2018年07月16日公開
2024年07月25日更新
味仙が東京に進出!東京神田店のメニューや東京駅からの行き方は?
暑い時期になると、無性に辛いものが食べたくなりませんか?そんなあなたにぴったりなのが、「味仙」の台湾ラーメンです。トウガラシのたっぷり入った激辛のラーメンを食べれば、暑さも吹き飛ぶ美味しさです。名前に「台湾」と付いていながら、じつは名古屋で生まれた名物なのですが、最近東京でも食べられるようになりました。ぜひ、味仙東京店で、本場の台湾ラーメンの味を楽しみましょう!
目次
味仙を知っていますか?
激辛料理が好きな名古屋人なら誰でも知っている中華料理店・味仙(みせん)ですが、一般的な知名度はあまり高くないのではないでしょうか?しかし、知る人ぞ知る奥深い味は、一度食べたら病みつきになること間違いなしです。味仙の看板料理といえば、激辛の台湾ラーメンが有名です。最近ブームになっている「台湾まぜそば」や「台湾やきそば」の火付け役となったのが、味仙の台湾ラーメンなのです。
味仙の台湾ラーメンは、ただ辛いだけではなく、素材のうまみの味わいもあり、さらに意外と低カロリーなので、女性にもおすすめです。そんな味仙が、東京の神田に店を構えているとあって、本場名古屋の味が楽しめると人気を集めています。もちろん、台湾ラーメンだけではなく、他のメニューも豊富にそろっています。そんな味仙東京神田店の東京駅からのアクセス方法等も含め、紹介していきます。
味仙の台湾ラーメンは名古屋の名物!
名古屋人なら誰でも知っている味仙の台湾ラーメンは、名古屋ラーメンと言ってもいいほど地元の人に愛されています。味仙は、名古屋市内に10店舗と、中部国際空港に1店舗を構えています。そんな人気店であり、味仙の代名詞とも言うべきメニューが台湾ラーメンなのです。今では、名古屋市内の7割近い店が「台湾ラーメン」という同様のメニューを出していますが、元祖は味仙です。
同じく名古屋名物のメニュー・味噌煮込みうどんは、「山本屋本店」と、「山本屋総本家」という2つの店が存在しており、どちらが本当の元祖なのか、今では誰もわからないという状況なのですが、台湾ラーメンは違います。名古屋にあるどの店に聞いても、「味仙が発祥です」と答えるほど、味仙発祥という事実は定着しています。そんな名古屋名物の味がますます気になります。
なぜ名古屋なのに「台湾」?
「台湾ラーメン」と言う名前が付いているのだから、料理人が台湾からメニューを名古屋にもたらして、味仙を開いたのが始まりだと誤解している人が多いのではないでしょうか?しかし、意外なことに、台湾には「台湾ラーメン」というメニューは存在しません。それはいったいどういうことなのでしょうか?
味仙の台湾ラーメンは、今から50年ほど前に名古屋の中華料理店・味仙で独自に開発されたオリジナルメニューだったのです。もともとは、従業員用のまかないメニューとして手軽に作っていたのですが、台湾ラーメンを常連客に出してみたところ好評となり、定番メニューに加わったそうです。そういった経緯があるため、台湾の人に台湾ラーメンの話をしてもおそらく通じないと思われますので、注意しましょう。
味仙が東京にも進出!
名古屋名物として定着している味仙の台湾ラーメンですが、その本場の味が東京でも食べられます!名古屋出身者なら嬉しい限りの朗報です。また、わざわざ名古屋に行かなくても本場の味が楽しめるので、東京周辺に行く際はぜひ訪れてみることをおすすめします。あとで詳しくアクセス方法などを紹介していきます。
味仙の台湾ラーメンは激辛?
名古屋グルメと言えば、あんかけスパゲティ―や小倉トーストなど、他の地域にはない一風変わったメニューが多いのが特徴で、名古屋人の中でも好き嫌いが分かれるところです。台湾ラーメンに代表される、「台湾○○」というグルメもその例にもれず、台湾混ぜそばや台湾つけめんなどのメニューは、激辛の味付けがクセになる料理です。
味仙で通常出される台湾ラーメンは、画像のようにスープが真っ赤になるほどたくさんのトウガラシが使用されています。しかし、ひき肉のミンチとトウガラシの相性はバツグンで、辛みとうまみの両方が楽しめます。その辛さは、かなりの辛いもの好きでも、食べると汗が止まらないという程です。気になる方は、ぜひ度胸試しに訪れてみてはいかがでしょうか?
「台湾ラーメン(アメリカン)」って何?
