京都のうなぎおすすめ店ランキング！かねよなどの名店や人気店など紹介！

京都に住んでいる人以外にはあまり知られていないかもしれませんが、京都には沢山のうなぎ料理の名店があります。ランチで気軽に味わえる定番のうな重から、高級割烹のうなぎ懐石、はたまた唯一無二のうなぎ料理やミシュランガイド京都掲載店の逸品まで、数あるうなぎ店からおすすめしたいうなぎ店をランキング形式で紹介していきたいと思います。ぜひチェックしてみてください。

京都に有って関西風地焼きの本格的なうなぎ料理をいただけるのがランキング第１５位の「お食事処 うなぎ料理 美登利」です。おみせの名物であるうなぎ丼には適度に脂が乗っていて、ふっくらとした食感のうなぎと上品なタレが満遍なく染み込んだご飯を味わうことができます。店内には各地の珍しい焼酎も多数取り揃えられていて、美味しいうなぎ料理に合わせて美味しい焼酎をいただけることも魅力の一つです。

こちらのお店はミシュランガイドの三ツ星に選ばれた料亭で修行した料理長がいて、その技術力の高さにも信頼がおけます。そんな美登利で是非とも味わいたいのがひつまむしでしょう。一般的にはひつまぶしと呼ばれるそれは、うなぎをそのまま・薬味をのせて・出汁をかけたお茶漬けスタイルでの三種類の食べ方で楽しむことができる逸品です。

京都の観光名所である東寺にもほど近いこちらの美登利では、おすすめのうな重をテイクアウトすることも出来ます。例えばランチではひつまむしをいただき、お土産にうな重をテイクアウトしたり、京都観光の空き時間を使えば店内でいただくことは出来なくともこだわりのうなぎ料理を持ち帰って楽しむことも出来そうです。京都観光の旅程に組み込みやすい美登利でうなぎをいただいてみてはいかがでしょうか？

ランキング第14位のお店、松乃は1939年の創業以来、京都でうなぎ料理専門店として長きにわたってうなぎの味を追求してきた老舗です。「お越しいただいたお客様が、喜びの笑顔でお帰りになっていただきたい。」その想いを創業当時から変わらず持ち続けていて、我々をもてなしてくれる名店です。そんな松乃の本店で、京都祇園の南座の東四軒目にあるのが、鰻料理専門店「衹をん 松乃」の本店なのです。

そんな京都の老舗でいただけるのは創業以来変わらない伝統のうなぎ料理です。輪島塗の螺鈿・沈金などのこだわりの重箱でいただけるうなぎ料理の数々はお安いものではありませんが、どれも職人のこだわりを感じられる逸品ばかりです。その中でもせいろ蒸しは至高の一品で、その見た目からして豪華さと美味しさが伝わります。京都でいただく大ぶりのうなぎに挟まれたふわふわの卵、うなぎと卵が合わないはずがありません。

松乃ではうなぎのせいろ蒸しの他にも白焼や蒲焼、それぞれのお重などもおすすめです。うなぎ屋さんとしては変わり種になりますが、これもまたこだわりの牛丼をいただくこともできます。京都は祇園四条駅からもすぐの場所にありアクセスも良好、京都観光の道中のランチに、あるいは京都観光の最後に奮発して松乃こだわりのうなぎをいただいてみませんか？

阪急電鉄京都本線 長岡天神駅 からほど近いところにあるうなぎ屋が「はしもと」です。はしもとは京都にありながら、手頃な価格で江戸焼きうなぎを楽しめる専門店です。うなぎの江戸焼きとは、うなぎを一度蒸してから焼き上げる関東風の蒲焼のこと。一度蒸しているためにふんわりと柔らかい食感が特徴で、蒸すことで余分な脂を落とし、濃いめに仕上げたタレと合わせれば少し硬めに炊き上げたご飯との相性は抜群です。

こちらのはしもとでは、ボリューム満点のうなぎを抜群のコストパフォーマンスでいただけることも魅力となっています。江戸焼活うなぎのメニューには４種類があり、それぞれ肝吸と香物つきで鰻丼が1,400円、鰻丼（上）が2,200円となっています。ご飯の上に錦糸卵を敷き詰めた錦糸丼は200円増しです。ご飯やタレの量の加減も注文に応えてくれるのが嬉しいところ。ランチにも選びやすい価格も嬉しいです。

