札幌の名物料理は?ご当地グルメが味わえるおすすめの店も紹介!
北海道札幌市には名物料理がたくさん存在します。札幌は大歓楽街として有名で季節を問わずたくさんの人が訪れます。その札幌の名物料理がどのようなものか、またおすすめのお店はどこなのかじっくり紹介していきます。今まで札幌の名物料理について考えたことがなかった人や札幌にはじめて仕事や旅行に行く予定の方は必見です。札幌の名物グルメについて知って札幌通になってから札幌名物をいただきましょう。
目次
札幌のおすすめ名物料理をたっぷり紹介!
北海道札幌市には名物料理がたくさん存在しています。食べた瞬間口がほころぶ美味しいグルメがたくさんあり、所狭しと名物店が立ち並び賑わいを見せています。ジンギスカンや海鮮などをはじめ、食べておきたい定番のものばかりでどこに入ろうか迷ってしまいそうです。今回はそんな札幌のおすすめ名物グルメを一挙に紹介します。名物グルメ別におすすめの名店も紹介しています。行列のできる名店揃いなのでぜひ参考にしてください。
札幌の名物料理「ジンギスカン」
ジンギスカン(成吉思汗)は北海道民、札幌市民のソウルフードであり郷土の名物料理です。ジンギスカンの食べ方は基本的に2種類あり、羊の肉をタレに付け込んだ味付け肉を焼いて食べる方法とそのままの羊肉を焼いてタレにつけて食べる食べ方があります。これは好みが分かれるところです。ヘルシーでビールとの相性もとてもいいので、女性やスポーツマンにも人気があります。
また、専用のジンギスカン鍋があり、真ん中が盛り上がっており、真ん中に羊肉をのせ、その周りに玉ねぎやもやしなどの野菜がたっぷりとのせます。肉の肉汁が野菜と一緒になって美味しくいただけるように工夫されている作りです。
ジンギスカンの由来とは?
ジンギスカンは、羊肉をつかった日本、中でも北海道の定番の焼き肉名物料理です。生後1歳未満の子羊の肉をラム、2歳以上の成羊肉をマトンと言います。ジンギスカンの由来は諸説あり、だれが名付けたか正確な情報はわかっていません。モンゴル帝国を建国したチンギス・ハンの名前から付けられたという説もありますが、定かではありません。
現在のところ、中国料理の「カオヤンロウ」という羊肉を焼く料理を日本人の口に合うように改良した料理が「ジンギスカン」となったという説が有力のようです。ちなみに北海道でジンギスカンの店ができたのは1936年ころといわれています。
札幌の名店「成吉思汗だるま 本店」
札幌のみならず、北海道の中でも外せない名店として有名なのが「成吉思汗だるま 本店」です。こちらのお店は味付けをしていない生の羊肉を焼いて食べます。行列ができる名店のため、オープン前に行くのがおすすめです。おすすめメニュは365日欠かすことなく仕入れる新鮮なマトンの「成吉思汗」850円です。
1日30皿限定のジンギスカン上ロース+肩ロース(1150円)ジンギスカン上ヒレ肉(1150円)もぜひ食べておきたいメニューです。場所は地下鉄南北線すすきの駅、中島公園駅から徒歩7分です。営業時間は17:00~3:00となっています。定休日は12/31~1/2の年末年始以外は無休です。
生ラムジンギスカンが絶品「さっぽろジンギスカン 本店 すすきの」
生ラムの脂と筋はきれいに取り除いているので食べやすいのが特徴です。おすすめは生ラムジンギスカン(800円)で生後1年未満の新鮮な生ラム肉をいただけます。ヘルシーで女性にもおすすめな定番札幌グルメです。生臭さも全くありません。自家製ジンギスカンのたれも美味しいと評判です。
お店は全席カウンターになっています。場所はすすきの駅から徒歩5分のところにあります。営業時間は月曜から日曜まで17:00~21:30となっています。お肉がなくなり次第終了ですのでご注意ください。
色々な部位が楽しめる「ジンギスカン羊飼いの店 いただきます。」
「いただきます。」も札幌で大人気のジンギスカン店です。こちらでは直営牧場で育てた羊肉を温度管理にこだわって熟成させています。肉の味にこだわりがあり自信の一皿です。臭みは全くなく、塩で頂く人も多いそうです。いつも行列でにぎわっており、店内は親しみやすい雰囲気になっています。おすすめはメインメニューのジンギスカン(980円)です。モモやウデ、バラ、スネなどの部位があります。
他にも肩ロース(1790円)がある他、ヒレやタンなど様々な珍しい部位が食べられます。場所は札幌市営地下鉄南北線すすきの駅4番出口徒歩2分のところにあります。営業時間は月~土曜が11:30~3:00、日祝が11:30~23:00となっています。年中無休ですが、お肉がなくなり次第終了です。
札幌の名物料理「海鮮」
札幌の名物料理として「海鮮」は絶対に欠かせません。札幌内でもたくさんの店で海鮮を扱っているので店選びは本当に迷うところです。札幌で海鮮を食べるとすれば何を食べるのがおすすめでしょうか?おすすめを紹介していきます。また食べられるおすすめのお店も紹介します。
札幌でおすすめの海鮮といえば?