そんなに辛いメニューが看板商品なのだったら、辛いメニューが苦手な方はあまり行きたくないと思うかもしれません。でも、味仙には辛いメニューが苦手な方でも十分台湾ラーメンを楽しめるメニューがありますので、安心して下さい。その注文方法は、予習しておかないと分からない方が多いので、しっかり勉強してから挑みましょう!
画像の最上段・左から二番目のボタンに、「台湾ラーメン(アメリカン)」の文字があるのが分かりますか?これは、誤植でもなんでもなく、れっきとしたメニューです。アメリカンとは、通常の台湾ラーメンよりも辛さを控えめにした台湾ラーメンのことを指します。アメリカンの台湾ラーメンを作る時は、台湾ミンチを乗せる際に、辛さの元である汁を入れないように、穴あきのお玉を使用しているとのことです。
なぜ辛さの少ない台湾ラーメンをアメリカンと呼ぶかというと、コーヒーの「アメリカン」が通常のレギュラーコーヒーよりも濃度が薄いことが由来だそうです。ちなみに、通常の台湾ラーメンよりも辛さを増したものは、「イタリアン」という名前で提供されています。残念ながら、東京神田店ではイタリアンはなく、名古屋のみ扱っているので、名古屋に行く際はチェックしてみて下さい。
味仙の美味しさの秘密
辛さとうまみがクセになる味わいの味仙台湾ラーメンですが、その美味しさの秘密は何なのでしょうか?ただ辛いだけではない、味仙の台湾ラーメンの味の秘密について探っていきます。
味仙の店内に入ると、大量のトウガラシがディスプレイされています。これを見るだけでも汗が噴き出してきそうです。味仙の台湾ラーメンに使われているトウガラシは、すべて店内でカットして調理したものを提供しているので、新鮮なできたてを食べられることが美味しさのポイントのひとつです。
さらに、味仙の台湾ラーメンにはにんにくも使われています。辛さに隠れて味が弱くなっていますが、しっかりと旨味を演出しています。さらに、ネギ、にらなどの薬味もトッピングされているので、奥深くパンチの利いた味わいが楽しめるというわけなのです。
トウガラシ・ニンニクの健康効果とは?
味仙の台湾ラーメンには、大量のトウガラシが含まれていますが、トウガラシには辛いだけじゃない嬉しい健康効果があります。まず、トウガラシに含まれているカプサイシンには、体温を上昇させ、脂肪を燃焼させる効果があるので、ダイエットに効果的です。また、辛み成分が含まれるので、塩分が少なくても薄味と感じない働きがあります。味仙の台湾ラーメンも、トウガラシが含まれる分、塩分は控えめになっています。
さらに、トウガラシにはビタミンA、ビタミンE、ビタミンB2、鉄、カリウムも多く含まれます。これらのビタミン群は、適量を摂取することで身体の調子を整えてくれる役割があります。トウガラシは辛いので、通常は一度にたくさん食べることはできませんが、味仙の台湾ラーメンなら、否が応でも大量のトウガラシがトッピングされているので、ビタミンを摂るいい機会かもしれません。
また、台湾ラーメンに含まれるニンニクも、素晴らしい健康効果を持っています。まず、ニンニクに含まれるアリシンという物質がビタミンB1の吸収を助けるため、疲労回復・体力増強の効果があります。また、ニンニクに含まれるスルフィド類という物質がウイルスを食べてくれるので、免疫力が付き、風邪をひきにくくなります。
このように、トウガラシやニンニクを食べることで、体調が整い、免疫力のある健康的な身体になることが分かります。味仙の台湾ラーメンは、カロリーが高く健康に良くないイメージを持っていた方も、その考えが変わったのではないでしょうか?味仙の台湾ラーメンは、夏バテで食欲のない身体でも、元気回復できるスタミナメニューとしておすすめです。
味仙の台湾ラーメンは意外と低カロリーなメニュー?
