誰でも簡単りんご飴のおいしい作り方！失敗なしの人気レシピを紹介！

りんご飴は、夏祭りなどの屋台の人気スイーツです。屋台で見かけるとついつい買ってしまうという方も少なくないと思います。実は、りんご飴は材料さえ揃えれば家庭でも簡単に作ることができます。この記事では、りんご飴の作り方についてまとめています。電子レンジを使った簡単な作り方や水あめのように固まらない時の原因についても解説しているので、りんご飴を作る前にぜひチェックしてみてください。

りんご飴は夏祭りなどの屋台の人気スイーツです。大人から子供まで広く親しまれているお菓子なので、誰しも一度は食べたことのあるお馴染みの存在です。皮目の歯ごたえやシャリシャリした身の歯触りなど、りんご飴は独特の食感が人気です。最近ではりんご飴専門店もオープンし、テレビや雑誌でも注目を集めています。

りんご飴は日本人にとっては縁日の定番です。しかし、りんご飴は実はアメリカ発祥のスイーツだと言われています。りんごをシュガーシロップでコーティングしたお菓子のことを「キャンディアップル」と呼び、ハロウィンの時期に西洋で振る舞われています。同じような作り方で、りんごをキャラメルでコーティングした「キャラメルアップル」というスイーツもあります。

美味しいりんご飴の見分け方ですが、まずは表面を見ることです。どうしても表面がキレイなものを選んでしまいがちですが、実は表面にブツブツと気泡が浮いているりんご飴の方が美味しいのです。表面に気泡のあるりんご飴は高確率で「ふじ」という品種のりんごが使われています。また、新鮮なりんごを使えば気泡ができやすくなるので、気泡はりんごの鮮度の証とも言えます。

ここで、りんご飴の基本の作り方を紹介します。りんご飴は飴菓子なので作り方が難しいと思われがちですが、飴を焦がさないように煮詰めるコツさえ掴めば誰でも簡単に作ることができます。小さな子供と一緒に作ることもできるので、子どもがいる家庭ではぜひ一緒に作ってみてください。

りんご飴の材料は、りんご、砂糖、水、食紅の4つです。食紅は飴を赤くする為に使うものなので、無くても構いません。しかし、売り物のような鮮やかな赤いりんご飴を目指すのであれば、食紅はぜひ使いましょう。

一般的な屋台で販売されているりんご飴は、「姫りんご」という小さなりんごです。姫りんご以外のりんごだと大きすぎるので、飴とりんごの割合が違ってしまいます。りんご飴はりんごと飴の食感の違いや甘さを楽しむものなので、大きなりんごだと中心部は生のりんごのままになってしまいます。姫りんごであれば小さいので最後まで飴とりんごをバランス良く食べることができます。その為、姫りんごがおすすめの品種です。

他にも、「紅玉」というりんごは酸味が強いのでりんご飴に向いています。飴と一緒に食べた時に甘すぎず、程よい甘酸っぱさを楽しむことができるので、紅玉を使ったりんご飴も人気です。また、「ふじ」も甘さと酸っぱさのバランスが良く人気の品種です。ふじは味の良いりんごですが、りんご飴にした際は甘すぎると言う人もいます。様々な品種でりんご飴を作ってみましょう。

りんご飴の基本的な作り方ですが、鍋に水と砂糖を1:3の割合で入れて火にかけて飴を作ります。飴状になったら火から下ろして食紅を加え、もう一度加熱してからりんごに飴を絡めて出来上がりです。水と砂糖の割合ですが、水が少しでも多いと水あめのように固まらないので、必ず水と砂糖の割合を計算し、正確に計量してください。

りんご飴の上手な作り方にはコツがあります。まず、りんごを洗ったあとに水分をしっかり拭き取ること、常温のりんごを使うこと、飴を作っている時に鍋をかき混ぜないことが大事です。りんごの表面に水分が残っていると、飴が水あめのように固まらない原因になってしまいます。飴を作っている時に鍋をかき混ぜると空気が入り、仕上がりが悪くなります。飴が固まるのはすぐなので、とにかくスピードを重視しましょう。

りんご飴を作る際、水あめのように固まらないことがあります。冷やしても飴が固まらない、水あめのようにいつまでも柔らかいのは、りんご飴作りに失敗しています。飴が固まらない原因、水あめのようになってしまう原因として多いのが水分です。水分が多いとそれだけで飴が固まらないので、砂糖と水の計量は正確にできているかなど、一度見直しましょう。

