サワークリームとは?身近なもので代用したお手軽簡単レシピ紹介!
サワークリームとは聞いたことはあるけれど、そもそもサワークリームとはどんな味でどんな料理に使うのでしょうか?今回はそのサワークリームについて徹底解説と、サワークリームがない時の簡単代用レシピと代用レシピを使ったお手軽簡単レシピを紹介したいと思います。
目次
サワークリームとは?
サワークリームとは、生クリームを乳酸菌で発酵させ作られる加工食品になります。脂肪分が多く、爽やかな酸味でさっぱりした口当たりが特徴なクリームで、前菜からメイン料理、デザートにまで幅広く使うことのできる調味料です。
サワークリームとはどんな原材料が使われているのか?
サワークリームの原材料は、乳製品で生クリームを使用し発酵させ作られた乳脂肪約40%の加工食品です。ほとんどのサワークリームの加工に乳製品のみを使用し、食品添加物などは入っておらず、カビが生えやすいため購入後の使用は早めに使用し要冷蔵で保存しましょう。
サワークリームとはどこの発祥食品なのか?
サワークリームはロシアやヨーロッパ、北アメリカなどの地域で広く使われてきた調味料で、ロシアの代表的な家庭料理のボルシチやビーフストロガノフのシチュー料理の風味付けに使用されたり、アメリカでは野菜のディップやポテトにつけて食べる食べ方や、ヨーロッパでは発酵クリームバターとして使われる事が多い加工食品となります。
サワークリームとはどこで購入できる?値段は?
サワークリームはスーパーなどの乳製品コーナーに行くと売られています。形状は紙パック入りではなく、筒型のカップで売られている事が多く、端の方などに置かれていたりするので注意深く探してみましょう。サワークリームの値段は約100gで250円ほどで売られていて、少し値段的には高めの値段となっていますね。今回紹介するサワークリームのお手軽簡単レシピでは、家にある乳製品で作る事ができるのでお財布にも優しくなっています。
万が一、近くのスーパーに置いていなかったり、どこを探してもない場合は通販だとサワークリームの種類も豊富に売られているので、自分の好きな硬さや味のサワークリームを見つけてみるのも良いですね。
サワークリームとはどんな栄養価や効能があるの?
サワークリームの主な栄養成分として三大栄養素のタンパク質・脂質・炭水化物の中でも脂質の割合はとても多くなっています。その他の主要成分はモリブデン・カルシウム・ビタミンA・ビタミンKが含まれています。モリブデンとは、肝臓や腎臓に多く存在し、酵素の働きを促進させる作用がある栄養素です。その為、老廃物や糖質、脂質の代謝を助けます。
サワークリームとはカロリーは高いのか?
サワークリームは脂質が多くなっているのでカロリーは100gで387kcalと高めになっています。大さじ1の15gだと58kcalになります。サワークリーム事態のカロリーは高いですが、サワークリームを代用するレシピではカロリーが低くなる簡単代用レシピも紹介します。カロリーも低く手軽に作れる代用サワークリームを作ってみましょう。
サワークリームとは健康に良い?
サワークリームはカロリーは高いですが、クリームチーズのように乳製品の発酵食品になるので整腸作用などの効果があげられます。他には、モリブデンに続きビタミンAが多く含まれているので、身体の抵抗力や免疫力を高め、皮膚や粘膜の健康が保たれる働きがあります。程よい摂取量を心がけて使用する調味料として活用しましょう。
サワークリームとはどんな保存方法ができる?
サワークリームとは、生クリームを発酵させて作られたもので、食品添加物が入っていないためカビが生えやすく賞味期限は短くなっています。その為、購入後は冷蔵庫にすぐに保存しましょう。
サワークリームとは冷蔵保存が最適
サワークリームは発酵させて作られますが、完全には発酵していない状態です。サワークリームの保存は冷蔵保存で開封後はすぐに使い切るようにしましょう。万が一、サワークリームの表面にカビが生えてしまった場合は、チーズとは違って表面を削って食べることは出来ないので勿体無いですが捨てるようにしましょう。
サワークリームとは冷凍保存は可能?
サワークリームの賞味期限が短いため、冷蔵保存していても気がつけば賞味期限が迫っている場合がありますよね。そんな時、冷凍して保存しようかと思いますが、サワークリームは冷凍保存にすると、解凍したときに滑らかさが特徴な食感が変わりボソボソとした食感になり、酸味のあるさっぱりとした風味も損なわれてしまいます。もし冷凍保存にするなら、ディップで使わずに煮込み料理の風味アップなどの調味料として使うことが出来ます。
サワークリームとは代用できるのか?
