カップ焼きそばをレンジでもちもちに！簡単・生麺風に美味しくする方法

楽チン・美味しいご飯といえば、『カップ焼きそば』！お湯を注ぐだけで完成するという簡単すぎるカップ焼きそばは、時間がない時や料理がめんどくさい時などに多くの人たちが食べています。最近ではカップ焼きそばと一口に言っても、様々な味や種類が展開されてきているので飽きにくいという点も人気が高まっている一つの理由です。

『カップ焼きそば』とは、日本発祥でカップ麺のうち焼きそばを模したものを指します。袋麺タイプも含めた「インスタント焼きそば」の1ジャンルです。カップ焼きそばは、通常のカップ麺と同様、熱湯を用意するだけで調理ができる加工食品です。21世紀初頭では袋麺タイプのものよりもカップ焼きそばの方が広く浸透し、定着しています。

また、カップ麺の特性上『カップ焼きそば』は、袋麺タイプの『インスタント焼きそば』と違い、『焼く』という調理過程がありません。そのため、厳密にいえば『焼きそば』ではなく『焼きそば風』のカップ麺となります。

カップ焼きそばは、ラーメンなどといったスープがある通常のカップ麺とは調理方法が違い、湯を注いで所定の時間が経過した後、蓋に設けられている湯切り口を開けてそこから湯を捨て、その後に添付のソースや調味料・かやくなどを掛けて混ぜるという調理方法です。

料理するのが面倒な時や時間がない時におすすめなカップ焼きそば。多くの人たちに愛されているとはいえ、多くの人たちは「麺の食感がちょっと残念…」と思ってしまっているようです。確かにカップ焼きそばの麺といえば、どうしてもカップ麺特有の麺の食感になってしまい、お世辞でも「お店みたいな美味しさ！」とはいえないクオリティであるという欠点もあります。

その理由として考えられるのが、カップ焼きそばの商品性質上、湯切りをしても完全に水分を除けないことが多く、麺に水っぽさを感じてしまうからです。湯切り口からお湯を捨てているとはいえ、すべての余分な水分を捨てることがカップ焼きそばには不可能であるためです。ラーメンなどのスープがあるカップ麺にはこの様な問題はないので、カップ焼きそば特有の悩みでもあります。

「カップ焼きそば自体は嫌いじゃないんだけど、あの麺は美味しいと思えない…」と、敬遠していた方はもちろん、「カップ焼きそばの麺に専門店並みのクオリティを求めるのが間違いだよね…」と諦めていた方に知ってもらいたいことがあります。実は、カップ焼きそばをレンジでチンすると、カップ焼きそば特有の残念な食感の麺ではなく、もちもち生麺風に変身するんです！

レンジでチンするだけという簡単すぎる行程でもちもちの生麺風のカップ焼きそばに変身するのなら、是非とも一度試してみたいですよね。そこで今回は、カップ焼きそばをレンジでチンしてもちもちの生麺風にする方法を調査してみました！さっそく、カップ焼きそばをレンジでチンしてもちもち生麺風にする方法についてチェックしてみましょう。

用意するものは、カップ焼きそば・お湯・電子レンジだけです。通常のカップ焼きそばで使用するお湯・カップ焼きそばに加えて電子レンジが必要というだけの簡単手軽な様子です。さて、さっそく作り方なのですが、まずはカップ焼きそばにお湯を入れ、表示された時間より1分ほど短い時間でお湯を切りましょう！

湯切りしたらカップ焼きそばのフタを外して耐熱皿に移し、ラップをせずに500Wの電子レンジで2分ほど加熱します。水分が蒸発して電子レンジの中が見えなくなるくらいの水蒸気が出ればオッケーです。その後、電子レンジからカップ焼きそばを出してすばやくソースをまぜれば完成です！

カップ焼きそばを1分早く湯切りして電子レンジでチンするだけという超簡単な方法で、いつものカップ焼きそばがもちもち生麺風に変身するというこの裏技は、人気バラエティ番組『「あのニュースで得する人損する人』にて紹介されたことで瞬く間に話題になっていったそうです！

