カニのカロリーはどのくらい？ダイエット効果はあるのかも紹介！

みなさんはカニは好きでしょうか？カニはそのまま食べたり、カニ鍋にしたりカニしゃぶ、カニクリームコロッケなど美味しいメニューがたくさんあります。魚介類の中でも人気の食材といえるでしょう。そんなカニですが、カニのカロリーはどのくらいあるのか知っているでしょうか？カニ自体は濃厚な味がするものや甘みを感じるものもありますが、濃いという印象は受けませんのでカロリーは高くないのではないかと予想できます。

今回はカニのカロリーが高いのか、カニにダイエット効果はあるのか、カニを使ったヘルシーなレシピを紹介していきます。まずは、カニのカロリーが高いのか低いのか、結論から見ていきましょう。

カニはカロリーが低いと言えます。全食品の平均のカロリーの値は212kcalです。魚介類だけでみてみると魚介類の平均カロリーは116kcalとなります。カニの種類によってカロリーは異なってきますので、後ほどカニの種類別にカロリーと糖質を紹介していきますが、カニは全食品の中でも高い方ではありませんし、魚介類の平均カロリーで見てみても高いわけではなく、少し低いカロリーになります。

日本で多く流通しているカニは、タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニなどです。世界にはいろんなカニの種類がいます。先程の3種類のカニのカロリーで比較すると毛ガニが一番高カロリーです。その後ズワイガニ、タラバガニとなります。一番高カロリーの毛ガニでもそれほどカロリーが高いわけではありませんので、カニのカロリーは高いわけではないということになります。ではカニの種類別のカロリーと糖質を見ていきましょう。

毛ガニはその名の通り全身に短くて硬い毛があります。カニの身はズワイガニやタラバガニよりも少ないですが、旨味があり上品な口当たりで人気があります。毛ガニは1年中食べることができ、時期によって産地が異なるのも特徴です。タラバガニやズワイガニよりも身を食べるのが大変でトゲがささる場合もありますので気をつけて食べる必要があります。

毛ガニの色はこげ茶ですが、茹でると赤くなります。毛ガニはカニ味噌がクリーミーで美味しいのも人気です。毛ガニ一杯のカロリーと糖質を見ていきましょう。生の毛ガニ100gあたりのカロリーは72kcalです。毛ガニを茹でると82.9kcal程になります。生の毛ガニの糖質は100gあたり0.2gです。

ズワイガニは足が長くて細いのが特徴的です。タラバガニと比べると少しサイズが小さいです。タラバガニは足が8本でズワイガニは10本ありますので見分け方は簡単です。ズワイガニは品質によって、本ズワイカニ・大ズワイガニ・ベニズワイガニに分けられます。本ズワイカニは高品質なズワイガニで産地によって越前ガニや松葉ガニと呼ばれています。

ズワイガニは足が細くて長いので身の量も多くありませんが、甘みのある美味しさとみずみずしさが美味しいです。先程紹介したとおり品質によっても違いますし、高級なブランドのカニはまた大きく味やサイズが異なりますので一概には言えません。本来の美味しさを堪能するためにカニしゃぶや茹でて食べるのがおすすめです。カニ味噌は濃厚です。

ズワイガニ一杯の糖質とカロリーを見ていきましょう。ズワイガニのカロリーは生の場合には63kcalです。ズワイガニの水煮缶なら73kcalです。ズワイガニの糖質は生なら0.1gで水煮缶なら0.2gとなります。
 

カニは手足含めて10本になるのですが、タラバガニは足が8本です。タラバガニは英名ではキングクラブと呼ばれますが、本来はヤドカリの仲間になるようです。見た目からしてもヤドカリには見えずカニに近い見た目をしています。タラバガニの見た目の特徴は、足が太くて体も大きいことです。体も大きくて足が太いのでカニの身も大きくて食べごたえがあります。

身もプリッとしていますので、カニをたくさん食べたいという方におすすめです。味自体はそのまま食べると淡泊な味をしていますので、カニ鍋にしたりカニのしゃぶしゃぶ、カニのバター焼きなど調理して食べるとさらに美味しく食べることができます。ズワイガニや毛ガニもカロリーは高いものではありませんでしたが、タラバガニはさらにカロリーが低いものになります。

