2018年11月26日公開
2024年08月19日更新
イスラエル料理のおすすめレシピを紹介!伝統の料理から旅行で食べたいものも!
イスラエルの料理と聞かれたらあなたは何と答えますか?フムスやファラフェルと答える人が大半でしょうか。イスラエルという国は1948年に建国したまだ新しい国ですが、イスラエルには多くの移民が住んでいて、さまざまな文化が融合しています。料理もその影響を大きく受けているひとつです。ここでは、イスラエルで食べられている伝統料理やイスラエルに旅行に行く際に食べて貰いたいおすすめの料理、自宅で作ることができるイスラエル料理のヘルシーレシピから食べ応え満点のレシピまでバラエティーの富んだ内容で紹介していきます。
目次
イスラエルのヘルシーで美味しい料理を作ろう!
あなたは、イスラエル料理を食べたことがありますか?イスラエル料理と聞いてどんな料理を思い浮かべますか?正確に答えられる人はどれほどいるでしょうか。ここでは、イスラエル料理について、イスラエル料理はどんな料理なのか、どんな味なのか、また、実際に作ることができるイスラエル料理のレシピを紹介していきます。
イスラエルは移民が多い国として有名ですが、その特色は食にも現れています。イスラエルの料理、レシピにはさまざまな国の伝統料理が融合しています。色々な国のレシピが、イスラエルの料理として家庭で、レストランで親しまれています。イスラエル料理は、地中海と中東の料理がベースのレシピです。野菜は、生食もOK、サラダにはフレッシュな野菜にハーブに塩漬けのイワシなどが添えられています。
イスラエル料理は、コーシェルという食事規定があります。これは、旧約聖書に基づくもので、4本足の動物で食べられる肉は、牛と羊のみ、豚は食べません。魚介類は、ヒレとウロコがあるものは食べられますが、エビやイカ、貝類を食べることはできません。
あと、乳製品と肉を一緒に食べることが禁じられているので、肉とチーズが一緒に入っているグラタンやチーズバーガーなどは食べることができません。イスラエルのレストランは2軒並んでいることが多くありますが、それは、肉料理、乳製品を出す店が隣りあって、どちらを食べるか選べるようになっているためです。
イスラエル料理には、厳格な規定がありますが、フレッシュな野菜や食材の色やパワーを感じることができるヘルシーな料理が多くあります。イスラエル料理は、女性に是非、食べて貰いたいおすすめの料理です。では、さっそくイスラエル料理の世界を覗いてみることにしましょう。
イスラエルのおすすめ料理を紹介!
イスラエル式朝食「イスラエリブレックファースト」
イスラエルの伝統料理「イスラエリブレックファースト」は、イスラエルのキブツが発祥の朝ごはんです。その内容は、パン、オムレツ、イスラエリサラダ(トマトときゅうりのサラダ)に、フムスやタヒニ(白ごまペースト)などのディップ、ツナやスモークサーモン、チーズ、オリーブにヨーグルトやグラノーラなどが少しずつプレートに乗ったモーニングプレートです。
イスラエルのレストランでは、時間をかけてゆっくり楽しんだり、ブランチとして食べる人が多いので、だいたいお昼過ぎ14時くらいまでイスラエル式の朝食を食べることができます。イスラエルを旅行する時には、是非、イスラエリブレックファーストしてみてください。おすすめです。価格は、1,500円くらいです。
中東地域で食べられる伝統料理「フムス」
イスラエルの伝統料理「フムス」は、もともとは、レバノン地方発祥のアラブの伝統料理で、中東の広い地域で食べられていますので名称も、フムスのほかにハモス、ホンモス、フンムスなどとさまざまな呼び方が使われています。フムスは、茹でたヒヨコマメにニンニク、練りごま、オリーブオイル、レモン汁などを加えて塩で味付けしたペースト状の料理です。
そのまま食べたり、パンやサラダのディップとしてつけたり、衣をつけて揚げたりと、フムスはさまざまな料理に使われるイスラエルを代表する料理のひとつです。
朝ごはんやブランチに食べる温か料理「シャクシュカ」
