2018年11月05日公開
2024年08月14日更新
とり天で大分別府の有名店は?ご当地おすすめ絶品人気店を紹介!
とり天は大分の郷土料理であることを知っていますか?またとり天の発祥は、大分の別府市であることも知っていますか?大分では、日常にとり天があり大分県民のソウルフードでもあります。一見シンプルなとり天ですが、各お店ごとに拘りがあります。唐揚げと似て非なる、大分・別府のとり天が美味しいおすすめの有名店をいくつか紹介したいと思います。まずは簡単にとり天について紹介をしてから、大分市内・別府市内・大分駅周辺・大分空港とそれぞれのエリアの有名なお店を紹介していきます。
目次
とり天でおすすめしたい大分市や別府市の有名人気店を大紹介!
大分というと別府温泉をはじめ、多くの温泉がある地域ですが、その温泉にまつわる大分のトリビアとして、個人の家なのに温泉を引いている家があったり、温泉に毎日入りに行けるため家にお風呂がない家も少なくなかったり、学校の室内プールや病院のお風呂まで温泉になっていたりするそうです。また唐揚げで有名なのは中津市なのですが、発祥の地は宇佐市だそうです。
部活の差し入れにも唐揚げが出てきたり、あまりにも唐揚げの美味しい人気店があるので、ケンタッキーが潰れたことがあるなどの噂もあります。大分は唐揚げだけでなく、鶏肉を天婦羅にしてたべるとり天も有名で、天つゆではなくポン酢でたべ、大分名産のカボスをかけて食べるところも多いそうです。そんなとり天に焦点をあててみたいと思います。
では大分県の郷土料理である、とり天とはいったいどのような食べ物でしょうか?唐揚げとは何が違うのか?また天と付くからには、天婦羅の分類に入るのでしょうか?知っていそうで、なかなか説明できるほど、とり天について知っている人は少なくないのではないでしょうか?大分市民や別府市民にとっては、とり天を知らないのが不思議なくらいに感じることでしょう。
まずは、大分のソウルフードでもある、とり天とはどのよな食べ物なのかを紹介し、美味しいとり天が食べられる人気有名店や、大分空港でとり天が食べられるレストランに、とり天をお土産用にせんべいにした商品についても紹介をしたいと思います。
とり天についての予備知識
古くから愛されている大分の郷土料理「とり天」
とり天の誕生の地は、大正時代の別府市にあった、大分県初のレストランのようです。その当時は、レストランでの食事は大変高価なもので、庶民には到底手の届かないものだったそうです。しかしレストランの美味しい味を、庶民にも是非味わって欲しい、提供したいという想いから、安く手に入る鶏肉を使った、台湾の中華料理をルーツとしたとり天が考案されました。
元々はレストランの賄いとして食べられていたもので、それに改良を重ねて炸鶏片(チャーチーペン)~鶏のテンプラという名前で、戦後まもなく大分のレストランのメニューに載せられたそうです。そのころから、大分県別府市の多くの市民に親しまれる料理となっていき、昭和20年代になると、その大分県別府市のレストランの料理人たちは、それぞれ独立してお店を開き、別府市内にとり天が広がっていきました。
昭和37年ごろには、隣の大分市へととり天は広がっていき、やがて大分県の郷土料理の代表として、主に大分県の別府市と大分市を中心として、大分県民に愛されるとり天となりました。現在ではスーパーや弁当のおかずとしても、広く日常で取り扱われているとり天です。
大分のとり天発祥のレストラン東洋軒
上述したとり天発祥のレストランとは、大分県別府市に今現在も美味しい料理を提供されている、東洋軒です。東洋軒によると、昭和初期にメニューとして登場したのは、鶏ノカマボコノ天婦羅という名前のメニューであり、東洋軒の創業者である宮本四郎氏が中華料理のアレンジを加えて、とり天が誕生したそうです。
肉質の硬い地鶏が多かった当時、鶏肉を平らにそぎ切りしたものを、天婦羅の生地にからませて揚げる、素早く揚がり、外はサクサクとした食感に柔らかい鶏肉を愉しめる鶏ノ天婦羅は、大変な評判だったようです。その後、各店がそれぞれのアレンジを加えた、とり天を提供するようになったようです。現在でも、とり天発祥の店として創業当時のとり天の味を、求めてくるお客は他府県からも訪れています。
とり天の下味はどんなものが使われている?
