野毛の焼き鳥屋でおすすめは?美味しくて安い・人気の名店を調査
横浜・野毛と言えば焼き鳥屋。呑兵衛の街、野毛にはたくさんの焼き鳥屋が軒を連ねます。常に行列の途切れないような名店から、戦後から続く歴史のある名店、人に教えたくないような隠れた名店まで。野毛に行ったら訪れてほしい焼き鳥屋を紹介します。
目次
野毛ってどんな街?
神奈川県横浜市にある野毛町。動物園や大道芸の街として知られていますが、居酒屋・バーが集まる呑兵衛の街としても有名です。戦後ヤミ市と屋台で賑わっていた野毛は、時代の移り変わりとともに居酒屋・バーが軒を連ね、仕事終わりのサラリーマンやお酒が好きな呑兵衛が居酒屋・バーのある野毛に集まるようになりました。
そのディープな雰囲気と個性豊かなお店に惹かれて、今では老若男女問わず飲み歩きの街として多くの人が訪れています。最近では若い人向けのきれいでおしゃれな居酒屋・バーも増えてきました。安いのに美味しい名店がたくさん、そんな野毛の居酒屋・バーの中から、美味しいと人気の焼き鳥屋さんを紹介します。
野毛で人気の焼き鳥店1・野毛末広
焼き鳥は串のまま食うべし。首都圏屈指の飲み屋街・野毛の老舗名店『末広』感動的に美味でした。 pic.twitter.com/xqf6M1JIcg
— 村上敦宏 (@son_4) February 15, 2018
言わずと知れた野毛の名店、野毛末広。様々な居酒屋・バーが軒を連ねる中、この焼き鳥屋を目当てにしてきたお客さんの行列はなかなか途絶えません。野毛のシンボルとも言える名店です。丁寧に処理された鶏肉を絶妙の塩加減、火加減で焼いてくれます。焼き鳥へのこだわりが強く、串から肉を外さないで食べるように、との注意書きがあります。そんなこだわりも納得の美味しさです。
野毛末広で最高の焼き鳥に出会った昨夜 pic.twitter.com/amMjvaqk7s
— hory (@hory666dee) February 9, 2018
お値段は他の店と比べると安いということはありませんが、焼き鳥1本のボリュームを見れば納得します。特に、手羽先の肉厚さには感動してしまいます。野毛末広の1番人気の串は鳥皮。外はカリカリに焼かれて、中はこれでもかと鳥皮を感じさせる食感。香ばしく焼かれた表面と、中の柔らかな食感がたまりません。通好みの串ですが、野毛末広を訪れたらぜひお試しください。
野毛で人気の焼き鳥店2・伸喜
野毛の隠れた名店とも呼ばれる伸喜。店の前には目立った看板など無く、入口はこじゃれた居酒屋・バーのよう。野毛の焼き鳥屋と言えば昔ながらの大衆酒場、というようなお店を想像しますが、このお店はどちらかというとおしゃれな雰囲気です。
中は半地下になっており、寡黙で職人気質な大将がもくもくと焼き鳥を焼いています。こちらのお店のいいところは明朗会計でコストパフォーマンスが高いところ。基本的な串は1本160円均一になっており、安い美味しい焼き鳥が楽しめます。
wyvernで10パイント達成前に伸喜へ。初訪問、美味しい!確かにこんなかわ初めて食べた! pic.twitter.com/3hjqGcI12v
— おおやま (@kyama1013) June 7, 2017
伸喜のおすすめはなんといっても皮。表面は香ばしく焼かれて、中はふわふわ。鳥の臭みもまったくなく、1切れだけ刺さっているネギが食べた後の口をさっぱりさせてくれます。無愛想にも見える大将の心遣いがうれしい焼き鳥です。1度食べればこのお店の人気の理由もわかるはずです。
野毛で人気の焼き鳥店3・安兵衛
昨夜は、野毛で🍶焼き鳥をいただいて😋💕楽しかったです💓なんとか二日酔い💫😵から復活しました❗ pic.twitter.com/nOxJquRIEA
— 🌼暁子😆🌼 (@keU2dtl20gnoD0c) February 25, 2018
野毛の一角にある、黒い板壁が一際目立つ焼き鳥屋、安兵衛。居酒屋・バーがある通りを抜けたところにあり、週末にはなかなか予約の取れない人気店です。店内はそこそこ広く、3名4名ほどでも入りやすいようになっています。物腰の柔らかい接客で、一見さんでも落ち着いて飲める焼き鳥屋です。新しいお店のようにも見えますが、30年以上やっている老舗です。
野毛の安兵衛さん!焼き鳥ウマー(≧∀≦) pic.twitter.com/SB44GxfTrj
