2018年06月07日公開
2024年07月16日更新
ケチャップの作り方を紹介!簡単人気から本格レシピまで丁寧解説!
調味料の塩コショウに次いで食卓に欠かせない存在のケチャップですが、本格的に材料をそろえて過去に作ったことがある人は多くいないと思います。ケチャップは色々な食材に合うので出番が多いことは間違いありませんが、実際の家庭に出回っているのは市販のものがほとんどだと思います。実際にケチャップの作り方を知っている人は少ないのではないでしょうか?今回は簡単に作れる人気ケチャップから少し手間をかけた本格的なケチャップの作り方を調べていきたいと思います。
目次
ケチャップの起源
ケチャップと聞いて思い浮かぶのはまずトマトケチャップです。しかしケチャップとはキノコやトマト、魚、クルミなどの調味料をもとに作られたもので、中国周辺でケツィアプと呼ばれていたものがケチャップの起源になったとも言われています。
トマトを使用し作られたものをトマトケチャップと呼ぶようになりました。以降トマトケチャップと言われるのが一般的でしたが、いつしかケチャップと称されるようになり今に至ります。世界でもトマトケチャップはケチャップと呼ばれているとのことです。
代表的なケチャップ
日本で代表的なトマトケチャップと聞いたらカゴメケチャップを想像する人がたくさんいることでしょう。カゴメのトマトケチャップは明治の創業以来の味を引き継いでいます。さらにこちらのケチャップは着色料、保存料の添加物が一切使用されていません。さすが人気があるのも納得です。
ケチャップ作りに必要な材料は?
ケチャップに使われている材料はトマトはもちろんのことですが、いくつか想像がつくでしょうか。市販されているケチャップは甘味が強くさらにコクがあってしっかり香りのついたものが一般的です。大まかな材料は砂糖、塩、酢、オールスパイス、シナモンなどのスパイスです。
ケチャップの材料を聞くだけだと簡単に作れそうな気がした人も多くないでしょうか。簡単に作れるものから本格的なケチャップの作り方のレシピを見ていきたいと思います。
カゴメのケチャップの作り方
ケチャップといえばカゴメ!こちらのサイトではケチャップの作り方が登載されています。必要材料はトマト、玉ねぎ、にんにく、赤唐辛子、水、酢、スパイス、塩、砂糖と材料はとってもシンプル。作り方は小さく切ったトマトを皮ごとミキサーにかけ、その後鍋に移して全体量が2/3量になるまで煮詰めてその後裏ごしします。この工程を省きたい方はトマトピューレ缶を使用する事で簡単にピューレを作ることができます。
次はスパイス液作りです。すりおろした玉ねぎ、すりおろしたにんにく、赤唐辛子に水を加えて小さな鍋で20分加熱します。さらに香りの決め手となるスパイスの調合です。スパイスにはオールスパイス、ジンジャー、ナツメグ、クローブ、シナモン、ホワイトペッパーを各少量づつ合わせたものを酢と一緒に沸騰させないように4-5分ほど煮ます。
すべての工程でできたものを合わせ塩と砂糖を加えてトロトロになるまで煮詰めたら出来上がりです。こちらのケチャップはスパイスさえ揃えてしまえば難しくはなさそうです。工程を簡単にしたい場合にもピューレされているトマト缶で代用してしまえば簡単にトマトケチャップが作れそうです。このカゴメのレシピで作ったケチャップは本格的なものになりそうです。
本格的なケチャップのハーブを使った作り方
こちらのケチャップのレシピも少々本格的な感じが隠せません。スパイスの代わりにハーブを使用し香り豊かなケチャップが仕上がりそうです。
材料はカットトマト、赤ワイン、しょうゆ、油、アンチョビ、粉チーズ、コンソメ、砂糖、バジルの葉です。アンチョビを油で加熱し香りが出てきたらトマト、赤ワイン、しょうゆを加えてひと煮たちさせます。その後残りの材料を加え(バジル以外)煮詰めます。出来上がったらバジルの葉をちぎりソースに加えて完成です。
手間暇かけた本格的なケチャップはパスタソースにしたり、ピザのベースになるトマトソースの代用にもなりそうです。市販のケチャップでは味わえないようなコクや香りがこの本格的なケチャップでは楽しめそうです。
本格的な人気ケチャップの作り方
こちらのレシピはつくれぽが62件もあり、人気のケチャップレシピになります。作り方は簡単ではなさそうですが、おいしいケチャップを作るには時間も手間も惜しめません。湯むきしたトマト、玉ねぎ、リンゴ酢、塩、にんにく、砂糖、唐辛子、黒コショウ、オレガノ、ナツメグ、シナモン、バジルが材料です。トマトを加熱しブレンダーでピューレ状にします。