とり天は下味を付けてから天婦羅の衣をつけて揚げられ、下味を付けてあるので何も付けづにそのまま食べても美味しいのが基本のようです。下味に使われている調味料は、基本は醤油とニンニクを使っています。そこにごま油を足したりするお店もあるようです。また、コチュジャンをプラスしてピリ辛の下味をつけたりと、各お店で沢山のアレンジが生み出されています。
たっぷりキャベツを添えて食べるのが大分スタイル!
とり天は下味が付けられているので、そのまま食べることも出来ますが、酢醤油と練りからしを添えたり、たっぷりの千切りキャベツなど、生野菜を添えて提供されるのが大分のスタイルのようです。唐揚げととり天の違いが良く分からない人も、少なくないようですが、とり天はあくまでも天婦羅ですので、唐揚げのようにきつね色に揚げられるのではなく、見た目は白い衣のついた鶏の天ぷらです。
とり天がおいしい大分市内のおすすめ人気有名店
観光客も常連客もいっぱいの有名店「キッチン丸山」
大分ICから車で5分ほど走った、住宅街にあるキッチン丸山は、有名な人気店ですので、週末になるとほとんど満席どころか、並ぶ人まで出るほどの人気店で、他府県からもここのとり天を食べに来られるようです。お店の看板には元祖とり天と書かれており、味も大分のとり天が食べられるお店の中でもトップクラスのようです。
ポン酢をつけてあっさりとした食べ方で、ジューシーなとり天です。芸能人や有名人も多く訪れているようで、お店には来店した人のサインが飾られています。ただしこのお店で注意が必要なのが、営業時間です。11時~14時半までのお昼のみしか開いていません。しかも日月と祝日が定休日ですので、遠方の人は仕事や学校の休日などと重なり、なかなか食べに行けない可能性もあります。
わずか3時間半の営業で、週多くても5日しか開いていないのに、お客さんが押し寄せるということは、それだけ美味しい証拠なのでしょう。このお店への鉄道でのアクセスは、JR大分駅から歩いて12分ほどのところにあります。
大分市民に愛される名店「美味なかよし」
次に紹介する大分市にある美味しいとり天が有名の人気店は、大分駅から歩いて20分ほどのところにある、美味なかよしです。創業から45年ほどになる美味なかよしは、夫婦で営んでおられるお店で、とり天定食と、日替わり定食に、とり天と日替わりを組み合わせたセットの三種類のみお店ですが、大変な人気ぶりで客足の途絶えることがない有名店でもあります。
ほとんどのお客が注文するのはとり天定食で、創業当時から変わらないのは味だけでなく、とり天が11個付いてきます。もも肉を使用したここのとり天は、丁寧に皮を取り除いてあったりと、下処理を大切に怠ることなくされているのが実感できるとり天でもあります。また、オリジナルのタレは、餃子のタレをアレンジしたもので、胡麻と一味唐辛子が入ったピリ辛のタレが特徴です。
このお店の営業時間は、ランチタイムが11時半~14時までで、夜は17時~20時までです。定休日は土曜・日曜・祝日となっています。
芸能人も多く訪れる「和食料理 花邨(なはむら)」
大分市のホテル日航大分 オアシスタワーの隣にある、和食料理 花邨(なはむら)は、大分市内のとり天が食べられるお店の中でも、美味しいと有名な人気店です。外から見えるお店は、少し高そうな印象がありますが、お昼の定食はとり天定食・日替わり定食・唐揚げ定食・鶏の鉄板焼き定食・だんご汁定食・あじ寿司定食・焼きそば定食などほとんどが700円と、リーズナブルなのでおすすめです。
ランチタイムは11時~14時までで、夜は17時~22時まで、定休日は第3日曜日となっています。また会席料理も3150円からと大変リーズナブルです。数年前の口コミですので、料金や内容が変わっているかもしれませんが、ランチコース2500円では、とり天はもちろんのこと、鮮度のいい関サバや関アジにカンパチに、りゅうきゅうやだんご汁など、大分の郷土料理が堪能できるコースもあるようです。
大分駅から約700mのところにあり、お昼の営業時間が11時半~14時までで、夜が17時~23時までです。日曜と祝日は夜の22時までの営業となっています。定休日は不定休です。
とり天がおいしい別府市内の人気有名店
とり天発祥の有名店「レストラン東洋軒」