イスラエルの伝統料理「シャクシュカ」は、北アフリカのチュニジアが発祥とされている、イスラエル定番の卵料理です。
トマトをベースにいろんな野菜をスパイスで味付けしたソースの中央に玉子を落とした料理です。シャクシュカは、レストランや各家庭によって使う食材や味付けがさまざまにアレンジされています。イスラエルでは、朝食にシャクシュカとパンを一緒に食べるのが定番です。
野菜がたくさん食べられてタンパク質もとれる栄養満点の料理としてイスラエル料理のシャクシュカがアメリカ・ニューヨークやイギリス・ロンドンなどでも話題になっています。
エチオピア発祥の伝統料理「インジェラ」
移民の多いイスラエルでは、エチオピアの伝統料理である「インジェラ」もイスラエルの家庭料理、伝統料理として食べられています。インジェラは、エチオピアの主食であるテフという穀物をクレープ状に焼いた皮に、野菜や豆、肉などを一緒に巻いて食べます。
テフは、モチモチとした食感で少し酸味があり、独特のにおいがあるので苦手な人もいますが、その酸味や匂いがさまざまな食材と相性がよく、食物繊維や鉄分、カルシウムなどを豊富に含んだ栄養価の高い主食です。イスラエルでは、人気料理のひとつです。
古代エジプトのコプト人が発祥の食べ物「ファラフェル」
イスラエルの伝統料理「ファラフェル」は、古代エジプトのコプト人が発祥の食べ物です。ファラフェルは、ヒヨコマメをすりつぶして、さまざまなスパイスや塩で調味して丸めて揚げたものです。
イスラエルでは、ファラフェルは、そのままスナック感覚で食べることもありますが、一番ポピュラーな食べ方は、ファラフェルとトマトやきゅうりなどの野菜をピタパンに挟んで食べるのが一般的です。野菜をたっぷり摂れることと、動物性食品を使用していないヘルシーな食べ物として、世界的にも注目されている食べ物です。
旅行中の食べ歩きにおすすめなサンドイッチ「サビーフ」
イスラエルの伝統料理「サビーフ」は、イラクからの移民によって伝えられた料理で、サビーフはイスラエルのサンドイッチとして親しまれている食べ物です。食べ歩きにも最適と現地の人はもちろん、海外からの観光客にも人気の食べ物です。イスラエルで食べられるサビーフはピタパンにスライスして素揚げしたナスとゆで卵、野菜やタヒニ(練りごま)やピクルスなどを挟んだ食べ物です。ファラフェルのナスバージョンのサンドイッチです。
イスラエルの伝統料理「マッツォボールスープ」
イスラエルの伝統料理「マッツォボールスープ」は、ユダヤ人からイスラエルに伝わったもともとはお祭りなどの特別な日に食べられるスープでしたが、今では、観光客などにも人気のイスラエルを代表する料理です。イスラエルでは、鶏ガラや野菜を煮込んで、種なしの団子状のパン、マッツォボールがメインのポトフのようなスープのことです。
イスラエルのペイストリー「クナーファ」
イスラエルの伝統料理「クナーファ」は、ナブルス発祥でアラブの国々で食べられている15世紀頃に誕生したデザートです。クナーファは、小麦粉やセモリナ粉と水を使って作られます。その生地は、極細の麺状でクナーファはその生地の間にとろけるチーズやナッツ類を挟んで焼き上げ、その上に甘いシロップをかけて食べます。サクサクとした食感にとろけるチーズとナッツの絶妙なバランスにシロップの甘さがクセになる人気のスイーツです。
イスラエルでは、クナーファとのちほど紹介するハルヴァは郷土菓子としてイスラエルを代表するお菓子です。
イスラエルの伝統的お菓子「ハルヴァ」
イスラエルの伝統料理「ハルヴァ」は、タヒニ(練りごま)と砂糖で作るのが一般的です。イスラエルは移民国なので、果物やナッツ類を混ぜたものや野菜やハーブ、スパイスが入っているハルヴァなど、イスラエルでは、さまざまな地域の伝統的なハルヴァを食べことができます。旅行の際には、いろいろな味を試してみてください。食べ比べがおすすめです。
お祝いのときに必ず食べる特別スイーツ「マラビ」
イスラエル伝統料理のデザートでおすすめなのが、「マラビ」です。ミルクプリンにココナッツやアーモンドなどのナッツ類、ドライフルーツをトッピングしたり、いちごシロップをかけたデザートです。
