2018年12月07日公開
2024年08月22日更新
タルトフランベはフランスの食べ物!ピザとの違いやレシピを紹介!
タルトフランベという食べ物を知っていますか?タルトフランベは、ピザに似ている食べ物です。もともとフランスで特に親しまれている料理なのですが、今では日本でもとても美味しいと話題になっています。さらにタルトフランベは見た目が豪華なので、パーティーなどにもってこいの一品です。今回は、そんなタルトフランベの食べ方や、生地のレシピ、その他アレンジレシピを紹介していきます。
目次
タルトフランベで楽しいパーティー気分を味わおう!
タルトフランベはフランス生まれのピザみたいな食べ物
タルトフランベは、フランスで生まれた料理です。フランスには美味しいパンがたくさんあるイメージですが、タルトフランベもフランス生まれのパンです。詳しくは、フランスのアルザス地方とドイツ南部が発祥だと言われています。その地名をとって、「アルザス風ピザ」とも呼ばれているそうです。ピザみたいな食べ方でいただきます。レシピも乗せる具材によって大きく変化するので、味の可能性は無限大です。楽しいメニューです。
始まりは、新窯の温度を確かめるためにパンを薄く切って焼いたのがタルトフランベの始まりだそうです。窯の炎を利用して焼くので、炎のタルトという意味のタルトフランベという名前になったそうです。美味しい薄いパンの生地の上には、チーズやスライスタマネギやラードンが乗っています。見た目はピザにとても似ています。今回は、そんな今話題のタルトフランベについて、レシピや食べ方を紹介していきます。
タルトフランベはフランスでは前菜で食べる
タルトフランベは、フランスで有名な料理ですが、そんなフランスでは前菜の料理として親しまれています。あまり、メインの料理ではないということです。薄い生地で、サクッと軽く頂くことができる前菜としてぴったりの一品です。ただ、前菜というとサラダとかあまり印象に残りませんが、フランス料理は特に前菜にとても力を入れているので、その点に関しても、タルトフランベは華やかでフランス料理の前菜としてぴったりなのです。
見た目豪華で作るのも楽しい!
タルトフランベを見ると、いろいろな食材が乗っていることが分かります。そして、いろいろな種類のタルトフランベを作ることも可能です。見た目を自分好みに鮮やかにすることができるし、見た目を豪華にして食卓を華やかにすることができます。タルトフランベは、ピザみたいに割とどの食材でも生地の上に乗せることができるので、レシピが多いアレンジ料理なので、料理をするのがとても楽しいです。
タルトフランベのおすすめの食べ方
スライスオニオンを乗せてシンプルに!
おすすめの食べ方を紹介します。タルトフランベは、フロマージュブランを上に塗ってそこにベーコンとタマネギを乗せるのが王道です。スライスしたタマネギを乗せるとさっぱりとした味わいです。とてもシンプルで材料も少ないので、短時間で作ることができるでしょう。最初はパリパリの生地を存分に楽しむためにも、スライスオニオンでシンプルに頂いてみて下さい。タルトフランベの最初のおすすめの食べ方です。
お肉はベーコンでかりかりジューシーに!
お肉を乗せるのに一番おすすめな食べ方はベーコンです。ベーコンを1センチ幅に切って、それをタルトフランベの生地に乗せて下さい。焼き色がつくまでこんがり焼けば、カリカリ食感のベーコンが出来上がります。カリカリジューシーのベーコンは、タルトフランベにぴったりです。タルトフランベのレシピと言えば、スライスオニオンとベーコンが一番有名なだということです。この食べ方は王道です。
サワークリームを使うとより本格的に!
王道の食べ方として、ふつうタルトフランベにはサワークリームを乗せます。タルトフランベを作るときに、タルトフランベの生地の上に万遍なく、サワークリームを贅沢にのせてください。サワークリームがもし無い場合、水切りヨーグルトでも構いません。水切りヨーグルトをこのタルトフランベのレシピに使用すると、サワークリームよりさっぱりとした味わいとなります。こちらが本格的なタルトフランベのレシピとなります。
フランス風にワインやビールと一緒に!
タルトフランベの食べ方として、お酒を共に頂くことをおすすめします。フランスでは、料理と共にその料理に合うお酒を楽しみます。そのお酒は、ワインやビールが主流だそうです。タルトフランベのサワークリームが乗ったパリパリの生地に、ワインやビールはぴったり合います。
また、フランスでは、その年の初物のワインが出始めた頃、地元にてワイン祭というものが開催されるそうなのですが、そのワイン祭でよく提供されるのがこのタルトフランベだそうです。フランスでも親しまれているこの食べ方を参考に、タルトフランベを食べるときには、ぜひワインやビールを合わせてみて下さい。このお酒と合わせる食べ方で、きっと素敵な食卓になることでしょう。
お酒が好きな人は、タルトフランベの味をしょっぱめにして、後々に紹介する生ハムや胡椒といった、お酒とあうようなものをトッピングするレシピを選んでみてはいかがでしょうか?白ワインも赤ワインもどちらも合うことでしょう。
タルトフランベとピザの違いとは?