飴が固まらない原因、水あめのように柔らかくなってしまう原因として考えられるのが水分です。りんご飴はりんごを皮ごと使うので、必ず洗ってから使います。この時に水分の拭き取りが雑だと、飴に水分が入ってしまい上手に固まらない原因になります。キッチンペーパーを使って、水分はしっかりと拭き取りましょう。

りんご飴に使うりんごを冷蔵庫で冷やしていませんか？冷蔵庫などで冷やしたりんごを使ってしまうと、室温との温度差によってりんごの表面に水滴がついてしまいます。この水滴が飴に入ると、飴が固まらない、水あめのように柔らかくなる原因になってしまいます。りんご飴を作る前に、りんごは必ず常温に戻してから使いましょう。

りんご飴作りにおいて最も大切なのが砂糖と水の割合です。水と砂糖を1:3もしくは1:4で使いますが、この時少しでも水分が多いと失敗してしまいます。その為、もし水100㏄と砂糖300㏄で作る場合、水は95㏄まで減らすなどの対策をするだけでも失敗を減らすことができます。

水と砂糖の計量をキチンと行っても飴が固まらないことがあります。これは、水あめの煮詰め方が足りないのが原因です。加熱し過ぎると焦げてカラメルのように色が付いてしまうので焦ってしまいがちですが、水あめはしっかりと焦げる寸前まで煮詰めましょう。また、鍋を混ぜてしまうと空気が入ってツヤの無い飴になるので、混ぜたりゆすったりせずに煮詰めましょう。

ここで、りんご飴のおすすめレシピと作り方を紹介します。電子レンジを使った簡単なレシピや鍋で水あめを作るレシピについても紹介しているので、最初は電子レンジで簡単に、慣れて来たら鍋で水あめを作るなど、色々な作り方を試してみましょう。

電子レンジを使った簡単なりんご飴のレシピです。電子レンジの機種によっては飴が焦げてしまうこともあるので、必ず様子を見て調整しながら作ってください。また、加熱した飴が飛び散ってヤケドする可能性があるので、充分に注意しましょう。

• 姫りんご3つ
• 砂糖50グラム
• 水大匙1

1. りんごは水洗いして水分を拭き取りましょう。お尻の部分を少し切り落として、ヘタの付け根に割りばしを刺します。
2. 金属製のバットか平らなお皿を用意して、オーブンシートを敷きましょう。
3. 耐熱容器に砂糖と水を入れてよく混ぜます。600ワットの電子レンジで2分加熱します。この時、1分30秒辺りで様子を見ましょう。少し茶色がかったらすぐに加熱をやめてスプーンなどで混ぜます。
4. りんご全体に3で作った飴を絡め、バットやお皿の上に置いて飴が固まれば出来上がりです。

小鍋で作るりんご飴のレシピです。砂糖と水は4:1の割合で、りんごの量に合わせて飴の量を調整しましょう。量を減らしても必ず砂糖と水の割合は守りましょう。

• 姫りんご1キロ
• 砂糖400グラム
• 水100㏄
• 食紅少々

1. りんごは洗って水気を拭き取ります。バットにオーブンシートを敷いておきましょう。
2. 鍋に砂糖と食紅を入れてよく混ぜてから水を加えます。しばらく置いておいて馴染ませましょう。
3. 鍋を中火にかけて150度から160度まで加熱します。この時、絶対に鍋をかき混ぜないでください。泡の音が静かになりカラメルの匂いがして来たら火を止めましょう。
4. 温度計が無い場合、飴を箸の先に付けてすぐに水に浸けましょう。水に浸けた時に固まれば充分に煮詰まって温度が上がっています。溶けてしまう場合はもう少し加熱して温度を上げましょう。
5. りんごを絡め、バットに並べて飴が固まれば出来上がりです。

いかがでしたか？りんご飴は屋台の定番スイーツですが、家庭でも簡単に作ることができます。砂糖と水の割合に注意して、ぜひ一度作ってみましょう。飴が余れば他のフルーツを使ってフルーツ飴を作ることもできるので、色々なフルーツでお祭り気分を盛り上げましょう。