チリソースの作り方を紹介！ケチャップを使った簡単ソースも！

チリソースと言えば、みなさんはどのようなレシピを思い浮かべるででしょうか？多くの方が思い浮かべるのはエビチリかもしれません。チリソースは市販でも販売されており、購入することは可能ですが使い切ることができなかったり、思ったような味でなかったり、辛すぎたりという経験をしたことのある方も少なくないのではないでしょうか？

輸入雑貨のお店などでもチリソースが販売されていますが、種類が多いのでどのようなチリソースがいいのか迷って買わなかった経験をお持ちの方もいることでしょう。そのような思いをしないためには、ご自身でチリソースを作ってしまうことです。ご自身でチリソースを作れば、分量も決めることができますので、使い切ることができないということはありません。また味を見ながら作れますので辛すぎたりということもありません。

ご自身でチリソースを作る最大のメリットとしては、新鮮な状態でチリソースを楽しむことができるという点でしょう。もちろん保存方法や使用期間には注意する必要がありますが、ご自身で作るので安心で安全という点メリットといえるでしょう。そんなチリソースは簡単に作ることができます。

材料も自宅にある材料や簡単に揃う材料ばかりです。必ずといっていいほど自宅にあるであろうケチャップでも簡単に作ることができます。今回はチリソースの作り方、簡単にケチャップを使って作れるチリソースの作り方や、チリソースの活用方法や活用レシピを紹介していきます。

チリソースとはどのようなもののことを言うのでしょうか？簡単にいうと、トマトソースをベースとして、その中に唐辛子やスパイスなどの香辛料、砂糖などを入れて作るソースのことをチリソースと呼びます。チリソースと言ったらエビチリを思い浮かべる方が多いように、中華料理に使うイメージがあるかもしれませんが、アジア圏でよく使われているソースとなります。

私達が想像するエビチリのチリソースは本来のチリソースとは味が少し違います。エビチリなどに使われているチリソースは、日本人向けに考えられたソースとなり、やや甘めに仕上げられているのです。よってエビチリのチリソースのイメージしてチリソースを購入すると、好みの味でなかったということもあるかもしれません。

実際に自宅で簡単に作れるチリソースの作り方レシピを紹介していきます。今回は2つのチリソースのレシピを紹介していきます。ケチャップと豆板醤を使ったチリソースの作り方ですが、どちらも難しい工程や用意できない材料などはないと思いますので、気軽に作ることができます。

まずは、ケチャップと豆板醤を使ったチリソースの作り方を紹介します。用意する材料は、豆板醤大さじ1・長ネギ1/3本・にんにく1片・しょうが1片・ケチャップ大さじ2・鶏ガラスープ100cc・砂糖大さじ1・お酒大さじ1・塩少し・酢少し・片栗粉小さじ2です。

材料を用意したら実際に作っていきます。作り方は、まずは材料のみじん切りを行います。にんにく・しょうが・長ネギをみじん切りにしていきましょう。フライパンに油をしいてから、まずは豆板醤を入れて炒めてきます。豆板醤に火が通ったら、みじん切りにした、にんにくとしょうがを加えてから炒めていきましょう。

にんにくとしょうがを炒めたら、鶏ガラスープ・ケチャップ・砂糖・お酒・塩を加えてからひと煮立ちさせていきましょう。ひと煮立ちさせたあとは、長ネギを入れて少し炒めてから、フライパンの鍋肌から酢を入れていきましょう。すべての工程が終わったら水溶き片栗粉を作り、全体にとろみをつけたら完成です。

続いても、豆板醤とケチャップを使ったチリソースの作り方ですが、先程のチリソースのレシピと比べて材料が少なくなっています。自宅に常備してるような調味料を使っていきますので、簡単で手軽に作ることができるでしょう。

まず用意する材料は、ケチャップ大さじ2・お酒大さじ1・砂糖大さじ1・水大さじ2・しょうが小さじ1/2・にんにく少し・水溶き片栗粉少しです。しょうがとにんにくはみじん切りにしておきましょう。材料の分量は作りたい量に合わせて作ってみてください。チリソースを作る際には、大量に作るわけではありませんので、小さい鍋を使うと作りやすいかもしれません。

