オーブンでアルミホイルを使っても大丈夫？焦げ防止対策も紹介！

近年、共働き世帯が増えていく中、時短料理を紹介する番組も増えてきています。毎日料理をする人にとっては少しでも料理時間が短縮されれば助かります。

時短料理を手助けする電化製品といえば、電子レンジです。最近では、オーブン機能つきの電子レンジも多く出てきました。オーブン料理に必要不可欠なものがアルミホイルやクッキングシートです。

しかし、アルミホイルかクッキングシート、オーブン料理にはどちらを使った方がいいのでしょうか。それは用途によって様々です。アルミホイルは穴が開きやすいのに対してクッキングシートは油物や水物に強いです。しかし、アルミホイルは形成しやすく、クッキングシートは形成しにくいです。

オーブン料理の種類によって使い分けるほうがベストですが、一般的には、お菓子を作るときは、クッキングシート、肉屋魚料理をするときはアルミホイルが無難でしょう。

オーブンでお菓子を作るときは、クッキングシートが無い場合もよくあると思います。そんなときは、アルミホイルなどで代用できるので大丈夫です。アルミホイルに油やバターを塗り、オーブンへ入れると、クッキングシートと変わらないように仕上げることができます。

いざオーブン料理をしようと思っても、クッキングシートもアルミホイルも無かったという方でも大丈夫です。洗い物は大変ですが、オーブンについている天板にバターや油を塗り、オーブン料理をすることができるので大丈夫です。

冷凍おにぎりを作ったり、冷めてしまった料理を温めなおしたり、野菜の下処理に欠かせないものがラップです。しかし、途中で切れてしまうことがよくあるかと思います。

そんな時、ラップと一緒に収納されているであろうものがアルミホイルです。しかし、電子レンジでアルミホイルは使うことができません。もし、アルミホイルで包んだおにぎりを電子レンジで温めてしまうと、火花が飛んで火災に繋がります。

しかし、物によってアルミホイルはラップの代用となり得ます。また、ラップ以上の性質を持ってるのもアルミホイルなのです。普通、おにぎりはラップで包みますが、アルミホイルで包むことで五時間後美味しくなることがツイッターで話題になっています。

朝7時にアルミホイルでおにぎりを作り、昼の12時に食べると、ラップで包んだおにぎりよりも格段に違うそうです。同じお米で作ったものなのに、アルミホイルで包むだけで美味しくなるなんてとても嬉しいです。しかし、アルミホイルで包んだおにぎりは電子レンジで温めることができません。ラップの代用は、シリコンラップやタッパーです。くれぐれも電子レンジでアルミホイルは使わないように注意してください。

電子レンジが普及していく中、電子レンジによる火災も年々増えてきています。その原因が、食材の過熱、アルミホイルによる間違った温め方によるものです。

何でも電子レンジで調理できるようになってきました。電子レンジは、もやしやキャベツなどの野菜の下処理やオーブン料理など、家庭料理をより豊かにしてくれます。しかし、何でも電子レンジで調理できるわけではありません。

さつまいもや中華まんを電子レンジで温めると、五分後爆発してしまうという結果が消防庁の調べで分かりました。しかし、食品の種類に限らず、過熱のしすぎで発火してしまうケースもあります。食品を長時間過熱してしまうと、 水分が蒸発し、可燃ガスに引火し、爆発してしまうという結果になります。特に、さつまいもや肉まんは爆発しやすいので注意しましょう。

近年、冷凍食品を電子レンジやトースターで解凍したり、調理することかできます。その際注意してほしいのか、電子レンジやトースターに対応しているかどうかです。中には、電子レンジやトースターに対応していないのもあり、近年の火災の原因に繋がっています。皆さん、気をつけましょう。

電子レンジでアルミホイルを使ってはいけないことがここまでで分かりましたが、オーブンを使うときはどうなのでしょう。オーブンと言えば、オーブン機能つきの電子レンジ、いわゆるオーブンレンジ、オーブントースター、オーブンと3つに分けられます。最近ではトースター機能つきの電子レンジ、本格的なオーブン機能つきのものも増えてきています。次は、それぞれのオーブンの種類別に検証していきましょう。

