今治の焼豚玉子飯はご当地絶品グルメ!人気のおすすめ有名店を紹介!
「今治焼豚玉子飯」というB級グルメを知っていますか?今治市は四国の愛媛県にある市のひとつです。今治タオルが有名なので聞いたことがある人は多いでしょう。そんな今治で愛されている焼豚玉子飯という料理は、名前を聞いただけでも美味しそうな響きがします。焼豚玉子飯はここ今治市のご当地グルメです。昔から市民に親しまれB級グルメとしても全国に名をはせるほどの人気グルメですが、今回はそんな焼豚玉子飯について詳しく調べました。
目次
今治のご当地グルメ焼豚玉子飯を食べてみたい!
愛媛県今治市のご当地グルメといえばみかんに今治ラーメン、せんざんき…とたくさん挙げられますが、その中でもご当地グルメの代表ともいわれる今治焼豚玉子飯は、今治市や周辺の市民にとって欠かせないソウルフードです。今治焼豚玉子飯は読んで字のことく焼豚と卵がご飯の上にのったがっつり食べられるメニューです。これを読めば絶対食べたくなる事間違いない今治焼豚玉子飯を、発祥やおすすめのお店と共に紹介します。
今治のご当地グルメ焼豚玉子飯について詳しく知ろう!
今治焼豚玉子飯とはどんな料理?
下の写真がまさに今治焼豚玉子飯です。みるからに美味しそうな雰囲気を醸し出しています。今治焼豚玉子飯とはどんな料理なのでしょうか?調べてみました。
今治焼豚玉子飯は、ごはんと一緒に食べる丼ものメニューです。白ごはんの上に甘いしょうゆだれで味付けをした焼豚が乗っていて、さらに上には半熟の目玉焼きが乗っています。ただそれだけなのに、それだけでB‐1グランプリ西日本大会で優勝してしまうほどの美味しさです。見た目も丼ものということもあってボリュームがあって、手軽に食べられる一品です。
今治焼豚玉子飯はレンゲで半熟の目玉焼きをつぶして混ぜながら食べるのですが、甘いしょうゆだれで味付けをした豚肉が白いご飯とからまっていい匂いを漂わせます。そこに黄身の濃厚さが加わると申し分ありません。お肉と玉子でスタミナも抜群の今治焼豚玉子飯は、今治市周辺ではお店でも、家庭でも、老若男女問わず親しまれている料理なのです。
焼豚玉子飯はまかない飯から生まれた!
今治焼豚玉子飯はいつどこで発祥したのでしょうか?今治市の名物なので今治市発祥であろうことは推測できますが、今治焼豚玉子飯の歴史を詳しく調べてみました。今治焼豚玉子飯自体は約50年前に市内にあった中華料理店で発祥しました。忙しい中華料理店で料理人が手早く食事を済ませる為に生まれたメニューです。しかし思わぬ人気だった事から今治焼豚玉子飯は商品化されることになり、1970年にメニューに載ったのが最初です。
出典: http://umaai.net
世に出たのが1970年ということで、今から48年も前に発祥したことになります。しかし今治焼豚玉子飯発祥のお店はすで閉店してしまっていて、そこから独立した料理人が商品化しましたが48年たっても人気があるメニューはなかなか見つかりません。今治焼豚玉子飯は、現在ではコンビニエンスストアでの商品化やテレビなどのメディアでも取り上げられているので知っている人も多いかもしれませんが、発祥はまかない飯だったのです。
B-1グランプリでも入賞の常連に!