イスラエルのミルクプリンは、コーンスターチを使ったミルクプリンで少し味が違いますが、日本で売っているミルクプリンで代用できます。手に入りやすく簡単に作ることができるので自分で作るのにもおすすめです。ベースは、ミルクプリン。あとはココナッツフィリングやイチゴソース、好みのナッツやドライフルーツを準備すれば完成。レシピいらずの簡単デザートです。見た目も可愛いので、ホームパーティーなどにもおすすめです。
ホームパーティーで、イスラエルのスイーツだよとマラビを出されたら、みんなから一目置かれるかもしれません。簡単で見た目も可愛く美味しいマラビはおすすめのパーティースイーツです。
イスラエルのおすすめサラダ料理レシピ
ミントの香りが爽やか「味噌で作るイスラエルサラダ」
- 紫玉ねぎ1/4個
- きゅうり1本
- トマト1個
- 赤パプリカ1/6個
- 黄色パプリカ1/6個
- ミントの葉を一握り分
- オリーブオイル大さじ1
- 味噌小さじ1
- 濃縮甘酒大さじ1
- 野菜をすべて5ミリから1センチのみじん切りにする。ミントは細かくみじん切りにします。
- 玉ねぎは水に5分位浸して水けを切っておく。トマトはザルに入れ水けを切っておきます。
- 野菜、ミントをボウルに入れ、オリーブオイル、味噌、甘酒を混ぜ合わせたドレッシングをよく絡めたら出来上がりです。
カラフルで食べて楽しい「チョップドサラダdeイスラエル」
- キヌア20グラム
- 赤パプリカ1個
- 黄色パプリカ1個
- きゅうり2本
- ズッキーニ1本
- バジル1パック
- パクチー20グラム
- レモン汁5ミリリットル
- オリーブオイル少々
- 岩塩・胡椒が少々
- 野菜やサイコロ状に切ります。同じ大きさになるようにしましょう。
- キヌアを発芽するまで塩ゆでにします。(炊飯器でキヌアを炊く場合は、時々様子を見て発芽していたら取り出します)
- バジルはみじん切り、パクチーは葉っぱは摘み取り、茎の部分は細かく刻みます。
- 全ての材料を混ぜ合わせたら出来上がりです。
イスラエルのおすすめおつまみ料理レシピ
野菜やパンでディップして伝統の食卓「フムス」
- ひよこ豆500グラム
- レモン汁大さじ5
- 塩小さじ1
- パプリカ小さじ1/4
- ガーリックパウダー小さじ1
- こしょう小さじ1/4
- オリーブオイル大さじ6
- 白ごまペースト1/3カップ
- カイエンペッパー適宜
- ひよこ豆をたっぷりの水に一晩浸し、ザルに上げ、大さじ2を別に取り分け、残りを二度挽きして大きなボウルに入れます。
- レモン汁をオリーブオイルを大さじ1ずつ入れ、その都度よく混ぜ合わせます。その他の調味料も加えてよく混ぜ合わせます。
- 盛り付けは、フムス大さじ3を皿の中央に置き、皿を回しながらスプーンの背を使って皿全体に薄く塗り広げます。
- 真ん中に取り分けておいた豆、オリーブオイル、パプリカを飾れば出来上がりです。
朝食にも夕飯にもおすすめの万能レシピ!「アボカドエッグトースト」
- 食パン1枚
- ケチャップ(またはトマトソース)大さじ1
- アボカド1/2個
- チーズ好みで
- 卵1個
- 食パンの上にケチャップまたはトマトソースを塗ります。
- 食パンの縁に潰したアボカドを乗せてきます。この時、卵を乗せる中央部分は残しておきます。
- 卵が乗りやすいように、パンの中央部分をスプーンで軽く押します。
- 卵を割り、中央に乗せます。
- 上からチーズをかけます。
- オーブントースターで卵が半熟になるまで焼けば出来上がりです。
東欧系ユダヤ人の伝統料理「ポテトクーゲル」
- じゃがいも1キログラム(大6個)
- 玉ねぎ2個
- 卵3個
- 小麦粉1/2カップ
- ベーキングパウダー小さじ1
- バター大さじ1
- 塩コショウ各小さじ1
- コンソメ顆粒小さじ2
- とろけるチーズ好みで
- パプリカパウダー好みで
- じゃがいもはスライサーで細かい千切りにします。玉ねぎは薄くスライスします。
