塩抜きダイエットの方法とおすすめの食事は?効果的なやり方とは!

芸能人が実績を残した事により、話題になった塩抜きダイエット。対人関係などで疲れてしまうと、何かと食事量が多くなりがちですが、その時に限って塩分や糖分の多いものを摂取しがちになってしまい、結局ダイエットに失敗してしまう方も多いでしょう。そしてむくんでしまい、更にダイエットの効果が出なくて、別のダイエット方法ややり方に手を出してしまう、事もありがちだと思います。そんな方におすすめする塩抜きダイエットのやり方や、食事方法、効果的なやり方について徹底的に記載しています。

塩抜きダイエットの方法とおすすめの食事は?効果的なやり方とは!のイメージ

目次

  1. 1塩抜きダイエットは短期間で実行ができる
  2. 2塩抜きダイエットの方法
  3. 3塩抜きダイエットのおすすめメニュー
  4. 4塩抜きダイエットの効果的なやり方
  5. 5塩抜きダイエットはなぜ効果的なの?
  6. 6塩抜きダイエットの注意点
  7. 7塩抜きダイエットは短期間でも効果を期待できる

塩抜きダイエットは短期間で実行ができる

最近身体がむくんでダイエットに成功しない…そんな貴方は要注意です。もしかしたら古い塩分が身体の中で溜まっている可能性があります。ダイエットが成功しない原因には、意外に塩分も関わっているのです。そのために実行してほしいのが塩抜きダイエット。しかしそんなに長期間も塩分抜きの生活なんて有り得ないと、思った方もいるでしょう。ご安心ください。実は塩抜きダイエットはたったの3日間で出来るのです。

塩抜きダイエットの方法

塩抜きダイエトを始めると決意しても、やり方や食事方法を間違えれば効果は当然出ません。塩分を正しく排除するためには塩分を控え、水分の排泄を促しむくみなどを減らしていく事が、効果を実感する上で大事です。やり方や方法には幾つかのコツがあります。一つずつ着目していきましょう。

調味料を使わない

これを見た方はいきなり挫折しそうになったかもしれません。しかし適当に食事の調味料を使用しないという、やり方ではありません。塩分の含まれている調味料を摂らず、食材本来の出汁で旨味を引き出して食事を取るのです。和食の出汁を取る食事は知っている方も多いと思います。まさにそういう事なのです。なので、原則塩分の入っている調味料は禁止となります。

まず意外に注意したい調味料についてお伝えします。まずはお酢。お酢はダイエットによく利用されると思います。しかし油断大敵です。実はお酢には、大匙一杯で大体0.6gも塩分が含まれているのです。すし酢になると更に塩分量は上がり、大体0.9gと折角の塩抜きダイエットの効果が出ません。もしお酢を使用する方法の塩抜きダイエットがしたいなら、穀物酢がおすすめです。穀物酢は塩抜きダイエットに非常におすすめです。

次にポン酢。本来ポン酢とは、柚子などの果汁を酢酸で割ったシンプルなものを指します。こちらもお酢が効いていて塩分量が少ないように感じますが、それは大きな間違いです。一般的なポン酢には醤油が入るため、自然と塩分量が高くなります。市販のものは大匙一杯でなんと、大体1.2gから1.3gも塩分が含まれているのです。塩抜きダイエットには絶対に使用してはいけない調味料です。

ドレッシングも危険です。ドレッシングも最近は減塩タイプのが出たり、ノンオイルになったりと健康志向なドレッシングが増えてきました。しかし減塩というだけでは塩抜きダイエットには効果がありません。また、食塩不使用でも、実は添加物などに塩分が含まれている事があるので注意が必要なのです。調味料が何かと禁止されるので、我慢したくない気持ちは仕方ないですが、3日間の辛抱だと考えて使うのを止めましょう。

バターやマーガリンも無塩のものでない限り、基本的に食塩が多く含有しているため気を付けてください。バターやマーガリンはパンなどの風味を良くするために、食塩を入れているケースが非常に見受けられます。そのため、バターをどうしても使用したいのであれば、無塩バターを使用しましょう。無塩バターの敷居を高く感じる人は植物油をおすすめします。オリーブ油をパンやサラダに使うなど、工夫を凝らしてみましょう。

