2018年11月10日公開
2024年08月16日更新
石垣島のひとし石敢當店はマグロ専門居酒屋!予約方法やメニューは?
「ひとし」と石垣島で言えば、知らない島人はいないはず。というくらい有名です。スゴイ人なの?と思うかもしれませんが、実は人の名前ではなく居酒屋の名前です。今回の記事は、そんな「マグロ専門居酒屋ひとし石敢當店」についてです。マグロ専門と店名に付くくらいだから、マグロばかりなの?と思うかもしれませんが、マグロ以外にも石垣島の名物を使った料理もあります。石垣島ひとしの予約方法や、これだけは食べて欲しいというオススメメニュー、本店との違いを紹介したいと思います。
目次
石垣島のひとし石敢當店はどんなお店?
予約が取りづらい石垣島の人気居酒屋
石垣島の「ひとし」は石垣市内に2店舗あるマグロ専門居酒屋です。1店舗目は、その名もそのまま「ひとし本店」で、2店舗目に出来た姉妹店が、今回ご紹介する「ひとし石敢當店」です。どちらも石垣島の中心部にあるので、宿泊する場所によってどちらを予約するのか考えるといいと思います。
お料理は専門というくらいなのでマグロが美味しいのは当然ですが、他に何を食べても美味しい。との感想が多いです。また、どれも食べてみたいと悩むほどメニューが多く、1品の量が多いのにお安い。とお財布にも優しいお店も石垣島の「ひとし」の特徴です。
そんな理由から「ひとし」は石垣島島人から観光客にまで人気で、予約を取るのが大変な店としても有名です。特に夏の観光シーズンは、何十回もコールしてやっと繋がった。とか、繋がったと思ったら1ヵ月さきまで予約がいっぱいだった。という事もあるようです。
ひとし石敢當店はどこにあるの?
空港に近いホテルからだと、少し遠いので車でないと無理ですが、石垣市街地での宿泊ならば、プラプラとお散歩がてら歩いて行く事が出来ます。観光客で人気のお店だから繁華街にあるのかと思いきや、実は住宅街の中にあります。730交差点を北に行き、ホテルベルハーモニーが目印です。そこまで来るとあと少しです。横の細い道を北に歩けば、「ひとし」が左側に見えてきます。
また、小さい子供がいるから歩くのはちょっと。という方はタクシーで行くのもいいと思います。実際、やっと予約出来たお店に遅れないようにと、タクシーを利用している方も多いようです。冒頭でも触れたように、知らない島人はいないので住宅街にあるお店でも迷う心配もないです。2店舗あるので、「大川の方で」と伝えれば、間違いなくお店にたどり着けます。
ひとし石敢當店の営業時間は?
石垣島「ひとし」は、本店も石敢當も、営業時間も17時から24時と同じです。本店との違いは定休日です。本店は毎週水曜日、石敢當店は毎週日曜日が定休日と。居酒屋さんとしては珍しいです。石敢當店はたまに火曜休みになる。という情報もあります。
石垣島のひとしの予約方法
前もって早めに予約をおさえよう
予約方法ですが、残念ながらこちらはインターネットでの予約方法はないお店です。電話で運よく繋がるか、もしくは現地で直接対応してもらうのみです。残念ながら、予約方法の裏技的なものもないです。
一番さらっと出来る予約方法は、石垣島にいる知り合いに直接お店で対応してもらう。という方法ですが、みんながみんな石垣島に知り合いがいる訳ではないと思うので、実質は電話のみです。でも、どんなに予約が取れないお店といっても、実際に電話で予約を取っている人はいます。旅行が決まったと同時に予約する事をオススメしますが、予約開始は2か月前の1日から予約出来るそうです。
予約電話は混雑時は避けたほうがベター
予約専用のコールセンターが欲しいと思うぐらい繋がらないようなのですが、これはダメかもと諦めずに、ネットでお店の写真や料理の写真を見て、実際に予約が取れたら何を食べようかな?なんて考えながらであれば、逆に繋がらなくてイライラしそうな時間もワクワクする時間に代わると思います。
お店が大忙しで電話に出る暇なんてないというのは仕方がない事です。オススメの時間帯は開店前の、スタッフさんが出勤して開店準備しているだろう。と思われる時間です。
予約困難のときは当日早めにお店に行ってみよう
基本は旅行前に予約するのがマストですが、残念ながら電話が繋がらないまま石垣島に着いてしまった方は、他のお店に行くしかない。と簡単に諦めるのではなく、最後の手段として直接お店に行ってみて下さい。もちろん予約のお客様でいっぱいなので、「では、どうぞ」なんて事はなかなかないのですが、タイミングが良ければ次の予約のお客様までの間で良ければ。と時間限定ではありますが入る事が出来るようです。
地元民によると、20時や21時頃だと予約しなくても入れる事もあるようです。また、忙しい店にも関わらず、空いた時間に電話をくれる。なんて親切な事もしてくれているので、ぜひ店員さんに電話番号を伝えておく事をオススメします。
石垣島のひとし石敢當店で絶対食べたいメニューとは?