サワークリームを使おうと思っても手元にないとき、家にあるものを代用して作れたらとても便利ですよね。サワークリームは乳製品の加工食品なので、実は家にある身近な乳製品で簡単に代用して作れる調味料なのです。
サワークリームの代用レシピ
今回はその加工食品のサワークリームを代用できるお手軽簡単レシピを紹介したいと思います。今すぐ料理に使いたい人や、サワークリームを購入するよりも安価で作れたりするのでお財布にも優しいお手軽簡単レシピです。加工食品特有のサワークリームの酸味が苦手な人でも、自分好みの代用サワークリ-ムを作ってみると料理の幅も広がり旨みも出る調味料として活躍できますね。
生クリームとレモンで代用
このレシピは加工食品のサワークリームに一番近いお手軽簡単レシピです。そもそもスーパーなどで売られている加工食品のサワークリームは生クリームを発酵させて酸味と硬さを加える加工食品の調味料です。なので、冷蔵庫にサワークリームがなくて生クリームがあるのであれば、生クリームにレモン果汁を加え酸味をプラスし、程よい硬さになるまでよく混ぜあわせると完成です。
生クリームは、動物性と植物性の2種類がありますがどちらでも作る事はできます。動物性だと、より加工食品のサワークリームに近い濃厚なクリームの味に仕上がり、植物性だと、軽めのクリームに仕上がりますね。値段は植物性の生クリームの方がお手軽になります。
生クリームとヨーグルトで代用
生クリームとヨーグルトのみを使ったお手軽簡単レシピです。生クリームを100cc使うとするとヨーグルトの分量は大さじ1の15gほどを使います。生クリームを35℃ぐらいに温め、ヨーグルトを加えなめらかに馴染むまでよく混ぜ合わせます。そして、清潔な容器に移し軽く蓋をかぶせ、直射日光の当たらない暖かい場所に半日ほど置いて発酵させます。様子をみて固まっていれば冷蔵庫に入れ冷やせば完成です。
半日置いて発酵させたサワークリームの硬さよりも、もう少し硬いものがお好みの場合は更に時間をかけて1日ほど発酵させるとしっかりと固まったクリームになり、加工食品のサワークリームに近づきます。ヨーグルトは甘さの入っていない酸味の強いプレーンヨーグルトを使うと、より加工食品のサワークリームに似た味になりますので自分好みのサワークリームを簡単に作ってみましょう。
注意する点は、真夏だと冷暗所に置きましょう。そして、固まれば冷蔵保存をして賞味期限は約4~5日程になります。日持ちはしない食品なのですぐに食べきって下さいね。あくまでも目安なので、表面にカビらしきものや味や匂いが変だと感じたら食べないようにしましょう。
ヨーグルトとレモンで代用
ヨーグルトとレモン果汁を使った代用レシピでは、ヨーグルトを一晩水切りする手間がありますが後はとても簡単です。一晩水切りし、水分の減らしたヨーグルトにお好みの量のレモン果汁を加えて滑らかになるまで混ぜ合わせたら完成です。生クリームを使った代用レシピよりもヨーグルトが主体なのでとてもあっさりとした代用サワークリームのレシピになります。
クリームチーズとレモンで代用
クリームチーズとレモン果汁を使ったお手軽簡単代用レシピです。これは本当にすぐに出来る簡単レシピで、もともとクリームチーズとサワークリームは硬さや酸味が少し違うだけで、とても似ている食材になります。サワークリームよりもクリームチーズは脂肪分が高いため少し濃厚な代用レシピになります。
作り方は、常温に戻したクリームチーズを柔らかくなるまで混ぜて、そこにお好みの量のレモン果汁を加えて滑らかになるまで混ぜ合わせるだけになります。加工食品のサワークリームの酸味が好きな人ならレモン果汁を多めに加えるとより自分好みの代用サワークリームの完成ですね。
サワークリームの代用レシピを使ってお手軽簡単料理のレシピを紹介!