タルトフランベはトマトソースを塗らない
タルトフランベは見た目がピザにとても似ています。タルトフランベとピザの違いはなんでしょうか?違いを紹介していきます。まず、ソースです。タルトフランベはピザのような食べ物ですが、ピザに主流のトマトソースは使用しません。トマトソースを使用しないレシピなので、もちろん味もピザとは異なります。写真を見ると、トマトソースが無いので、赤くないことが分かるでしょう。トマトソースの他にも異なる点は多くあります。
タルトフランベはシュレッドチーズを使わない
ピザにはシュレッドチーズを使用しますが、タルトフランベには使用しません。タルトフランベの薄く伸ばされたパン生地の上に乗せているチーズは、フロマージュ・ブランというチーズなどが使用されています。また、このチーズの代用品として、サワークリームの一種である、クレームフレーシュを使用することもあります。トマトソースではなく、サワークリームなので、とてもさわやかなさっぱりとした味で味わうことができます。
トッピングはシンプル
タルトフランベのトッピングは、チーズやタマネギ、ベーコンなどの具材、とてもシンプルな材料が基本となっています。ピザには様々なものを乗せて、ボリューム満点のものも多くありますが、タルトフランベはその点食べ方が異なります。しかし、タルトフランベも乗せる具材のバリエーションは多いので、好きなものを乗せることはできます。好きなものを乗せて楽しみますが、比較的シンプルなものが多いです。
薄く伸ばしたパン生地で作るからもちもち感なし
タルトフランベは、ピザのようにモチモチ食感の生地ではなく、薄く伸ばす生地で作られています。ピザとは生地も異なります。オープンでパリパリに焼いて作ることが、タルトフランベの主な特徴です。前菜として、軽く頂けるので、あまり重くない方が良いのです。そんなタルトフランベの生地は簡単に作ることができます。次にタルトフランベの生地の作り方を紹介します。非常に簡単なので、気軽に作ることができるでしょう。
タルトフランベのレシピを紹介!
生地作りから簡単にできちゃうのがタルトフランベ!
タルトフランベの生地のレシピを紹介します。もちろん似ていると言われている、ピザの生地などでも代用することができますが、本格的なタルトフランベも簡単なので、自分でこのレシピで作ることをおすすめします。その作り方を紹介していきます。
- 強力粉50g
- 薄力粉50g
- 水50g
- オリーブオイル10g
- 塩ふたつまみ
- まず、大きいボウルに粉類全てと塩を入れて混ぜていきます。
- 次に、水とオリーブオイルをボウルの中に入れて全体を混ぜていきます。
- 材料がすべて均一になるようにその生地をこねていって、ボール状にします。
- それを30分ほど寝かします。これで発酵させていくのです。
- そして、その生地をオーブンシートの上に置きます。
- 生地をめん棒で薄く伸ばしていき、20×25センチくらいの長方形に形を作ります。
- この後、具材を乗せて焼けば、タルトフランベの完成となります。
形は自由なので、お皿に合わせたり、好きなようにアレンジ可能です。タルトフランベはフランス郷土料理の一種であるので、タルトフランベの作り方にはその他いろいろなバリエーションがあります。気になった方は、いろいろ調べて追及してみて下さい。
お手軽シンプル「食パンとヨーグルトで簡単タルトフランベ」
一番最初に、簡単にタルトフランベを作ってみたいという方におすすめしたのが、食パンを使用したタルトフランベ風トーストです。まず材料を紹介します。
- 食パン一切れ
- クリームチーズ
- たまねぎ半分
- ベーコン好きなだけ
- 食パンにクリームチーズを塗ります。
- その上に玉ねぎとベーコンをトッピングします。
- そのまま焼くだけで、できあがりです。
- 食パンを使用するこの場合は、タルトフランベ特有のサクサク感を出すのに、こんがりと焼くのがポイントです。
簡単に作ることができるので、忙しい朝ご飯にもぴったりです。材料も基本的に家にあるであろうもので作ることができるので、わざわざ作るために準備を多くする必要が無いし、材料の量もそこまで厳密に考える必要もなく、食パンの上に、好きな分だけのクリームチーズとたまねぎとベーコンを乗せればいいだけなので、非常に楽ちんです。パッと作ってみたいと思った時に、瞬時に作ることができるレシピとなっています。
おしゃれ材料で簡単「生ハムとクリームチーズでタルトフランベ風」