北海道三大味覚とも言える「かに・いくら・うに」は札幌で絶対欠かすことができない海鮮でしょう。海鮮の代表格といわれるカニ、きらきらと宝石のように光る旨味たっぷりのいくら、黄金に輝く濃厚さが人を魅了して離さないウニなど、かに・いくら・うは札幌に訪れたなら食べておきたいグルメです。また、活きのいいボタンエビやマグロもおすすめです。
市場の人気店「どんぶり茶屋」
海鮮をたくさんの種類食べたいなら海鮮丼のおすすめ店を訪れるのがおすすめです。北海道の各地から新鮮な旬の魚を仕入れているどんぶり茶屋は、常時30種類の丼ものをそろえています。外国の方にも人気のお店で店内は多くの外国人でにぎわっています。おすすめは日替わりの「おかみの特選丼」(2680円)その日一番のおいしいネタを詰め込んだ海鮮丼になっています。リーズナブルにいただけるのも魅力です。
また、人気のネタを7つの丼ぶりに盛った黄金海宝丼(6380円)という丼もおすすめです。うに、いくら、かになど豪華なネタが贅沢に食べることができる名物丼になっています。お店の場所は札幌の二条市場内です。地下鉄大通り駅から徒歩7分のところにあります。営業時間は9:00~15:00までで定休日は元日となっています。
三色海鮮丼を堪能できる人気店「二条市場 大磯」
「二条市場大磯」も「どんぶり茶屋」と同じく二条市場内にあり、海鮮グルメがいただける人気のお店です。こちらではおすすめのウニ・いくら・タラバガニの三色丼(3760円)をはじめ、無添加塩水バフンウニを使用したエゾバフンウニ丼(4980円)などをいただけます。新鮮で濃厚なうにの味は虜になってしまう人も多い人気店です。
魚の鮮度も抜群でお店には常に行列ができています。店内は清潔感があり、座敷席もあります。場所は二条市場内で、市営地下鉄大通駅から徒歩7分、市営地下鉄バスセンター前駅から徒歩5分です。営業時間は7:00~19:00で、日祝は7:00~16:00までです。定休日は年始がある他、不定休です。
名物つっこ飯で北海道を満喫「海味はちきょう 本店」
宝石のようなきらきら光るイクラ丼「つっこ飯」(大4990円、中2290円、小1890円)が名物グルメの「海味はちきょう 本店」は札幌のみならず北海道グルメとしても人気のあるお店です。オイサーオイサーという掛け声でイクラを贅沢に盛ってくれます。自家製醤油だれに一晩漬けたイクラはご飯との相性抜群で粒も大きくて食べる価値ありです。こちらは居酒屋なので、他にもお酒に合うさまざまな札幌グルメがいただけます。
店内は海の雰囲気を感じる居酒屋になっています。場所はすすきの駅から徒歩1分のところにあり好立地です。営業時間は月曜から土曜が18:00~翌0:00、日祝が17:00~23:00となっており、年中無休です。
名物うに丼は必食の価値あり!「函館うに むらかみ 日本生命札幌ビル店」
函館の名店「うにむらかみ」の札幌店です。ミョウバンを使用しない無添加の生うにを年中楽しむことができます。おすすめは無添加生うに丼(4320円)です。ウニ好きなら食べておきたい名品で、うにを80g 使用しています。濃厚な口当たりが絶品です。自家製のうにグラタン(972円)も人気の商品でホワイトソースとうにの相性が抜群の一品となっています。店内は高級感のある落ち着いたモダンな雰囲気になっています。
場所はJR札幌駅南口からすすきの方面に徒歩5分歩いた才一生命ビルの中にあります。営業時間は月曜から金曜が11:30~14:30、17:30~22:30、土日祝が11:30~14:30、17:30~21:30となっています。定休日は9/29~10/1、10/20~10/21、年末年始です。
札幌の名物料理「スープカレー」
札幌の名物料理では外せないスープカレーの登場です。行列ができる店もたくさん軒を連ねています。45年ほど前に札幌にはじめてスープカレーのお店ができました。スープカレーの具材は北海道産のもので作ることができます。本場北海道の札幌で新鮮な北海道の味覚を楽しむのにおすすめの名物料理です。
スープカレーとはどんなカレー?