— しもにゃん@春を待つFANKS (@shimonyan398) August 5, 2017
上品な外観ですが、150円から200円ほどと、安い、美味しい焼き鳥を丁寧な焼き方で出してくれるお店になっています。おすすめはトマト巻き。トマトが見えなくなるほど巻かれた肉厚なお肉と、中のトマトのジューシーさに驚く1本です。また、牛モツ煮込みも美味しいと人気。よく煮込まれた牛モツは、日本酒との相性も最高です。
野毛で人気の焼き鳥店4・若竹
野毛を代表する焼き鳥屋の一つである、若竹。昭和の野毛の雰囲気を残すこのお店の店内にはメニューが無く、最初に飲み物を注文、好みを言えばおすすめでテンポよく出してくれる串をいただけます。もちろん足りなければ追加の焼き鳥を頼むこともできます。
最後の締めとして出されるアツアツの鶏スープも名物です。野毛の焼き鳥屋でよく見られる、味噌を焼き鳥につけて食べるスタイルはここのお店が発祥とされており、にんにくの風味も相まって焼き鳥を美味しく食べられます。
昨晩のことだけど、久しぶりに野毛に行ったら、間違えたかと思うほど混んでた❗新しいお店もいっぱい。若い人たちも一杯。昭和の香り漂う焼き鳥「若竹」でおまかせ😋昭和を堪能☺ pic.twitter.com/IP7KH0mnUu
— Hirorin (@Hirorin23787711) December 3, 2017
野毛の人気店ということもあり、何を食べても美味しいです。お通しで出されるウズラの卵が入った大根おろしは焼き鳥との相性がバツグン。風味溢れるしいたけとジューシーな鳥を味わえる鳥椎茸も絶品ですが、レバーの火の通り方も絶妙で、口の中でとろけるような食感が人気の商品です。
野毛で人気の焼き鳥店5・鳥勝
野毛にてアルコール消毒
— ビン太(U.S.W) (@BINNTA68) January 5, 2018
美味しい焼き鳥とハイボール
仲間との楽しいひと時
最高でした pic.twitter.com/XBE5jApVCX
野毛の喧騒から1歩遠ざかり、ブリーズベイホテルの脇に建つこちらのお店、鳥勝。頑固な昔ながらの焼き鳥屋、というよりもどちらかというと居酒屋・バーのような優しい雰囲気のお店です。野毛の焼き鳥屋は少し入りにくい、という方にもおすすめです。仲間内でわいわい安い焼き鳥を楽しめます。
ここに来たらみんな注文するものは、白レバーとハツ。ちょうどいい火加減で、臭みを感じさせないので内臓系が苦手な人にもおすすめです。また、こちらのご主人は前は洋食をやっていたそうで、本格洋食もぜひ食べていただきたいところです。数量限定の牛タンシチューは、自家製のデミグラスソースでじっくり煮込まれていてとろとろの食感。鳥勝に行ったら是非食べていただきたい1品です。
野毛で人気の焼き鳥店6・田舎屋
串焼き1本120円からとお安い値段が魅力の田舎屋。外観からも、古き良き野毛のお店、というのがわかります。昔からの常連さんも多いので少し入りにくそうな感じもしますが、人柄のよさそうな女将さんが接客してくれるので一見さんでも焼き鳥を堪能できます。
野毛の老舗焼き鳥屋「田舎屋」
— 横浜泥酔会 (@mouda015) December 24, 2017
日曜日の昼から営業していて、競馬好きなオッサン達の憩いの場となっている。
落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと飲みたい人にオススメの店! pic.twitter.com/WScKcC0dxq
どこか懐かしいような店内は、まさに田舎屋といった風情で、最近のガヤガヤとした居酒屋・バーに疲れてしまった人におすすめ。丁寧に串打ちされ、炭火で焼かれた焼き鳥はどれも美味しい物ばかり。とくにレバーはあっさりとしていて万人受けする味。じっくり煮込まれたモツ煮もこのお店に来たらチェックしておきたいところです。
野毛で人気の焼き鳥店7・鳥しげ
野毛の老舗名店の一つ、鳥しげ。野毛小路から1本奥に入ったところにありますが、焼き鳥やその他のメニューが美味しいと訪れるお客さんが絶えません。雰囲気は大衆居酒屋といった雰囲気で、野毛らしい空気感を味わえます。若いお客さんから、昔の常連さんまで楽しめるような名店です。
野毛の「鳥しげ」で一杯やりま~す🍻😋
