チンジャオロースの味付けは？簡単人気なのや本格的なものまで紹介！

チンジャオロースは好きですか？牛肉や豚肉とピーマン、たけのこなどを細切りにして炒めたチンジャオロースは、しゃきしゃきの歯ざわりとオイスターソースの効いたコクのある味付けで白いご飯との相性も抜群です。チンジャオロースの発祥については諸説あり、豚肉料理を多用する福建料理であるとも、辛味よりも旨みを重視する広東料理だとも、四川料理だとも言われていますが、中国でもチンジャオロースは一般的に食されています。

チンジャオロースは深みのある味わいなので、複雑な味付けなのかと思われがちですが、意外とチンジャオロースの味付けは簡単です。日本で人気のある本格的なチンジャオロースの味付けには、しょうゆ、酒、しょうが、にんにく、こしょう、オイスターソース、片栗粉が使われることが多いのですが、手に入りやすく常備しているものが多いのですぐにチンジャオロースが作れます。今回はチンジャオロースの味付けを紹介します！

ここからチンジャオロースの簡単なのに、本格的なチンジャオロースの味付けのレシピを紹介していきます。チンジャオロースに限らず、すべての中華料理の基本はいかに具材を手早く混ぜるか、ということが大切になってきます。野菜から水分が出ないうちに高温でさっと炒めるためには、調味料をあらかじめ合わせておくのがコツです。チンジャオロースに必要な調味料を小さいボウルなどにあらかじめ混ぜておきましょう。

• 豚もも肉150g
• ピーマン3個
• 水煮たけのこ1/2個
• みじん切り生姜 1片
• 酒 大さじ1
• 醤油 小さじ1
• 片栗粉 小さじ2
• コショウ ひとつまみ
• 醤油 大さじ1
• 砂糖 小さじ1
• オイスターソース 大さじ1
• 鶏ガラスープの素 小さじ1

1. チンジャオロースの材料の豚もも肉を広げ端から5mmほどの厚みで細切りにします。
2. チンジャオロースのピーマンは繊維の向きに沿って5mmほどの厚みで細切りにします。
3. チンジャオロースの水煮たけのこは繊維の向きを確認しながら5mmほどの厚みで細切りにします。
4. ボウルにチンジャオロースの豚肉と豚肉の下味用の味付け調味料を入れたら、手でよく揉み込みます。下味用の調味料を合わせておきます。
5. フライパンに油をひき、しょうがを入れ香りが出るまで炒めます。下味用の味付けをして揉み込んでおいた豚肉を入れ、ほぐすように炒めます。
6. ピーマンとたけのこを入れ、強火でさらに炒めます。
7. チンジャオロースの味付けをあらかじめ合わせておいたものを入れ、全体に素早くなじませたらチンジャオロースの出来上がりです。

簡単なチンジャオロースの作り方を覚えたら、お肉の下味にひと手間加えた本格的なチンジャオロースを作ってみませんか？チンジャオロースのお肉に下味をつけておくことでしっかりと味が染み込み、中華料理店のようなチンジャオロースが完成します。チンジャオロースの肉に下味をつけておくことで味が逃げない効果もあります。こちらは2人分のチンジャオロースの材料です。チンジャオロースのそれぞれの味付けを詳しく解説します。

• 豚ローススライス100g 
• たけのこ50g
• ピーマン3個
• 長葱15cm 

チンジャオロースの豚肉、たけのこ、ピーマンは同じ太さの細切りにします。チンジャオロースの味付けに馴染むよう細切りの太さは2～3cm幅がよいでしょう。すべてチンジャオロースの具材の太さを同じに切りそろえておくことで味付けが染み込みやすく、チンジャオロースの見た目も美しくなります。長ネギはみじん切りにします。次に本格的なチンジャオロースの決め手である豚肉の下味の味付けに必要な調味料は以下のとおりです。

• 卵1個
• 塩少々
• 酒少々     
• 醤油少々 
• 胡椒少々     
• 片栗粉大さじ1.5 
• 油小さじ1        
• 砂糖大さじ1/2 
• 酒大さじ2/3

ボウルにチンジャオロース用に卵、塩、酒、醤油、胡椒を入れ、切った豚ローススライスを入れて味付けし手で揉み込み、しっかりと下味をつけておきます。そこへ片栗粉を入れて混ぜ、油を入れてさらに混ぜたらチンジャオロースの下味は完了です。続いてチンジャオロースの味付けに必要な調味料は以下となります。チンジャオロースの本格的な作り方とともに紹介します。

