ふぐを食べられる大阪のおすすめ人気店ランキング！安い店から高級店まで！

近鉄今里駅から徒歩5分の場所にあるあじ平さんは良質なふぐを良心的価格で味わえる地元では有名店です。メニューはコースメニューはなく単品のみですが、全てが安い価格設定とお料理のボリュームがあって味もいいと評判です。

常にたくさんのお客さんでいっぱいの店内は活気があります。店内は掘りごたつ席が長く連なって何席かあり、他のお客さんとの距離が近いです。テーブル席と座敷もあります。広々とした店内ですがこの席が満席になるので予約は必至です。

大阪人が食べ物について思うことは、「美味しいのは当たり前、安くてサビースが良いお店がいい。」大阪ではこういった飲食店が生き残れます。ランキングではそんな大阪で長く愛されているお店を紹介しています。

ランキング第5位は、大阪ミナミの千日前通りの日本橋よりのところから少し中に入ったディープなところにある「美津富」さんです。こじんまりした店構えからうっかり通り過ぎてしまいそうな大阪の老舗店です。美津富さんで扱っているふぐは高級品の天然のとらふぐのみを使用していて、そのふぐの産地がそれぞれ内海産、九州産、東シナ海産をふぐ料理のコースによって産地を使い分けています。

一番お高いコースは特級シナ海産のふぐのフルコースお一人5万円です。こちらでいただけるてっさは、よくあるふぐの薄造りでなはく厚みのあるふぐの身で、うま味がたっぷり詰まったふぐの身は食べ応え満点です。また、白子の焼き物は天然とらふぐの濃厚なうま味が口いっぱいに広がりおすすめです。

店内には座席は1階から3階まであり1階はカウンター席のみ、2階は掘りごたつ席と座敷席があり、3階は完全個室の座敷と座敷席があります。1階から3階の店内は老舗店だけあって賑やかな感じではなく、お料理ををゆっくり味わえるような落ち着いた大人な雰囲気です。こちらの美津富でいただけるふぐ料理は9月～4月末までの季節限定のお料理です。夏の時期は鱧料理がいただけます。

ランキング第4位は、大阪の街で数多くの高級飲食店が軒を並べる北新地にあるのが「ふぐまる」さんです。元魚屋さんの知識を活かし使用するふぐは産地にこだわらず、その時期にふぐが美味しい産地からふぐを仕入れて、その素材の持ち味を最大限味わえるような調理方法でふぐ料理を提供しています。人気の貝の炭火焼きとふぐ焼きを合わせたボリューム満点のコースはおすすめです。

高級店が並ぶ北新地にお店を構え、お料理の味や品質も良い割に価格はとてもリーズナブルです。店内は座敷個室とテーブル席、カウンター席もあり気軽に利用せきるお店の雰囲気です。

ランキング第3位は、阪急宝塚線の石橋駅から歩いて10分の場所にある「ふぐ好池田本店」さんです。ふぐは新鮮な下関直送のとらふぐを使用し、自家製ポン酢は、香りがよい徳島産のゆずやすだちをつかった店主自慢のポン酢です。

ふぐ好の店内には170席あり全室個室で、大阪市内では中々見ることが無い季節の庭園を眺めつつ食事ができる部屋もあり、接待や会食など大切な時に利用できます。また最大40人まで利用可能な個室もあり様々なシーンに対応できる事もおすすめです。

ランキング第2位は梅田から西に一駅の福島駅すぐにある「あじ平」さんです。国産養殖活けとらふぐをリーズナブルな価格でいつでもいただけます。あじ平さんのおすすめは、とらふぐ以外もこだわっていて使っている野菜は無農薬野菜、お豆腐は国内産大豆のお豆腐を使用しています。てっちりに欠かせないポン酢は本醸造醤油と天然素材の柑橘果汁や調味料にこだわり必要な分だけを手作りしています。

1階店内は半個室のテーブル席で、2階は広々した掘りごたつ席があります。完全個室もあり、普段使いから大事な人との食事にも利用できます。

ランキング第1位は、ミシュランガイド京都・大阪2018で星2つでランキング入りしている、高級天然とらふぐ料理がいただけるお店「多古安」さんです。昭和4年の創業から天然の素材にこだわり、東シナ海直送の4ｋｇ以上の天然とらふぐを使用しています。てっちりやてっさも美味しいですがサイドメニューのふぐのあごの部分を焼いた「あご塩焼き」は4ｋｇ越えの天然とらふぐでしか味わえないおすすめの一品です。

そして、12月ごろから多古安さんで提供されるのが天然とらふぐの白子です。刺身やてんぷらはもちろんですが、この白子だけを使った茶碗蒸しや白子酒もおすすめです。創業当時からの風情ある佇まいの店内は落ち着いた雰囲気の完全個室で、大事な商談やお祝いの席にぴったりのお店です。

また、天然とらふぐのお料理は10月～4月いっぱいの季節限定です。夏の季節に多古安さんでいただけるお料理は、高級魚の一つ「鱧」を使ったお料理です。大阪の夏と言えば「鱧」です。長崎の茂木直送の天然の鱧を使用しています。ちなみのに、ふぐに並び冬の季節限定の脂がのった天然のクエのお料理も楽しめます。