- ボウルに卵、小麦粉、ベーキングパウダー、塩コショウを入れてよく混ぜ合わせます。
- ボウルに1を入れ、さらに混ぜ合わせ、好みでパプリカパウダーを入れます。
- オーブン皿にオイルを塗り、3の生地を流し入れ、生地の上にバターを散らします。
- 180度に熱したオーブンで1時間から1時間半焼きます。焼き上がりの10分前にとろけるチーズをかければ出来上がりです。
エルサレムで生まれたグリル料理「エルサレム・ミックスグリル」
- 玉ねぎ(スライス)2個
- 鶏肉各部位(レバー、ハツ、胸肉、もも肉など)約500グラム
- スパイス各種(クミン、ターメリック、パプリカなど)好みの量
- 塩コショウ適宜
- パセリ(飾り用)
- オリーブオイル適量
- フライパンにオリーブオイルを熱し、スライスした玉ねぎをきつね色になるまで炒めます。
- 玉ねぎをフライパンから取り出し、オイルを注ぎ足します。
- 鶏肉の各部位を火が通るまで炒め、塩コショウとスパイスで味を整えます。
- 3に炒めた玉ねぎを入れ、混ぜ合わせパセリを散らせば出来上がりです。
イスラエルのパイ「クニッシュ」
パイ生地
- 小麦粉350グラム
- ベーキングパウダー小さじ2
- バター200グラム
- ヨーグルト1カップ
- じゃがいも6個
- 玉ねぎ1個
- 塩コショウ少々
- ナツメグなど好みのスパイス適宜
- チーズ適量
- 白ごま少々
- 溶き卵1個分
- ボウルに小麦粉とベーキングパウダーを混ぜ入れ、バターを固いまま小さくカットして入れます。
- ある程度混ざったらヨーグルトを入れ、軽くひとまとめにして2つの袋に分けて冷蔵庫で冷やします。
- 2が少し冷たくなったら取り出し、粉を振った台に1袋分の生地を乗せます。
- 台の上で生地を伸ばし3つに折って、90度回してまた伸ばし、3つに折って、と3~4回繰り返してパイ生地を作ります。
- じゃがいもを茹でて潰し、塩コショウをします。このときに、スパイスやチーズを好みで加えます。
- スライスした玉ねぎを飴色になるまで炒めて5に入れます。
- 6を生地の1/3の場所に置いて包みます。
- 上側に溶き卵を塗り、白ごまをパラパラを散らして190度のオーブンで20~30分焼けば出来上がりです。
超簡単!混ぜて焼くだけ「スパイスケーキ」
- 小麦粉(薄力粉)1.5カップ
- 砂糖(上白糖)1カップ
- バター(オイルでも可)100グラム(オイルなら1/2カップ)
- 玉子1個
- ヨ―グルト(プレーン)1カップ
- 重曹小さじ10月
- オールスパイス小さじ2
- ナッツ類・適量
- レーズンなどドライフルーツ適量
- 全部の材料をボウルに入れて混ぜ合わせます。
- 170度に温めておいたオーブンで45分焼いたら出来上がりです。
イスラエルのおすすめメイン料理レシピ
お米が入った「イスラエル風ロールキャベツ」
- キャベツ1個
- 玉ねぎ(みじん切り)1個分
- ひき肉(好みの肉で)600グラム
- 米(好みの米で)2合
- セロリの葉(みじん切り)3本分
- パプリカパウダー大さじ1
- コンソメパウダー小さじ1
- 塩コショウ少々
- 玉ねぎ(輪切り)1個分
- トマト(みじん切り)1個分
- 水2と1/2カップ分
- 塩こしょう少々
- パプリカパウダー大さじ1
- トマトペーストまたはトマトピューレ200グラム
- にんにく(みじん切り)2片分
- 米を普通に炊いておく。
- キャベツの芯を摂ります。芯に十字の切り込みを入れて芯の周りに斜め方向に包丁をあてて、深めにくり抜きます。
- キャベツはそのまま電子レンジに入れ、キャベツの葉が柔らかくなるまで7分ほど温めます。
- レンジから出したら少し冷まして葉を1枚ずつ取りはずしておきます。
- フライパンにオイルを熱し、玉ねぎを炒め柔らかくなってきたらセロリの葉、ひき肉を加えて肉の色が変わるまで炒めます。
- パプリカパウダー、塩コショウ、コンソメパウダーを加えて、さらに炒めます。
- 味を整えたらフライパンからボウルに移しておきます。
- 炊きあがった米を7のボウルに入れ混ぜ合わせます。