• オイスターソース小さじ1/2 
• 醤油大さじ1 
• 胡椒少々      
• 鶏がらスープ大さじ1
• 水溶き片栗粉大さじ1

1. チンジャオロースの合わせ調味料の材料をボウルに入れて、混ぜておきます。
2. 鍋に油を入れて馴染ませ、中火で豚ローススライスをほぐすように炒め、肉に火が通ったら、たけのこ、ピーマンの順に入れて、炒めます。
3. たけのこ、ピーマンがしんなりしてきたら、長ネギを入れて炒め、長ネギに少し火が入ったら、合わせ調味料を入れて強火で一気にからめます。
4. 皿に盛り付けたらチンジャオロースのできあがりです。

本格的なチンジャオロースを上手に作るコツは素早く炒め合わせることです。チンジャオロースの合わせダレを入れたら焦げないように強火でさっと炒め合わせればOKです。チンジャオロースの合わせダレは醤油やオイスターソースが含まれているので、強火で炒めると焦げやすくなります。チンジャオロースの具材に火が通り、チンジャオロースの合わせダレで味付けした後は短時間で仕上げると本格的なチンジャオロースが完成します。

たけのこと薄切り肉を大根とひき肉で代用したチンジャオロースの人気節約レシピです。チンジャオロースの味付けは本格的なチンジャオロースのものなので、違和感なく美味しく食べることができます。しゃきしゃきの大根の食感と、ひき肉への絡み具合が絶品のチンジャオロースは、お箸が止まらなくなる美味しさです！子供にも人気のチンジャオロースなので、ぜひ作ってみてください。

• 大根5cm分
• 人参3cm分
• ピーマン1個
• 豚ひき肉80g
• すりおろし生姜小さじ1
• サラダ油大さじ1
• 塩、こしょう各少々
• 酢小さじ1
• オイスターソース、醤油、酒、みりん各大さじ1
• 水大さじ4
• 片栗粉小さじ1

1. 大根、人参、ピーマンはチンジャオロース用に細切りにします。
2. オイスターソース、醤油、酒、みりん、水、片栗粉を混ぜ、チンジャオロースの合わせ調味料を作っておくきます。
3. フライパンにサラダ油を熱し、大根と人参を入れ炒め、しんなりしたら、豚ひき肉、生姜を入れて炒めます。
4. 豚ひき肉に火が通ったら、ピーマン、塩こしょうを入れ炒めます。
5. 混ぜた合わせ調味料を回し入れ、とろみがついたら火を止め、最後に酢を回し入れたらチンジャオロースの出来上がりです。

チンジャオロースといえば、ピーマンとたけのこが定番具材ですが、彩りがあざやかな赤ピーマンをいれるとテーブルが華やぐチンジャオロースが出来上がります！チンジャオロースの味付けしたお肉に片栗粉をまぶすことで柔らかく仕上がるのでお忘れないようにお願いします。さっと炒め合わせるだけで、大人にも子供にも人気のチンジャオロースがあっという間に完成します！

• 牛細切り肉300g
• ピーマン3個
• おろしにんにく1片分
• 塩こしょう少々
• 酒大さじ1
• 片栗粉大さじ1
• ごま油大さじ1
• オイスターソース大さじ1
• 醤油大さじ1
• 水大さじ1
• おろし生姜小さじ1
• 砂糖小さじ2
• みりん小さじ1
• 鶏ガラスープのもと小さじ1

1. チンジャオロース用にピーマンパプリカを細切り、牛肉も細切りにし、おろしにんにく、酒、塩こしょう、片栗粉をまぶしておきます。チンジャオロースの味付け調味料を混ぜ合わせます。
2. フライパンにごま油を熱し、お肉を炒め、火が通ったらピーマンとパプリカを投入し炒めます。
3. 野菜とお肉に火が通ったら、合わせ調味料を加えて全体を絡め合わせればチンジャオロースの出来上がりです。

覚えやすい簡単分量なのにしっかり味付けしたチンジャオロースの人気レシピを紹介します。料理が苦手な方もこのチンジャオロースの分量を覚えておけば怖いものはありません。チンジャオロースの簡単分量なのに本格的な味わいのチンジャオロースができるので、家族から見直されること間違いなしです。

• 豚肉300g
• ピーマン2個
• 水煮細切りたけのこ1パック
• しょうゆ、酒、片栗粉各小さじ1
• オイスターソース、酒、みりん各大さじ1
• しょうゆ小さじ1
• 砂糖小さじ1
• ごま油、塩コショウ適量