コクがある絶品の「まぐろ」
石垣島の「ひとし」へ来たなら、絶対に食べないと後悔するのは、もちろん店名にも付いているマグロです。専門居酒屋なんだから、美味しくて当たり前でしょ。と思って行くと、予想をはるかに超えた美味しさにビックリする方も多いようです。石垣島のお魚は、どれも新鮮で美味しいのですが、マグロを食べたいのならば絶対ここ「ひとし」に行くべき。とオススメしてる方も多く、予約が全然取れないのも分かります。
味は、脂がのっていてコクがありまろやかで、口の中でとろけてしまうらしく、中トロを大トロと間違えてしまいそうになるくらいだそうです。オススメの食べ方は、当然お刺身なんですが、まぐろ寿司も絶対に食べて欲しいメニューです。大トロ・中トロが2貫ずつと鉄火巻きが付いて、値段は980円とお得です。
もし、あまり脂っぽいのがお好きでない方には、中トロあぶりポン酢をオススメします。中トロでも十分なくらい脂はのっていますが、こちらはポン酢で食べるので普通のお寿司よりもアッサリ頂く事が出来ます。他にも何だかもったいない気がしますが、マグロ回鍋肉やマグロ茶漬けなど生食以外でもマグロを食べる事は出来ます。
塩とタレが選べる「石垣牛の握り寿司」
次にご紹介するのは、石垣牛です。「ひとし」では石垣島の特産の石垣牛を握りで提供しています。こちらもマグロと同様に口の中でとろけて消えてしまうそうです。これなら何貫でも食べれるという方もいるほどで、味は塩とタレがありますが、どちらも美味しいです。1貫づつから注文を受けてくれるので、ぜひどちらも食べて欲しいです。
クセになる「生うにソーメンチャンプルー」
最後にご紹介するのは、生うにソーメンチャンプルです。うには何個入っているんだろう?と思うほど濃厚でクリーミーな味だそうです。こちらの、うにクリームスープが美味しすぎて麺はなしでスープだけ飲みたい。という口コミもあるほどです。〆に食べようと思ったら、ついつい頼みすぎてお腹がいっぱい。というでも「ひとし」にはハーフサイズもあるので安心して下さい。
石垣島のひとし石敢當店の人気メニュー
一押しの「おすすめメニュー」
「石垣島ひとし」は一押しのおすすめメニューなんて決められないくらい、どれもおすすめメニューです。実際、店員さんにどれがおすすめメニューか聞いても、「全部です」と答えが返ってきます。また、食べに行った方も、どれを食べてもハズレなしという感想が多いくらいですが、その中でも何品が紹介したいと思います。
最初に紹介するのは、イカスミチャーハンです。イカスミパスタはよく聞きますが、沖縄の方ではイカスミチャーハンも割とメジャーなようです。香ばしいイカスミの香りにつられて、頼むつもりはなかったけど、ついつい頼んでしまった。という方もいるようです。当然のことながら、食べると歯は真っ黒になりますが、そんな事は気にならなくなるくらい、食べ始めるとスプーンが止まらないそうです。
次に紹介するのは、ねぎまみれかつおです。どんな料理なのか説明するまでもなく、ネーミングそのままです。かつおに大量の小口ネギとニンニクが乗っています。味付けはポン酢でサッパリしています。
とにかく鮮度抜群「お造り」
「ひとし」でお造りが人気なのは、新鮮で美味しいからだけではないです。1切れが分厚く、とにかく安いんです。こちらの写真は2人盛りで、これで何と1500円です。3人盛りを注文すると、生うにと石垣島産シャコ貝もついてくるそうです。マグロ以外にも、南国特有の見た目が青い魚のイラブチャーや高級魚のミーバイなど10種類以上入るそうです。