いきなり塩抜きダイエットで調味料を無くすのは至難でしょう。ですので、まずは始める1ヶ月前ぐらいから、減塩調味料を使用する方法をおすすめします。人間はある程度慣れていないと、薄味が平気になるのは辛いので、予め減塩調味料などを使用するやり方で、身体を慣らしておくと苦痛がある程度減ります。勿論減塩調味料も薄味ですが、塩抜きダイエットのために堪えましょう。苦労なしでは痩せる事は出来ません。

出汁におすすめなのが、鰹節・昆布・煮干し・干しシイタケ・干しエビ・干し貝柱です。これらは自然由来の出汁が出せる上に、塩分もほとんど少ないためおすすめです。ただし、痛風の人は干しシイタケ・エビ・貝柱の摂取のし過ぎは気を付けましょう。また橋本病(バセドウ病)の人は昆布の摂り過ぎも良くありません。またこれらの出汁に頼らなくても、意外と食材や野菜の出汁で旨味が出るので、上手く食事に取り入れましょう。

加工品やスナック菓子なども食べない

加工品全般に言える事ですが、加工品はとにかく塩分が多いものばかりです。まず例としてあげられるのが食肉・魚介類の加工品。特にベーコンやソーセージ、ハムには要注意です。これらは特に添加物の塊で、美容面からみても効果的な食べものとは到底言い難いです。長い付き合いでは必要かもしれませんが、塩抜きダイエットの時だけはお休みするようにしましょう。

また加工品でいうとレトルトなどの、温めるだけで出来るような、加工食品も塩抜きダイエットには大敵です。こちらも塩分量が多く、レトルトカレーやカップ麺などは勿論、冷凍食品も不向きです。ダイエットではやはりダイエットを考えているのなら、自炊をする事が効果的と言えるでしょう。そのため、なるべくこれらを使用しないためにも、しっかりと3日間休暇を取ってから余裕を持たせて行いましょう。

勿論フリーズドライ系の食品もやめましょう。作るのは確かに面倒で時間も掛かりますが、その分料理をするので動きますし、自分で塩を制限出来るので、科学の文明に頼るのは良くありません。冷凍食品やレトルトは何かと重宝しますが、やはりその分だけ余計な物も摂取ているので、あまり良い食事方法ではありません。まずは、既製品ばっかりに頼る食事方法を、1ヶ月前から変えるのも、考えた方が良いかもしれません。

スナック菓子が普段から好きで結構な比率で食べている人は、意外とこれを機会におさらば出来るかもしれません。スナック菓子を食べない方法として、まずは家にストックを置かない事。そしてコンビニやスーパーなどに行く際に空腹状態で行かない事と、お菓子コーナーには立ち寄らない事です。空腹だと人間は誘惑に弱いので、空腹を紛らわしてからスーパーに行くのも効果的なやり方です。

水分をしっかりと取る

当然塩分を摂らなければ、これ以上新しい塩分は摂取されませんが、古い塩分は身体から抜ける事は出来ません。それで必要になるのが「水分」です。ただこちらもがむしゃらに飲めば良いという訳ではありません。むしろ飲み過ぎは悪影響になるため、成人女性の場合、正しい一日の水分摂取量を知るには以下の調べ方を使用すると、良いでしょう。

まずは今の体重に合わせて計算する方法。体重に30歳未満なら×40、30歳以上55以下なら×35、55歳以上なら×30と年齢に合わせて数字を掛けます。そして最後に掛けて出た数値を990.5で割った数字が一日に必要な基本的な水分量となります。そしてここから下記で説明する運動量・食生活の要因も合わさり、正確な一日の必要な水分量が分かります。水分の過剰摂取は結局むくみに繋がるので、調べておくのも必要です。

