します。

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目次

  1. 1ガスエビは鮮度が落ちるのが早い金沢で愛される食材
  2. 2ガスエビの美味しい食べ方
  3. 3ガスエビ以外にも北陸・金沢には有名な食材がある!
  4. 4ガスエビは味も食感も最高の北陸の海鮮!

ガスエビは鮮度が落ちるのが早い金沢で愛される食材

エビのなかでも、ガスエビというエビを知っている人は少ないものです。ガスエビは、金沢を中心とした北陸地方でとれるエビですが、鮮度が長く持たないため、市場ではほとんど見かけることのない幻のエビです。そのため、地元に住んでいても滅多にみかけることがなく、観光へ行っても食べられるか分からないエビですが、そのおいしさは甘エビよりも甘いといわれ、とても人気があるものです。

ガスエビという名前は知っているけれど、地元でない人のなかでは、実際に食べたことがある人は少ないものです。また、ガスエビ自体をよく知らない人も多いのではないでしょうか?今回は、おいしくて珍しいエビ、ガスエビについて旬の時期やおいしい食べ方、名前の由来など、詳しく紹介します

ガスエビの主な産地と旬

ガスエビはとてもおいしいエビとして知られているものですが、実際どこが産地でいつが旬なのか、知っている人は少ないのではないでしょうか?ガスエビを食べたい人は、旬の時期について知らないと、現地に行っても食べることが叶わない場合があるものです。ここでは、ガスエビの主な産地と旬について詳しく紹介します。

ガスエビの産地は、主に北陸地方で、その中でも金沢が有名なものです。金沢では、ガスエビはとても愛されており、甘エビよりも人気が高いものです。また、ガスエビは富山県でもとることができるため、富山でも良く食されています。北陸地方に訪れたときにはぜひ食べたいエビですが、地元でもとれた時にしか提供されていない食材のため、北陸や金沢に行けば必ず食べられる食材というわけではありません。

ガスエビを食べたい場合は、旬の時期を押さえておくことが重要です。ガスエビの旬の時期は、ガスエビと称されているエビは複数種類いるため、そのエビの種類によって旬の時期が異なります。一般的にガスエビと言われているエビはトゲクロザコエビで、このエビの旬は9月から翌年の6月です。また、もう一種類のトゲザコエビの旬は4月から6月のため、夏を除いてガスエビの旬だということがいえます。

ガスエビの特徴

ガスエビとは一体どのようなエビなのか、ガスエビの特徴を知っておきたい人も多いのではないでしょうか?ここでは、ガスエビの特徴について詳しく紹介します。ガスエビの大きさは12~13センチ程度の大きさで、とれたての海老は全体的に赤褐色をしており、全体が角張った形をしているのが特徴的です。金沢でガスエビとよく呼ばれるトゲクロザコエビは、側面に白い模様があることも特徴のひとつです。

ガスエビは見た目の色がさほどキレイでないことも、目だった特徴です。その見た目からは、あまりおいしそうに見えないものですが、食べるととてもおいしいため、地元の食べ慣れている人にはとても愛されているエビです。おいしいということを知っていないと、積極的に食べようと思えない見た目あることも、ガスエビならではの特徴といえるでしょう。

金沢では見た目悪いが味は最高と有名

味がとてもおいしいことで有名なガスエビですが、その見た目は茶色がかった赤褐色で、決して見た目からはおいしいことが分からないものです。ガスエビは、北陸や金沢に住んでいる地元民だからこそ、知る人ぞ知るおいしい味覚です。とてもおいしいエビであるガスエビですが、とてもおいしいのにも関わらず、市場ではめったに見ることが無いエビでもあります。

食べる人によっては、甘エビよりも甘くておいしいと言われるガスエビですが、このエビの鮮度はあまり長持ちしないことで有名です。そのため、長時間の輸送が難しく、地方に出回ることがめったにありません。そのため、地元でしか食べることができず、地元ならではの有名なおいしい味覚として知られています。

地元金沢や北陸で愛されているガスエビですが、地元だからといって普段頻繁に食べられる味覚ではありません。旬の時期でもガスエビがとれなければ、店に出回らないため、地元の人でもタイミングが合わなければ栗にすることができない味覚でもあります昔は甘エビの方が安定してとれておいしいため、値段が高くついたものですが、今ではガスエビの方が値が高くつく高級品として扱われています。

金沢でガスエビと呼ばれる由来

見た目はあまり良くないけれど、味は絶品の海鮮であるガスエビですが、なぜ金沢などでガスエビと呼ばれるようになったのか、由来が気になる人も多いのではないでしょうか?ガスエビと呼ばれているエビの正式名称はトゲクロザコエビです。ここでは、金沢などでガスエビと呼ばれるようになった由来を紹介します。

今ではとてもおいしい海鮮の味覚と知られているガスエビですが、一昔前までは、甘エビよりも劣るエビとして扱われていました。甘エビにはとても良い値段が付くにも関わらず、ガスエビには全く良い値段がつかなかったため、「カスエビ」と呼ばれていたエビが次第にガスエビと呼ばれるようになったことがガスエビの由来とされています。

カスエビという呼称が名前の由来となったガスエビですが、今ではそのおいしさは広く知られ、昔は甘エビより安い値段がついていましたが、現在は甘エビよりも高値で取引されるほどの高級な海鮮食材として扱われています。見た目は悪いものの、その見た目よりもおいしさが注目されているといえるでしょう。

ガスエビの美味しい食べ方

ガスエビの甘味引き立つ食べ方はお刺身!

