2018年07月13日公開
2024年07月25日更新
ローストビーフ大野のローストビーフ丼を紹介!定食メニューも!
お酒のおつまみやクリスマスなどに食べる機会も多いローストビーフ。スーパーやコンビニでも売られています。ご家庭で作っている人も多いかと思いますが、今回は2015年10月15日に一号店を出し、行列ができるほど人気を集めている「ローストビーフ大野」のローストビーフ丼はご存知ですか?普通のローストビーフとは違う所はなんだと思いますか?ローストビーフ大野の、人気の理由に迫ってみましょう。
目次
ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食
日々頑張っている自分へのご褒美に、家族で楽しく、宴会や飲み会と、お肉を食べる機会はたくさんあります。みなさんはお肉料理のなかで何が一番好きでしょうか?焼肉、すき焼きなども人気ですが、今回は、行列を作るほど人気なローストビーフのお店、ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食を紹介します。
ローストビーフ大野ってどんな店?
ローストビーフ大野は、秋葉原にその店舗を構えており、秋葉原店がプレオープンした15年の10月には、予想以上の人気ぶりで仕込みが追いつかなくて早々に終了してしまったといいます。美味しさを聞きつけた人たちがオープン当日、秋葉原の店舗に長蛇の列を作り、雨にも関わらずなかなかローストビーフ丼定食にありつけなかったんだとか。
ローストビーフ大野の場所と営業時間
ローストビーフ大野は現在、秋葉原店以外に原宿店と池袋店と店舗があり、営業時間は11:00~23:00と結構遅くまでやっています。ランチや夕食の時間は今でもなかなか入れませんが、お昼前かお昼すぎだと並ばずに入れます。女性のおひとり様も珍しくないそうで、女性でも気兼ねなく入れるカジュアルさもローストビーフ大野のいいところです。
ローストビーフ大野から洋食店にリニューアル
2号店としてオープンしたローストビーフ大野、吉祥寺の店舗は「洋食 大野亭」と名前を変え、18年5月にオープンしました。こちらの店舗ではローストビーフ丼定食は黒毛和牛のみで提供しており、ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食だけでなく、オムライスやハンバーグなどの様々な洋食が味わえます。
ローストビーフってどんな料理?
ローストビーフは伝統的なイギリス料理で、肉の塊をオーブンなどで焼き、薄くスライスしてグレイビーソース(肉からでた肉汁をベースに作るソース)をかけて食べます。中がほんのり赤くなるように焼くのが最上の出来上がりです。
イギリスでは日曜日の午後に食べる昼食のメイン料理で、もちっとしたシュークリームの皮のようなヨークシャープディングを付け合せにして食べるのが伝統的です。
ローストビーフと似た料理に牛肉のたたきがありますが、火の通し方が違います。ローストビーフは肉の塊を「オーブン」で焼いて、「中まで」火を通します。一方たたきは、「フライパン」で「表面だけ」に火を入れます。焼いた後に氷水などでしめるのも特徴です。ローストビーフは調理されたお肉として扱われますが、たたきは刺身として扱われています。
ローストビーフはなぜ流行ったのか
2016年のホットペッパーグルメではローストビーフ丼が流行の2位を飾りました。この背景には、牛生肉の規制があります。2011年に起きた牛ユッケの集団食中毒を覚えている方も多いのではないでしょうか。生レバーは焼肉店などで人気のメニューですが、2015年に牛の生レバーと豚肉の内蔵を含む生肉の提供が禁止になりました。
規制されているお肉は現在でも、新鮮なものでも安全に生で食べられる方法がないのです。そのため、十分に加熱され、比較的に安価なローストビーフが注目されました。新鮮なお肉は60度以上で30分加熱すると菌が死滅します。一般的なローストビーフは高熱のオーブンで調理、余熱で火を通すなどで中までしっかり火を通していて、なおかつ生に近い食感なので人気が出たと考えられます。
ローストビーフ大野のローストビーフは、低温で7時間加熱されています。写真を見ていると全部綺麗なピンク色をしています。60度で赤からピンクへと変わり、65度を超えると肉汁が出てしまうので、60度~65度で十分に加熱されていると考えていいでしょう。
ローストビーフ大野のローストビーフ丼の特徴
ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食、その最大の特徴はなんといってもこの見た目。大きめにカットされているローストビーフを渦巻き状にてんこ盛りです。iPhone6の横幅と同じくらいの大きさがあります。中には、そんなに大きく感じなかったという人もいますが、店舗によって盛り付け方に違いがありますし、ご飯の量でも変わります。あたりまえですが、店舗ごとにお肉のグラム数は決まっています。
火山の噴火の如く中央に乗せられた黄身を割って、マヨネーズをお肉に絡めて頬張ると…口の中でお肉の旨味、さっぱり感と黄身のまろやかさ、チーズ風味のマヨネーズソースのコク、ソースが絶妙です。これは無言になる美味しさです。
ローストビーフ大野のローストビーフへのこだわり
ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食には、黒毛和牛にはランクA4以上の牛肉が使われており、口の中に入れると、脂の乗ったなめらかなお肉がとろけるようなまろやかな味わい。オーストラリア産の牛肉には黒毛和牛ほどの脂はものの、さっぱりとしています。どちらでも美味しくいただけます。
ローストビーフ大野のローストビーフは丁寧に低温で7時間じっくり加熱されており、中に閉じ込めた肉汁は口に入れた瞬間に溢れ出し、黒毛和牛もオーストラリア産のお肉も、口に入れるととろけ出します。丼にしたときのボリュームも申し分ないです。
ローストビーフ大野のメニューは「ローストビーフ」だけ!