スープカレーはご飯にかけて食べるとろみのあるルーカレーと区別してスープカレーと呼ばれます。さらさらとしたスープ状のカレーです。中にはごろごろとした野菜や肉がたくさん入っていることが多く、スープが主役のカレーとなっています。店舗によってさまざまな出汁をベースに作っており、出汁でその店の個性があらわれます。
元祖スープカレーの店「マジックスパイス」
スープカレーは、こちらのマジックスパイスで1993年に薬膳カレーにインドネシア料理のエッセンスを加えた料理をつくったことで名付けられたのがはじまりとされています。今や行列ができる人気の店が札幌にたくさんできるに至りました。
店内はインドネシアの異国情緒あふれる雰囲気が漂います。具材には揚げ春雨がのっており、見た目にも特徴のあるスープカレーです。おすすめはチキンカレー(950円)でスパイスは複雑で旨味と辛さがバランスのよい美味しさのスープカレーと評判です。辛さは選べるようになっています。個性的なスープカレーが楽しみたい方におすすめのお店です。
場所は地下鉄南郷7丁目駅から徒歩5分程歩いたところにあります。営業時間は月火金が11:00~15:00、17:30~22:00、土日祝が11:00~22:00となっています。定休日は水曜日と木曜日です。
黄色いスープが人気「イエロー」
1996年に創業したスープカレー店でグルメサイトでも人気のある「イエロー」です。常に行列ができています。スープは店名通り黄色く光っているのが特徴でカレーの味がしみ込んだ野菜がたっぷりのスープカレーです。人気NO1はチキン野菜カリー(1200円)です。骨付きもも肉が存在感ある一皿となっています。ちなみにライス付きです。
店内にはDJブースもありライブハウスのようなおしゃれな雰囲気が漂います。場所は南北線すすきの駅かた徒歩5分、豊水すすきの駅1番出口から徒歩1分のところにあります。営業時間は11:30~22:00ですが、売り切れにより早く閉まることもあるようです。
観光客からも人気が高い札幌の名店「スープカレーGARAKU」
「スープカレーGARAKU」のスープカレーは、天然素材でじっくりとった和風だしで鶏ガラ、豚骨、たっぷり香味野菜のスープに深みを出しているのが特徴です。また、スパイスは21種類のスパイスを独自にブレンドしているオリジナルスープです。野菜は北海道産のものを中心に新鮮な野菜を豊富に使っています。
おすすめメニューは定番の「やわらかチキンレッドと野菜(1150円)」です。「上富良野ラベンダーポークの豚しゃぶと7種きのこの森(1200円)」は、柔らかい肉が特徴のお店おすすめメニューです。野菜も新鮮でスパイスも効いていておいしいと評判です。店内はどことなくアメリカンな空間になっており、海外の方にも人気があります。
場所は地下鉄大通駅から徒歩1分という好立地にあります。営業時間は11:30~15:30、17:00~23:00です。スープがなくなり次第終了となります。定休日は不定休です。
行列ができる名店「札幌スープカレーキング」
「札幌スープカレーキング」は、2007年創業のスープカレー店です。こちらはスープに特徴があり、ダブルスープになっていて、とんこつと鶏ガラのコクスープと和風一番だしが合わさったお店自慢の味を堪能できます。おすすめはチキン野菜カリー(1300円)で定番のチキンカリーと11種類の野菜が入ったいいとこどりの商品になっています。
スープは黄色く和風だしが効いていて、さっぱりしているけれどコクがあり美味しいと評判です。場所は地下鉄南北線南平岸駅から徒歩5分となっています。営業時間は月~金曜が11:30~15:30、17:30~22:00、土日祝日が11:30~22:00で定休日は不定休で月1日程度と年末年始が定休日です。スープがなくなり次第終了となります。
札幌の名物料理「ラーメン」
札幌には2000店以上のラーメン店が軒を連ねています。札幌ラーメンは札幌の名物料理の古くからの代表格といえるでしょう。札幌ラーメンとはどのようなラーメンを言うのでしょうか。
札幌ラーメンとはどんなラーメン?
