札幌のラーメン横丁おすすめランキングTOP11！1番人気のお店は？

札幌に行ったら食べたいものの一つに「札幌ラーメン」があります。札幌市すすきのには、ラーメン横丁と呼ばれるエリアがあって、人気のラーメン店が軒を連ねています。どの店に入ったらよいのか、迷うこともあると思いますが、どこもこだわりのスープやトッピングなどで、オリジナルのラーメンを食べることができます。そうしたラーメン横丁の中でも、初めての人にもおすすめの11店をランキングで紹介します。

札幌市中央区にある「元祖札幌ラーメン横丁」は、味噌ラーメン発祥の地でもあり、札幌といえば味噌ラーメン、というイメージを全国に広めた場所です。昭和26年に、公楽ラーメン名店街として8軒のお店が連なってできたことからはじまりました。今では、地元のラーメン好きな人も、観光客も多く訪れるラーメン横丁となり、17軒が通路をはさんで並ぶ、横丁となっています。

札幌ラーメン横丁は、地下鉄すすきの駅から徒歩5分、賑やかな繁華街にあります。すすきの駅の3番出口を出て、大通り沿いにあるのが、新札幌ラーメン横丁で、その裏手にあるのが元祖札幌ラーメン横丁です。すすきの駅までは、札幌駅から南に向かって、テレビ塔などを通り過ぎて、20分ほど歩いてもよいですが、地下道でもつながっていて、冬でも行きやすくなっています。電車では2駅で、すぐにつくので便利です。

元祖ラーメン横丁ｔ通りを隔てたところには、新しい札幌ラーメン横丁といわれるところもあります。こちらは、5店舗ほどで、ラーメン複合施設のようになっています。入口には、「サッポロ名所、新ラーメン横丁」の看板が大きくあります。昔ならがらの横丁の雰囲気も楽しみたければ、元祖札幌ラーメン横丁がおすすめです。

札幌のラーメン横丁で人気ランキング11位は、「特一富屋（とくいちとみや）」です。昭和50年に創業し、札幌といえば味噌ラーメンが多いなか、しょうゆ味の旭川ラーメンの伝統の味を守っているお店です。スープには、豚骨をメインにウルメ節、サバ節といった魚出汁に旭川ラーメンならではの自家製魚系ラードがポイントとなっています。こってり系スープで、そこにやや細めの麺をあわせています。

人気のラーメンは「醤油ラーメン」800円で、正統派旭川系のもので、大きなチャーシューが1枚と、メンマ、ネギといったシンプルな具材ですが、豚の背脂とサバ節の焦がしラードがほどよく効いていて、濃厚なこってりは苦手だけれど、ここのお店のはほどよくこってり醤油で食べやすいという常連もいます。みそラーメン、塩ラーメンともに800円であり、どちらもサバ節のコクがあります。

ラーメンはいずれも200円引きで、ハーフサイズの注文もでき、ラーメン横丁でのはしごや、飲んだ後の締めにも食べやすくなっています。食味評論家山本益博氏が「週刊現代」で選出する、ラーメン・オブ・ザ・イヤーの受賞歴もあり、有名人の来店も多いです。11時15分から2時のランチ営業と、17時15分から23時、金曜土曜は1時30分まで、麺とスープがある限り営業しています。元祖ラーメン横丁南口から近い場所です。
 

最後まで飲み干したくなるスープには、北海道網走のしじみからとる出汁を使っているのが、札幌ラーメン横丁おすすめランキング10位「しみじみ」です。魚介系のスープを使ったラーメン店は多くありますが、しじみの味をベースにしているのも珍しく、さっぱりとしつつも体にも良いしじみエキスをしっかりと感じることのできるスープに、中太のちぢれ麺を合わせています。

人気のラーメンは「こっさりしじみ味噌ラーメン」850円です。具にもしじみがのり、味玉、バラバラとほぐしてある岩のり、ネギのトッピングになっています。チャーシューやメンマでなく、しじみと海苔の組み合わせも、ヘルシーで海の味を堪能できます。こっさりしじみのしょうゆ、塩もあります。サイドメニューには、しじみご飯150円もあり、チャーシューをのせたしじみラーメンもあります。