それでは、代用レシピで作ったお手製のサワークリームを使って前菜からメイン料理・デザートまで簡単に作れるお手軽レシピを紹介したいと思います。サワークリームを加えるだけで、味にコクが出たりして料理に幅ができる調味料になるので、是非代用サワークリームで料理の腕を上げてみましょう。
アボガドの代用サワークリ-ム和え
これはとても簡単なレシピになります。まず、代用レシピで作ったサワークリームに塩・胡椒を少々入れ、物足りなければ醤油を少し加えると美味しいサワークリームのソースの出来上がりです。そこに一口大にカットしたアボガドを加えサッと和えたら完成です。お気に入りの器に移して盛り付けしましょう。
アボガドとサワークリームを使ったレシピでは、この二つを滑らかになるまで混ぜ合わせて出来るディップのソースにすることも可能ですね。アボガドに和えて食べるのか、アボガドとサワークリームのソースに色々な野菜やパンにつけて食べるのか、考えるだけでもワクワクしてきますね。これだけでも簡単に作れる料理の幅が広がります。
肉料理の代用サワークリーム添え
サワークリームがよく使われるメイン料理といえば、ボルシチが挙げられますが、今回はお手軽簡単レシピなので長時間煮込んだりするボルシチではなく、「ビーフステーキ肉のマッシュポテトとサワークリーム添え」を紹介します。
作り方はまずお肉を焼く前にサワークリームのマッシュポテトを仕上げましょう。ジャガイモの皮を剥きラップをしてレンジで500w4分加熱します。柔らかくなればほぐし、代用レシピで作ったサワークリームを加え混ぜ合わせます。味付けは塩だけでも充分美味しいですが物足りなければマヨネーズを少し加えてもいいですね。
そして常温に戻したビーフステーキに塩・胡椒を少々振り掛けお好みの硬さに焼き上げます。この時のポイントとして赤ワインを少しかけて焼くと美味しく焼きあがります。作っておいた代用サワークリーム入りマッシュポテトとステーキをお皿に盛り付けたら完成です。色どりにパセリを添えたり振りかけると見栄えが良くなりますね。簡単レシピだけど見た目も味も大満足なメイン料理の出来上がりです。
代用サワークリームのクリームパスタ
いつものクリームパスタに簡単代用サワークリームを加えて、ワンランク上のクリームパスタを作ってみましょう。今回は簡単だけど少し本格的な「きのこのサワークリームガーリックパスタ」の紹介をしたいと思います。
フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ火を入れます。そこにベーコンとお好みのきのこを加え炒め、塩・胡椒・白ワインをいれ少し煮込みます。その間にパスタを湯がき、代用サワークリームをフライパンの中に加え混ぜ合わせ、湯がけたパスタを入れ絡ませたら完成です。サワークリームを加えることによって酸味のあるさっぱりとしたクリームパスタの出来上がりです。
さっぱり代用サワークリームのチーズケーキ
代用サワークリームでさっぱりチーズケーキも作ってみましょう。クリームチーズだけで作るチーズケーキよりも代用サワークリームで簡単に酸味のあるあっさりとしたチーズケーキが作れたらとても良いですよね。それでは、手土産にも最適な簡単チーズケーキレシピの紹介をしたいと思います。
パウンド型1本分の分量でクリームチーズ200gとサワークリームを100g・砂糖80g・卵2個・生クリーム200mlを使います。クリームチーズ・サワークリーム・砂糖を加え柔らかくなるまで混ぜ合わせ、滑らかになれば生クリーム・卵を加え混ぜ合わせます。その間にオーブンを180度で余熱しておきます。そしてシートをひいた型に生地を流し入れお湯を鉄板に張り30分焼き、170度に下げて更に30分焼くと完成です。
焼いている途中に様子をみて、少し焦げ目がつきそうならアルミホイルをかぶせて焼き上げると表面に焼き色がつかずに中まで火が通ります。そして、焼きあがったら粗熱をとり冷蔵庫にいれ冷やしたら完成です。このまま一晩寝かせると生地が落ち着いてしっとしりと美味しくなります。後はバニラビーンズを調味料として加えてみても風味もよくなるのでワンポイントとして覚えておくと良いですね。
サワークリームとは手軽に簡単に作れて代用できる調味料!
サワークリームとは、生クリームを発酵させた加工食品で、家にある乳製品を使って手軽で簡単に作ることのできる調味料だということがわかりましたね。サワークリームのレシピも生クリームやヨーグルト・クリームチーズを使って作る4つの簡単レシピと、今回はその代用サワークリームを使った前菜・メイン料理やデザートのレシピも紹介しました。
デザートもチーズケーキだけでなく、パンケーキに代用サワークリームを添えてつけて食べるだけでも、生クリームをつけて食べるよりもあっさりとしたワンランク上のパンケーキを食べることが出来ますね。また、パンケーキの生地を作るときにサワークリームを調味料として練りこんでも美味しく出来上がります。今回紹介した、サワークリームの簡単代用レシピを使って、色んな料理に挑戦してバリエーションを増やしてみましょう。