デトックススープのレシピで人気なのは？基本とおすすめアレンジを紹介

あまり食べていないのに、ダイエットにいつも失敗して困っているという悩みを抱えていませんか？体の中に老廃物が増えてくると、血液の循環が悪くなり痩せにくい体質になります。さらに体が冷えると、基礎代謝も悪くなります。便秘になると、ストレスも溜まってすっきりとした気分になれません。そういう時は、デトックススープで、体に溜まった老廃物を出して、きれい痩せを目指しましょう。

デトックススープは野菜のビタミンやミネラル成分が豊富なので、新陳代謝が良くなると言われています。新陳代謝がよくなると細胞が新しくなり、肌のターンオーバーも促進します。体の中からきれいになれるので、ダイエット中の女性に人気があります。

食事のバランスが崩れると、腸内に老廃物が溜まり悪玉菌が増えて活動が悪くなります。デトックススープは、腸が活性化する食物繊維の不足を補うことができる飲み物です。腸内を健康にして、体の外にすばやく老廃物を出すように働きます。

間違ったダイエットで内臓が弱ると、低体温になりエネルギーの消費量が減ってきます。デトックススープは、腸の働きを整えるので内臓の働きがよくなり代謝が上がります。温かい飲み物ということも、代謝がアップしやすくなり、ダイエットが成功しやすくなります。

体に溜まった毒素や老廃物は、細胞を傷つけたりダメージを与えるので体が不調になりやすいです。デトックススープレシピに使っている野菜は、抗酸化力が強いので免疫力が上がります。免疫力がアップすることで、病気に強くなります。

デトックススープレシピにチャレンジするときは、効果を上げるルールを知っておきましょう。代謝がよくなる野菜や、食物繊維が多い野菜を選びます。基本のスープに、アレンジしてほかの食材を追加したり、調味料を変えることで、様々な味や食感を楽しむことができます。

デトックスに効果がある野菜は、食物繊維が豊富で老廃物を排出する機能を持っています。ビタミンやミネラル分が多いので、抗酸化作用が強く活性酸素を除去してくれる作用があります。玉ねぎには、ケルセチンが入っているので脂肪の吸収を抑え体脂肪を減少させます。アリシンという成分は、体を温めてくれるので血流がよくなって冷えを緩和します。

キャベツはビタミンCが多く、体の酸化を防ぐのでダイエットに人気があります。ストレスの抵抗性を高めるので、自律神経が安定します。コラーゲンを生成を助けるので、肌の水分量がアップします。トマトはリコピンが有名で抗酸化作用が強く、脂肪細胞を抑制する働きがあります。ピーマンに入っているカプサイシンは、基礎代謝を高めてくれる作用があります。

デトックススープのアレンジレシピで、よく使用されるのがきのこ類です。しいたけはエリタデニンという成分配合で、コレステロールを減少させます。まいたけは、血糖値を穏やかにして脂肪の蓄積を予防します。えのきはうまみ成分豊富で食物繊維が多く、便通をよくしてくれるので腸がきれいになります。しめじはビタミンBが多く、脂肪の代謝のアップに繋がります。

ここでは、デトックススープの基本のレシピを紹介します。基本のレシピを知っておくことで、アレンジメニューにもチャレンジが可能です。材料は玉ねぎ3個・セロリ1本（葉の部分はなし）・キャベツ半分・トマト3個（缶詰のホールトマトでもOK）・にんじん1本・ピーマン1個です。だしは、かつおぶし10g・とりがらスープ小さじ1杯・昆布5gです。しょうがと塩コショーも少々入れます。水は2リットルから3リットル用意します。

ダイエットをしたい女性に人気のレシピ、デトックススープの基本の作り方です。野菜は食べやすいと思った大きさに、カットしておきます。大きい鍋に水を1リットル入れて、昆布をいれておきます。沸騰前に昆布を出して火を止めます。かつお節を入れて2分置いたら、ざるでこします。

出汁の中に、切った野菜を入れて煮込んでいきます。とりがらスープをいれて煮込んでいくと水が少なくなるので、少しずつたしていきます。野菜が柔らかくなったらしょうがをいれて、塩で少し味をつけます。砂糖や油は、基本のスープには入れません。

基本のデトックススープのカロリーは、80kcal前後になります。入っている野菜によって変わってきますが、砂糖や油を使わないので、カロリーです。糖質をカットしたいという方は、にんじんを避けてキノコ類を入れるといいでしょう。低カロリーで満腹感があるので、ダイエットには向いていると言えます。アレンジすることで、たんぱく質も摂ることができます。