電子レンジの温めるモードは電磁波で中のものを温めますが、アルミホイルは、鉄です。電子レンジの温めるモードでアルミホイルを使ってしまうと発火し、火災の原因となってしまいます。電子レンジのオーブン機能を使っているときはアルミホイルは大丈夫ですが、くれぐれも電子レンジでアルミホイルを使うときはオーブン機能をつかっているか確認しましょう。

続いてはオーブントースターです。普通に料理をオーブントースターに入れてしまう人はなかなかいないです。アルミホイルを敷いてオーブントースターを使う人のほうが多いと思います。しかし、ここで気をつけてほしいことがあります。

アルミホイルは薄く、穴もあきやすいです。冷めた唐揚げを再度温め直すといえば、オーブントースターでカラッと仕上げる方法があります。しかし、唐揚げなどの油物をアルミホイルだけで温めるのは危険です。温めている途中で肉汁がオーブントースターの電熱部分に垂れてしまい、発火し、火災の原因になってしまいます。

何か汁がこぼれ落ちそうな料理や油物をオーブントースターに入れるときは、アルミホイルだけではなく、耐熱容器やオーブントースターについている天板を下に敷いて温めましょう。

海外やお店の料理場にあるような本格的なオーブンは、アルミホイルは使って大丈夫です。しかし、ここでもオーブントースターと同じく、アルミホイルだけではなく、下に天板や耐熱容器を敷いてオーブンへ入れてください。

しかし、オーブン料理をすると、どうしても上の部分だけ焦げて、中は冷たいままになってしまうことをよく耳にします。

しかし、その場合は、上からアルミホイルを被せます。そうすると、上部だけ焼けてしまうことなく、中の方まで熱が伝わり、上手に焼くことができます。

アルミホイルを使って料理したことのある人は知っているのではないでしょうか？しゃけなどのホイル焼きをするときに、アルミホイルにしゃけがこびりついて剥がれないことも多々あると思います。そんなときに使えるワンポイトアドバイスがあるので、大丈夫です。食材にあらかじめ油を塗ることです。そうすると、アルミホイルのこびりつき対策防止にもなり、また、料理を美味しく仕上げることにも繋がります。

例えば、しゃけのホイル焼きであれば、身がふんわりと焼け、溶けるような味わいになります。どの料理やお菓子でも活用できます。それでも食材に油を塗っても、アルミホイルがくっついてしまうことがあります。そんな時は、魚やお肉の下にキノコ類をアルミホイルの下に敷いて焼くと、こびりつかないので大丈夫です。

また、焼き目をつけたい時は、最初からアルミホイルをかぶせてオーブンに入れ、中身に火が通ったら、アルミホイルを外し、もう一度料理をオーブンへ入れましょう。そうすると、焼き目がついた美味しい料理になります。

アルミホイルにはツルツルした面とそうではない面があります。どっちをどう使ったらいいのか一度考えた方もよくいると思います。

ツルツルしている面としていない面がありますが、実際にはアルミホイルに裏表がありません。どちらを下、上にしても問題はありません。強いて言うなら、アルミホイルは食材にくっつきやすいので、ツルツルしている面を食材と触れる面に合わせるほうがいいでしょう。

オーブンレンジやオーブントースター、オーブンなどを使っているときに、もし、火災になったら燃えているものを慌てて取り出さないようにしましょう。そのように対応されて、死亡してしまったケースもあります。

扉をあけずに、電源プラグを抜いてください。そして、扉は開けずに、電子レンジの中の様子をみてください。火が燃えているようであれば、消火器の準備をし、119に通報、指示を仰ぎましょう。

アルミホイルは料理を手助けするだけでなく、お掃除も手助けしてくれます。クレンザーをつけて、たわしで擦ってもよいですが、洗うのがとても大変です。そんな時に、代用できるものがアルミホイルです。

水垢の場合は、水垢部分を濡らし、アルミホイルで擦るとみるみる落ちます。お鍋のコゲやガスレンジのコゲは、クレンザーや重曹水をつけ、アルミホイルで擦ってください。そして、掃除が終われば、捨てるだけで大丈夫なのでとても便利です。

オーブンでアルミホイルを使うときの注意点やワンポイントアドバイスをご紹介してきましたが、いかがでしたか。アルミホイルは生活の手助けとなります。しかし、気をつけないと、火災の原因となりますので皆さん気をつけてください。