味仙の台湾ラーメンは、ラー油がたっぷりとかかっており、ミンチのトッピングも豪快なので、カロリーが高いのでは?と心配になってしまいます。特に、ラーメンというメニュー自体が、炭水化物と脂質の塊のような食べ物なので、ダイエット中の方は食べるのをためらってしまいます。
しかし、意外なことに、味仙の台湾ラーメンのカロリーは1杯約490kcalで、それほど高くありません。一般的な坦々麺のカロリーが1杯1330kcalなことに比べると、半分以下というカロリーはたいへんヘルシーです。一回の食事に台湾ラーメンを食べるくらいでは、太ってしまう心配はなさそうです。ただ、味仙の台湾ラーメンは、クセになる味わいなのでついつい毎日食べたくなりますが、さすがに油の取り過ぎになってしまうので控えましょう。
坦々麺が食べたい時に、代わりに台湾ラーメンを食べるようにすればダイエットにも効果的です。とはいえ、ラーメンにはほぼ野菜が含まれず、栄養バランス的には偏った食事と言えます。そのため、味仙の台湾ラーメンを食べる際は、他の食事でサラダを多めに食べるようにするなど、一日トータルでの栄養バランスに気を付けるようにしましょう。
味仙は空港でも大人気
味仙は、名古屋市内に10店舗を構える人気店です。そして、中部国際空港にも1店舗あることを知っていますか?じつは、味仙の店舗はすべて兄弟姉妹で経営されているのですが、中部国際空港セントレア店は、本家の長男の方がもっているお店です。各店舗によって味が異なるのも人気の秘密で、本店は夕方~深夜に営業していることもあり、パンチの効いた味わいが特徴です。
国際空港として、国内外から多くの人々が利用する中部国際空港ですが、飛行機の待ち時間の間に、味仙の台湾ラーメンを食べてみるのもおすすめです。しかし、食べると必ず汗だくになってしまうので、急いでいる場合などは、食べる時間に気を付けるようにしましょう。
味仙の味が東京でも食べられる
名古屋に10店舗を構えている味仙ですが、2016年、東京駅の近くに東京神田店がオープンしました。オープンの日には行列が出来、地元の名古屋からもテレビ局が取材に来るなどしており、やはり、人気の高さが伺えます。
中部地方出身者の心のふるさとが東京に
中部地方ではTVコマーシャルも流れているので、味仙の名は広く知られています。中部地方出身者にとって、心のふるさととも言える味仙の味は、つい食べたくなってしまいます。しかし、そんな時でも大丈夫です。ついに、味仙の台湾ラーメンが、東京神田店で食べられるようになりました。東京駅にもほど近いので、何かのついでに立ち寄るのもおすすめです。
名古屋の味・味仙は東京人の口にも合う?
「名古屋めし」と呼ばれる名古屋グルメは、味噌カツやあんかけスパゲティーなど、味付けの濃いものが多いのが特徴です。土地柄、八丁味噌を料理に使う文化があるため、そういったメニューが好まれる傾向があります。しかし、他地域には見られない食文化なので、好みが分かれます。味仙の台湾ラーメンの評価はいかがなのでしょうか?
濃いめの味付けがウケている
味仙の台湾ラーメンは、激辛な味が特徴的ですが、余計な調味料を使わず、トウガラシそのままを使ったラーメンなので、意外とさっぱり食べられます。1980年代に激辛ブームが起こった際は、クセになる味として大ブームを巻き起こしました。そんな味仙の台湾ラーメンなので、東京の人々にも好意的に受け入れられています。
味仙・東京店はどこにある?
名古屋に行かずして、本場の台湾ラーメンが食べられる味仙・神田東京店ですが、アクセスはどうなのでしょうか?東京駅に近いと便利で嬉しいですが、詳しい行き方を紹介します。
味仙・東京神田店はアクセスもばっちり!
味仙・東京神田店は、JR神田駅から徒歩2分の場所にあります。神田駅といえば、東京駅から山手線、中央線、京浜東北線の各線で一駅の場所にあり、時間も2分で着きます。そのため、出張などで東京駅から新幹線を利用する際にもすぐに立ち寄ることが出来ます。
神田駅周辺にはオフィスビルがたくさんあり、仕事でよく利用するという方も多いのではないでしょうか?また、近くには東京タワーや増上寺といった観光スポットも数多くあるので、お出かけのついでに行ってみるのもおすすめです。
東京駅に行く際は一足伸ばして味仙へ
JR神田駅の北口を出て、神田駅北口交差点の近くに味仙・東京神田店はあります。黄色い巨大な看板が目印なので、すぐに分かる店舗です。東京神田店では食券機を採用しており、お客さんの回転も速いので、比較的並ばずに台湾ラーメンを食べることが出来ます。ちょっとお腹がすいたという時や、辛いものが食べたくなった時に訪れてみてはいかがでしょうか?
飲食店やビルが立ち並ぶ神田の街並みの中でも、ひときわ目を惹く看板です。いかにも中華料理屋っぽい色遣いなので、一度見たら忘れないインパクトを与えられます。
味仙・東京神田店の口コミ評価は?