次に水分量を計算したいなら、一日の大体の運動量も考慮した方が良いでしょう。求め方は非常に簡単で、定期的に運動する人は、運動しない人に比べて、運動量30分に対して1日に飲むべき水分量に、プラス約350ml追加すると良いでしょう。

最後に知っておきたいのは食生活の違いで水分量が変化する事です。水分を沢山含む食材(レタスやキャベツやセロリ)などを多く摂取する人は、一日の求めた水分量より多めに水分を摂取すると、体内から水分が抜け出してしまい脱水になるのを防げます。今回は塩抜きダイエットですので、水分は少し多めに摂る方法を取り入れるのが良さそうです。

一方で同じ水分でも、摂り過ぎに気を付けていただきたいのがコーヒーです。コーヒーには皆様が知っている通り利尿作用の高いカフェインが多く含まれております。そのため、コーヒーを飲み過ぎると折角摂取した水分が排出され過ぎてしまい、意味がなくなってしまいます。またその状態になってしまうと、水分不足で塩分を排出できなくなり、結果的に腎臓にも負担を掛けてしまうので気を付けてください。

また抹茶と煎茶や紅茶も案外カフェインが多いので要注意です。またお茶系全般に言える事ですが、実はナトリウムがしっかりと含まれている事が多く、特にペットボトルのお茶はナトリウムが非常に多いので注意していただきたいところです。水分補給にお茶は普段なら大丈夫ですが、塩抜きダイエット中は控えるやり方をおすすめします。折角の努力を無駄にするような飲み方は控えましょう。

カリウムの多い食事を積極的に摂る

ただ水分補給をするだけでは、余計な塩分は排出されません。そこで活躍するのがカリウムを多く含有する食材達です。カリウムは塩分(ナトリウム)を身体から排出してくれる効果があります。カリウムを多く含む食材には代表的に野菜や果物が挙げられますが、種類と摂り方の方法に注意してほしい点が幾つかあるので、順番に提示していきます。

日常的にサプリメントでカリウムを摂取している人は、なるべくこの期間に飲むのは止めましょう。実はサプリメンはカリウムが手軽に取れすぎてしまうあまり、逆に「高カリウム血症」という、カリウムの血中濃度が上がってしまう病気になってしまう可能性があります。この病気は不整脈や心室細動・心臓麻痺などの突然死を招く恐れもあります。とくに塩分制限される状況下で、サプリメントだけの生活は止めましょう。

特に塩抜きダイエットをする際は栄養不足に陥りやすいので、サプリメントでカリウムを取るより、断然食材から摂取した方が、他のビタミンやミネラルだけではなく、食物繊維なども摂取できるのが嬉しい点です。またカリウムは調理するやり方より、そのまま食べるやり方の方が、吸収されやすいです。そのため、あまり熱を加えない調理法を選択すると良いです。

カリウムの不足には大量に汗をかくことや、野菜不足が挙げられます。そのため、サプリメントだけで食生活を過ごそうという考えは今すぐ捨ててください。結局はサプリメントは食事を補助するもので、主食ではありません。カリウム不足は逆に不安になる、だるいなどの自律神経の乱れや貧血・足のつり・むくみ・疲れやすくなるなど様々な悪影響が起きます。なので塩抜きダイエットの時は意識して食事で摂取しましょう。

次にカリウムの含有量の多い食材達とそのおすすめについてです。野菜ならほうれん草・かぼちゃ・さつまいも・あしたばなどです。果物なら干しブドウや干し柿などのドライフルーツ系・アボカド・バナナ・メロンなどです。豆類ならきなこや納豆、海藻類・魚介類ならとろろこんぶ・ひじき・わかめ・煮干し・鰹節などです。手頃に食べられておすすめなのは、ドライフルーツやアボカド・バナナ・納豆などです。

期間は3日間

塩抜きダイエットは完全に塩分を抜くダイエットのやり方のため、完全に塩分を抜くのは3日間で止めましょう。これ以上やってしまうと、人体には当然塩分が必要になるため、栄養不足になってしまい、突然死を招くリスクが増えてしまうのです。そうならないためにも、完全に塩を抜く期間は3日間で予定を立てましょう。