— MASAHIRO.from東戸塚 (@lovedog_masa) November 25, 2017
焼き鳥をタレでオーダーしたよ~⤴#umore847 pic.twitter.com/5zAwuTUwlm
こちらの自家製つくねは絶品。ふわふわでジューシーな食感としっかりした味付けのタレにお酒も進みます。焼き鳥居酒屋ということもあって、焼き鳥以外のメニューも豊富。特に牛モツ煮込みはちょっとした人気メニュー。他の店とは少し味付けが異なっていて不思議な甘みとコク、少しの酸味があり、やみつきになります。鳥しげに立ち寄ったら、是非注文してみましょう。
野毛で人気の焼き鳥店8・トリノ
都橋ちかくの焼き鳥屋、トリノ。焼き鳥屋らしくない、スタイリッシュでおしゃれな店内で焼き鳥を焼いてくれるマスターはなんと焼き鳥好きのイタリアの方。イタリア料理と焼き鳥をミックスした、まったく新しい形の焼き鳥居酒屋・バー。バルサミコソースやオレンジソースなど、普通の焼き鳥屋ではまず食べられないような斬新な味付けで楽しませてくれます。
イタリア人パオロさんが創り出す新しい焼き鳥の形。#野毛 #野毛飲み #トリノ#鳥のオリンピック pic.twitter.com/rHvlcIPnmE
— Hiroyuki Mitobe (@HiroyukiMitobe) July 23, 2017
工夫をこらされたイタリアン焼き鳥は、ワインによく合うものばかり。普通の焼き鳥屋ではあまり見られないほどワインのメニューが豊富で、焼き鳥とワインの組み合わせを楽しむことができます。チーズフォンデュ串や、目の前でスモークしてくれる鴨の串など、女子受けするメニューもあります。
横浜から駅でちょっとの野毛町にあるらしいトリノというお店が非常に気になっている
— 厄災しのぶ (@shinobuji) August 3, 2017
イタリア人シェフが焼き鳥を焼いてくれるらしい pic.twitter.com/m2BuYLyqDp
おすすめ串9本1500円と、安いコースも用意されています。メニューの内容もおしゃれに考えられていて、SNS映えしそうな美味しい焼き鳥を味わえるのはトリノだけ。陽気なイタリア人シェフが焼き上げてくれる、安い、美味しい、新しい焼き鳥を楽しめる名店です。
野毛で人気の焼き鳥店9・せき弥
野毛で2番目に古いという老舗の名店、せき弥。常連さんの多い、野毛らしい焼き鳥屋です。気さくな大将がおしゃべりしながら手慣れた様子で串を焼き上げていく姿に、老舗らしい経験の長さを感じます。
メニューには値段が表記されてなく、野毛に慣れていない方は少し腰が引けてしまうかもしれません。それでも焼き鳥激戦区である野毛でずっと焼き鳥屋を続けているということは、それだけ信頼のおける名店であるということになるでしょう。
野毛 せき弥 雛鶏の皮、とろけるハツもと、更にとろける白レバーにたっぷりの生姜、ハツかな?(記憶障害 いやーどれも美味しいですね! https://t.co/HmXL4ap4lb pic.twitter.com/QxC2cQk0SQ
— jyobi (@jyobi) March 23, 2017
ここで提供されるレバーは生姜醤油で食べるのがおすすめだというめずらしいスタイル。食べてみるととろけるような食感がくせになります。また、焼き鳥屋であるにも関わらず牛タン串が絶品。やわらかい口当たりに驚いてしまうはず。牛タンシチューも名物だそうで、せき弥に訪れたらぜひ頂きたい一品です。
野毛で人気の焼き鳥店10・榊
ブリーズベイホテル脇にある焼き鳥屋、榊。屋号や店の内装など、小料理屋のような高級感のあるお店です。店内の雰囲気もみんなでワイワイ、というよりはしっとり語らいながら焼き鳥を楽しむ、というような雰囲気。野毛で落ち着いて焼き鳥を食べたい方はこのお店がおすすめ。関内で修行を積んだという大将がこだわりの伊達鶏を丁寧に備長炭で焼き上げる焼き鳥はとても美味しいです。
上品な店構えとは裏腹に、美味しい焼き鳥を安いお値段で食べられるのが榊。クオリティが高く美味しい焼き鳥10本で3000円のコースがあります。中に赤味の残る状態で頂けるささみ串は、新鮮な鶏肉を用意している店だからこそできる焼き鳥です。