大分のとり天のルーツを辿ると、やはり別府のこの東洋軒へとたどり着きます。豊かな自然のある別府市で、元々東京帝国ホテルを経て天皇の料理番を務めていた宮本四郎氏は、大正15年に本格的なレストランを開業しました。新鮮で吟味された食材を活かした、欧風料理や中華料理を提供していました。東洋軒という名前は、修行時代お世話になった東京の日本洋食発祥の店である東洋軒から頂いたものでした。
宮本氏自身も日本を代表する料理人として有名でしたが、有名な文化人や著名人も東洋軒を訪れましたし、ここ東洋軒から数多くの料理人が巣立っていったそうです。冒頭で紹介したように、昭和初期に鶏ノカマボコノ天婦羅から、和風にアレンジして生まれたとり天は、ここ東洋軒の宮本氏が考案したもので、正にとり天発祥の店なのです。
東洋軒の本家とり天(単品)は1080円で、本家とり天定食はライス・サラダ・スープ・漬物が付いて1350円です。また持ち帰りとり天もあり、約220gで770円です。とり天以外にも平日のみの11時~14時半までのランチメニューには、酢豚、青椒肉絲、八宝菜の定食が800円であり、ニラ豚&炒飯セットなど1100円のランチもあります。とり天が有名ですが多くの中華料理も美味しくておすすめです。
東洋軒のとり天も中華料理も両方食べたいという人におすすめのメニューもり、麻婆豆腐&とり天セット1960円がおすすめです。夜の営業は17時~22時までで、数多くの単品中華料理やお得なコースメニュー(2名分6500円)などや、4名分が10000円のファミリーコースなどもあります。土日祝日は11時~22時までの通し営業です。
このお店へのアクセスは、大分自動車道別府ICから車で15分ほどのところ、鉄道では別府駅から大分交通バスで吉弘経由鉄輸温泉、石垣8丁目経由APU行で石垣八丁目下車で徒歩6分のところにあります。
二種類のとり天が選べる「まやかしや」
別府駅からわずか100メートルほどのところにある、まやかしやも別府のとり天が美味しいお店として有名です。まやかしやのとり天は、二種類あり自家製のタレに漬けこんだまやかしオリジナルのとり天650円と、ポン酢と練りからしで食べる昔ながらのとり天650円とがあります。以前はコンクリートの打ちっぱなしの外装のお店でしたが、移転されてガラス張りの店舗に変わりました。
11時半~14時までのランチメニューには、醤油・みりん・生姜・にんにくに漬け込んで揚げられた、まやかしやとり天定食と、昔ながらのとり天定食があります。他にもぶた天定食、地鶏塩胡椒焼き定食、煮込みハンバーグ定食などがあり、どれも1000円です。ご飯・味噌汁・小鉢・漬物・サラダが付いています。
程よい濃さの下味が付けられた、まやかしオリジナルのとり天は、何もつけなくてもジューシーで美味しいそうです。添えられたかぼすを絞って食べても、さっぱりとして美味しくいただけます。夜の営業時間は18時~23時までで、定休日は日曜日です。月曜日はランチの営業がありません。ランチはご飯がなくまり次第終了するようですので、早めに行くことをおすすめします。
昭和28年創業の超有名老舗レストラン「三ツ葉グリル」
とり天発祥の地である別府市には、とり天が食べられる名店が沢山揃っており、約120軒以上あるそうです。その中から今回はほんのわずかしか紹介できませんが、別府のとり天が美味しい人気有名店の3軒目は、三ツ葉グリルです。このレストランは昭和28年に創業した別府でかなり有名な老舗レストランです。ここのおすすめのとり天メニューはとり天定食1100円です。
むね肉を使用していますが、柔らかくてジューシーに揚げられており、甘めの醤油ベースのタレを直接とり天にかけて食べます。このタレを直接かける食べ方を最初に始めたのは、この三ツ葉グリルです。流石老舗レストランと感嘆するほどの逸品で、数量限定のようですので、早めの時間に行かれることをおすすめします。
定食には、ご飯・赤出汁の味噌汁・お新香が付いています。また千切りキャベツにかけられているドレッシングも、本格的な味のものだそうです。添えてあるのはカボスでなくカットされたレモンです。オーダーが入ってから作られる本格的なとり天が味わえます。別府駅東口から歩いて8分ほどのところにあり、ランチが11時半~14時までで、夜は18時~21時まで、定休日は火曜日です。
新鮮な魚料理と天婦羅が有名な「とよ常」