またはしもとでは豊富な持ち帰りメニューがあるのも魅力です。お店の外観はまるでお弁当屋さんのカウンターのような造りで持ち帰りようのメニューがならんでいます。忙しい時やお店が混雑しているランチ時でも京都で貴重な江戸焼きのうなぎを楽しめるのはありがたい限りです。ランキング第13位、はしもとで手軽に今日とのうなぎを楽しんでみませんか？

京福電鉄北野線妙心寺駅から徒歩二分、妙心寺北門前に店を構えるのが京料理「萬長」です。創業八十年になり御室仁和寺・妙心寺所縁の名物「つれづれ弁当」を提供するのがこちらのお店です。つれづれ弁当は、この地に所縁のある吉田兼好の随筆「徒然草」にちなんで名づけられた名物で、京都の四季の美しさを表現した旬の京料理を１５種類以上盛り込んだ手桶弁当です。

そんな京料理のお店、ランキング第位12位の萬長ではもちろんうなぎを楽しむことが出来るのです。鰻重は大変人気の高い逸品で、うなぎ専門店にも勝るとも劣らないうなぎをいただけます。こだわりの国産うなぎを江戸焼きのうな重でいただけます。背開きにした鰻を白焼きにして、蒸して余分な脂を落として、秘伝のたれをつけて焼き、とてもふんわり柔らかく仕上がっています。秘伝のたれは甘味を抑えたしょうゆ味で大好評です。

このお店では和室でゆったりとうなぎをいただくことも出来ます。テーブルと椅子が用意されていて、幅広い年代のメンバーが集まったとしても心置きなくくつろぎながら食事をいただくことが出来る空間です。大人数でのランチ・宴会をはじめ、法事の際の食事で利用するなど人数が集まった時にも使いやすいお店です。人が集まった際には、こちらの萬長で江戸焼きうな重と京料理を楽しんでみませんか？

祇園四条から徒歩1分、祇園の路地奥にあるうなぎの名店がこれから紹介する「かね生」です。創業はなんと150年、昔ながらの家並みが残るこの界隈でひときわ歴史を感じる佇まいを見せるお店です。このあたりはかつて川魚の問屋がひしめき合った土地で、その時代から今まで歴史を刻み続けてきたことになります。四代目の主人が守るお店は、カウンター席とテーブルが二つ、ゆったり10人程のコンパクトな店構えです。

そんなかね正でいただけるのは背開きの関西風でいただくこだわりのうなぎ、あえて背開きにするのは全体の身の厚みを一定にするためだそう。そのうなぎを使ったおすすめメニューを紹介します。まず女性におすすめしたいのがきんし丼です。こちらのお店のきんし丼はまむし丼の上にこれでもかというくらいに錦糸卵が敷き詰められていて一面金色の美しい一杯に仕上がっていて、うなぎの風味もまろやかに感じられます。

男性におすすめしたいのは、やはり正統派で白いご飯にうなぎをのせたうな重です。新子をまるまる一匹分ご飯に乗せられていて、ボリューム満点、しっかりいただきたいのんであればこちらをおすすめします。新子とは去年の秋のしらすが今年大きくなったもの、そんなこだわりのうなぎをじっくり時間をかけて丁寧に焼き上げてくれます。ランキング第位11位、予約必須の名店で是非ともこだわりのうなぎをご賞味ください。

味にこだわり抜いたうなぎを味わいたいのであれば、こちらのお店も要チェックです。ランキング第１０位、ミシュランガイドで星を得た名店「うなぎ屋 廣川」です。廣川は京都、嵐山の地で昭和42年に開店したお店、京都の有名観光地にありながら、その半数以上は京都観光客では無く、京都の地に住む常連客だそうです。近年では京都を訪れる海外からの観光客からも評価もぐんぐん上がっています。

そんな廣川では素材はもちろん、水と火にもこだわり、卓越した調理技術、それら全てを最高に発揮して極上のうなぎの蒲焼を完成させてくれます。ご飯の最後の一粒まで喜んで食べられるようにこだわり続けた逸品を紹介していきたいと思います。外せないのはやはりうなぎの蒲焼でしょう。ランチで気軽にいただくには値が張る逸品ですが、こういうものをランチ時にお酒と一緒にいただきたいものです。

ミシュラン星付きの名店では、さらに目玉と言える逸品もあります。それが季節限定の天然うなぎです。一尾単位で価格は時価、冬から春にかけてはほとんど入荷の無い文句なしの限定商品です。廣川では入荷数量が少ないものの、本当に良質の天然うなぎが入荷出来た時のみの限定提供です。価格は時価でおおよそ通常メニューの2倍近くになりますが、ミシュラン星付きの名店でいただく天然うなぎ、垂涎ものです。