さらにタラバガニの栄養は豊富ですので、ダイエットに上手に取り入れることもおすすめです。タラバガニ一杯のカロリーは生の状態で100gあたり59kcalです。タラバガニの水煮缶なら90kcalです。タラバガニの糖質は生の状態で100gあたり0.2gで、タラバガニの水煮缶も同じく糖質は0.2gとなります。

糖質は、炭水化物から食物繊維引いた数値になります。ですがカニ味噌には食物繊維はありませんので、炭水化物の数値がそのままイコールで糖質となります。カニ味噌の糖質自体の公表はありませんので、正確な数値はわかりませんが、商品化されている製品のカニ味噌の数値を見てみると糖質は5.9g～11.0gと差がありました。

紹介してきたカロリーと数値はカニ一杯でも、カニ味噌がはいっていない数値でしたので、カニ味噌を入れた数値だと、毛ガニ一杯は約415kcal、ズワイガニ一杯は約207kcalです。タラバガニ一杯はカニ味噌はほとんどなく食べることもあまりありませんが約204kcalとなります。タラバガニのカニ味噌は食べることはあまりないので、通販などではタラバガニ一杯でもカニ味噌は抜いて送られてくる場合がほとんどです。

カニは高たんぱくです。ダイエットをする際には高たんぱくな食品を食べて運動をすると代謝が上がりやすいです。代謝が上がると脂肪が燃えやすくなりますので、高たんぱくなカニは脂肪燃焼効果が期待できます。

カニの嬉しい効果はまだあります。カロテンやタウリンが含まれていますのでコレステロールを抑えてくれる効果が期待できます。近年ではカニがダイエットにいい食品ということで人気になってきています。

カニはダイエットに嬉しい効果が高いということで注目されている食品でもあります。ですが、ダイエットに高い効果が期待できるからといってカニだけと食べていればいいとうわけではありません。ダイエットの中にはその食品だけを食べるというダイエット法もありますが、カニでダイエットをするからといってカニだけを食べ続けるという方法はおすすめできませんし危険です。

なぜカニだけを食べ続けるのが危険なのかというと、他のダイエットの方法にも言えることでもありますが、一つの食品を食べていても一日に必要な栄養素を摂ることができないということです。カニのカロリーが高いわけではなく一般的な平均カロリーよりも低いからと言って、カニだけを食べ続けていると摂食障害になる恐れもあります。

急激なダイエットは体の負担にもなりますので、カロリーの低いカニはダイエットに上手に取り入れるようにして、食事のバランスを考えながら健康的にダイエットに取り組むことをおすすめします。

急激なダイエットで痩せたとしても見た目は痩せてもおかしな痩せ方をしたりリバウンドしやすかったり、お肌がボロボロになってしまうということもあるようですので、ダイエットをするのなら、きれいに痩せるために計画や目標を立てておこなってみてください。

毛ガニのカロリー、ズワイガニのカロリー、タラバガニのカロリーを紹介していきましたが、中でもカロリーと糖質が低かったのはタラバガニでした。毛ガニやズワイガニもカロリーが高いというわけではなく、魚介類の平均カロリーでみても、カロリーはやや低いです。中でもタラバガニは糖質が低くほとんどないので、ダイエットに食べるのならタラバガニがおすすめでしょう。

タラバガニは体が大きく足も太いので、身もぎっしりとはいっています。そのため食べごたえがあります。ダイエットに活用するのなら、置き換えで主食をタラバガニに置き換えてみたり、完全に置き換えるのではなく、一部の主食を置き換えてみるといいでしょう。食べごたえがあることでお腹にたまりやすいです。また、紹介したようにタラバガニは高いたんぱく質の量を含んでいます。

タラバガニは糖質が低くて高い量のたんぱく質を含んでいるので、代謝を上げて筋肉をつくりやすくしてくれます。代謝が上がると脂肪を燃えやすくしてくれますので、ダイエットの効率も期待できます。タラバガニがダイエットにいいということでタラバガニを食べ続けていても味に飽きてしまうこともあります。