塩抜きダイエットのおすすめメニュー

塩抜きダイエットで更に必要な事は、3食規則正しく食事を取る事。やはり塩抜きダイエットだからといって、絶食してしまうのは良くないです。そこで塩を使用しなくても、美味しく作れる料理のやり方や方法をここで幾つか紹介していきたいと思います。塩なしでも意外と美味しく食べられる、塩抜きダイエット食事は多いですよ。

最近では塩分を減らす事に注目が集まっているため、減塩レシピ本・無塩レシピ本を探してみるのも良いでしょう。減塩レシピを敢えて塩の入った調味料を使わないで、自分で工夫してアレンジしてしまう方法が、実は意外にもいちいちレシピを検索するより、楽なやり方である時もあります。時には面倒くさがらず、自分で書店に足を運んでみるのも、どうでしょうか?適度な運動にもなっておすすめですよ。

自然の旨味を活かした野菜スープ

最初にご紹介するのは、野菜料理家として有名な庄司いずみさんの考案した、塩なし野菜スープです。作り方は至って簡単で、カリウムの豊富な切干し大根も取れて、まさに塩抜きダイエットに理想的と言えるメニューの一つです。オイルもココナッツオイルを使用するので、とても健康的です。切干大根とトマトが良い出汁になってくれる上に、切干大根にはカリウムがとても豊富なのでおすすめです。

サーモンのガーリックソテー

次はニンニクの臭いが残るのが嫌だ…という方におすすめの、粉末ガーリックで作る塩抜きダイエットバージョンのサーモンのガーリックソテーです。鮭(サーモン)は勿論塩振りされていない、生のものを使用しましょう。バターもなるべく無塩の物を使用し、無理な場合はサラダ油などで代用すると良いでしょう。これなら包丁や手が臭くなる心配性も少なく、しかも香味(生のハーブ)を加えれば、更に味にアクセントが出ます。

無塩&ノンオイルスパイシーカレー

こちらは鶏肉本来の油分と野菜の水分で、出汁と水と油を使用しない美味しいインドカレーが作れます。カレールーは使用せず、無塩のカレー粉を使用する事により、インド風のスパイシーカレーながら、無塩&ノンオイルを実現しています。インドカレーながら、油分も少なく野菜は多いと女性に嬉しい事ばかりで、しかも塩抜きダイエットの最大の難敵、味が薄く感じて食欲が減退しすぎてしまうのを防いでくれます。

無塩ふりかけ

こちらは少し目先を変えて、ご飯だけでは辛い…という方のために自然の力だけで作られた、カリウム豊富なふりかけのレシピです。鰹節はカリウムが多い上に、旨味成分もたっぷり含んでいるので、ご飯に合う事間違いなしです。また昆布もカリウムがたっぷり含まれているため、おすすめできる食事です。白米だけでは辛いという方は是非、これを機にふりかけを自作してみてはいかがでしょうか?

無塩&ノンオイルパン

中にはパン食一筋で進んできて、パンがないと寂しいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方にはこんなレシピはいかがでしょうか?離乳食としても食べさせてあげられるこのパンは、卵と乳製品を使用していないので、アレルギー持ちの方にもおすすめです。普通に食べるだけではなく、小さなお子様と一緒に召し上がるのにも最適な一品と言えます。ただし塩を含んでいないので、膨らますのに少々苦労するかもしれません。

春菊としいたけのペペロンチーノ

こちらは和風の塩抜きペペロンチーノです。塩抜きダイエットでどうしてもがっつり食べたくなったら、こちらもおすすめです。こちらは材料にしいたけと無塩の調味料を使用する事により、旨味を引き出しながらも、塩を掛けなくても美味しい和風の味わいになっています。春菊はカリウムを含んでいるので、おすすめです。またお好みで鰹節を掛けると、更にカリウムが取れて、塩抜きダイエットの効果に期待できます。