ランキング第9位は京都の観光名所の一つ先斗町に店を構える京都の料理と江戸前のうなぎが自慢の店「先斗町 いづもや」です。大正5年に創業して、明治21年に現在の先斗町に移転した老舗です。しゃぶしゃぶやすきやきを主として、夏には鱧しゃぶ、冬にはてっちりなどと京都の季節の料理を味わえます。夏の川床や一面ガラス張りの店内で鴨川のほりの開放的な気分を味わいながら京都の情緒をたっぷり味わいたいお店です。

お店の開店はお昼前、ランチに京都の四季を感じながらうなぎを味わいたいのならこちらのお店をおすすめします。いづもやのうなぎは関西風では無く江戸焼仕立て、背開きにしてから一度蒸しあげて脂を落とす江戸焼きはふっくらやわらかな食感です。絶妙な焼き加減と秘伝のタレが味を引き締め食べる者を魅了します。ランチ時に普通のうな重も悪くないですが、せっかくの京都、お店こだわりの御膳もおすすめです。

いづもやの納涼床は百席、真夏のランチ時は店内のみとなりますが、夜の営業であれば真夏でも納涼床で鴨川のせせらぎと涼風を感じながら京都のうなぎ料理を楽しむことができます。京都の夏の風物詩楽しめる名店といっていいでしょう。定番のうな重をいただくも良し、うなぎ料理とこだわりの逸品でお酒を楽しむも良し、納涼懐石でじっくり京都の時間を楽しみながらミニうなぎ丼で締めるのも悪くないでしょう。

ランキング第8位「味彩 のと与」は京都錦市場商店街にあるお店です。京都の観光名所の一つ錦市場は、京都の食を抑えるには外せない場所、京都観光の際に必ずここと訪れる人は多いと思います。そんな京都の錦市場にあるこちらのお店は一回が鮮魚店、二回が食事処とイートインコーナーになっています。ランチタイムにはうなぎを始めお得なメニューが沢山あります。

平日のランチタイムからうなぎの肝焼きと小鉢でお酒を楽しめる限定セットや、明治45年の創業以来変わらない手作りのタレと備長炭を使って仕上げた味彩うなぎ御膳はおすすめの逸品です。

一階は食べ歩きメニューも充実している為、家族への京都土産にするも良し、錦市場で京都の食を探求する際の腹ごしらえにしたり、その他の京都観光への道中にさくっとうなぎの串をいただくのもおすすめです。市場で京都の食を探求する際にはこちらでうなぎも味わってみて下さい。

京都、伏見稲荷にある「祢ざめ家」はランキング第7位、こちらも京都のうなぎを語る上では外せない名店中の名店の一つでしょう。京都伏見にあって創業がなんと1540年、京都で古くからおいなりさんと呼ばれ多くの人から親しまれた伏見稲荷の裏参道を抜けて、参拝客で賑わう通り、豊臣秀吉によって名付けられ京都の街と共に歴史を刻んできた名店です。

そんな京都の名店、祢ざめ家で味わえるのが名物のうなぎ丼です。うなぎ丼・肝吸セットは2,100円、ランチにいつもより少し奮発して京都の歴史を感じてみるのは如何でしょうか？

そしてうなぎ丼と合わせてこちらでいただきたいのがいなり寿しです。おいなりさんの傍らで長い歴史を刻んできた名店の名物を逃すわけにはいきません。店頭で焼き上げられるうなぎのかば焼きの香りに引かれたのなら、祢ざめ家でうなぎといなり寿しを味わいながら京都の歴史に想いを馳せてみてください。

ランキング第六位「鰻割烹 まえはら」は2009年よりミシュランガイドにも掲載されるなど、国内外で高い表を得ている京都の名店です。名店が多い京都にあって、日本の伝統に革新を加え、純国産静岡うなぎにこだわり、その味わいを究極までに引き出した料理がミシュランにも評価されている所以でしょう。

そのミシュラン星付き名店が供する料理は、極上の旬がもてなす、至高の宴と評されます。熟練の料理人が繰り出す巧みな技で至福の料理に仕上げられたうなぎ料理の数々はどれも圧巻の一言に尽きます。例えば13,000円で味わえる鰻懐石は一品一品で京都の四季と職人を技を感じながら、鰻を味わい尽くすこと出来ます。

夜は平均予算15,000円にもなる名店、よりリーズナブルに名店の味を感じるのであればランチタイムに訪れるのがいいでしょう。ミシュランガイドにも掲載された名店でランチタイムにうな重とお好みの一品、瓶ビールで贅沢してみるのもいいかもしれません。