こちらはクリームチーズと生ハムを使用したタルトフランベです。簡単にできる、とてもお洒落なレシピです。
- クリームチーズ好きなだけ
- たまねぎ半分
- 塩ひとつまみ
- 生ハム5枚
- 胡椒少々
- まず、たまねぎはスライスした状態にします。
- それに塩ひとつまみをふって10分ぐらい置いていき、水気を絞っていきます。
- そして、生ハムは小さめのダイス状に切ります。
- 生地にクリームチーズを全体に塗って、このたまねぎと生ハムを上にちりばめます。
- それに胡椒を振りかけます。
- このまま250℃に予熱したオーブンで10分ほど焼きます。
見栄えよしの豪華レシピ「サーモンサラダタルトフランベ」
次に、サーモンサラダタルトフランベを紹介します。こちらは生地をそのまま焼いた後に、ドレッシングと混ぜたサラダをトッピングするタルトフランベです。材料を紹介します。
- 紫キャベツを30g
- たまねぎを1/4個
- アボカドを1/4個
- パプリカを30g
- ベビーリーフを40g
- サーモンを100g
- ギリシャヨーグルトのプレーンを50g
- 塩ふたつまみ
- 野菜を適切な大きさに切ります。
- オリーブオイルとレモンのドレッシングを混ぜます。
- オーブンで焼いた生地の上に、2をそのまま乗せます。
これらはただの例でしかないので、嫌いな野菜があればそれを除いて、好きな乗せたいと思う野菜をたくさん用意して下さい。豪華な見た目が人気のレシピです。
野菜をただ上に乗せるだけなので、非常に簡単だし、栄養的にも十分なメニューです。あまり、野菜を積極的にとることができない方も多くいることでしょう。しかし、このレシピだと、タルトフランベの生地の上にただ乗せてお洒落にするだけで、豪華な一品ができるので、栄養も取ることができます。栄養不足だと感じたときに、この一品を食卓に入れるだけで、栄養が補えるかもしれません。
デザートにもぴったり「りんごのタルトフランベ」
りんごのタルトフランベのレシピを紹介します。タルトフランベのベースは同じです。リンゴのスライスを生地の上に乗せて、さらにはちみつをかけると、前菜のメニューが絶品スイーツに早変わりします。見た目も綺麗に盛り付ければお花のようにすることもでき、これが本当に可愛らしく、また味も、リンゴの甘酸っぱさがサワークリームと合わさって絶妙な味わいです。
- りんご1つ
- はちみつ好きなだけ
- シナモン一振り
- サワークリーム好きなだけ
- 生地にサワークリームを塗ります。
- リンゴをスライスします。
- 生地の上にリンゴのスライスを乗せます。
- さらにその上にはちみつとシナモンをかけます。
子どもから大人まで、フルーツが嫌いな人はなかなかいないので、誰でも美味しく食べることができるレシピでしょう。デザートとしてとても人気の食べ方となっています。また、リンゴ以外でも代用可能です。リンゴの他にも自分の好きなフルーツを乗せてみて下さい。梨やイチゴなどもいいかもしれません。季節のフルーツを使用すれば、新鮮な美味しいタルトフランベが出来上がるでしょう。
普通の食事系のタルトフランベより、フルーツの色が追加されるので、より一層豪華に華やかに見えます。また、ピザのモチモチ生地ではフルーツはあまり合いませんが、パリパリの生地だと、思った以上にマッチするので、是非一度食べてみて下さい。
タルトフランベはアレンジも楽しい絶品おしゃれ料理!
タルトフランベのレシピや食べ方、ピザとの違いなどを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?ビールやワインなどのお酒を飲みながら数人で分け合う前菜料理としてフランスで親しまれてきたタルトフランベですが、1人で食べる軽食やランチとしても、多くのシーンで人気のメニューです。日本でも流行り始めているので、ホームパーティーなどで試してみるのも良いかもしれません。
友人に振る舞う料理として、とても豪華でにぎやかな食卓が出来上がります。さらにタルトフランベは、生地の上に乗せる具材を変えて、自分の好きなようにレシピをアレンジがすることができるのが魅力的です。具材もシンプルながらとても味わい深い美味しさと、薄くてパリパリの生地が最高です。
数人で分ける用のタルトフランベですが、もし一人だとしても、サイズが大きくても生地が薄いのでぺろりと食べることが出来るでしょう。まだ食べたことが無い人も多いタルトフランベでしょうが、好きな食べ方で、興味のある味付けで、ぜひ一度食べてみてください。