基本のデトックススープに季節の野菜を入れたり、味をつけることでいろいろなスープを楽しむことができます。春はグリーンアスパラ・さやえんどう、夏はシソ・オクラです。秋はきのこ類、冬は大根・白菜・ごぼうなどです。味付けも塩、しょうゆ・味噌と違うものにします。

基本のスープにたんぱく質の食品を入れると、栄養のバランスがよくなり脂肪燃焼効果も増えます。よく合う食品は、豆腐・あげ・豚肉・鶏肉・牛肉・サーモンです。ボリュームが出てくるので野菜だけ食べるよりも、お腹が減りません。骨や血液・内臓を構成しているので、体の機能を維持する働きもあります。

ここでは基本のデトックススープをアレンジした、人気のレシピを紹介します。野菜をプラスしたりたんぱく質を加えることによって、栄養素を増やすことができます。脂肪燃焼効果が高まり、効率がいいダイエットが実践できるでしょう。味を変えることによって、飽きがこないので継続しやすいです。

たまねぎを丸ごと使った、血液さらさら効果が期待できるデトックススープのレシピです。最初に玉ねぎ2個のの皮をむいたら、根元に十字に切り込みを入れます。次にラップで玉ねぎを包み、600ワットのレンジで6分加熱します。ベーコン2枚は、細切りにします。鍋にサラダ油を入れて、ベーコンを炒めます。水400ccとコンソメ小さじ1杯を入れます。塩コショーで味付けして玉ねぎを入れて、25分から30分煮込んで完成です。

押麦と鶏肉を使った、ボリュームがあるデトックススープです。押麦は食物繊維が多いので、腸が元気になります。材料は鶏もも肉2分の1枚・にんじん2分の1本・セロリ2分の1・玉ねぎ1個・キャベツ6分の1・しいたけ4個・エリンギ1.5本・プチトマト6個・パプリカ2分の1個・押麦50g・水700cc・コンソメ大さじ2・ブイヨン1個です。鍋にオリーブオイルを入れ、肉と野菜を炒め水とブイヨン・コンソメ・塩を入れ煮込みます。

まいたけとねぎを使ったデトックススープで、血糖値が穏やかになり脂肪が溜まりにくいです。ねぎは、体を温める効果があります。材料は、まいたけ1パック・ごぼう150g・たまねぎ1個・水800cc・昆布10cm・白だし大さじ1・ねぎはたっぷりです。鍋に水と白だしを入れ、食べやすい大きさにカットした昆布と野菜を入れて煮込みます。ごぼうが柔らかくなったら、スープ皿に取り出したっぷりとねぎをかけます。
 

基本のデトックススープが飽きた人に、人気の味噌とカレーのデトックススープです。材料は玉ねぎ4分の1個・にんじん4分の1個・じゃがいも1個・えのき4分の1株です。だしは水500ml・だしの素小さじ1・カレー粉小さじ1・ターメリックパウダー小さじ3分の1・味噌小さじ2です。野菜は細かく切って、えのきは小房にわけます。鍋に水を入れ野菜を煮込んで、最後にだしを入れましょう。

包丁を使わないでレンジで作る、時短のデトックススープです。材料は好きなきのこ（まいたけ・しめじ・えのきなど）・乾燥わかめ・とろろ昆布・ねぎです。きのこ類は、食べやすい大きさに分けて冷蔵保存しておきます。容器に一人分の水・きのこ・乾燥わかめ・昆布茶小さじ1・醤油小さじ2分の1・しょうが少々を入れてレンジで2分あたためます。最後にねぎを小口切りにして、入れましょう。

むくみケアや免疫力に力を発揮する、にらとねぎを使ったデトックススープのレシピです。材料はにら1束・ねぎ1本・しめじ適量・春雨1人分・しょうがみじん切り少々・鶏ガラスープの素大さじ2・水800ccです。最初に春雨は、お湯で戻しておきます。にらとねぎは、食べやすい長さにカットします。しめじは石づきをとって、わけておきます。すべての材料を入れて、煮込みます。味が薄いと感じたら、少し醤油をたらします。