ローストビーフ大野のメニューはなにがあるのか?実は、ローストビーフ大野という店の名前にふさわしく「ローストビーフ」のみなのです。ローストビーフを丼ぶりにして、さらにそれを定食にして、スープもついてくる。満足しないわけがありません。ローストビーフのローストビーフによるローストビーフのためのお店です。ただし、店舗により提供メニューが変わるので注意してください。
ローストビーフ大野の公式HPに記載されているメニューは全部で3つとなっています。黒毛和牛を使ったローストビーフ丼定食、オーストラリア産の牛肉を使ったローストビーフ丼定食、黒毛和牛とオーストラリア産のお肉のどちらも味わえるローストビーフ重。少ないメニューでも行列の出来るほど人気なローストビーフ大野。ローストビーフには相当自信があると見て取れます。
黒毛和牛のローストビーフ丼定食には、サシのたっぷり入ったとろけるお肉の上に、甘酸っぱいソース、酸味のあるキャベツの浅漬け、黄身、チーズ風味のマヨネーズソースがかかっており、別の小皿にはクリームチーズの味噌漬けと山わさびが。クセがなくあっさりでコクのあるスープもついています。価格は税込1,620円です。
オーストラリア産のローストビーフ丼定食にも、同じオプションがついてきます。カウンターにはピンクソルト(岩塩)とブラックペッパーも置いてあり味に変化をつけることができます。黒毛和牛は上品な脂がありますが、こちらはあっさりとしながらもジューシーなお肉なので脂っぽいのが苦手な方はこちらのほうが好きだったりします。価格は税込1,080円です。
黒毛和牛もオーストラリア産も、どちらも味わいたい!という方にはローストビーフ重がおすすめです。ずっしりとした重にバターライスが敷き詰められており、上には黒毛和牛とオーストラリア産の牛肉が半分ずつ乗っています。2種類のソースが付いてくるので違った味を楽しめます。小松菜のおひたしとポテトサラダ、そしてスープ。これだけでもう大満足の定食ですね。価格は税込1,350円です。
ローストビーフ大野のローストビーフ重には、バターライスに「クワイ」が使われています。クワイとは、水田で栽培される水生多年性植物です。日本では平安時代の初めに中国から伝来したという説もありますが、日本に古くからある植物で、塊茎を食用としています。芽が出ていることから縁起物といわれおせちなどにも入っています。食感は茎の部分はシャキシャキに、塊の部分はホクホクしています。
ローストビーフ大野のローストビーフでお腹いっぱい
今日は秋葉原で夜ご飯
— S.S. (@Eschscholtzia31) July 7, 2018
ローストビーフ大野でローストビーフ丼定食を注文
肉肉肉肉!
どんぶりに肉がたくさん✨
1ヶ月分の牛肉を補給しました〜
ごちそうさまでした😋 pic.twitter.com/eC3j57OP1O
たしかに一ヶ月分のお肉と言えるほどてんこ盛りです。高々と積み上げられたお肉に舌鼓したら、味噌クリームチーズとわさびで味を変えて最後まで飽きることなく楽しめます。ローストビーフ大野ではいろいろな薬味を用意しているので逆にお肉が足りない!なんてこともあります。
お腹空いた...原宿にある
— 水宮なつみ (@krkr_fireworks) July 2, 2018
ローストビーフ店「大野」
ずっと黙っちゃうくらい美味しい
ここ最近でオススメしたいお店
黙々と肉と向き合う。
そしてお茶が美味しい
はぁ、お腹すきました pic.twitter.com/Qc58OSYnk9
ただ黙ってお肉と向き合う。夢中になってお肉を頬張り、気づいたときには無くなっているなんてこともあるかもしれません。待ち時間の間にお冷代わりのお茶もおいしいと評判です。普通は水なのに、ローストビーフ大野のお冷は麦茶。夏には嬉しいサービスです。
今日のお昼は秋葉原のローストビーフ大野さんでローストビーフ丼肉増し大盛り食べてきました
— かっぴー@カールちゃん (@bixyakushiki) June 13, 2016
ずっと行きたかったとこだったから行けて良かった
めっちゃ美味かった(๓´罒`๓)♪♪ pic.twitter.com/sXlh9LnhPc
ローストビーフ大野がオープンした当初は、メニューに無かった「肉増し」と「お肉の追加」もメニューに加えられ、ボリュームが足りないと感じていた方から人気を集めています。黒毛和牛の肉増しは税込2,820円、オーストラリア産牛肉の肉増しは税込1,740円です。
お肉の追加も可能で、黒毛和牛は税込1,200円、オーストラリア産牛肉は税込660円となっています。ご飯の多さも選べて、食べ盛りに嬉しい大盛り無料、小盛り200g、並盛り250g、大盛り350gです。
ローストビーフをすする
お肉を乗せられるだけ乗せて、黒毛和牛の肉増しと黒毛和牛肉の追加、大盛りで税込4,020円です。黒毛和牛のローストビーフ丼定食は税込1,620円と少しお高いような気もしますが、普段頑張っている自分へのご褒美にはちょうどいいのではないでしょうか。たまには贅沢して明日からの活力にしましょう。ローストビーフ大野のローストビーフ丼定食と重を、是非お試しください。