2016年についにオープンした味仙・東京神田店ですが、その評価はどんなものなのでしょうか?店によって味付けが違う味仙ですが、東京神田店の味付けについても紹介します。
東京人にも高評価
味仙・東京神田店は、味仙の創業者の三男の方が経営されています。名古屋では、日進市にある「味仙・日進竹の山店」や、「味仙・焼山店」が同じ系列に当たります。そして、三男の店の特徴は、「塩台湾ラーメン」のメニューがあるということです。もちろん、東京の神田店にもあります。さらに、東京神田店の台湾ラーメンは、名古屋のものより少々辛めで、ミンチの量も多めとなっているという違いがあります。
そして、東京駅に近いことから、各地方からの出張者にもよく利用されている東京神田店なので、その評価は名古屋よりも厳しい目にさらされています。気になる口コミですが、人気口コミサイト食べログでは、5点中3.55点という評価になっています。
食べログの評価基準によると、4.00点以上が「食べ歩き経験の豊富な食べログユーザーの多くが高い評価をつけたお店。満足できる確率のとても高いお店」(全体のトップ500前後)、そして、3.50点以上・4.00点未満が「多くの食べログユーザーに人気のお店。満足できる確率の高いお店」(全体のトップ約4%)、最後に、3.50点未満が「食べログユーザーの十分な評価がまだ集まっていないお店や評価が割れているお店。ー隠れた名店も多数存在し、将来3.5以上になる可能性がありますー」とされています。
したがって、味仙・東京神田店は3.55点は、全体の約4%以内に入っている人気の美味しい店であると言えます。実際に、「ニンニクと辛味がガツンと利いていて、激旨」、「スープは醤油ベースで、そこにガツンとしたトウガラシの辛さ!」といった口コミが多く、東京駅周辺の人々にもすんなり受け入れられているようです。
味仙・東京神田店は台湾ラーメン以外のメニューも豊富!
激辛で人気の味仙・東京神田店ですが、辛いものが苦手な方はどうすればようのでしょうか?そういった方の為に定番の中華メニューも用意されており、食べることが出来ます。
辛いものが苦手でも大丈夫!東京神田店へGO
ここまで、散々台湾ラーメンについておすすめをしてきましたが、味仙・東京神田店はもともと中華料理店なので、台湾ラーメン以外の中華メニューも頂くことが出来ます。東京神田店では、「鶏から揚げ」、「酢豚」、「マーボー茄子」といった定番メニューや、「あさり炒め」のようなほっとするメニューもあります。
激辛の台湾ラーメンを食べるための、箸休めとして注文するのもおすすめです。もともと老舗の中華料理店なので、その味は安定の美味しさです。
味仙・東京神田店はこんなシーンにおすすめ
味仙・東京神田店は、東京駅からのアクセスがバツグンなことも、利用しやすいポイントです。実際にどんなシーンで利用するのがおすすめか紹介していきます。
暑い日の暑気払いに味仙・東京神田店
だんだんと暑さを増している今日この頃ですが、暑ければ暑いほど、辛いものを食べて汗をかきたくなります。そんな時にぴったりなのが、味仙・東京神田店です。もともと辛いもの好きな人なら、一度度胸試しに台湾ラーメンを試してみない手はありません!
また、トウガラシに含まれるカプサイシンは食欲を増進させる効果があるので、夏バテ予防として訪れるのもおすすめします。暑い夏を乗り切る手段として、味仙・東京神田店の台湾ラーメンはおすすめです。東京駅からもほど近いので、遠方に遊びに行った帰りなどにも立ち寄りやすいです。
ランチにも味仙・東京神田店は使える
東京駅周辺の丸の内エリアには、大手企業のビルが立ち並び、毎日平日は多くのサラリーマンで賑わっています。また、各地方から出張で東京駅を利用する人も多く、スーツケースを転がしながら歩いている方も多く見かけます。そんな東京駅なので、ランチの時間帯には飲食店が人でごったがえします。
味仙・東京神田店は、混み合う東京駅から一駅離れているので、時間に余裕がある場合はちょっと足を伸ばしてみてもいいかもしれません。お昼からがっつり台湾ラーメンを食べれば、午後からの予定もエネルギッシュにこなすことが出来そうです。ただし、ニンニクをたっぷり含んでいるので、食後のハミガキやエチケットは忘れないようにしましょう。
味仙・東京神田店に行ってみよう!
東京駅からほど近く、アクセスが便利な味仙・東京神田店は、本場名古屋の味を東京に居ながらして楽しむことが出来る店です。辛いものが好きな人も、そうでない人にもおすすめの老舗中華料理店なので、きっとその味に病みつきになってしまうでしょう。
東京で名古屋のグルメを楽しもう
東京駅から名古屋駅へは、新幹線で1時間半の距離なので、ちょっとおでかけという風には、なかなか行きにくいです。しかし、東京駅から一駅の場所で、本場名古屋の味が楽しめる場所があるなんて、これは行くしかありません。
東京駅に出張で来る方や、周辺のオフィスで働いている方には、気軽なランチとしてもおすすめです。東京神田店の味が気に入った方は、名古屋に10店舗ある系列店まで遠出してみるのもおすすめです。食べ比べてみれば、その違いが分かって面白いです。この夏は、味仙・東京神田店の激辛台湾ラーメンを食べて、暑さを吹き飛ばしましょう!