いつものカップ焼きそばを電子レンジでチンするだけで一体何故、もちもち生麺風になるのでしょうか…？お次は、カップ焼きそばを電子レンジでチンするともちもちの生麺風になるワケについて学んでみましょう。

カップ焼きそばをレンジでチンするともちもちの生麺風になるワケは、麺に含まれている水分量が関係しているそうです。先ほどもご説明させていただいた様に、カップ焼きそばは商品の性質上、湯切りをしても完全に水分を除けないことが多く、麺に水っぽさが残ってしまいます。そのため、カップ焼きそば特有のべちゃべちゃ感が麺に残ってしまいます。

しかし、電子レンジを使って高温で一気に加熱することによってカップ焼きそばの麺に含まれている水分を飛ばすことができ、本格的な生麺のようなもちもちとした食感になる様です。電子レンジで加熱することによって余分な水分がなくなり、カップ焼きそばの麺がもちもちになるとは、驚きですね！

レンジでチンするとカップ焼きそばは生麺の様なもちもちとした食感が楽しめます。そのままいつもと同じ様に食べるのはもちろんですが、より美味しくなったカップ焼きそばをもっと楽しむために、簡単アレンジをしてみませんか？自宅にあるアレやコレをカップ焼きそばにプラスするだけ…という超簡単アレンジをまとめてみましたので、さっそくチェックしてみましょう！

いつものカップ焼きそばに飽きたら、納豆+黄身+ラー油+海苔のアレンジカップ焼きそばはどうですか？納豆とラー油を入れることで風味が変わること、そして黄身がプラスされることで味がまろやかになること、海苔を加えることで磯の香りが食欲を掻き立てられること…という3コンボのカップ焼きそばアレンジです。冷蔵庫にありそうな具材を使用しているという点も嬉しいです。

もやしやキャベツ・にんじんなどといったお好きな野菜を使った野菜炒めをプラスすると、いつものカップ焼きそばがよりボリューミーになり、満足度が高まります！「カップ焼きそばだけじゃ物足りない…。でもおにぎりとかパンを更に食べるのはカロリーが気になる…」という方にぴったりなアレンジです。

シンプルにカップ焼きそばの美味しさをより引き立ててくれるアレンジはやっぱり半熟の目玉焼きをプラスした食べ方です！とろーっと溢れてきた黄身を麺に絡めながら食べましょう！目玉焼きなら電子レンジで作ることもできるので時間がかからないのも嬉しいですね。しかし電子レンジで目玉焼きを作る際には、卵を爆発させてしまわない様に注意しましょう。

激辛好きな方へのおすすめカップ焼きそばアレンジは、唐辛子（輪切りや粗挽きなどのお好みのもの）と鷹の爪・激辛ソース・刻みニンニク・生卵をプラスしたアレンジです。これでもか！というほどの唐辛子が入れられているので、いつものカップ焼きそばがよりジャンクになります。生卵をプラスすることで辛味が少しまろやかになります。

とろけるチーズをプラスするだけという、簡単アレンジもおすすめです！電子レンジでチンしたもちもちの生麺風のカップ焼きそばにチーズがとろーんと絡み、美味しさが何倍にも増しています。チーズ好きな方にはたまらない定番の簡単アレンジです。

卵でくるっと包んでしまえば、焼きそばオムレツ風に変身します！もちもちとしたカップ焼きそばをたっぷりと包んだ焼きそばオムレツはサッと作れるのに見た目も良いので、冷蔵庫に何もない時のお助けメニューとしてはもちろん、サッと出せるおもてなしメニューとしても活躍します。

カップ焼きそばをレンジでもちもち生麺風にする方法のご紹介纏めはどうでしたか？ペチャッとしたカップ焼きそば特有の残念な麺も、レンジでチンするだけで簡単に生麺風のもちもちな美味しい麺に早代わりします！こんなに簡単にできるのなら、これからカップ焼きそばを食べる際には是非試してみてほしい裏技です。

また、レンジで温めてもちもちになったカップ焼きそばはそのまま食べるのはもちろん、様々なアレンジを加えていつものカップ焼きそばにもバリエーションをプラスしてみると良いでしょう。レンジでチンしてもちもちの生麺風になったカップ焼きそばで、簡単に美味しいカップ焼きそばを楽しんでみてくださいね！