横浜中華街・山東の水餃子が美味しすぎる！ミシュラン掲載の人気店を調査

横浜中華街には200店以上の中華料理店がありますが、その中でも山東は初のミシュラン掲載店であり、料理の中でも特に人気なのがもっちりジューシーな水餃子です。水餃子の美味しい秘密はなにか、他にどんなメニューがあるのか、横浜山東の魅力などなど紹介します！

30年前に中国・山東省出身の女性が一人で創業し、中国家庭料理店として始めたそうです。2015年にミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015年特別版で、ビブグルマンのカテゴリーで選ばれただけあって上質な料理なのにとてもリーズナブルでご家族連れでも誰でも気軽に入れる大人気の行列の出来る横浜のお店です。

因みに「ビブグルマン」とは、ミシュランガイドに導入された評価指標で、リーズナブルな価格で良質な料理を提供する調査員お勧めのお店に与えられます。

数ある横浜中華街の中華料理店の中で初のミシュラン掲載店、なのにお値段はリーズナブルで庶民的、一番の売りである水餃子は、タレが独特で創業者の旦那さんが一人でしこみをしているというこだわりようです。そして餃子の皮はすべて手作りで、しかも作ったら味が変わらないようにすぐに冷凍するそうです。細かい所までとことんこだわり気を使う、それが人気の秘密でしょうか。

さて、横浜中華街の山東の看板メニューの水餃子は何故こんなに評判になったのでしょう？厚めの皮がモチモチで中に多めのニラと豚の肩ロースなどがぎっしり詰まったこのジューシーな水餃子はすべて手作りだそうです。これを目当てに訪れる方も多く、やはり他のお店との大きな違いはなんといってもココナッツが入った美味しい自家製のタレで、テーブルに常備されています。

見た目はすごく辛そうなんですが、ココナッツや8種程の漢方などが入っており、さっぱりとした水餃子にココナッツ風味のタレが絡み癖になる美味しさで、ボリュームもあり大満足な一品です。そしてノーマルな水餃子の他にセロリ水餃子や桃肌水餃子もあります。セロリ水餃子は癖のある味にタレが絡み合って、深みのある味わいを堪能できそうです。

桃肌水餃子はビーツが入っていて、セロリ水餃子とのセットでは見た目にも彩りがきれいで食欲がそそられます。

見た目には、お皿に炒めた豆苗が盛られていてとてもシンプルな料理ですが、その美味しさが意外で驚いたという声も多く聞かれます。ニンニクの風味がよく効いていてシャリシャリとした豆苗の食感がたまらないお勧めのメニューです。

水餃子だけでなく、焼き餃子の人気もなかなかのようです。焼き目もパリパリで肉汁もジューシー、ココナッツ風味のタレともよく合って美味しいですが、さっぱりと食べたい人は酢醤油でいただけます。こちらの焼き餃子もとてもボリュームがありそうです。

見た目はとてもシンプルな普通の焼そばですが、やはり日本のソース味の焼そばとは一味違います。自家製のコシのある麺とオイスターソース味が絶妙で、味は濃い目です。こちらもボリューム満点の人気メニューです。

エビが大きく身がプリップリです。チリソースで炒められていますが辛すぎず、やや甘めのやさしい味付のようでお子さんや辛いものが苦手な人でも食べられるのが嬉しいお勧めの一品です。

とても具だくさん、濃厚なチキン味のスープで大根やアサリや海老、イカなどの海鮮がたっぷり入っていて、やさしい味とのことです。たくさん美味しい料理を食べた後の締めにいかがでしょうか？

こちらもとても人気な料理で見た目とてもシンプルですが、黒胡椒がよく効いてて頭からバリバリまるごといただけます。中に詰まってる美味しいミソも一緒に味わいましょう。ビールがどんどんすすみそうです。

柔らかそうな黄ニラとホタテがお皿に盛られていて、それだけでも美味しそうです。とろみがついたシンプルな塩味の炒め物で、黄ニラがシャキシャキしてて柔らかいホタテと絶妙な取り合わせです。

大ぶりの海老がカラッと揚がって頭から尻尾まで殻ごとパリパリと全部食べられるのが嬉しいですね。身は柔らかく味付はしっかりしていてとてもスパイシー、かなり人気のメニューのようです。