味を変化させながら食べることで長続きしやすくなりますが、味の濃い料理をしてしまうとタラバガニのカロリーが低いといっても味付けでカロリーが高いものになってしまいますので注意が必要です。

カニはカロリーが高い食品ではありません。中でもタラバガニはカロリーが低いです。ですが、調理するとカロリーは高くなります。カニを低カロリーで食べるためには、生で食べたり茹でて食べることがダイエットにはいいでしょう。少しでもカロリーを抑えたいのなら生で食べるといいでしょう。茹でるとややカロリーが上がってしまうようです。

タラバガニはカロリーは低いですが、それは生で食べたり茹でて食べる場合です。いくらカロリーの低いタラバガニでもどのような調理をするかによっては高いカロリーの食事になります。例えばカニの料理で人気の美味しいレシピカニクリームコロッケです。カニクリームコロッケは1つあたり約200kcalあります。ご飯で食べるとしたらカニクリームコロッケを1つだけ食べるということは滅多にないでしょう。

カニクリームコロッケを数個食べてご飯と一緒に食べたとするとカロリーは1000kcal近くになることもあります。カニサラダを作った場合でもドレッシングを使うのならカロリーはその分高くなります。ドレッシングはノンオイルのものを選ぶとカロリーを少し抑えることにはつながるでしょう。

カニすき鍋は濃い味付けではありませんので、低カロリーで美味しく食べることができます。カニの殻からでた出汁がいい味を出します。

• 活けカニ(松葉カニか越前カニ)
• 出汁
• 白醤油50cc
• お酒50cc
• みりん30cc
• 塩適量
• お好きな野菜

1. 土鍋を用意して昆布とカツオで出汁をとりましょう。調味料を入れて味を確認します。
2. カニから出汁を取りますので、足先などの身の少ない部分や甲羅を土鍋に入れます。
3. カニの甲羅を取り出してから足や野菜を入れて完成です。

そのままヘルシーに食べてもいですし、ポン酢や生姜・大根おろし・柚子胡椒などの薬味を用意しても美味しいです。野菜はお好みで用意してください。豆腐や白菜えのきや長ネギなど野菜もたくさん食べることができるメニューです。お鍋の最後には雑炊やおじやにして食べるとカニの出汁がしっかりとでているので美味しいです。

カニはヘルシーですが物足りないという方には濃厚な豆乳を使ったクリームスパゲティはいかがでしょうか？作り方は簡単ですし、ヘルシーなメニューに仕上がります。今回紹介する材料は2人分です。

• パスタ2人分
• 塩大さじ1
• ブロッコリー4分の1株
• カニの缶詰1缶
• お酒小さじ1
• 成分無調整の豆乳200ml
• 合わせ味噌小さじ5
• オリーブオイル小さじ1

1. ブロッコリーは食べやすい大きさに分けて、豆乳と合わせ味噌をしっかりと混ぜておきます。
2. スパゲティを茹でてスパゲティが茹で終わる2分前にブロッコリーも一緒に茹でましょう。茹で終わる1分前にブロッコリーとパスタはザルに取り出します。
3. オリーブオイルをフライパンに入れて中火でカニ缶・お酒を入れて少し炒めましょう。
4. 混ぜ合わせた豆乳などを入れて温まったと思ったらザルに取り出したパスタなども入れてさっと混ぜ合わせます。

豆乳が入っているので豆乳と合わせ味噌を混ぜたものをフライパンに入れたらさっと混ぜ合わせるようにしましょう。熱を加えて煮詰めすぎてしまうと濃くなってしまいます。手早くササッと作りましょう。

いかがだったでしょうか？今回はカニのカロリーについて紹介していきました。カニは食品の平均カロリーからみても低く、魚介類の中での平均カロリーでみてもやや低いです。種類によってカロリーに違いがあり、糖質も少し違いがありました。毛ガニ・ズワイガニ・タラバガニを比べると、生の状態で毛ガニが一番カロリーが高く、タラバガニが一番低いです。

タラバガニには食べごたえもあり、高たんぱくですのでダイエットに一番おすすめです。濃い味付けをしてしまうと意味はありませんので、カニのカロリーや味付けにも意識して美味しいカニを楽しんだりダイエットに活用してみてください。