別府市には本当に美味しいとり天が食べられるお店が沢山あり、次に紹介するのは名物が天丼のとよ常というお店です。天婦羅と新鮮な魚料理のお店で、天丼が名物というだけあり、とり天も外がぱりっとしていて、中は柔らかくて旨味が閉じ込められており、食べると旨味が口の中に広がります。タレも酢醤油と甘めに仕上げられたタルタルソースが用意されており、オリジナル性溢れるとり天です。
タルタルソースをつけるというと、イメージ的にはチキン南蛮になってしまいそうですが、チキン南蛮のようで、また違った味わいは忘れられないほどの美味しさです。このメニューはランチタイムはとり天定食1100円を頼むと、味わうことが出来ます。また一日10食限定のとり天丼750円も、絶妙の衣の食感と鶏の旨味が絶妙でおすすめのメニューです。
ちなみに、とよ常の名物である特上天丼は860円で、特大の海老2匹に四種類の野菜の天ぷらで、秘伝のタレが絶品です。赤だしと香の物が付いています。昼限定の海鮮ちらし920円や大分名物りゅうきゅう丼880円もおすすめのメニューです。このお店は別府駅から歩いて10分ほどのところにあり、営業時間は11時~22時までです。
高架下にある商店街の有名なお惣菜屋「野田商店」
別府でとり天が食べられる店で次におすすめする人気有名店は、別府駅の高架下の商店街の中にある総菜屋の野田商店です。野田商店は、地元では知らない人がいなのではないかというくらいの有名な総菜屋です。創業から40年以上になる老舗の野田商店の名物は、一日3000本売れる巻きずしだそうです。ここのとり天は、茶色系のしっかりと下味が付けられているタイプのものです。
サクサクの衣に、鶏肉の旨味もそのままの、何もつけなくても美味しいとり天です。テイクアウト専門ですので、買って帰ってホテルの夜食に食べるなり、観光の合間に小腹が空いた時に買って食べるのもおすすめかと思います。
ショーケースに並べられた豊富な種類の総菜も美味しそうで、つい沢山買いすぎてしまいそうです。このお店はべっぷ市場内にあり、営業時間は8時~18時半までです。定休日は火曜日となっています。
とり天がおいしい大分駅前周辺のおおすすめ店
むね肉を使ったあっさりとした味わいのとり天「あんとれ」
大分駅から徒歩5分のところにある、テレビや雑誌などでも何度も取り上げられるほどの、とり天が有名な洋食屋あんとれを紹介します。レンガを使ったお洒落な外装のあんとれのとり天は、口コミでファンが増えたお店です。厳選の九州産生鶏のムな肉を使っており、ヘルシーなのにジューシーなとり天です。名物のとり天定食は750円、釜飯&とり天定食は1050円です。
テレビ番組の秘密のケンミンSHOWでも過去に、鶏を使ったグルメランキングで1位を獲得したお店で、しっかりと下味の付けられた鶏肉に、程よい柔らかさの衣が絶妙の、ボリュームもあるとり天です。口コミでも、洋食屋さんでありながら、とり天の美味しさに対してのコメントが多く、とにかく大分に来たなら、あんとれのとり天は食べておけと言われるほどの有名店です。
このお店の営業時間は、ランチが11時~15時までで、夜が17時~21時半までです。定休日は水曜日となっています。
大分の美味しい料理が食べられる「こつこつ庵」
大分駅周辺でとり天をはじめとした大分の郷土料理が食べられる有名なお店として、こつこつ庵を紹介します。JR大分駅北口から徒歩15分ほどのところにあるこつこつ庵は、創業40年になる大分の郷土料理店で、店内には懐かしい昭和の看板や置物などが置かれており、素朴な雰囲気のお店です。また大分らしく、銘焼酎を約300種類も取り揃えてあります。
柔らかくてジューシーなとり天をはじめ、関アジや関サバの刺身も味わうことが出来、大分の郷土料理のだんご汁も、手延べのものを使っておられます。大分名物のとり天は600円、だんご汁が600円、やせうまが500円、かんぱり琉球が600円とリーズナブルです。また大分の郷土料理の他におすすめの、関アジや関サバの一本造り7000円は、一日に3回仕入れている新鮮と有名なメニューです。
少人数の時には、関アジや関サバの刺身がそれぞれ1500円で味わうことが出来ます。またランチメニューではとり天定食が700円、琉球定食700円、だんご汁定食800円、琉球丼800円、日替わり定食650円などがあります。口コミによると、ランチメニューに関アジの琉球丼が食べられたようですが、甘めの醤油を濃さを確かめながら、少しずつかけて食べるそうです。