- キャベツの葉を広げて8の中身を大さじ1~2くらい入れてきっちりと巻いていきます。
- 輪切りにした玉ねぎを大きめの鍋に入れて柔らかくなるまで炒めます。
- みじん切りにしたトマトとニンニクを入れて、さらに炒めます。
- 水を入れ、沸騰したらトマトペーストと香辛料を加えて混ぜます。
- 9のキャベツをトマトソースの鍋に敷き詰め、30分程度煮込んだら出来上がりです。
安息日のための煮込み料理「ハミン」
- サラダ油大さじ6
- 玉ねぎ3個
- じゃがいも4個
- 一晩水に浸した白いんげん豆1カップ
- 一晩水に浸したひよこ豆1カップ
- 牛バラ肉または骨付きもも肉を牛なら500グラム、鶏なら2本
- 塩小さじ2
- パプリカパウダー(辛くないもの)小さじ3
- こしょう小さじ1
- はちみつ大さじ3
- ニンニク1片
- 鶏ガラスープ2カップ
- 水2カップ
- 卵5個
- 鍋に大きめに切った牛肉(鶏肉の場合はそのまま)と、玉ねぎのみじん切りを入れてきつね色になるまで炒めます。
- 1にじゃがいもと豆類を加えます。蓋をして約10分中火で煮ます。
- すべての調味料とスパイスを入れ混ぜ回せます。さらに、はちみつ、ニンニクを入れ、約8分炒めます。
- 鶏ガラスープと水を加えて、卵も殻つきのまま入れます。
- ごくごく弱火でじっくりと5時間ほど煮込みます。
イスラエルのビーフシチュー「グラーシュ」
- 煮込み用牛肉の500g
- 玉ねぎ2個
- じゃがいも2個
- オイル大さじ2
- 塩、黒コショウ少々
- パプリカパウダー大さじ1
- トマトペースト大さじ2
- ビーフブイヨン1/2個
- 小麦粉大さじ1
- 水100ミリリットル
- 飾り用ハーブ適宜
- 牛肉は2、3センチの角切り、じゃがいもは4つ切り、玉ねぎは薄くいちょう切りにします。
- 大きめの鍋にオイルを熱し、玉ねぎを色づくまで炒め、牛肉を加えて炒め、塩コショウ、パプリカを振りかけます。
- 蓋をして、焦げないように時々かき混ぜながら弱火で30分煮込みます。(じゃがいもは別鍋で串が通る程度に茹でておきます)
- トマトペースト、熱湯、ビーフブイヨンを加えて中火にし約1時間、肉が柔らかくなるまで煮込みます。(水分が少なくなったら水を加えます)
- 小麦粉を水を合わせて鍋に入れ、よく混ぜ合わせます。とろみがつくまで約20分、さらに煮込みます。
- 別鍋で茹でておいたじゃがいもを加えてもうひと煮立ちさせ、ハーブを飾れば出来上がりです。
お米のレシピより簡単!「イスラエルクスクスのチーズリゾット」
- 水1と1/4カップ
- バター大さじ1
- チキンブイヨン小さじ2
- イスラエルクスクス1カップ
- パセリ(ドライパセリでOK)大さじ1弱
- パルメザンチーズ大さじ2
- 黒コショウ少々
- エルブ・ド・プロヴァンス少々(好みで)
- 鍋に分量の水、バター、チキンブイヨンを入れて沸騰させます。沸騰したらイスラエルクスクスを加えて8分ほど茹でます。
- 1にパセリ、パルメザンチーズ、黒コショウ、エルブドプロヴァンスを加えて混ぜ合わせたら出来上がりです。
ご飯によく合う「オレンジコーラチキン」
- 鶏モモ肉750グラム
- オレンジ1個
- ミニトマト10個
- レーズン100グラム
- おろしニンニク小さじ1
- オレンジジュース(100パーセント)1/2カップ
- コーラ1/2カップ
- しょうゆ1/4カップ
- 塩コショウ適量
- 鶏肉に塩コショウをします。
- オレンジは皮をおろし金でおろし、残りは輪切りにします。
- オレンジジュース、コーラ、しょうゆ、おろしにんにく、オレンジの皮、塩コショウを混ぜ合わせてかけ汁を作ります。
- 耐熱容器に鶏肉を並べてミニトマト、輪切りにしたオレンジ、レーズンを散らし、上から3の汁をかけます。
- 200度のオーブンに入れ、途中で鶏肉を裏返し、焼き汁を1~2ドかけながら焼き上げれば出来上がりです。
イスラエルのおすすめスープ料理レシピ
栄養満点ヘルシー「かぼちゃとひよこ豆のポタージュ」