塩抜きダイエットの効果的なやり方

塩抜きダイエットはただ、がむしゃらにやっているだけでは効果も出ませんし、その前に挫折してしまう事が多いです。極端な食生活にしてしまうと、身体にも害があり、勿論自分が我慢できなくってしまって、塩抜きダイエットの挫折の原因になってしまいます。上手く塩抜きダイエットと付き合うためにも、効果的な方法をお伝えしていきます。

調味料の代わりに香味野菜や酢を使うと挫折しにくい

和食なら生姜・ミョウガ・大葉・シソ・ワサビ、洋食ならにんにく・セロリ・パセリ・ネギ類など、香味野菜とは料理に良い香りと独特の風味を与える野菜達の総称を表します。勿論これらは和食だけや洋食だけ、と縛らずにアイディアで自由に使いこなすのがコツです。また穀物酢を使用すると、塩分を摂らない上に、更に塩味を加える事もなく美味しく頂けるので、挫折しないと思います。

汗のかきにくい時期に実行する

なるべく汗のかきにくい時期、春や秋にやるのがおすすめです。夏は当然ダメですが、意外にも冬も注意してほしいところです。冬は寒いからと言って、暖房を付けてしまい自然と汗をかく可能性があるからです。特に冬は夜でも暖房を付ける方が多いと思うので、その間に脱水症状になってしまい、取り返しのつかない事に…なんてならないためにも、季節と気温に気を付けて実行しましょう。

ドレッシングやおやつにヨーグルトを使用する

サラダにドレッシングは結構塩分が多いため、オリーブなどの植物油を代用する以外にも、酸味のあるプレーンヨーグルトを使用するのをおすすめします。プレーンである方が砂糖が断然ないため、ダイエットにも向いています。他にもギリシャヨーグルトや、カスピ海ヨーグルトでも大丈夫です。またおやつにヨーグルトもおすすめです。ただし食べ過ぎると健康に悪いので、ほどほどにしましょう。

レモンなどの柑橘系をアクセントにしたり素材から出汁を取る

レモンや柚子などの柑橘系を絞り、食事のアクセントにするのも、塩抜きダイエットにはとてもおすすめです。塩抜きダイエットで塩味が使えない中、酸味はやはり役立つ材料ですが、果実由来の酸味はフルーツの爽やかさも味わえるため、料理に清涼感を持たせられます。また上記の記事でも記載したように、出汁を素材から自分で取るのも非常に良い方法です。これだけで随分と塩抜きと満足感を両立できます。

塩抜きダイエットはなぜ効果的なの?

ところで何故塩抜きダイエットが、こんなにも効果があるのか疑問になった方も居るでしょう。そんな方にここで詳しく解説させていただきます。塩分は元々動物にとって必要不可欠なものですが、塩分はただ血管を傷付けるだけではなく、肥満の原因にも繋がるのを知っていますか?何をいまさら…と思う方もいらっしゃると思いますが、改めて記事の説明を読んでいただければ、きっと納得します。

塩分を摂りすぎると起きる影響は?

最初にむくむ事で起きるデメリットについて紹介します。まずはむくみによる代謝の減退です。むくみが慢性的になると、代謝も悪くなる事を知っていたでしょうか?代謝が悪くなれば当然、あらゆる老廃物を体内に溜めやすくなってしまい、勿論脂肪も溜まってしまいます。その結果、身体から余計な老廃物が出づらくなり、結果的に太ってしまうのです。これがむくみによる最大のデメリットです。

次に塩分の摂り過ぎは、食欲を増進させてしまうのを知っていましたか?こちらに関してはあまり、気付かない方も多いでしょう。最近お腹が減りやすい…と思っている方は気にした方が良いかもしれません。塩味の強い食事はご飯が進みやすい傾向にあります。それによって食べ過ぎてしまう原因となる事があります。大食いは身体全体に負荷が掛かってしまうので、当然おすすめできる行為ではありません。

実は塩分の摂り過ぎはシワに繋がるのも知っている人は少ないでしょう。塩は直接肌に関係しているわけではなく、骨に影響を及ぼしているのです。何と最新研究結果では、骨密度が低い人ほど皮膚のシワが深くなることが発表されています。その仕組みは簡単に説明すると、塩分のせいでカルシウムの排出量が多くなってしまうからなのです。そして最終的にコラーゲンも減少してしまい、健康的な肌を保てなくなるのです。

塩抜きダイエットで期待できる効果は?