このお店の営業時間は昼が11時半~14時半までで、夜が17時~22時半までです。定休日は日曜日となっています。大変な人気のある有名店ですので、予約をされることをおすすめします。
屋上庭園が眺められるレストラン「庭の食卓 四季」
次に紹介する大分駅周辺で、大分名物のとり天を味わえるお店は、JRホテルブラッサム大分の8階にある、庭の食卓 四季です。木をふんだんに使った内装と、シンプルなペンダントライトが印象的な、洗練された空間の内装に、四季を感じられる庭園が窓から眺めらられ、食材も吟味された旬のものを使い、料理人により心を込めて作られています。
7時~10時は大分をはじめ、九州各地の食材を織り交ぜて作られた、和御前や洋食のハーフビュッフェが愉しめます。その日の食材によってメニューが変わるのも、毎回違ったものが食べられる楽しみでもあります。大分名物のかぼすを使ったはちみつかぼすのドリンクも用意されています。11時半~14時のランチタイムには、豊後牛を使った膳が1200円からあり、レディス会席3500円もおすすめです。
大分名物とり天は、単品1000円で食べることができます。17時~21時半のディナータイムには季節の食材を使った会席料理4000円~や、天婦羅御前など各種メニューがあります。68席あるうちの10席は半個室となっていますので、プライベート空間が欲しい人にはおすすめです。
いか料理のプロの創作料理が味わえる郷土料理のお店「いかや」
大分駅から約700mのこころにある、いか料理のプロのイカ料理も愉しめる、郷土料理のいかやは、店内に大きな生け簀があり、イカだけでなく関サバや関アジなどの活魚を、注文を受けてから生き造りにして提供してもらえる、大変人気で有名なお店です。またイカ墨を使ったオリジナル料理も多数あり、ここでしか味わえない創作料理を堪能できて大変おすすめです。
もちろん大分名物のとり天680円や、いあかまんぷくコース4860円などのコース料理もいくつかあります。とり天と美味しいイカに、新鮮な関サバ関アジが食べたいなら、このお店がおすすめです。2名から利用可能な個室もありますが、柔らかい照明の円形のカウンター席も、生け簀を眺めることが出来ておすすめの席です。
いかやのHPにはコース料理が安くなるクーポンや、1か月前に予約すると一人分の料金が無料になる、20名から利用かのうなクーポンもあります。このお店の営業時間は、17時~22時半まです。
とり天を食べられる大分空港のおすすめ店
美味しいとり天が味わえる「ビューレストランスカイライン」
大分空港で美味しいとり天が味わえるお店、ビューレストランスカイラインは、大分空港の国内線側の3階にあります。とり天をはじめとした、郷土料理やご当地グルメをコンセプトにしたレストランで、大分の食材を多く使ったメニューが豊富に揃うレストランで、大変おすすめです。営業時間が9時~19時45までで、9時~10時まではモーニングメニューも用意されています。
席数が100席以上もある、大分空港で最大のレストランで、一番人気のメニューはやはり、大分のソウルフードである、大分名物のとり天定食1000円です。ご飯・味噌汁・漬物・小鉢・サラダが付いてこの価格は、大変お得でおすすめです。また自家製のポン酢とゆず塩が添えられていますので、二種類の味を愉しめます。
またおろし大根が添えられた、和風おろしのとり天定食1030円も、さっぱりと食べられておすすめです。その他にとり天をトッピングした、大分名物のとり天カレー1000円もおすすめです。お腹は空いていないけれど、大分名物のとり天を味わいたい人は、単品の大分名物のとり天400円がおすすめです。このレストランには、他にも大分の美味しい食材を使ったメニューが沢山あります。
大分県産牛のステーキや、ステーキ丼、九重夢ポークを使ったとんかつの定食、大分の味の唐揚げの様々なメニュー、カレーメニューに、パスタのメニュー、サンドイッチメニューに、お子様ランチも3種類あります。またお得な大分名物と生ビールがセットになった、とり天&りゅうきゅうと生ビール一杯で、通常1320円が1000円というメニューもあり、大分の名物をおつまみにちょっと一杯を愉しめます。
その他にもデザート類や、豊富なドリンク類もありますので、大分名物で腹ごしらえするもよし、飛行機までの待ち時間の間に、大分名物を肴に一杯飲むのもよし、家族連れでも一人でも様々なスタイルで愉しめるレストランです。また窓際の席からは飛行機とその向こうに海が望めます。