札幌ラーメンの起源を簡単に紹介します。札幌ラーメンは1923年ころに竹家食堂というお店で出された中国料理の支那そばが提供されたことから始まります。それを「味の三平」の店主が日本人の口にも合うようにもやしや味噌を入れて改良したのが現在の札幌ラーメンの起源となっています。こうやって札幌ラーメンというのは味噌ラーメンというイメージがつき、名物料理になりました。
基本的に札幌ラーメンは味噌ラーメンと言われており、もやしやバター、コーン等が入っています。また、海産物などが入っていることもあります。それではおすすめのお店を見ていきましょう。
言わずと知れた名店「すみれ札幌本店」
「すみれ札幌本店」は、平日でもたくさんのお客さんが訪れる名店中の名店です。ラーメンは火傷するほどあつあつで提供されます。王道の味噌ラーメン(870円)は一度は食べておきたい味です。麺は黄色いちぢれ麺でもやしとひき肉、メンマ、ネギなどがのっています。スープは全部飲んでしまいたくなる万人に愛される味となっています。
店内はリニューアルされており清潔感漂います。場所は地下鉄南北線中の島から徒歩10分です。営業時間は4月~10月が11:00~15:00、17:00~21:00、11月~3月が11:00~15:00、17:00~20:00となっています。年中無休で土日祝日は通しで営業しています。
行列が絶えない名店「麺屋 彩未」
「麺屋 彩未」は、常に行列ができる名店として知られています。おすすめは人気の味噌ラーメン(780円)です。麺は中細ちぢれ麺で味噌のまろやかさとコクが絶妙なスープとなっています。もやしとひき肉、チャーシュー、メンマ、ネギと一緒にいただきます。北海道NO.1という呼び声も高い完成度の高いラーメンです。
店内はカウンター席とテーブル席があります。場所は札幌市営地下鉄東豊線「美園駅」1出口から徒歩4分となっています。営業時間は11:00~15:15、17:00~19:30で定休日は月曜日と他に2回ほど不定休があります。
味噌ラーメンの王道「らーめん信玄 南6条店」
こちらも常に行列ができるお店として知られている「らーめん信玄」です。おすすめメニューはコク味噌(735円)です。麺はちぢれ麺で深い味わいのスープが絡んでたまらなくおいしいと口コミでも人気があります。こちらは石狩市に本店がある札幌ラーメンの店で、しょうゆや塩拉麺もあり、あっさり系とこってり系から選ぶことができます。
店内はカウンター13席となっています。場所は市電東本願寺前から徒歩2分、地下鉄すすきの駅から徒歩10分となっています。営業時間は11:30~翌1:00で基本的に無休です。
札幌には名物が他にもたくさん!
札幌といえばビール「ビヤホールライオン」
北海道最古のビヤホールとして有名なのがこちらの「ビヤホールライオン狸小路店」です。創業は100年を越える老舗ビヤホールです。店内は壁にレンガをあしらっており、懐かしい雰囲気が漂います。言わずもがな札幌ビールは直送でできたてを堪能することができます。また、毎日16:00に焼きあがるローストビーフはビヤホールライオン自慢の一品です。(100g1380円~)
ビールと相性がよいスペアリブ(2700円)もおすすめです。場所は地下鉄大通駅、すすきの駅から徒歩3分と好立地に位置しています。営業時間は月~土曜が11:30~22:00、日祝が11:30~21:30となっており、基本年中無休です。
濃いミルクのソフトクリームが魅力「よつ葉ホワイトコージ」
北海道でミルクといえば雪印はよく聞きますが、よつ葉ホワイトコージもとても人気のあるスイーツ店です。時期や時間帯によっては行列ができることもしばしばあります。おすすめは「よつ葉の白いパフェ」(700円)です。こちらはソフトクリームと生クリームのみのパフェでミルキーで濃厚な口当たりのソフトクリームがミルク好きをうならせる一品です。シンプルで潔い感じも好感がもてます。
場所はJR札幌駅から直結しているパセオの地下1階にあります。札幌駅を利用する際には立ち寄りたいグルメスポットです。店内は白を基調にした落ち着いた雰囲気になっています。営業時間は11:00~22:00で定休日はパセオの営業日に準じていますのでご注意ください。
ザンギがおすすめ「居酒屋ふる里 札幌総本店 」
北海道の名物グルメといえば、ザンギも外せません。ザンギは簡単に言えば鶏の唐揚げで、鶏のから揚げと大差はないようですが、しっかりと味付けをしているのが特徴です。こちらのお店は札幌で人気の居酒屋店でザンギに限らずお酒に合うさまざまなメニューを楽しむことができます。縞ホッケの刺身(630円)やいかめし、海鮮や貝類なども新鮮なものを豊富にそろえています。
ザンギは620円でボリューミーなザンギをいただくことができます。お酒のあてには最高です。場所は札幌市営地下鉄大通駅から地下歩行空間7番出口から徒歩3分のところにあります。営業時間は月曜から土曜で17:00~24:00、日祝は17:00~23:30で年中無休です。
札幌でおすすめの北海道グルメに舌鼓!
札幌の名物グルメについてそれぞれ紹介してきました。定番の羊肉料理・ジンギスカンやさらさら独特のスープカレー、新鮮な北海道の味覚を堪能できる海鮮丼、日本最古のビヤホールなど、札幌にはたくさんの名物料理があります。また店舗もたくさんあり、どこにしようか迷ってしまうほどです。紹介しきれなかったお店もたくさんありますが、ぜひ参考にしてみてください。