- かぼちゃ(皮をむいたもの)300グラム
- ヒヨコマメ(前日から水に浸したもの)150グラム
- 重曹(なくてもよい)ひとつまみ
- コリアンダー(パクチー)大さじ4
- こしょう小さじ1/4
- 塩小さじ1/2
- オリーブオイル大さじ3
- ひよこ豆を煮ます。お湯にひとつまみの重曹を入れると早くやわらかくなります。
- 沸騰したら火を止めて1時間蓋をしてそのまま放置しておきます。
- 豆が柔らかくなったら、水で洗い流しながら皮を剥きます。
- かぼちゃとひよこ豆を鍋に入れて柔らかくなるまで1時間ほえお煮込みます。塩コショウとオリーブオイルを入れ、とろとろになるまでさらに煮込みます。
- とろとろになったらみじん切りにしたコリアンダーを加えれば出来上がりです。
聖書に載っているスープ「レンズ豆のスープ」
- レンズ豆(オレンジ色)約50グラム
- 玉ねぎ1/8個
- ニンニク1片
- クミン適宜
- ローリエ1枚
- チキンストック小さじ1
- オリーブオイル大さじ1
- レモン汁・好みで
レシピは
- レンズ豆は水に数時間浸けて戻しておきます。ニンニク、玉ねぎは皮を剥いて、みじん切りにします。
- 鍋にオリーブオイル入れて弱火でニンニクを炒め香りが出たら、玉ねぎも加えてさらに炒めます。
- レンズ豆を鍋に入れ、少しずつ水を加えながら20分ほど煮込みます。レンズ豆が柔らかくなったら、マッシャーなどを使って豆を潰します。
- 塩、クミンで味を整えます。好みでカルダモンを加えても美味しいです。チキンストックを入れてよく混ぜ合わせたら出来上がりです。好みで、レモン汁を加えていただきます。
ブルガリアが起源!イスラエルの「ヨーグルトスープ」
- プレーンヨーグルト3カップ
- 水3カップ
- ピスタチオ適量
- 塩少々
- オリーブオイル大さじ2
- ワインビネガー大さじ1
- きゅうり2本
- きゅうりをみじん切りにします。
- ヨーグルトに水、塩、オリーブオイル、ワインビネガー、きゅうりのみじん切りを入れて冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。
ポーランド系ユダヤ人直伝!「大麦のスープ」
- 大麦(戻した状態)150グラム
- 干ししいたけ(または乾燥ポルチーニ茸)25グラム
- しめじやまいたけなど好みのキノコ2パック
- じゃがいも(またはさつまいも)2個
- たまねぎ2個
- 人参3本
- パセリ1パック
- 塩・胡椒が少々
- 干ししいたけは予め戻しておきます。
- 玉ねぎは4つ切り、残りの野菜は大きめにカットします。
- すべての材料(野菜、パセリ、大麦)を大きめの鍋に入れ、さらに干ししいたけを戻し汁語と入れます。そこへ材料がかぶるくらいの水を注ぎます。
- 沸騰するまで強火で熱し、その後は弱火にして約1位間煮込みます。
- 塩コショウで味を整えれば出来上がりです。
風邪の特効薬のスープレシピ「チキンのスープ」
- 骨付き鶏肉は好きな量
- にんじん2本
- 玉ねぎ2個
- セロリ1本
- ズッキーニ1本
- ニンニク6片
- 塩小さじ1
- 水は具材はかぶる量
- にんじん、玉ねぎは皮を剥き、ズッキーニは皮つきのまま一口大の大きさに切ります。
- 全ての材料を鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えます。
- 中火にかけ、15分沸騰させます。その後、弱火にして蓋を少しずらして数時間煮込こみます。(その際、水がすくなくなぅったらその都度、少しずつ継ぎ足します)
- 味を整えてたら出来上がりです。出来上がり後、冷蔵庫で一晩寝かせるとさらに美味しくなります。
メインにもなるスープレシピ「クスクスの野菜スープがけ」
- じゃがいも3個
- 人参2本
- 玉ネギ2個
- キャベツ1/4個
- かぼちゃ1/4個
- 水3カップ
- トマト3個
- 鶏ガラスープの素・大さじ1
- 塩・少々
- はちみつ・小さじ1
- クミン・ターメリック各小さじ1
- シナモン大さじ1
- クスクス人数分