美味しい郷土料理の人気店「なゝ瀬」
次に紹介する大分空港で、大分名物のとり天が食べられるお店は、和風レストラン なゝ瀬です。このレストランは、10時~20時までの営業で、大分の名物料理であるとり天・だんご汁・りゅうきゅうなどをはじめとして、うどんやそばなどの麺類のメニューも充実したレストランです。このレストランも大分空港の滑走路を離発着する飛行機が見える窓側の席があり、天気が良いと四国まで見える海も見渡せます。
このレストランでおすすめのメニューが、とり天とだんご汁に、りゅうきゅうと大分・豊後の名物が一度に愉しめる、ぶんご名物膳1680円です。大分名物のとり天を中心に、茶わん蒸し・ご飯・小鉢・漬物も付いています。大分名物だんご汁の小麦粉は、大分産のものを使用していたり、大分名物のとり天は、自家製のかぼすポン酢と辛子が添えられています。
もう一つの大分名物りゅうきゅうは、カンパチの刺身を醤油ベースのタレに漬け、しっかりと味を染み込ませたもので、とろりとした食感が白ご飯ととても相性のいい逸品です。また、大分名物だんご汁に入っている、小麦粉の帯状の団子にきな粉をまぶした、これも大分名物の、やせうまと言う甘味も付いていて、大分の有名な味をたっぷりと味わえます。
大分の味を持って帰れる「謎のとり天せんべい」が大人気
大分空港で売られている、謎のとり天せんべいというお土産があるのですが、ご存知でしょうか?大分に友人・知人・親戚が居られる人は、すでに食べたことがあるかと思いますが、大分県民がこよなく愛するとり天の美味しさを、ぎゅっと閉じ込められた、味・音・香り・歯ごたえなどを愉しめるお菓子にしたものが、謎のとり天せんべいなのです。
大分空港で売られている謎のとり天せんべいは、大分空港が一押ししている大変人気のお土産の一つでもあります。とり天の味をそのままおせんべいにしてありますので、大分の郷土料理の味を手軽に愉しめる、お土産にぴったりの商品です。封を開けるととり天のいい香りがふわっとしてきます。そしてパリッとした食感に、ちゃんととり天の味が再現されているので、更に驚きます。
せんべいなのに、大分のとり天の味がそのまま再現されているところが、謎ということで謎のとり天せんべいとなったようです。14枚入りで648円で購入することが出来ます。また30枚入りは1080円、45枚入りが1620円です。購入できる店舗は、大分空港のANA FESTA 大分ゲート店です。一枚一枚丁寧に焼かれた、謎のとり天ンせんべいを一度食べてみてください。
また平成24年から大分 謎のとり天せんべいは、夏限定の商品を毎年発売しており、平成24年には柚子こしょう味、平成25年には唐辛子味、平成26年にはかぼすポン酢味、平成27年には大葉味、平成28年にはしょうがポン酢味、平成29年にはにんにく醤油味、平成30年にはからし味が売り出されました。次はどのような味のとり天せんべいが、発売されるか毎年楽しみです。
またとり天せんべいには、極みのとり天せんべいという商品もあり、12枚入りが756円、24枚入りが1404円です。その他にも幻のとり天せんべい~柚子こしょう味15枚入り691円もあります。大分極みのとり天せんべいは、平成20年に誕生した商品で、謎のとり天せんべいを更に極めた味のとり天せんべいです。
生地に大分県産鶏肉を練り込み、米と揚げ玉をトッピングし、鉄板で挟んで焼くことにより、サクサクの食感と、豊かな風味を実現した、噛むほどにとり天の旨味と香りが口中に広がる、本物の素材を使った、お料理せんべいです。
とり天は大分で食べられる絶品人気グルメ!
とり天についてや、とり天の美味しい人気有名店などを紹介してみました。あまり、とり天について知らなかった人は、とり天の美味しさを味わってみたくなったのではないでしょうか?近くの居酒屋などで、とり天として提供されているものもあるかもしれませんが、本場大分のとり天は本当に美味しいお店が沢山あります。また歴史も意外と長い料理なのです。
本場である大分で、本物の美味しいとり天を食べて、とり天の魅力を実感してみてください。鶏肉はカロリーが低くて、タンパク質の多い健康食材でもあります。温泉に入りがてら、とり天やその他の大分の郷土料理も沢山ありますので、まだ大分を訪れたことのない人も、何度か大分を訪れたことのある人も、大分の絶品グルメを堪能することをおすすめします!