また、「最強のやまかけ」という料理があるのですが、何が最強なのだろう?と思いますが、注文してみれば分かります。マグロにウニ・いくら・海ブドウまで入っています。こんなに色々入っていて、お値段は650円と、まさに最強です。
南国のネタが楽しめる「寿司」
沖縄へ行けば、誰しもが1度は口にした事がある海ブドウも、石垣島の「ひとし」へ行けば、お寿司のネタの一部として食べる事が出来ます。こちらの「まぐろと海ぶどうの軍艦巻」はマグロのトロッとした食感と、海ブドウのプチプチした食感を楽しむ事ができ、また、海ブドウの塩気がいいアクセントになっているようです。
お造りでも食べる事が出来る、南国ならではの魚はお寿司でも食べる事が出来ます。水族館で見かける青い魚のイラブチャーは、淡泊な白身でプリプリッとした食感だそうです。また、ミーバイも同じく白身の魚ですが、こちらは脂が適度に乗っていて、ほんのり甘みがあるそうです。1貫づつ注文する事が出来るので、ぜひ食べ比べてみて下さい。
沖縄を感じたいなら「郷土料理」
新鮮なマグロや石垣牛も食べて欲しいのですが、せっかく石垣島へ来たのだから郷土料理も食べてみて下さい。こちらの写真は「居酒屋ひとしの手造りジーマミー豆腐」です。ジーマミー豆腐とは、大豆を使わずピーナッツを使って作った豆腐の事で、胡麻豆腐のピーナッツバージョンみたいな物です。鹿児島や沖縄の郷土料理になり、「ひとし」のジーマミー豆腐は砕いたピーナッツの食感があり、味も濃厚だそうです。
ラフテーも沖縄の郷土料理です。豚の角煮ですが、私たちが普段食べる角煮との違いは、泡盛で煮込む事と皮の付いた3枚肉を使っているところです。時間をかけて煮込んだお肉はトロットロで、歯がなくても食べられそうなくらいの柔らかさで、口の中で溶けて消えてしまうそうです。
石垣島のひとし石敢當店と本店との違いとは?
本店より石敢當店の方が席数が多い
石敢當店と本店との違いは座席数で、石敢當店は150席で、おひとり様でも大丈夫なカウンターから、テーブル席・掘りごたつ席があります。禁煙席もあるようなので、お子様連れでも大丈夫です。本店は100席で、カウンター席・テーブル席・座敷がありますが、少し狭く感じる人もいるようです。禁煙席もあるようなので、お子様連れでも大丈夫です。
また、本店との違いはこれだけでなく、お店の雰囲気も全然違います。石敢當店は落ち着いた雰囲気のシックな感じの居酒屋。という感じですが、本店は壁に手書きのメニューが貼ってあったりしていて、昔ながらという感じです。人によっては本店の方が落ち着くという方もいるようです。メニューにも本店との違いが少しあり、石敢當店の方が少しだけデザートが多いようです。
本店より石敢當店の方が繁華街に近い
石敢當店と本店との違いは立地にもあります。石敢當店は、お店こそ住宅街にありますが繁華街が近いです。予約が取れずに直接お店に行って空きを待っている間も時間を潰す事は出来ますし、1件目で石敢當店で飲み、2件目・3件目とお店を探す時も楽に探す事が出来ます。また、石垣島公設市場という、今ではあまり見かけない市場があったり、ユーグレナモールという名前の大きな商店街もあります。
石垣島に行ったら超人気店のひとしがおすすめ!
「石垣島ひとし」についてご紹介しましたが、石敢當店と本店との違いはほとんどなく、美味しい物を食べたい。という目的であれば、どちらの「ひとし」に行っても満足できます。
新鮮で美味しい魚から石垣牛や郷土料理まで食べる事ができ、この店だけで石垣島のグルメを堪能する事が出来ます。予約方法は電話しかなく、更につながりにくい。という人気店ですが、ぜひ石垣島へ行く事があれば「ひとし」へ食べに行ってみて下さい。