- レーズン・クランベリーなどお好みで
- トマト以外の野菜を一口大に切ります。
- 火が通るのに時間がかかるじゃがいも、人参、かぼちゃから炒めます。
- 少し柔らかくなったら、玉ねぎ、キャベツを入れてさらに炒めます。
- 3へ水と細かく切ったトマト鶏ガラスープの素を入れます。
- 煮込んでいる間に、クスクスを戻しておきます。
- 全ての材料が柔らかくなったらハチミツとスパイス類を加えて火から下ろします。
- もどしたクスクスの上からスープをかけ、仕上げにドライフルーツを乗せたら出来上がりです。
イスラエルはどんな国か知っておこう
イスラエルは深い歴史ある国
イスラエルは1948年に建国した、まだ新しい国です。イスラエルの人口は約800万人。日本との時差は7時間、日本からイスラエルまで行く場合の所要時間は、約15~18時間かかります。イスラエルの首都は、テルアビブとエルサレムです。2つある理由は、外国からみると国際連合や大使館のあるテルアビブ、イスラエルからするとエルサレムという見方があるようです。
エルサレムには、さまざまな宗教の聖地であることから、エルサレムを一つの国の首都として認めることが難しいからとしていますが、ここにきて、イスラエルの首都をエルサレムに認定するという動きがでてきているようです。イスラエルの首都の問題は解決に向かうのでしょうか。
イスラエルが首都としているエルサレムは、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教の三大宗教の聖地として歴史ある神聖な場所として知られています。それぞれの宗教とエルサレムとの歴史は、イスラム教にとってのエルサレムは、ムハンマドがアッラーの啓示を受けた場所であること、ユダヤ教は、ダビデが街を城壁を作り、ソロモンが神殿を作った場所であること、キリスト教は、イエスが処刑された後に復活を果たした場所です。
エルサレムは、イスラム教、ユダヤ教そしてキリスト教それぞれに重大な意味のある場所として深い歴史があるのです。
イスラエルは移民が多い多国籍国家
イスラエルは移民が多い国です。現在も、ヨーロッパからの移民が増加というニュースを耳にしますが、イスラエルの現在の三大宗教の占める割合は、ユダヤ教75.4%、イスラム教17.2%、キリスト教2.0%といわれています。
食事に関しては、概ね紹介した通り、移民の多いイスラエルではさまざまな国の美味しいレシピが融合した料理を食べることができます。お酒に関してですが、お酒は、イスラム教徒の店では、飲めませんが、他の場所では飲むことができます。特にイスラエルはワインが有名な場所です。良質なぶどうを使って作るワインは、品質が良いと世界でも評価の高いワインといわれています。
ただ、残念なことに日本でイスラエルワインを飲むことはできません。その理由は、イスラエルでワインを作っているワイナリーはとても少なく国内で消費されることが多いのが現状です。もし、イスラエルに旅行する機会があった時には、是非、イスラエルワインを飲んでみてください。
イスラエル料理はヘルシーなものが多い
イスラエル料理はとてもヘルシーです。それはイスラエル料理には、旧約聖書に基づくコーシェルという食事規定があることも理由のひとつです。紹介してきたように、イスラエルの伝統料理のレシピは、新鮮な野菜やハーブ、果物、ナッツ類やドライフルーツを使ったものが多くある、体に優しいおすすめのメニューが満載です。
イスラエルの家庭料理でほっこり優しい気持ちに!
イスラエル料理いかがでしたか?イスラエルは自給率の高い国なので、地場の新鮮な野菜や果物などが豊富に手に入ります。イスラエルおすすめの料理は自然と野菜や果物をふんだんに使った料理になります。今回紹介したレシピはイスラエルの伝統料理やメイン料理として肉や乳製品を使った親しみやすい料理を主に紹介しています。
イスラエル料理にはまだまだ副菜の野菜料理や豆料理などもヘルシーで美味しておすすめのものがたくさんあります。あなたのレシピ帳にイスラエル料理プラスしてみませんか?