その後にリンゴ酢以外の材料を合わせて煮詰めて、ブレンダーでピューレ状にしていきます。最後にリンゴ酢を合わせて完成です。最後に一煮立ちさせることで酢の酸味を飛ばすことができます。こちらの人気のレシピのケチャップも様々な料理に使うことができます。
ケチャップ作り方のレシピ
ケチャップの作り方を検索してみるとかなりの数のレシピがあります。その中でも材料も多くなく簡単においしくできるケチャップの作り方を見ていきたいと思います。
人気で簡単なケチャップの作り方
レシピを探すときに多くの人がクックパッドを使用すると思います。ここのサイトでは数多くの人気レシピを見ることができますので、色んな作り方や材料でレシピを探したい方にはもってこいのサイトとなります。クックパッドだけでなく、人気で簡単なケチャップの作り方をいくつか紹介していこうと思います。
簡単なケチャップの作り方1
簡単にケチャップを作るのであれば、トマトでなくトマト缶を使用することで皮を湯むきする手間も省けます。こちらのレシピはスパイス系は使用していないので自宅にある調味料でケチャップを簡単に作ることができます。材料はトマト缶、玉ねぎ、砂糖、塩、すりおろしにんにく、酢のみになります。
こちらのレシピのケチャップの作り方はブレンダーが必要になります。トマト缶と細かく切った玉ねぎをブレンダーにかけたら酢以外の調味料を鍋に入れて煮詰めます。その後トマトソースが煮詰まった後に酢を入れて完成といったとてもシンプルで簡単なレシピになります。
簡単なケチャップの作り方2
こちらのレシピもクックパッドから、シンプルで簡単なケチャップの作り方です。材料はトマト、玉ねぎ、にんにく、砂糖、塩、しょうゆ、ローリエになります。トマトは湯むきをしないといけませんがこの工程さえ終わってしまえばトマト、玉ねぎ、にんにくをミキサーに入れてブレンドしたらあっという間にケチャップのベースが完成します。
ケチャップの元ができたら残りの食材を鍋に入れて弱火で1時間ほどゆっくり煮たら完成です。サラサラしたケチャップになるようです。
簡単なケチャップの作り方3
こちらも数多くのつくれぽのあるレシピより。材料はトマト、玉ねぎ、オリーブオイル、はちみつ、酢、塩、こしょうといたってシンプルです。トマトは湯むきをして皮をしっかり除いた後に中の種もほぼ除きます。玉ねぎをみじん切りにしてオリーブオイルで透き通るまで炒め、トマトを加えトマトの形がなくなるまで玉ねぎとゆっくり炒めます。
残りの調味料を加え、味を調え好みの味になったら出来上がりです。とてもシンプルで手間もなくできそうな簡単なケチャップです。
ケチャップ作りの手間
ケチャップのレシピを見ていると基本の食材はトマト、玉ねぎ、にんにくになっています。トマトの湯むきを手間だなと思う方は、湯むきの工程を省いてその後に裏ごしをしてみるのもいいかもしれませんが、裏ごしも手間だなと感じる方もいることでしょう。この裏ごしをしないと、トマトの種だったり少し形の残った玉ねぎを実際にケチャップを食べるときに感じることがあるかもしれません。
シンプルで簡単なものから手間のかかった本格的なケッチャプは色々な用途、料理に合わせて作ってみると楽しい事でしょう。本格的なケチャップを作るのであれば一つ一つの工程に時間がかかってしまうのも納得いきます。ぜひ自分好みのケチャップのレシピを探し作ってみてはいかがでしょうか。
ユニークなケチャップ
ケチャップといってもトマトだけがケチャップではないことは一番最初にお話ししました。一般的に知られているのはトマトケチャップですが、ほかにはバナナケチャップというものがあります。
このバナナケチャップはフィリピンで有名なケチャップです。原材料はマッシュしたバナナ、砂糖、酢、スパイス、水とのことです。このケチャップの赤色はどうやら着色料でつけてあるみたいです。味はといえば、酸味がそこまでなく甘味の強いケチャップのようです。
ケチャップのまとめ
市販で出回っているケチャップも十分美味しいですが、健康を気にする方や、小さい子どもがいる家族などは添加物の加わっていない調味料を使うことをより好むでしょう。ケチャップの出番は結構あるので、そんなケチャップが自宅で簡単に作れると知ったら一度は挑戦してみようと思う人も多いのではないでしょうか。
自家製のケチャップは煮沸消毒した瓶で真空にした状態であればおよそ1か月は冷蔵庫で保存できるとのことです。夏にたくさん熟したトマトが収穫出来たらぜひこれらのレシピでオリジナルのケチャップを作ってみるのはいかがでしょうか。色々な料理に出番がたくさんありそうです。