バジルオイルがおいてあり、麺を食べた後の残ったスプに少し垂らすと、また風味が変わり、イタリアンなスープになります。塩ラーメンにこのオイルを足すと、パスタのボンゴレのようにもなるとの口コミもあります。元祖札幌ラーメン横丁の北側入口に近い場所にあり、10時から翌5時までの通し営業です。すすきので遅くまで飲んだ後でも営業しているのと、しじみエキスをとりながら締めのラーメンを楽しめるようになっています。

店名にあるように、ドラム缶サイズの特注の大きな鍋で毎朝一気に仕込む、豚骨スープが人気の札幌ラーメン横丁おすすめランキング9位「ドラムカンスープ天鳳（てんほう）」です。作り足しをしていず、臭みがないので豚骨系スープが苦手な人にも食べやすいスープになっています。おすすめは「醤油ラーメン」750円で、常連客からの強い人気が続いている一杯です。

醤油ラーメンは、チャーシューの煮汁を加えて、肉の旨味を加えた特性のしょうゆダレ、ラードの他に豚骨の上澄み油で仕上げていて、こってりとしているのに、食べた後はあっさりしているのがおすすめポイントです。中太よりやや太めのちぢれ麺をあわせ、チャーシュー、メンマ、ネギといったシンプルな具材をあわせ、こってりとあっさりをあわせた「元祖こっさり系」と呼ばれるラーメンです。

みそラーメン、辛みそラーメン、塩ラーメンなどもあり、深夜0時から限定のギョーザ5個400円のサイドメニューもあります。元祖ラーメン横丁の中ほどにあり、11時から深夜2時までの営業となっています。ドラム缶で作るスープが終わり次第、閉店となってしまうこともあります。

札幌ラーメン横丁おすすめランキング8位、北海道の東部にある最古の温泉地「弟子屈」の、薪ストーブで何時間もかけて貴重な豚骨のスープをとっていた頃の味を楽しめるのが「弟子屈ラーメン」です。平均的なラーメン店で使う3倍もの豚骨を20時間以上、一定の温度で煮込むことで、旨味とコクがありながら澄んだスープをとっています。このスープに魚介を加えた醤油タレをあわせた「魚介しぼり醤油ラーメン」800円がおすすめです。

札幌ラーメン横丁では、「焼豚味噌ラーメン」920円も人気で、大きな豚バラチャーシューをトッピングしていて、オーダーが入ってから炭火で表面を焼いているので、香ばしさもあって、味玉、ばらのチャーシュー、ひき肉もトッピングされていて、ボリュームがあります。また行者ニンニクを使った餃子280円も美味しいと人気で、5個一皿ですが、ラーメンとあわせて食べやすい一口サイズになっています。

弟子屈らしいラーメンを味わいたいなら「弟子屈醤油ラーメン750円」もおすすめです。細麺をあわせていて、長時間煮込んだスープそのものの味を堪能することができ、あっさりとしていながら、深みのある味わいで、チャーシュー、、メンマ、ナルト、ネギ、海苔といったシンプルな具材のトッピングです。元祖ラーメン横丁にあって、10時から15時30分、17時30分から27時の営業です。

 

札幌ラーメン横丁おすすめランキング7位は、新ラーメン横丁にある「いそちゃん」です。中華料理店で、炒飯、餃子、エビチリといった料理もありますが、「中華ネギ塩ラーメン塩」750円がおすすめです。あっさりとした鶏ガラスープで、シンプルな味で、飲んだ後や、炒飯とあわせて食べたくなる味わいとの口コミもあります。醤油もあってこちらも750円、具材はシンプルなチャーシュー、玉子、ネギ、ナルト、メンマ、海苔です。

札幌のラーメン横丁では珍しい、担々麺900円、酸辣湯麺900円もあります。贅沢にラーメンを味わいたい時には、ズワイガニ90gをトッピングした塩味のカニ入り野菜麺1,800円もあります。ビールとあわせて、つまみとして焼餃子400円、麻婆豆腐800円はかなり大盛りなので、何人かで分けて食べるかハーフサイズ500円がおすすめです。

元祖ラーメン横丁とは通りをはさんだ、新ラーメン横丁にあって、夜のみの営業です。20時から翌5時、日曜祝日は19時から翌3時の営業で、月曜日が定休です。

札幌のラーメン横丁おすすめランキング6位「ふじ屋NOODLE」は、ミシュランガイド北海道2017でビブグルマンの評価を得たお店です。お店の一押しで、人気が「味噌」850円です。濃厚な豚白湯と味噌をあわせていて、とろりとした濃厚さが特徴で、キレのある味わいです。ちぢれ麺にもスープがよくからみ、トッピングは大きなチャーシュー2枚、ネギ、メンマです。700円でのハーフサイズもあります。