光邦さんにオススメしてもらった野毛の焼き鳥屋さん榊(さかき)に来ました!んもう、なに食べても美味しい。困っちゃう💕(*´﹃`*)光邦さんがキープしてる米焼酎も1杯ご馳走に...🍶(笑)ご紹介ありがとうございます🌟#榊 #焼き鳥 #野毛 #ちょうどいい pic.twitter.com/yoZJKbxTb2
— 藤井 舞(アナウンサー) (@mai_fujii_) August 11, 2017
ふんわりとやわらかいささみ串に思わずお酒が進んでしまいます。お酒の種類も迷ってしまうほど種類豊富に取り揃えられているようで、ワインメニューなども用意されているそうです。野毛の居酒屋・バーの喧騒に疲れてしまったらぜひ立ち寄ってほしい名店です。
野毛で人気の焼き鳥店11・こっこ堂
雑誌やテレビなどメディアでも大きく紹介されたコッコ堂。都橋商店街の中のお店の一つです。外見からは狭そうなお店に見えますが、意外と奥行きがあります。立ち飲みで、隣のお客さんとも仲良く話せてしまうような明るい雰囲気です。オーダーは紙に書くのですが、その際に名前も記入する珍しいスタイル。焼き鳥が焼きあがると、名前を呼んで提供してくれます。
店員さんとの距離が近くなったようで、居心地のいい空気を作ってくれます。大岡川を望める席も用意されており、野毛の空気をたっぷり満喫できます。コッコ堂では1本150円からと安い価格で焼き鳥をいただくことができ、もちろん丁寧に炭火で焼かれたもの。この焼き具合がどんな名店にも勝るともいうほどのちょうどいい焼き具合。
味付けも、肉本来の味を殺さないような必要最小限の味付けで提供されることから、素材への自信も感じます。味付けは塩とタレから選べるが、お店のおすすめの味付けがあるのでそれに従って食べてみるとよいでしょう。おすすめの焼き鳥はハツ。ジューシーで柔らかい口当たりのハツは臭みもなく、何本でも食べれてしまいます。
野毛で人気の焼き鳥店12・里葉亭
こちらの里葉亭の焼き鳥は横浜一美味しいとも言われる屈指の名店。創業1953年という老舗でもあります。メニューは用意されておらずお任せコースが主流となっており、ストップと伝えるまでテンポよく串を出してくれるというシステム。予算は1人8000円から1万円ほどと決して安いお店では無いのですが、その分素材、焼き方、素材、接客、お店の雰囲気共にすべてがハイレベルなお店です。
出されるメニューは、オーソドックスな焼き鳥から、珍味盛り合わせなどの趣向を凝らしたものまでバリエーションさまざま。食べている人を飽きさせないようなメニューばかりです。注目していただきたいのが、大ぶりな肉たちになっています。
横浜野毛 里葉亭
— ぴん‼︎ たまアリ2days🎶 (@ping6west) June 9, 2017
焼き鳥〜激戦区の中
日本全国でも指折りの〜♬
コースでタイミング良く
次から次へと繰り出す串の
食材もヤバいけど
火の入れ方が半端ない〜
野毛とは思えない価格だけど、この美味さに感動〜(^ー^)
途中でストップかけないと大変😆
今夜も最高ーーーヾ(*´▽`*)ノ pic.twitter.com/T8UToKH8ob
串に刺されているどの肉も他の店では見ないほどのボリュームがあるんです。鳥皮などは誰もが驚くほどの大きさ。串の打ち方に工夫があるようで、1つの大きな肉の塊のよう。くどそうにも見えますが、香ばしく丁寧に焼かれた鳥皮はすぐに噛みきれてしまうやわらかさ。
大ぶりの白レバーは、中心までしっかり火が通っているが、焼きすぎていることも無い絶妙さ。中はとろけるような口触りで、レバー好きにはたまらない1品です。横浜を代表する焼き鳥屋というのも頷けるはず。コースの最後には里葉亭名物のフライライスと呼ばれるカレーチャーハン。レモンを少しかけて頂くのが大将おすすめの食べ方。脂で疲れた舌をスパイシーなカレー風味とレモンでさっぱりさせてくれます。
今夜は野毛で焼き鳥を!
野毛らしい昔ながらの大衆居酒屋のような焼き鳥屋から、少し高級で落ち着いた雰囲気の焼き鳥屋まで幅広くご紹介しました。一口に焼き鳥と言っても、その店その店ごとに少しずつ違った味わい、心遣いを感じられる料理。好みも人それぞれありますが、自分の好みのお店を見つけるためにいろいろな焼き鳥屋を訪れるのもまた一興です。
はしご酒の街とも呼ばれる野毛。少し飲食しては次の店へ、という飲みかたをする人が大半で、一晩のうちにいろいろなお店を楽しむことができるのが野毛の魅力の1つ。ぜひ今晩は野毛で、焼き鳥屋さんをはしごしてみませんか?