一度揚げてあるカシューナッツが最後に上に乗せられている状態で、他の具やソースと絡めてナッツも一緒に食べると格別に美味しそうです。ご飯の上に乗せて食べると箸が止まらなくなる一品です。

裏通りに面した場所でありながら行列ができるお店の山東ですが、2号店は若干人が集まり安い場所にあるようです。店内はあまり広くはなくテーブルと椅子がギッチリ並んでいるイメージでミシュラン掲載店と言えど高級感はなく、メニューも多くしかもお値段がリーズナブルです。多い時間帯は1階が満席で2階に案内される事が多いようですが、大衆食堂の雰囲気なので家族連れや友人同士の飲み会など誰でも気軽に入れます。

ベビーカー入店もOKですし、気になる方は個室も2部屋あるのでお子さん連れの方もまわりに気兼ねなくお食事が楽しめます。ただ、オムツ替え施設などはないようです。そしてスタッフは中国系の方らしく中国感が感じられる自然体の接客だそうで、戸惑う方もいらっしゃるようですが日本に居ながら中国感が堪能できるのもいいですね。

ミシュラン掲載店だけあって週末には行列が多いので平日を狙う方が良いようですが、平日の14時に行っても1階は満室だったりタイミングもありそうです。営業時間は1号店が11時から22時まで、2号店が11時から翌1時まででどちらも年中無休、席数は1号店が50席、2号店が93席です。どちらもメニューは同じで場所もさほど離れてないなら、混み具合を見てどちらに行くか選べるのは便利です。

そして、ランチの時間でも出されるメニューはレギュラーメニューなので、店員さんにランチメニューを持って来て貰います。しかしやはり水餃子が人気なので、皆さんレギュラーメニューで水餃子を頼む人が多いようです。

お目当ての美味しい水餃子を頼んで同僚や友人とお酒を飲むのも格別です。やはり餃子に合うお酒で人気なのは、生ビールや紹興酒という所でしょうか。山東のドリンクメニューを見てみると本当にメニューが豊富、殆どはアルコールですが、飲めない方へはジュースやノンアルコールビールもあります。

でも一番目を引くのはやはり紹興酒で、お店のお勧め度がわかります。ただしボトルでしか出ておらず、迷う方は小さいボトルを頼んでいるようです。

水餃子が好きな人もいれば焼き餃子が好きな人もいます。あっさり淡白な水餃子を特製ダレで堪能するか、焼き目がパリっとした焼き餃子を頂くか、どちらも人気メニューで両方頼む方も多いようです。タレも、水餃子と同じくココナッツダレで食べるのを好む方や、あっさり酢醤油で頂く方と好みが別れるようです。

横浜中華街の山東で、水餃子のテイクアウトも出来るのは知っていますか？やはりお店で味合うだけではなく自宅でゆっくり美味しい水餃子を味わいたいですし、お土産にしても喜ばれそうです。何処かに書かれてる訳ではなく、店員さんに頼むと普通にテイクアウトとして会計して貰え、冷凍の水餃子とタレの戻す前の状態のものがホイルに包まれたものがビニールに入れられているようです。

食べる時は、その水餃子を茹でて、タレは醤油で戻します。

横浜中華街で行列の出来る人気店として評判の山東は、2012年に本館と同じ並びに新館の2号店をオープン、2013年に本館を1号店としてリニューアルしました。また、山東1号店の最寄り駅は、みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩5分、または、日本大通り駅から徒歩5分、黄色い看板が目印です。場所は中華街の外れで狭い路地にある店舗ですが、行列と黄色い看板ですぐに見つけられそうです。

2号店は、1号店に比べて広く3階まで席があり、入り口付近では水餃子を作っている所も見れるようです。

今回色々と調査してみましたがいかがでしたか？気になるけどまだお店に行った事がないという方も、機会があれば足を運んでみてはいかがでしょうか。グローバルな接客も美味しさへのこだわりも横浜中華街の山東の魅力です。ミシュラン掲載店でありながらリーズナブルな中国家庭料理店の味を堪能してみてください！