ダイエットに人気の腹持ちがいい蒸し大豆を使った、デトックススープのアレンジレシピです。材料は蒸し大豆2パック・キャベツ半玉・まいたけ1パック・たまねぎ2個・トマトジュース1lです。キャベツとたまねぎは1cmくらいに切って、まいたけは好きな大きさにさいておきます。鍋に野菜と蒸し大豆・トマトジュースを入れて煮込みます。最後にオリーブオイル・にんにく・しょうが・コンソメ大さじ2・塩コショーで味付けをします。

噛み応えがあるキャベツともやしで作る、人気のデトックススープです。材料は、キャベツ3枚・もやし2分の1袋・わかめ少々・しめじ4分の1袋です。もやしはさっと洗ってお好みの大きさにカットして、キャベツはざく切りにします。しめじは、いしづきをとって好きな大きさに分けます。鍋に水600ccと野菜と乾燥わかめを入れて火を通します。柔らかくなったら、醤油小さじ1・コンソメ半個・中華スープの素小さじ2分の1を入れます。

デトックススープにつくねを入れて、鍋風にアレンジ。生姜がはいっているので、体がぽかぽか温まります。材料は鶏もものひき肉100g・しめじ3分の1袋・キャベツ3枚・玉ねぎ半個・塩コショー少々・生姜少々です。鶏もものミンチは、パン粉小さじ1と卵（半分）を入れてつくねを作ります。鍋に水300ccを入れて、切った野菜と生姜・つくねを入れて火を通したら完成です。

ダイエット中に脂肪燃焼効果が期待できる、キムチのデトックススープのレシピです。辛いスープがが好きな人に、人気です。材料は豚ひき肉100g・白菜キムチ300g・ピーマン1個・玉ねぎ半分・にんじん半分・トマト1個・豆腐半丁・水800cc・味噌大さじ2・すりごま大さじ2です。ピーマン・にんじん・玉ねぎを1cm角に切ります。鍋に豚ひき肉を入れて炒め、水と野菜・キムチ・調味料を入れて加熱すると完成します。

デトックススープを使った、カレーのレシピです。材料は基本のデトックススープに、ナス1本・南瓜200g・にんにく1かけで作ります。。ナスとかぼちゃは、食べやすい大きさにカットします。にんにくは、みじん切りにします。フライパンに油を入れて、にんにくと野菜を炒めます。火が通ったら基本のスープを入れて、カレルーをいつものように入れて出来上がりです。

鯖缶は、DHAとEPAが含まれていて体脂肪の蓄積を予防してくれます。こんにゃくは、噛み応えがあるのでダイエットに向いています。材料はトマト缶1個・鯖缶1個・こんにゃく1枚・水煮の大豆1袋・白菜4枚・おから20g・水500ccです。白菜はざく切りにして、こんにゃくは食べやすくカットしてお湯にくぐらせます。鍋に水と材料を入れて煮込みます。最後に、塩コショーで味付けをしましょう。

節約をしている人に、安い値段できるデトックススープのレシピです。かぼちゃは好きな量を耐熱皿に入れてラップをして、3分レンジにかけ細切りにします。にんじん・大根は適量、細切りにします。玉ねぎは1個、細切りにします。キャベツは2枚から3枚、カットします。ベーコンは好きな大きさに、切ります。水1lにコンソメ大さじ2と塩少々入れて、味をつけて煮込みます。

トマト缶がないときでもできる、ケチャップを使ったスープレシピです。ケチャップにも、トマトと同じようにリコピンがたっぷり入っています。玉ねぎ1個・キャベツ3枚・じゃがいも2個は、食べやすい大きさに切ります。なべに800ccの水を入れて、野菜を入れて煮込みます。あくを取っておいて、ケチャップ・醤油、塩で味付けして出来上がりです。

セロリは、食物繊維が多い食材です。材料はセロリ1本・玉ねぎ1個・長ネギ1本・しいたけ4枚・にんじん半分・赤ピーマン1個・キャベツ6分の1個です。野菜はすべて、ひと口大に切っておきます。鍋にかつおだし8カップ・塩少々・しょうゆ大さじ1・しょうがひとかけを入れて、野菜に火が通ったらコショーを入れます。干ししいたけを使うと、風味がアップします。

ピリ辛味が好きな人に、ぴったりのデトックススープです。材料はキャベツ6分の1個・玉ねぎ2分の1個・もやし2分の1袋・トマト1個・じゃがいも1個・いんげん5本です。キャベツはざく切り、玉ねぎは薄切り、いんげんは斜めに切ります。じゃがいもは、カットしてレンジで1分加熱します。鍋にオリーブオイルをひいて野菜を炒め水4.5カップで煮込みます。顆粒コンソメを大さじ2と塩コショーを入れて、鷹の爪を入れると完成です。