常連客に人気の「黒醤油」800円もあります。こちらは、あっさりとした煮干だしの味があっさりとした味わいになります。卓上には、一味唐辛子、白コショウ、魚コショウ、ゆず酢が並んでいるので、先ずはスープの濃厚さを味わって、その後に魚の削り節とコショウをあわせたオリジナルスパイスを足したり、ゆず酢でさっぱりと味を変化させる楽しみ方もできます。

炉トッピングでネギをたっぷりを追加することもでき、常連客ではこのトッピングが定番となっています。新しい方のラーメン横丁にあって、18時から翌3時までの営業、日曜定休です。

札幌のラーメン横丁おすすめランキング5位「麺処白樺山荘（しらかばさんそう）」は、元祖ラーメン横丁北側の入り口にあるお店で、横丁そのものの看板のようなお店です。お店は山荘のように木を組み上げたような外壁で、黄色いのれんがかかっています。味噌ラーメンが主体となっていて、白樺山荘は北海道産の味噌を使い、糀のまろやかな甘さと味噌の深い香りが特徴的です。

ニンニク、ごま油、みりんといった調味料をバランスよく加えて、濃厚だけれどくどくないスープに仕上げています。自慢の「味噌ラーメン」850円には、大きなチャーシュー、角切りとゃーシュー、ネギ、きくらげ、バターがトッピングされています。食べると甘みを感じながらも、思っていた以上にすっきりとした優しいみそ味という口コミもあります。辛口味噌ラーメン930円のファンも多く、チョイ辛、中辛、激辛を選べます。

カウンターにはゆでたまごがカゴに入っておいてあり、無料で食べることができます。また丸い形にした焼餃子をパオギョーザ3ケ270円のサイドメニューもあります。初めて札幌のラーメン横丁に来た人でも、居心地よいお店になるように、という思いを感じる店内です。18時から翌3時まで営業していて、日曜日が定休になっています。

札幌のラーメン横丁おすすめランキング4位「元祖鮭ぶしラーメン一蔵」は、北海道を代表する鮭をメインにしたスープのお店です。鮭をかつお節のように節にして、その鮭節をベースとして、鶏、豚骨、野菜などの旨味を加えたあっさりとしていながら、深みとコクを感じるスープが特徴です。鮭節をしっかりと味わってみたいなら、おすすめは塩ラーメン800円です。すっきりとしていながら、コクを堪能できます。

北海道産大豆の味噌を使った味噌ラーメン、醤油ラーメンも人気があります。どちらも鮭節を使っているので、くどくなく、見た目よりもあっさりと食べられると好評です。鮭節の味も気になるけれど、札幌らしいラーメンも食べたいという時には、バターコーンらーめん950円があります。味は味噌、醤油、塩から選べますが、チャーシュー、ネギ、玉子にたっぷりのコーンとバターを加えているので、味噌が人気です。

元祖ラーメン横丁の北側入口に近い方にあります。みゅらんガイド北海道2017には、こちらの一蔵本店が掲載され、その味をすすきののラーメン横丁でも味わうことができます。12時から深夜1時までの営業となっています。

1972年（昭和47年）創業の「ひぐま横丁本店」を、札幌のラーメン横丁おすすめランキング3位として紹介します。味噌を主体としていながらも、スープまで間食できるラーメンというキャッチコピーで、金華ハムを使った上湯ベースのスープにこだわり、丸鶏、もみじ、鶏胸、豚背骨、といったものをとろ火で炊いて黄金色のスープを作っています。

おすすめは味噌ラーメン750円で、飲み干せる味噌のスープに黄麺と呼ばれる熟成させた、弾力のあるちぢれ麺を合わせています。辛味噌ラーメン850円も人気があって、白味噌をベースにした甘辛の味わいで、体も温まります。ボリュームある具材を載せているのは正油ラーメン800えんで、自家製の釜焼きチャーシューをたっぷりとのせ、味噌とは違う白麺をあわせています。