創業100年目に緑豊かな円山公園に店を移し新たな歴史を刻み始めたのがランキング第5位「ぎをん 梅の井」です。ミシュランガイドにも掲載された名店で味わえるのは、創業時と変わらない江戸前うなぎと季節の一品、より自由に楽しめるよう気軽な割烹スタイルで供してくれます。

梅の井はミシュランガイド掲載の文句無し名店です。ランチタイムにも営業されているものの、基本は予約の上で、尋ねるようにしたいものです。どれもこだわりが詰まったうなぎ料理ばかりですが、うなぎ丼でも3,000円、うな重を6,000円か9,000円となります。懐石の場合には前々日までに要予約、ランチタイムは6,000円、夜は10,000円からと値段の方も一流です。

ランキング第4位の「わらじや」はうなぎの雑炊「うぞふすい」が名物のお店です。かの豊臣秀吉が、わらじを脱いで一服したというのが屋号の由来です。そんな歴史ある京都の名店のメニューはなんとたった一つうなぎの雑炊「うぞふすい」だけなのです。

コース料理となるうぞふすいは、うなぎの筒切りがメインのうなべから始まります。うなぎを焼いてから骨抜きしてあるため筒状になったうなぎ、その他にも九条ネギに庄内麩や春雨、葱と和風な具ばかりです。うなぎの旨味と焼きの香ばしさ、生姜の風味が絶妙にマッチしたお鍋です。

うぞふすいはうなぎの白焼きにお餅や椎茸、牛蒡、溶き卵などで優しい雑炊に仕上がっています。京都三大鍋に数えられるうぞふすいを大切な人と味わいに行ってみてはいかがでしょうか？

京都府京都市山科区にお店があるのはランキング第3位「鰻屋すみで」です。こちらは小野駅から2分、京都でも指折りのうなぎ料理店です。お洒落にデザインされた看板と綺麗な外観が印象的なお店で、メニューもうな丼とうな重のうなぎの量違いという分かりやすい構成で初めてでも入りやすいお店となっています。

京都山科の鰻屋すみででおすすめのうなぎメニューは何と言ってもうなぎ大名でしょう。京都のうなぎ料理は綺麗に仕上げられたものが多いですが、こちらのうなぎ大名はインパクト重視です。今年の夏は京都で、丼からはみ出すうなぎをかき込んでみませんか？

ランキング第2位はミシュランガイド京都で星を獲得した名店「う桶や う」、屋号が「う」とはシンプルイズベストと言ったところでしょう。京都は祇園町の風情漂う街並みの中で、杉尾家にびっしりと並んだ艶やかな江戸焼きうなぎ、「名代・う桶」を味わって見ませんか？

ミシュランガイド京都で一つ星を獲得した名店でいただきのは屋号にもなっているう桶です。家族や友人とグループで訪ねて見た目は豪快ながらも丁寧に盛り付けられ、味は抜群なう桶を囲めば喜ばれること間違いなしでおすすめです！

独りでもミシュラン掲載店の味を味わいたい時にはうなぎ料理各種をはじめ、定番のうな丼ももちろんあります。食用に自信がある方は一人でう桶を頼んでミシュラン掲載店を満喫してみるのもいいかも！？

ランキング第1位は文字通り日本一のうなぎを供する京都の名店「京極 かねよ」です。大正初期のレトロ感を残す築100年の佇まい、京都の京極界隈は時代が進むにつれて開発が進みビルだらけになりましたがそんな中にあってレトロな店舗は否応なしに目を引きます。

そんなかねよでいただけるのは看板にもあるとおり日本一と謳われたうなぎです。沢山食べてもらいたいメニューがありますが、そのなかでも名物と言えるのがきんし丼でしょう。京風玉子焼きと江戸焼きうなぎ、まぶしご飯の三位一体の深い味わいは食べた者を一口で虜にしてしまします。

さらにおすすめなのが平日のランチタイム以降、午後2時~6時の間だけいただける「ちょっといっぷくセット」です・名物きんし丼とエビス樽生、うざくにお新香までセットになって1,800円です。平日に京都を訪れた際には是非とも検討してみてはいかがでしょうか？

ここまで京都各地にうなぎの名店を紹介してきました。お手軽にうなぎを味わえるお店から、超一流の高級店で味わううなぎ懐石、唯一無二のうなぎ料理を供するお店もあれば、ミシュランガイド京都に掲載された名店もありました。次に京都を訪ねた際には心に決めたうなぎ料理の名店に足を運んでみてはいかがでしょうか？