1. 肉を細切りにしてボウルに入れ、しょうゆ、酒で下味をつけます。片栗粉は最後に入れてもみ込み、10分おいておきます。
2. ピーマンは細切りにし、水煮タケノコは湯通ししておきます。
3. フライパンにごま油を熱し、ピーマンとタケノコを中火で炒め、軽く塩コショウし、ピーマンに艶がでたら取り出しておきます。
4. お肉をフライパンに入れ、しっかり焼き目をつけます。ひっくり返してほぐし、野菜も入れて炒め合わせます。
5. 残りの調味料をを入れ、強火で一気に炒め合わせたら、チンジャオロースの完成です。

チンジャオロースを少しピリ辛の味付けにした人気のレシピを紹介します。大人だけのご家庭や、お酒のおつまみにも相性が良いチンジャオロースなので、ピリ辛好きな方はぜひ作ってみてください。簡単な味付けなのに、本格的なチンジャオロースに仕上がるのもポイントです。チンジャオロースの味付けの調整は豆板醤の量でできるので、お好みに合わせてどうぞ！

• 豚バラ肉350g
• 竹の子水煮1個
• 人参1本
• ピーマン2個
• しめじ1房
• 砂糖小さじ2
• 醤油大さじ2
• 豆板醤小さじ2

1. チンジャオロースの具材の豚バラ肉は幅1cmほどの細切りにし、たけのこ、人参、ピーマンも合わせて細切り、しめじは手でバラバラにします。
2. ごま油で豚バラ肉を炒め、火が通ったら、野菜を入れて炒め合わせます。
3. 全体的に火が通ったら、調味料を加え、味をなじませたらチンジャオロースのできあがりです。

チンジャオロースに使うたけのこは少々値段がお高いので、じゃがいもでお手軽に作れる本格的な味付けのチンジャオロースです。じゃがいもならおうちに常備している方も多いので、思い立った時にチンジャオロースが作れる手軽さも人気です。下茹でしないでじゃがいもを使うので、たけのこみたいなシャキシャキ食感がおいしいと大人気のチンジャオロースとなっています！

• 牛肉カルビ200g
• ピーマン6個
• じゃがいも小～中2個
• にんにく1片
• 片栗粉小さじ2
• サラダ油適量
• 酒大さじ3
• オイスターソース大さじ2
• 甜麺醤大さじ1
• 豆板醤小さじ1

1. じゃがいもとピーマンはチンジャオロースの材料を5㎜幅の千切りにします。同様に千切りにした牛肉に片栗粉を振り、揉んでおきます。
2. ボウルに片栗粉以外の調味料を全て合わせて、よく溶いておきます。
3. みじん切りにしたニンニクとサラダ油をフライパンに入れて熱し、ニンニクの香りを立たせます。
4. 強火でじゃがいも、ピーマン、牛肉の順番で、火を通していきます。
5. 合わせ調味料を加え、さらに炒め、調味料がよくなじんだら、チンジャオロースの完成です。

チンジャオロースのピリ辛味付け、変化球でカレー風味のチンジャオロースはいかがでしょうか？ピリ辛な味付けのチンジャオロースは大人気で、ごはんがぐんぐん進む危険なメニューです。本格的な味わいのチンジャオロースにカレーをプラスした人気のチンジャオロースのアイディアレシピ、ぜひお試しください。

• 鶏胸肉260g
• 料理酒大さじ1
• 生姜チューブ1cm
• にんにくチューブ1cm
• 塩コショウ少々
• 片栗粉大さじ1
• ピーマン3個
• たけのこの水煮100g
• 砂糖大さじ1.5
• カレー粉大さじ1
• みりん大さじ1.5
• ウェイパー小さじ1
• オイスターソース小さじ2
• 水50ml

1. チンジャオロースに使う鶏胸肉は4等分のそぎ切りにし、ラップで挟み綿棒で1cmくらいの厚みになるように叩きます。5mm幅の細切りにし、酒、生姜、にんにく、塩コショウを揉み込んでおきます。
2. ピーマン、たけのこは5mm幅の細切りにします。下味以外の調味料を混ぜておきます。鶏肉に片栗粉をまぶし、油を敷いたフライパンで炒め色が変わったら取り出しておきます。
3. フライパンに油をしき、ピーマンとたけのこを炒め、鶏肉を戻し、合わせ調味料を入れてとろみが出るまで炒めたらチンジャオロースの完成です。

チンジャオロースの味付けを色んなバリエーションで紹介してきました。簡単なチンジャオロース、本格的なチンジャオロース、子供にも人気のチンジャオロース、ピリ辛な味付けのチンジャオロース、カレー風味のチンジャオロースまで、チンジャオロースひとつとってもいろんなアレンジができることに驚かれたかもしれません。今回紹介したチンジャオロースのレシピを参考に、お気に入りのチンジャオロースを作ってください！