作り方は、みじん切りにしたしょうがとにんにく、豆板醤を鍋で炒めていきます。油は少量で大丈夫です。火加減は弱火で炒めていきましょう。ここで出てくる風味や香りがチリソースには大切なポイントとなってきます。焦がさないように注意しながら、じっくりと炒めていきましょう。豆板醤の辛味やにんにくとしょうがのいい香りが、じっくり炒めることで引き立ちます。

しょうが、にんにく、豆板醤をじっくり炒めたあとは、ケチャップ・砂糖・お酒を入れていきます。3つの材料を入れたあとは少し煮詰めていきましょう。そうすることでトマトの旨味がぎゅっと凝縮され、仕上がりが美味しくなります。煮詰め終わったら、水を加えながらソースの濃度を調整します。調整し終わったら最後に水溶き片栗粉を入れてとろみをつければ完成です。

もし、辛いのが苦手という方だったり、小さいお子さんがいるというご家庭では、豆板醤の量を控えめにすれば辛いのが苦手という方でも食べやすいチリソースになるかと思います。本場のようなチリソースが作りたい場合には、豆板醤を多めにし、甘い味付けがいいのならケチャップと砂糖を多めにする、ということで調整できますので、好みの味でチリソースを作ってみてください。

チリソースを作ったはいいものの、どうやって使おうか迷ってしまう方もいるでしょう。チリソースを加えた料理を作ってもいいですし、仕上がった料理にソース感覚でチリソースをかけてもいいでしょう。チリソースを料理に加える活用法としては、野菜炒めにチリソースを加えてピリ辛な野菜炒めを作ってもいいでしょう。チャーハンにチリソースを加えてピリ辛なチャーハンにしても美味しいです。

チリソースをできた料理にかける活用法としては、目玉焼きの上にチリソースをかけても美味しく食べることができます。また、焼き魚の上にチリソースをかけてもいいでしょう。普段とは一味違った楽しみ方をすることができます。それ以外にもウィンナーにかけたりして食べても美味しいでしょう。色んなレシピに加えてみると新しい発見があるかもしれません。

チリソースがトマトベースになっていますので、少しスパイシーなミネストローネを作ることができます。材料は、玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・キャベツ・ベーコン・水1カップ+1/2カップ・チリソース大さじ2・鶏ガラスープ小さじ1・塩少し・仕上げ用のパセリです。

玉ねぎ・にんじん・じゃがいも・キャベツ・ベーコンはお好きな分量で作ってください。作り方は、玉ねぎ・にんじんは1cmの角切り、じゃがいもは少し大きめの2cmの角切り、キャベツはざく切りで、ベーコンは細切りにしておきましょう。油を熱した鍋に野菜とベーコンを入れて、塩を少しいれたあと野菜がしんなりするまで炒めていきます。

野菜がしんなりしたら、水・チリソース・鶏ガラスープを入れていきます。にんじんとじゃがいもが柔らかくなるまで煮込んでいきましょう。どちらも柔らかくなったら最後に塩で味をみて完成です。お皿にうつしたあとに仕上げにみじん切りにしたパセリがあると見栄えがよくなります。チリソースがトマトベースなので、トマト缶などがなくても簡単にピリ辛なミネストローネが作ることができます。

ピリ辛チリソースとまろやかなチーズは相性がいいです。作り方は、鶏もも肉を食べやすい大きさにカットしたあと、フライパンでこんがりと焼き色がつくまで両面を焼き、グラタン皿などの耐熱皿にのせたら、鶏肉にチリソースをぬりピザ用チーズをのせていきます。その後はオーブントースターでチーズがとろけるまで焼いていきましょう。

仕上げにみじん切りにしたパセリがあると彩りもよくなります。鶏肉は厚さが同じようになるようにカットしておくと火が通りやすくチリソースも塗りやすいです。フライパンで焼く際に皮をこんがりと焼いていきましょう。オーブントースターでも火が通っていきます。

今回は、豆板醤とケチャップを使ったチリソースの作り方、おすすめのレシピと活用法を紹介してきました。豆板醤を多めに使えば本場に近いチリソースに、ケチャップと砂糖を多めにすれば甘めのチリソースを作ることができます。今回紹介したチリソースの作り方を参考に、味を見ながら好みのチリソースを作ってみてはいかがでしょうか？