そのように大変人気を博している今治焼豚玉子飯ですが、今治焼豚玉子飯という名前が世に広まるひとつのきっかけとなったのがB-1グランプリです。今治焼豚玉子飯は尾道てっぱんグランプリで優勝したことでB‐1グランプリを目指すことになったのですが2011年の近畿・中国・四国B-1グランプリで第3位に入賞しました。その後第6回B-1グランプリで第5位に入賞しました。
勢いがついた今治焼豚玉子飯は2012年の近畿・中国・四国B-1グランプリでなんとゴールドグランプリという優勝を手に入れ、第7回B-1グランプリではブロンズグランプリという第3位を獲得しました。第9回B-1グランプリでもブロンズグランプリ(第3位)、2017年の西日本B-1グランプリではまたゴールドグランプリ(優勝)と、今治焼豚玉子飯は数々の場で実に輝かしい成績を残しています。
それぞれのB-1グランプリで入賞や優勝するだけあって、今治焼豚玉子飯を食べた人たちからは絶賛の嵐でb-1グランプリは大盛況に終わりました。いろいろなメディアで取り上げられるようになってからはその知名度も増し、b-1グランプリでも今治焼豚玉子飯を食べてみたい!という人たちが増えたのです。
これだけたくさんの入賞や、2度の優勝をするだけの魅力が今治焼豚玉子飯にはあります。そのシンプルな料理にはたくさんの人々の舌を満足させる秘密が隠されているのです。万人うけする今治焼豚玉子飯は、ますます興味がわくご当地グルメです。
本場今治では食べれるお店が60店舗以上ある!
実は今治焼豚玉子飯発祥の地今治では、今治焼豚玉子飯を食べられるお店が60店舗以上もあります。この数字を聞いただけでびっくりしますが、焼豚に使う部位から焼豚の作り方、玉子の産地、そして今治焼豚玉子飯の命でもあるタレの作り方はそれぞれのお店で異なっているので、出来上がりは少しずつ違ってくるのです。それぞれ人気があっての60店舗以上なのでさらにびっくりします。さすが今治焼豚玉子飯発祥の地です。
その各店舗は決して遠いわけではなく意外と近場に店舗を構えているので、実際に行ってみると今治焼豚玉子飯がどれだけ今治市民に愛されているソウルフードなのかがよくわかります。ほかに道の駅のレストランや、意外にお弁当チェーン店の地域限定メニューとしても販売されています。お店によってはテイクアウトができるところもあるので、食べ比べができるのもうれしいです。
今治焼豚玉子飯のおすすめの食べ方
今治で発祥した焼豚玉子飯が食べられるお店の紹介の前に、焼豚玉子飯の食べ方を紹介します。一見普通のどんぶりですが、昔から愛され続けているメニューだけあって「おいしい食べ方」があります。それは半熟の目玉焼きをれんげでつぶして、かき混ぜて食べるということです。かき混ぜることで味が均等に混ざり合って最後までおいしく食べることができるのです。
今治の焼豚玉子飯の発祥の店「チャイナダイニング白楽天」
本格的中華料理も美味しい人気店
さて続いては今治で焼豚玉子飯といえばここ!というおすすめのお店を紹介します。今治焼豚玉子飯と聞いて外せないのが「チャイナダイニング白楽天(はくらくてん)」です。チャイナダイニング白楽天は、今治焼豚玉子飯発祥のお店はもう閉店してしまっていますが、そこで働いていた料理人が独立して開いたお店なのです。今治焼豚玉子飯は1970年にチャイナダイニング白楽天で初めて商品化されました。いわゆる発祥のお店です。
チャイナダイニング白楽天はチャイナダイニングというだけあって中華料理の専門店です。今治ではもっとも古い中華料理店で、店内は132席あります。おすすめの今治焼豚玉子飯はもちろん、ほかの料理も美味しくて評判のいいお店です。本格的な中華料理が楽しめるということで、地元の人は今治焼豚玉子飯ではなく、ほかの中華料理をオーダーすることも多いお店です。創業50年近い老舗だけあって、常連のお客さんは数知れません。