札幌ラーメン横丁は、夜からの営業というところもありますが、こちらは昼に嬉しいランチサービスがあります。12時から14時限定で、ラーメンの大盛りが通常100円プラスのところ、無料サービスとなり、ラーメン大盛りか、麦飯の小のどちらかがサービスされます。ひぐまブランドの黒ビールもあり、札幌でひぐまで食べるからには、ひぐま濃い地ビールとあわせて、味噌ラーメンを食べるのがおすすめです。

元祖ラーメン横丁の南側入り口に近い場所にあります。11時から翌3時、日曜は23時までの営業となっています。

札幌のラーメン横丁おすすめランキング2位として紹介するのは、「麵屋國光（くにみつ）」です。進化系札幌ラーメンといわれるラーメンを味わうことができるお店です。店主は、札幌市内でも、おしゃれなレストランが多い円山エリアで、イタリアンで店長をしていましたが、奥様の父親がラーメン横丁でラーメン屋をしていたつながりから、ラーメン横丁でラーメン屋をオープンさせたという、経歴があります。

先代からラーメンの味も引き継ぐことはせずに、一口目から美味しいと思ってもらえるスープ作りにこだわっています。多くのラーメン店では、長時間煮出すことで旨味をとりだす豚骨や鶏ガラといった、価格が安定している骨からスープをとることが多いなか、國光では挽肉を多くつかって、旨味たっぷりのスープをベースにしています。

店主のおすすめでもあり、一番人気は辛味噌ラーメン850円です。すっきりとした旨味のあるスープに、味噌を合わせ、自家製ラー油で辛味を加えています。そこに、とろけるようなやわらかいtゃーシュー、しゃきしゃきのネギ、味玉、胡麻をたっぷりと合わせ、旨辛と言われるラーメンです。北海道の海の幸も食べたい時には、北海道盛りラーメン1,600円もおすすめで、味噌にコーンとバター、カニ、ホタテと豪華なトッピングです。

麺は中太のちぢれ麺を1週間寝かせることで、もちっとした食感をひきだしていて、ニンニクとしょうがの効いたスープに合うと、味噌ラーメン好きな人にも好評なラーメンです。辛味噌ラーメンは辛さが選べて、香辛料の刺激で、体の中から温まります。元祖ラーメン横丁内にあって、11時30ふんから24時までの営業となっています。月曜日が定休で、15席あるお店です。

札幌のラーメン横丁おすすめランキングの第1位は、昔から変わらなず、元祖札幌ラーメン横丁の開業から人気のある「味の華龍（かりゅう）」です。1965年（昭和40年）創業と、ラーメン横丁では一番歴史のある老舗のラーメン店で、こってりとあっさりの中間のスープに、札幌の定番中太のちぢれ麺を合わせた、こだわりのラーメンは、正統派の札幌ラーメンでもあります。

スープには、豚骨、鶏ガラ、10種以上の野菜などを使って煮込み、丁寧にアクをとることで、臭みをなくし、あっさりとコクを感じる、旨味エキスの詰まった状態にしています。味噌ダレは、甘味噌独特のコクを活かしつつも、後味がさっぱりするように調合されています。中太のちぢれ麺は、熟成庫で1週間程寝かせることで、コシを感じられて、もっちりとした食感を出すようにしています。

おすすめは「味噌ラーメン」800円で、札幌ラーメンの定番と言われるように、トッピングはチャーシュー、メンマ、ネギ、海苔とシンプルなものでまとめています。コーンバターラーメン1,000円も人気があり、基本の味噌ラーメンにバターとたっぷりのコーンがトッピングされています。女性にも、甘めのさっぱりとした味噌味に、バターが加わることでさらにまろやかになって、美味しいという好評な味です。

ホタテやカニをトッピングにした海鮮系のラーメンもありますが、ワンタンメンがあるのもラーメン横丁では、珍しいお店です。元祖ラーメン横丁の南口の入り口にあって、店内には有名人のサイン色紙がたくさん飾ってあります。11時から深夜2時、金曜土曜は深夜3時まで、日曜は12時までの営業となっています。

ラーメン横丁には、観光客も多く、初めてでも入りやすい店が多いです。ただ、不定休なお店や夜からの営業という店もあるので、ねらうお店のラーメンがあったら、営業時間を確認してから訪ねてください。また深夜まで営業しているお店でも、スープがなくなると早じまいしてしまうこともあるので、確実に食べたいときには、早めがおすすめです。札幌のラーメン横丁で、好みのラーメンを見つけてください。