塩分が気になっている方に、塩を使わないデトックススープのレシピを紹介します。材料は、玉ねぎ1個・大根大4分の1・セロリ1本・えのき1袋・ゆずの皮少々です。水800ccに、野菜を切って入れて火を通します。塩を入れないので、家にある好きなスパイスを入れます。生姜・クミン・ローストオニオン・バジル・乾燥シイタケ粉末などです。

デトックススープにホタテを入れると、だしが美味しくなります。ホタテは亜鉛が入っているので、味覚障害を予防することができます。材料はホタテ8個・大根4分の1本・にんじん4分の1本・ネギ少々です。鍋にだし4.5カップを入れて、小さく切った野菜とホタテを入れて煮込みます。火が通ったらしょうがのすりおろしと塩で味付けします。最後に、ねぎを散らして完成です。

カブとミルクを使った、まろやかで優しい味のデトックススープです。材料はカブ2束・ベーコン70g・水600cc・牛乳200ccです。カブはひとくち大に切り、葉は3cm程度にカットします。ベーコンは、1cmに切ります。鍋に油を入れてベーコンを炒め、野菜と水を入れ火を通します。カブが柔らかくなったのを確認して、牛乳とコンソメ大さじ2・塩コショーを入れます。仕上げに牛乳を入れたら、沸騰させないようにしましょう。
 

納豆の独特な癖で、食べれないという方も食べやすいスープです。材料は納豆60g・ミックスビーンズ55g・ミニトマト5個・オクラ5本・セロリ1本・ベーコン薄切り30gです。ミニトマトは半分に切り、オクラは塩を振ってさっとゆでて縦半分にカット。にんじん・セロリは薄く切り、ベーコンは2cm幅に切ります。鍋に水500mlとコンソメとしょうゆ小さじ1を入れて、材料を入れ加熱してブーゲガルニや塩コショーで味付けします。

デトックススープでダイエットをしても、素材や味が同じなら飽きてしまいます。飽きないように、アレンジして毎日続けましょう。アレンジすることで、いろいろな野菜を摂ることが可能でビタミンやミネラルの種類も増えます。野菜だけでなく、唐辛子やしょうが・にんにく・のりを使用してもいいでしょう。和風と洋風に変えても、楽しめます。

ダイエット中に、野菜スープが中心になるとたんぱく質が不足します。スープの中にたんぱく質の素材を入れるか、別のメニューでとりましょう。たんぱく質はアミノ酸が豊富なので、代謝がよくなって体が引き締まってきます。たんぱく質が入ったレシピを、積極的に作りましょう。髪や肌の艶を守るためにも、大切な栄養素です。

たんぱく質のなかでも、大豆はダイエット中にうれしい成分が配合されています。大豆レシチンはコレステロールを、減少させてくれます。オリゴ糖は、ビフィズス菌を増やして腸の動きを活性化して便通をよくします。大豆サポニンは、血液の中の脂質を少なくしてくれます。イソフラボンは年齢とともに減ってくる、女性ホルモンエストロゲンに働きかけて生理前後の不調を緩和します。

デトックススープを使ったダイエットは人気ですが、短期間がベストです。脂肪燃焼効果が高いので、長く続けなくても結果が出ます。野菜を中心にしたデトックススープで、良さがわかれば自然に毎日の料理に野菜の量が増えてきます。まずは、1週間チャレンジしてみることが大切です。

デトックススープの塩分が気になる方は、減塩タイプの塩・しょうゆ・味噌を使いましょう。野菜を選ぶときは、カリウムが入った食材がおすすめです。塩分を外に排出してくれる、作用があります。カリウムが多いのはいんげん・トマト・刻み昆布・わかめです。塩分を医師から控えるように言われたり、薬を飲んでいる方は医師や薬剤師の方に相談してから実践しましょう。

今回はでダイエットで人気の、デトックススープやアレンジレシピを紹介しました。いかがでしたでしょうか？デトックススープでダイエットの成功者が多いのは、満腹感があって美味しいからです。高価なダイエット食品を購入しなくても、家にある材料でできるのも魅力です。体の中の老廃物を外に出して、きれいになりましょう。