チャイナダイニング白楽天にはほかにも目をひくメニューがある
チャイナダイニング白楽天には、今治焼豚玉子飯以外に目を引くメニューがあります。それは白楽天丼(はくらくてんどん)と、特製焼飯(とくせいやきめし)です。白楽天丼はごはんの上に薄焼き卵とにんにく・こしょうを効かせた豆腐のあんかけが乗ったどんぶりで、こちらもボリューミーでインパクトが大きい料理です。具だくさんでスタミナたっぷりの料理は疲れていても食べると元気が出てきます。
上の写真は特製焼飯です。焼きめしの上に間違えて野菜炒めを乗せてしまったことが始まりだというこの料理は、シャキシャキの野菜炒めの食感が人気です。焼きめしの上に野菜炒めが乗っているだなんて、2度美味しい料理です。今治焼豚玉子飯発祥のお店チャイナダイニング白楽天ならではのユニークなメニューも満載です。こちらのメニューもおすすめなのでぜひ食べてみてください。
チャイナダイニング白楽天のアクセスと営業時間
チャイナダイニング白楽天へのアクセスは、車だと西瀬戸自動車道の今治インターチェンジを下りて、北東に進みます。今治駅西交差点を右に曲がって国道317号線に向かい、常盤町4丁目交差点を右折して直ぐのところにあります。電車だとJR今治駅の表口を出て南東に徒歩8分です。
定休日の火曜日以外は営業していて、ランチ営業は11:00~15:00、夜の営業は17:00~22:00です。店内は広く、カウンターもあるので一人でも気軽に入れる雰囲気のお店です。焼豚玉子飯単品(750円)、ランチメニューは800円~、おすすめの焼豚玉子飯セットは今治焼豚玉子飯とほか一品に、サラダ、スープがついて1000円~1100円です。色々少しずつ食べたい女性のためにレディースセット(1100円)があるのもポイントです。
夜はファミリー層や、宴会もできる間取りになっていて単品メニューは豊富で、ディナーセットが1600円~1900円です。コースメニュー(要予約です)は2500円~5000円と充実しているので、ゆっくりくつろぎながら食べることができます。しかしチャイナダイニング白楽天は人気店なので待つこともしばしばあります。利用の際は予約がおすすめですが、テイクアウトも可能なので持ち帰って自宅で食べるものおすすめです。
チャイナダイニング白楽天の焼豚玉子飯の味とは?
チャイナダイニング白楽天が世に広めたという今治焼豚玉子飯ですが、元祖であるチャイナダイニング白楽天の今治焼豚玉子飯の味とはいったいどんな味なのでしょうか?使用されているものはご飯、焼豚、玉子、タレ、たったのこれだけなのですが、チャイナダイニング白楽天の今治焼豚玉子飯の旨さはこのタレにあります。もともとは焼豚を作ったときのタレをそのままかけたとのことですが商品化されたときに改良されています。
実はこのタレ、知っている人もいるかもしれませんが商品化されているのです。原材料はしょうゆ、砂糖、米発酵調味料、水あめ、にんにく、玉ねぎ、食塩など、たくさんの材料から作られた、いわば秘伝のタレです。もともとが焼豚のタレなので濃厚な甘さが特徴ですが、これが半熟目玉焼き・白ごはんに絶妙に合うのです。シンプルだからこそファンが多いのかもしれません。
チャイナダイニング白楽天の焼豚玉子飯の口コミ
チャイナダイニング白楽天の今治焼豚玉子飯は口コミでもおすすめする人が続出しています。メディアで知り、県外やもっと遠方から「今治焼豚玉子飯を食べに」来る人もいるくらいです。いつ行ってもいっぱいで待ち時間があるチャイナダイニング白楽天の今治焼豚玉子飯は、とにかくボリュームがあることが評価されています。特に男性や育ち盛りの学生から支持を得ています。しかし支持を得ているのは男性だけではありません。