では逆に塩抜きダイエットで余計な塩を抜いた場合、どうなるのでしょう?次はそのメリットについて説明します。

塩抜きダイエットはむくみを解消するだけではなく、冷え性や便秘にも効果的です。冷え性の方は代謝を上げてくれるため、冷え切った身体の代謝を元に戻し、血流を良くします。一方で便秘でお悩みだった方は塩抜きダイエットをする事により、老廃物の排出を促されやすい生活習慣に、戻りやすくなるので結果的に便秘が治りやすくなります。

また薄味の生活になるため、食欲が減退して、適切な食生活に戻る事も可能です。しょっぱい味に慣れてしまうと、とにかくカロリーを摂り過ぎてしまうため、塩抜きダイエットは食欲を抑制するという点でも、非常に役に立っていることが分かります。これらのダイエットや美容のお悩みに悩まされている人は、塩抜きダイエットを試してみるのも良いと思います。しかし塩抜きダイエットにもいくつか注意点があります。

塩抜きダイエットの注意点

塩抜きダイエットは様々なメリットが多いダイエットですが、一方で気を付けないと命を脅かす危険性もある事を知っておく事が大事です。こちらの記事でよく確認したうえで、自分は大丈夫かどうか、一度考える時間を設けてください。判断が下せない場合は、きちんと専門医に相談する事が大事です。

妊娠中の人は絶対に危険なのでやめる

特にむくみやすいと言われる妊婦さんですが、塩抜きダイエットは絶対に行っていけません。何故なら赤ちゃんをお腹に抱えている状態で、ただでさえ栄養不足に陥りやすい状況なのに、余計に栄養不足となり、様々な悪影響を母子共にもたらす可能性があるからです。妊婦さんは塩抜きダイエットに限らず、極度な食事制限などのダイエットは絶対にいけません。

毎日運動する習慣があり、汗をかく人

運動をよくする人・汗をかきやすい人も要注意です。汗にはナトリウム(塩分)を排出する効果があるのは、知っている方も多いでしょう。そのため、極端に塩を減らしてしまうと、塩分不足に陥ってしまい、意識障害などの原因になりかねません。そのため、塩抜きダイエットをする際は自分の汗の具合もよく考え、医師と相談してください。

腎臓疾患のある人

腎臓疾患のある方はカリウムを尿から排出しづらくなっているため、多量のカリウム摂取が禁止されております。そのため、今回のダイエットではカリウムを積極的に取らなくてはいけないため、必然的に腎臓疾患を持っている人にとっては、非常に危険なダイエットとなってしまうのです。腎臓疾患をお持ちの方はどんな事情であれ、少なくとも塩抜きダイエットなど、無理なダイエット系はやめた方が良いでしょう。

汗をかきやすい時期は絶対に避ける

暑い日、特に5月の猛暑が続く日や7月から9月上旬などはなるべく避けるべきです。先程も述べた通り、汗から塩分が流れ出てしまうので、大量に汗をかく季節は非常に危険が高まります。また風邪やインフルエンザを引きやすい冬なども気を付けましょう。暖房を無駄に熱くしすぎてしまう可能性もあり、知らぬ間に塩分不足に陥る可能性もあるので、なるべく春や秋など気候が穏やかな時に実行しましょう。

塩抜きダイエットは短期間でも効果を期待できる

塩抜きダイエットは比較的成功しやすく、リバウンドのしにくいダイエットです。これを機に塩抜きダイエットを考えてみるのも良いかもしれませんね。当然塩抜きダイエットは初めての人にはキツく感じるため、挫折しやすいかもしれません。そんな時にはこの記事を見返しながら、改めてコツなどを勉強してみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

関連するキーワード

新着一覧

最近公開されたまとめ