ふぐ養殖の技術が日々進歩しているため、ふぐを一年を通していただけるお店が大阪に多くそして、東京と大阪のふぐのイメージが違います。世間一般に高級魚といわれているふぐですが、大阪ではふぐは庶民的な魚でもありリーズナブルな価格でいただけます。そのためふぐ専門店だけでなく、居酒屋やお寿司屋さんなどで気軽にお安いふぐ料理が提供されていたりします。

創業大正9年。味にうるさい大阪人に愛されて98年の老舗店で、大阪のイメージ画像でもよくつかわれる名物看板フグの提灯を掲げている、大阪市浪速区にある「づぼらや新世界本店」さん。大阪JR新今宮駅から歩いて5分くらいの場所にお店があります。

通称「新世界」と呼ばれているこの場所は串カツやお寿司、立ち飲み屋さんなど、うまい・早い・安いの三拍子揃ったお店がひしめき合っている大阪のグルメタウンで、海外からもたくさんの人が観光に来る大阪の有名スポットです。

づぼらやさんで扱っているふぐは香川県漁連などから直接仕入れている養殖ふぐです。この養殖のふぐは天然に近い美味しいふぐと言われています。づぼらやさんでいただけるふぐ料理は、てっちりやてっさなどスタンダードメニューから、ふぐ御膳といった多彩なふぐ料理が楽しめるセットも色々ありおすすめです。他にもふぐを使ったメニューにはお寿司や、ふぐのおうどんもあります。

ちなみに、ふぐうどんは歴史のあるお料理で、むかし昭和20年頃ふぐはお安い魚でした。当時づぼらやさんでは「ふぐ汁」というふぐ料理を提供していたところ、常連さんの希望でそのふぐ汁にうどんを入れて提供したところ評判になり「ふぐうどん」が生まれたとづぼらやさんで言われています。

北海道から沖縄まで広くフランチャイズ展開している「玄品ふぐ」の香里園店さんは、養殖のふぐを「玄品技術」というこの企業の特殊技術で養殖とらふぐが熟成さて美味しくなり、企業努力によりお安い価格で提供しています。

名物の焼きふぐは味付けが5種類あります。スタンダートなポン酢味、コク深い味のもろ味醤油味、パンチが効いた味の塩にんにく味、ご飯にも合う甘辛味噌味、さっぱりうま味の塩こうじ味があります。日本唐揚げ協会唐揚げグランプリ最高金賞を受賞した、ぷりぷりとサクサクがたまらないふぐの唐揚げや、お肌が喜ぶコラーゲンの塊、ふぐ皮の唐揚げがいただけます。店内は明るく広い作りで気軽にふぐを楽しめる雰囲気です。

阪急十三駅東口から歩いて3分のところにカニの提灯とふぐの提灯を店頭に掲げている「かに福」さんがあります。こちらのお店はふぐとかにの料理専門店で、てっちりは店頭からもみえる大きな水槽で泳いでいる1ｋｇ以上のとらふぐの捌きたてのふぐを使用しています。

捌きたてのふぐの身はテーブルに運ばれてきてもまだピクピク動いてます。そんな新鮮なふぐを使ったてっちりはお一人さま1980円と大阪でもかなりお安い価格でふぐがいただけます。

阪急十三駅西口から直ぐのところに「ふかどんふぐどん十三本店」があります。こちらのお店はふぐ料理だけでなく居酒屋メニューの品ぞろえが豊富です。その中のメニューの一つにてっちりとてっさがいただけます。

十三という土地柄はとても庶民的な場所で、大阪市内でも全体的にや物価なので、店内で提供されているメニューはボリュームがあってお安い価格です。しかも扱っている鮮魚は安いだけでなく鮮度がよく、てっちり980円とてっさ880円と両方あわせても2千円を切る価格です。店内は気軽に入れる雰囲気でカウンター席とテーブル席があり、カウンターが広くお一人様飲みに最適な環境のお店です。

天然のとらふぐの漁獲量は少なく養殖のとらふぐと比べると相場で5～6倍の価格になると言われています。けっして安い価格とは言えませんが、死ぬまでに一度は食べてみたいそんな高級店を紹介します。また天然とらふぐの料理だけでなく、そのお店のサービスやお料理をいただくお部屋の雰囲気などの高級感を味わいたくなるお店です。

大阪の地下鉄北新地から歩いて5分のところに「堂島幸鶴」さんがあります。天然とらふぐを使ったこだわりふぐ料理がいただけるおみせです。近年、天然とらふぐの水揚げ量が減り、ふぐの入手が困難になっていますが、幸鶴さんで扱っている天然とらふぐは、その時期に美味しい天然とらふぐを産地別で魚屋さんや業者さんの協力のもと4キロの大きな天然とらふぐを仕入れています。