実はチャイナダイニング白楽天の今治焼豚玉子飯は、意外なことに女性ファンも多いのです。とにかくボリューミーなので女性には多そうにみえるのですがぺろっと食べてしまえるほどお箸がすすむメニューです。アツアツのご飯に甘い焼き豚、とろとろの半熟玉子焼が絶妙に合うんです。玉子が好きな人にもおすすめのメニューです。街中は静かなのに、チャイナダイニング白楽天はにぎわっていて驚くお客さんもいます。
今治の焼豚玉子飯の人気店「中華料理大黒屋飯店」
出典: https://retty.me
もう一軒、今治で焼豚玉子飯のおすすめといえばここ!というお店があります。それは「中華料理大黒屋飯店(だいこくやはんてん)」です。中華料理大黒屋飯店は、チャイナダイニング白楽天につぐ第二の今治焼豚玉子飯の老舗と言われています。まさに老舗を思わせるお店の外観がその人気ぶりを物語っています。もともとはラーメン屋台から始まったこの大黒屋飯店はその時代も含めると創業70年にもなります。
中華料理大黒屋飯店の今治焼豚玉子飯の特徴は、ごはんの上に乗っている焼豚が細く切ってあるということです。焼豚を細く切ることによってタレがよくからみ、味が染み込むのです。そしてそのタレはなんと60年もの間継ぎ足して作られているというのが驚きです。また、今治焼豚玉子飯にバリエーションがあることが人気の秘密でもあります。中華料理大黒屋飯店も老若男女多数のファンによって支持され続けているお店です。
マヨネーズ好きな人におすすめ
さて中華料理大黒屋飯店も今治焼豚玉子飯が有名です。こちらの今治焼豚玉子飯にはいくつかの特徴があるので当然おすすめもいくつもあるのですが、いちばんおすすめするのは「マヨネーズ」です。最初からマヨネーズがかかっているわけではありません、トッピング追加30円で、マヨネーズをかけてもらうことができます。甘い焼豚にマヨネーズ、とても合うと思いませんか?
マヨネーズが好きな人には是非おすすめしたいのが、中華料理大黒屋飯店の今治焼豚玉子飯です。濃厚なタレがからんだ焼豚にマヨネーズをかけるとなんともいえない、濃い味の中でもマイルドさが加わってまた違う今治焼豚玉子飯を味わうことができます。マヨネーズトッピングは大人気で、甘いタレとマヨネーズの絶妙な組み合わせを求めてこちらのお店に通うお客さんもたくさんいます。
中華料理大黒屋飯店のアクセスと営業時間
中華料理大黒屋飯店へのアクセスは、JR予讃線の伊予富田駅から徒歩23分です。バスだと瀬戸内運輸、今治‐小松済生会病院前で下車して徒歩2分です。駐車場が少ないので交通機関を利用するのがおすすめです。
中華料理大黒屋飯店の営業時間は、ランチは定休日の水曜日をのぞいて11:00~14:00、夜の営業は月曜日と水曜日以外の17:00~21:00です。店内38席で、カウンターも座席もあります。また中華料理大黒屋飯店は予約ができないので、早めに訪問する方が待ち時間は少ないです。
メニューは定番の今治焼豚玉子飯(700円)、カレー玉子飯(730円)、玉天(750円)、カレー玉天(780円)、生玉子飯が(700円)と、今治焼豚玉子飯のバリエーションはすべて700円台で提供されています。中華料理店なのでもちろんラーメン480円~、焼めしなどのごはんもの600円~、他一品料理もとにかく種類が多く安いのがこちらのお店のポイントです。もちろんセットメニューも800円~完備しています。
大国屋飯店の焼豚玉子飯は他店よりもしっかり味!
中華料理大黒屋飯店の今治焼豚玉子飯の味付けは老舗だけあって、他のお店にはない味を目指して「辛すぎず甘すぎず濃い」味を表現しています。そのコクがある中でもさっぱりとしている味であるがゆえ、通い詰めるファンも多いのです。またマヨネーズをかける前提でもしっかりと味付けはされているのに、そのまま食べてもほかのお店の今治焼豚玉子飯に引けをとらないおいしさがあります。
カレー味などのオリジナルもあり!