ガスエビを食べる時、どのような食べ方が一番おいしいのか気になるものです。ガスエビはどのような食べ方でもおいしさを味わうことができるものですが、一番おいしく食べられるおすすめの方法といえば、お刺身です。鮮度が落ちやすいガスエビだからこそ、その鮮度が一番分かる食べ方であるお刺身は、地元ならではの食べ方といえるでしょう。

お刺身として提供されているガスエビは大きなサイズのものが多いため、プリプリとした食感をぞんぶんに楽しむことができるものです。また、その甘味はお刺身だからこそのものがあり、初めてガスエビを食べるのなら、ぜひお刺身で味わいたいものといえるでしょう。

唐揚げや天ぷらにしてさくっとおつまみ風に!

ガスエビは小ぶりなサイズのものも多いため、お刺身で食べるのは少々物足りないことがあるものです。その場合は、唐揚げや天ぷらとして食べることがおすすめです。唐揚げや天ぷらにすることで、殻ごと食べることができるため、ガスエビのおいしさを丸ごといただくことができます。「ガスエビのから揚げ」は、レシピも簡単なので、覚えておくと良いでしょう。

  • ガスエビ200g
  • 醤油大さじ1
  • 酒大さじ1
  • 片栗粉大さじ3
  • 塩コショウ適量

  1. ガスエビは水でよく洗って凝れをしっかりと落とします。水で当たらったあとはしっかりと水気をふき取りましょう。
  2. 水気を取ったガスエビに酒と醤油をまぶして5分程度置きます。
  3. 置いたら水気をふき取ってから、片栗粉をまぶします。
  4. 180度程度に熱した油でカラッと揚げたら、塩コショウをまぶしてできあがりです。

味噌汁にして出汁まで味わう!

おいしい海鮮であるガスエビは、その身もおいしいものですが、ガスエビから出る出汁もとてもおいしいものです。エビ特有の甘さだけでなく、ガスエビのうまみがたっぷりと染み出た味噌汁は絶品といえるでしょう。簡単に作ることができるレシピを紹介します。

  • ガスエビ適量
  • 味噌適量
  • ネギお好みで

  1. ガスエビは汚れをしっかりと水で洗い流します。汚れを落としたら水気を切っておきましょう。
  2. 鍋にエビがしっかりと浸るくらいの水を入れて、沸かします。
  3. 沸騰したらガスエビを入れて煮立てます。
  4. ガスエビに火が通ったら味噌を溶かして、食べる直線に刻んだネギを散らしてできあがりです。

ガスエビ以外にも北陸・金沢には有名な食材がある!

北陸・金沢には、ガスエビ以外にも、おいしい海鮮の味覚があるものです。北陸・金沢に訪れたときにガスエビを食べることができなくても、他のおいしい絶品の味覚を堪能するのもおすすめです。ここでは、北陸・金沢の有名な海鮮の味覚を紹介します。

脂の乗りが良くて甘くて旨い「のどぐろ」

北陸・金沢では「のどぐろ」もとてもおいしいことで有名なものです。のどぐろは有名な高級食材のため、知っている人も多いのではないでしょうか?口の中が黒いことから名づけられたのどぐろですが、その身は脂がたっぷりとのっていて、とても甘く、魚のうまみをたっぷりと堪能することができます。刺身としていただくのも良いですし、煮つけとしても美味しくいただくことができます。

金沢はズワイガニの漁獲量も有名「加能ガニ」

金沢といえばズワイガニの漁獲量が高いことでも有名なものです。「加能ガニ」はとてもおいしいズワイガニのブランドとして有名で、金沢に訪れたときにはぜひ食べたい海鮮の食材です。加能ガニの身はとてもしっとりとしており、カニのうまみがぎゅっと詰まっています。また、甲羅につまったミソも絶品で、金沢におとずれたときには加能ガニを余すことなくまるごと食べてみることをおすすめします。

ガスエビは味も食感も最高の北陸の海鮮!

ガスエビは、北陸・金沢で食べられるおいしい海鮮の味覚のひとつです。見た目はあまり良くありませんが、その味は甘エビよりもおいしいと称されるほどうまみがあるものです。金沢に訪れたときには、ぜひガスエビを堪能してください!

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