幸鶴では天然とらふぐをいただける季節は10月～5月で冬のとらふぐの身にうま味がたっぷりで、その美味しいとらふぐのうま味を最大に生かせるように、専門のシェフが丁寧に調理しふぐ料理を提供しています。幸鶴名物ふぐのぶつ切りは先代が58年前に考案した一品で、うま味が詰まったふぐの身を食べ応えのある大きさにぶつ切りにし、冬の甘い白菜と特製ダレを絡めたお料理は、一度食べたらまた食べたくなる幸鶴名物料理です。

また、ふぐはその身から出る出汁が絶品で〆の雑炊がたまりませんが、その美味しいふぐのうま味が出きった出汁を使ったしゃぶしゃぶもまた幸鶴さんのオリジナル名物です。特選黒毛和牛を天然とらふぐの出汁でしゃぶしゃぶは何とも贅沢極まるお料理です。店内はカウンター席とテーブル席と座敷の完全個室で個室は一つ一つ広めな作りでゆったりお食事がたのしめます。

大阪市から京都方面に行く途中、京都の手前に大阪府高槻市があります。その高槻市内でふぐ料理と言えば二代目ふぐ義が有名です。「いなつふぐ」というブランドふぐを使ったふぐ料理がいただけます。この「いなつふぐ」は、稚魚のころから餌や養殖環境にこだわり天然のふぐに近い品質の美味しいふぐです。

夏もこの美味しいいなつふぐをいただける二代目ふぐ義さんでは、夏季限定の名物冷やしひれ酒があります。ひれ酒といえば、香ばしく焼いたふぐのひれをアツアツの熱燗に入れて焼いたひれを蒸し、ひれのうま味が日本酒に出たところをいただく至極のお酒ですが、夏のひれ酒は香ばしく焼いたふぐのひれを日本酒に三昼夜漬け込んんだ冷酒です。

二代目ふぐ義にはふぐ料理に合うお酒の品ぞろえが多彩で、日本酒は辛口から甘口までと高槻の地酒から焼酎も揃っています。店内は1階は半個室の座敷席、2階は仕切りで半個室の座敷席にも仕切り無しの大広間席としても対応しています。

北新地から5分のところに創業53年「よし光」さんがあります。よし光が扱っているふぐは豊後水道辺り山口や福岡の激しい潮流の海域で育った天然のとらふぐを使用しています。この豊後のふぐはふぐ中でも淡泊な味わいの奥に甘味とうま味を感じることができると評価が高いふぐです。

こちらよし光さんの名物は石焼きふぐです。厚めに切ったふぐの身を焼いた石にのせて焼き、だし醤油をつけていただきます。ふぐ料理のお供は日本酒もありますが、お勧めはワインです。店内にはワインセラーを完備し利き酒師の資格をもつソムリエの女将さんがその時に合うお酒をお客様の雰囲気で提供してくれます。ザ・北新地の高級店です。

よし光さんの美味しいふぐ料理がいただけるのは10月～5月です。お金のことは心配ない特別な日に行かれる事をおすすめします。店内は1階から3階まであり、1階はテーブル席の半個室で2階は掘りごたつ席の完全個室。3階はテーブル席で最大14人対応しています。

席の数が他店と比べると少ないので、静かにゆっくり食事ができて行き届いたサービズをしてくれる雰囲気です。ミシュランガイド京都・大阪2018に星1つでランキングしているのも頷けます。

大阪市内から南にいくとだんじり祭りで有名な岸和田市があり、岸和田駅から歩いて15分のところにミシュランガイド京都・大阪2018に星2つでランキング入りしている「喜太八」さんがあります。大正2年創業100年以上の歴史があるふぐ一筋の老舗で、2代目の喜太八店主北濱喜一さんはふぐの研究で世界的に有名な方で、その研究の集大成で1964年に個人で日本初のふぐの博物館を開館しました。

自他とも認めるふぐ博士の北濱喜一さんが作り出すふぐ料理は天然とらふぐにこだわり、ふぐの魅力を余すところなくいただけるお料理です。ふぐの骨せんべいや、ふぐの胃あえ物といった珍しいお料理もあります。柔らかいふぐの白子を煮ている白子の含め煮は一子相伝のお料理で、上品に味付けされた濃厚な白子は喜太八さんでしか味わえないおすすめの一品です。

店内は歴史を感じさせる風格のあるつくりで、お部屋は店主自ら書いたふぐの絵が飾られていたりと、趣のある大小合わせて4部屋あり、1日数組だけの丁寧なおもてなしをされています。営業期間は天然とらふぐが出回る季節の10月～4月のみです。ふぐの博物館はお店の向かいにありますが、見学するには予約が必要です。

大阪のふぐ料理のお店では、各店ごとにオリジナルポン酢を使っているお店は少なくはありません。酸味が強かったり、甘味が強かったり、醤油辛いとお店によって違いがあり、ポン酢の味の好みで選ぶお店がかわるように感じます。チェーン店が扱っているポン酢はアタリ外れない無難な味ですが十分美味しいです。安心しててっちりがいただける大手チェーン店のふぐ料理は特におすすめです。

ランキングで紹介したお店以外にも良いお店がたくさんあるので、大阪に遊びに来た際にはふぐ料理店で美味しいふぐを味わってみてはいかがでしょうか？