実は中華料理大黒屋飯店はマヨネーズやネギがトッピングできたり、今治焼豚玉子飯のバリエーションとしてはカレー味のカレー玉子飯や野菜が入った玉天を乗せた焼豚玉子飯、カレー玉天、焼豚玉子飯に生卵が乗った生玉子飯と、焼豚玉子飯ひとつで豊富なアレンジメニューを食べることができます。卵の好みにも合わせて選べるところが嬉しいです。そしてそれぞれのメニューには大、中、小があって女性や少食の人への配慮も嬉しいです。
大黒屋飯店の焼豚玉子飯の口コミは?
中華料理大黒屋飯店の焼豚玉子飯もチャイナダイニング白楽天と並ぶ人気ですが、あえてこちらのお店をチョイスする人たちの中には、濃い味付けの焼豚と目玉焼きがよく合っていて美味しいという人や、やはりマヨネーズが合う、と、豚肉の味付けについて評価する人がたくさんいます。大黒屋飯店は焼豚が有名なお店でもあるので今治焼豚玉子飯の口コミは上々です。
今治の焼豚玉子飯が食べられるその他のおすすめ店を紹介
この2店舗に限らず、美味しいと有名だったり口コミ評価が高い今治焼豚玉子飯を扱うお店はたくさんあります。続いて、他のおすすめのお店を紹介しますので今治に遊びに行くときの参考にしてください。
古くから地元で愛される「重松飯店」
今治市大正町にある重松飯店は、古くから地元で愛される中華料理のお店です。さすが焼豚玉子飯発祥の地だけあって、老舗も軒を連ねています。その風貌はまさに熱烈なファンがいるという雰囲気を醸し出していて、重松飯店は特に行列になると人気必至の焼豚玉子飯のお店になります。開店1時間前から並ぶ人もいるとのことで、その人気ぶりがうかがえます。
重松飯店の今治焼豚玉子飯は650円とリーズナブルです。焼豚がバラ肉とモモ肉の2種類使用されていることと、薄めにスライスされていることが特徴で、こってりが大好きな人に人気があるお店です。そのタレは30年以上継ぎ足されて作り続けられていて、焼豚玉子飯はとにかくボリュームが多く、焼豚玉子飯だけで満足できるほどの量です。店内には重松飯店オリジナルの焼豚玉子飯秘伝のタレも販売されています。
重松飯店へのアクセスはJR今治駅から約1キロメートル、徒歩で15分くらいです。駐車場もあるので車での来店も可能です。営業時間はランチ営業は11:45~14:00で、夜の営業は18:00~22:00(日曜日・祝日は21:00)です。定休日は月曜日です。店内カウンター席が10席と、テーブル席が12席、座敷が18席ですが、すぐにお客さんでいっぱいになってしまうので混んでいるときはテイクアウトの注文もおすすめです。
玉子好きは必見「中国料理白龍」
今治市郷本町にある「中国料理白龍」も、昔からある中華料理店です。大衆食堂といった雰囲気の店内はどこかおちつきがあって親しみやすい雰囲気です。こちら白龍の今治焼豚玉子飯の特徴は第一に中サイズで玉子が3つも乗っているところです。他のお店では2個ですが、白龍では中サイズで3個ついてくるので玉子好きにはたまりません。特徴の第二に挙げられるのは、焼豚が茹で豚だというところです。
茹でることで余分な脂分が落ち、さっぱりした味わいになります。そして特徴の第三、これがいちばん重要かもしれません。タレがほかのお店とは全く違って、しょうゆみが強いサラサラのタレになります。しょうゆみが強いので卵が3つくらいがちょうどいいというお客さんがたくさんいて、とにかくがっつり食べられる一品です。値段は大(800円)、中(600円)、小(500円)で、小サイズがあるのが女性には嬉しいです。
白龍へのアクセスは伊予富田駅から約1.8km、徒歩で20~25分くらいです。駐車場もあるため車でも訪問することができます。営業時間が11:00~21:00と休憩なしのため、時間を気にすることなく訪問することができます。ただ、予約をすることはできません。店内は27席で、カウンター席に加えて個室もあるのでくつろげます。定休日は木曜日です。
卵が特徴的「MOTSUNABEYAつぼ吉」
提供しているメインはもつ鍋屋のつぼ吉ですが、こちらは他のお店とはまた違った今治焼豚玉子飯を食べることができます。こちらの今治焼豚玉子飯は、卵が半熟目玉焼きではなく煮卵と錦糸卵を使っていることが特徴です。半熟目玉焼きではない時点でほかの今治焼豚玉子飯とは違う味や食感が楽しめそうです。焼豚が自家製であることも興味を引くポイントです。
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今治市松本町にあるつぼ吉へのアクセスは、今治駅から徒歩10分と駅から近いので利用しやすいです。営業時間は17:00~翌1:30ともつ鍋屋なので夜のみの営業ですが、鍋のシメに今治焼豚玉子飯を食べるというつわものもいます。店内100席もあって、テーブル席に加えて個室・座敷ともに完備のため、くつろぎたい人におすすめです。店内は落ち着きがあっておしゃれな雰囲気です。定休日は月曜日で、予約受付が可能です。
もつ鍋屋なのでコース料理が充実していますが、つぼ吉オリジナルの「オリジナル焼豚玉子飯」は500円と、ワンコインで提供しています。つぼ吉のいいところは今治焼豚玉子飯の差別化を、別の食材ではなく同じ卵のなかで図ったところです。定番とは少し違って新しい今治焼豚玉子飯をこちらでぜひ食べてみてください。
ヘルシーな焼豚玉子飯がある「瀬戸内ちゃんぽん菜めん」
瀬戸内ちゃんぽん菜めんは、今治市中寺にあるちゃんぽん麺のお店です。焼豚玉子飯は中華料理ですが、市民に食べ親しまれているのでいろんなお店で食べることができます。こちらはちゃんぽん麺のお店ですが焼豚玉子飯も提供しています。瀬戸内ちゃんぽん菜めんでは通常の今治焼豚玉子飯は650円と安価です。そしてカロリーやボリュームを気にする女性のためにヘルシーな今治焼豚玉子飯があるのがポイントです。
「サラダ玉子飯」と名付けられているその今治焼豚玉子飯は、野菜も一緒にとれるので女性にはありがたいメニューですが、夏季限定メニューなので注意してください。瀬戸内ちゃんぽん菜めんの営業時間はランチが11:00~15:00、夜の営業が17:00~21:30です。火曜日が定休日です。店内は明るく、入りやすい雰囲気なので気軽に利用できます。
イクラがのった焼豚玉子飯「道の駅よしうみいきいき館」
出典: http://i-ytm.com
本州から四国に向かう際に通る来島海峡をわたって、最初の島である大島にある道の駅よしうみいきいき館でも今治焼豚玉子飯を食べることができます。道の駅よしうみいきいき館で味わえる今治焼豚玉子飯はなんと、イクラが乗っています。その名も「イクラのせ焼豚玉子飯」は830円で、こちらが海鮮料理を推しているからこそ実現するメニューでもあります。
道の駅よしうみいきいき館は今治市吉海町にあります。広島方面からだと瀬戸内しまなみ海道の大島北インターチェンジを降りて、国道317号線を南に走ること15分ほどで見えてきます。今治方面からだと大島南インターチェンジより5分ほどで到着します。道の駅で、営業時間は11:00~16:00と短めですが途中休憩などでランチ利用がしやすい位置にあります。元日以外は営業しているのでいつでも利用できるのが嬉しいです。
どのお店にも共通すること
それぞれのお店で味わえる今治焼豚玉子飯の特徴を数々紹介しましたが、どのお店にも共通することは「早い・安い・旨い」ということです。まず材料がすでにできあがっているので、作る手順は半熟目玉焼きを焼くことだけなのです。どのお店でも注文してから5分ほどで運ばれてくるので驚きます。忙しいお昼もさっと食べられるのは嬉しいことです。
またこれはB級グルメに特化したことなのですが、ご当地メニューだからこそ安価で食べられるというのはお財布にも優しいです。長年市民に親しまれているからこそ実現する値段、それに加えて変わらない味はこれまでも、これからも市民に愛され続けるメニューです。早い・安い・旨い料理、焼豚玉子飯は最高のメニューです。
今治の焼豚玉子飯の簡単レシピを試してみよう
これまで今治焼豚玉子飯の発祥やおすすめの食べ方に、お店を紹介してきましたがいかがでしたか?ただ読んだばかりでは興味がわくばかりです。本来なら焼豚玉子飯発祥の地今治を訪問して各店舗を食べ歩きたい気持ちですが、白いご飯に焼豚、玉子、タレ…なんとか自宅でも作れそうな雰囲気です。というわけで簡単なレシピを紹介しますので、是非試してみてください。
実は今治焼豚玉子飯には「食べ方」があります。その「食べ方」を実現するために重要なのが「作り方」です。ただそのままご飯の上に乗せるだけではいけません。発祥の焼豚玉子飯に近いおすすめの作り方を紹介します。準備するものは温かいごはんどんぶりに一杯、焼豚スライスお好みの量、焼豚のタレ、玉子、塩コショウ。たったのこれだけです。
タレの材料はしょうゆ大さじ3、みりん大さじ2、砂糖大さじ1の割合で、すべてを小鍋に入れて半分の量になるまで煮詰めます。タレは煮詰めすぎると濃くなるので味を見ながらお好みのところで火を止めてください。焼豚を購入するときについてくるタレでも問題ありません。
作り方はどんぶり鉢に温かいご飯を盛って、たれをかけたら焼豚スライスを並べます。塩こしょうを振って、焼いた半熟目玉焼きをのせたら、仕上げにもう一度たれをかける。たったのこれだけです。だったのこれだけですが一番重要なのは半熟目玉焼きの作り方です。黄身にはほとんど火を通さないのがポイントです。どのお店も、熱した中華鍋に卵を割り入れたら一瞬でどんぶりに移しています。
半熟目玉焼き、これが最高の今治焼豚玉子飯を食べるポイントなのです。「食べ方」はれんげで半熟の黄身をつぶし、焼豚、ご飯と混ぜて食べます。別々だとタレが甘く感じますが、混ぜることによって味が均一になって、また焼豚の脂も混ざって風味を旨みが格段に増します。紹介したようにマヨネーズをかけるもよし、ねぎをのせるもよし、お好みの味を見つけてください。
市販品で簡単につくれる「今治風の焼豚玉子飯」
上に今治焼豚玉子飯のレシピを紹介しましたが、今治焼豚玉子飯を作るにあたって実は「焼豚玉子飯のたれ」というものが発売されています。インターネットショッピングで簡単に手に入れることができるので、本場の焼豚玉子飯を味わいたいときはこちらを利用するのも手です。また今治市を訪問した際はオリジナルのタレを販売しているお店もあるので購入するのも良いでしょう。簡単に発祥の地今治の焼豚玉子飯があじわえます。
今治のご当地グルメ焼豚玉子飯に味を確かめてみよう!
今治のご当地グルメ、今治焼豚玉子飯は食べたら食べるほどクセになるという人が続出です。これまでは今治市、その周辺の人たちの間でしか親しまれてこなかった今治焼豚玉子飯ですが、B‐1グランプリで入賞したことをきっかけに実力がその名を全国に響かせることとなりました。焼豚玉子飯発祥の地今治市では、普段から定番メニューとして食卓にも出てくる焼豚玉子飯を一度は味わいたくありませんか?
今回紹介したお店はほんの少しです。今治市にはまだまだ何十店舗というお店が今治焼豚玉子飯を提供しています。その味は各店舗それぞれで、作り方、食べ方、トッピングやアレンジもお店によってかなり違ってくるので、実際に足を運んで食べくらべてみるのが楽しいです。近県の人も、そうでない人も、愛媛県を訪れたら必ず一度は食べておきたいB級グルメです。訪れた際は是非お気に入りの味を探してみてください。